2011/09/17 - 2011/09/23
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shinkさん
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4年ぶりくらいに訪れたジャイプールは相変わらず面白いところでした。
今回、数年ぶりにバックパックを背負って旅に出て、夜行列車に乗ったりオートリクシャの運転手とやりあったりしてきたのですが、昔のように「いかに少ない金で、どこまで遠くへ行けるか」を挑戦するような感じでもなく、「それなりのお金で、効率よくいつもと違った旅をする」という雰囲気でのバックパック旅行だった気がする。
ということで、ホテルはジャイプールの高級住宅街エリアにあるマハラジャの離宮を改築したホテルに泊まり、ジャイプールを旅してみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ジェットエアウェイズ (運航停止) ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
アーメダバードから夜行に乗って、朝8時半の定刻通りにジャイプール駅に到着。列車のなかは真冬のように寒かった・・寝袋持ってきててよかった。
ジャイプールの駅から宿まではオートリクシャで移動。乗り込んでみたら、なんとメーターが!とはいえ、これが使われているところをみたことは一度もなかったが・・。 -
ジャイプールの市街街は相変わらず騒がしいです。オートリキシャはバニ・パーク地区へと行きます。
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宿に荷物を置いておき、部屋にはまだ入れなかったので、ちょっと街中を観光してみます。これは観光案内所。地図とか、現地でのツアーを紹介してくれます。今回は地図をもらうだけでしたが・・。
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郵便局の前にあるポスト。用途別に色分けされていてかわいいです。
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フォントがかわいい。デザインいいよなあ。
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これはMGロード沿いにあるエンポリウム。宝石などを取り扱っているので、入口にはガードマンがいて貧乏人お断り感がかなりあります。
この豪華な入口はシティパレスにある門を真似しているのだと、いま写真をアップしていて初めて気がついた。 -
さて、映画館近くにあるラッシー屋さん。地球の歩き方にもロンリープラネットにもでているのですが、3軒並んでラッシー屋さんがあり「一番右がいい」っていう人もいれば「一番左がいい」っていう人もいて、ガイドブック以外にもブログでも意見が分かれるところ。
まあ・・結局のところは好みの問題なので、好きなところで飲めばいいと思います。ちなみに、僕は向かって一番左端のお店がお気に入り。
理由として、しばらくの間それぞれの店を観察していると、ここのお店が一番現地の人がやってきて購入していくことが多いから。そして、4年前に来たときもここで飲んでたら現地のインド人に「ここのが一番うまい」っていわれたから。 -
値段は前と変わってない気がする。とにかく安いです。こんな感じで作っています。
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で、これがラッシー。素焼きのカップがいい感じです。これは使い捨てで、ペットボトルとかと違い、飲み終わって捨てると土に還るというところが素晴らしい。
いまのインドならプラスチックカップでもいいだろうにあえてこれをつかっている。エコロジーってこういうことをいうんじゃないだろうか。 -
ラッシーの味はかなり濃厚。一気にいけます。
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いやー、それにしても外は暑いです。雨期の終わりで天気が心配だったのですが・・全然傘いらなかった。
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さて、旧市街に入っていきます。異国に来たなあって感じします。
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トリポリ・バザールを散策。お土産物を物色。
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イチオシ
そうこうしているうちに風の宮殿に出てきました。迫力あるなあ。でも、あまりに薄い建築物なので、かなり近くに来ないと気がつかない。。
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で、さきほどのラッシーにあたったのか疲れたのか、お腹の調子がいまいちな感じがしたので、宿に戻ることに。オートリキシャのおっちゃんが道に迷って着かないんじゃないかと思うくらい遠回りしたがなんとか到着。
昼過ぎから夕方まで昼寝して過ごしました。快適。 -
で、夕方。涼しくなったし、体調も戻ってきたので外出。ジャイプール郊外にあって市街地が一望できるガルタに行ってみます。
ここは別名「モンキー・テンプル」と言われてるくらい猿が多いところで、山を登っていく道(舗装されてますが、徒歩でしかあがれない)にはいたるところに猿がいます。
こんな感じ。 -
で、なんか壁の上に座ってやらと迫力あるおじさんいるなあと思って近づいて、写真を撮らせてもらいました。
撮った瞬間に「これはすごいラッキーなことかも」と思ったのだけど、かなり迫力のある僧侶でした。どうも偉い人だったみたいで、お付きの人がちょっと離れたところで様子を伺っていて、そして色んな人が話しかけてきていました。
ホンモノに出会った感じです。ありがたい。 -
だんだんと日が暮れて行きます。市街地と比べて静かで空気もきれい。頂上には小さなお寺があります。
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お寺からの眺め。街が一望できる気持ちのいい景色を望むことができます。眼下に広がる街のあちこちからクラクションの音が聞こえてきていて、さっきまであんなうるさそうなところにいたのか・・と驚愕する。
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夕食はニロスにて。オートリキシャのおっちゃんは「高いよ、オススメしないよ」と言ってたが、まあ取りあえず定番的なところだしと思って来てみた。
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東京でいうところの「権八」とか「田舎屋」みたいな店を想像していたのだが、店内はごく普通の洋風レストランといった感じで、出てくる料理も普通に本格的な料理が出てきておいしかった。
しかし、お客さんが日本人ばかりだったなあ。この街にきてようやく日本人を見かけてホッとするような、ちょっと気が抜けるような・・・。
あと、ひさびさにジャイプールに来てびっくりしたのが、お酒が比較的簡単に飲めるようになっていたこと。前は看板も全然なくて、メニューにもあまり載ってなかった気がするのだが、今回来てみて街中にバーの看板があったりしてびっくりした。
で、僕もひさびさのビールにありつきます。やはりうまい・・。 -
さて、すっかり酔っぱらったので部屋帰ってすぐ寝ました。たぶん10時には寝ていた気がする。
あ、これはホテルの部屋にあった灰皿です。僕はタバコ吸わないのですが、この灰皿かわいかったので写真だけ撮ってみた。 -
イチオシ
翌日。ちょっと観光してみます。
まず向かったのは郊外にあるアンベール城。前に来たときはGWという地獄の暑季だったので、お堀に水はほとんどなくなにせ暑かったのですが、今回は水も沢山あって緑も美しくお城がきれいに見えます。 -
で、お城までは象に乗って上がることも出来ます。乗ってみたかったのだが、なんかいきなり山の中腹に出てきてしまい、タイミングを逃した・・。ちょっと後悔。
しかし、タイやカンボジアのアジア象と比べてインド象は大きくて、ちょっとまるっこいところが超巨大なぬいぐるみみたいでかわいい。 -
さわってみたけど、なんかむちむちしてて、愛嬌あります。次回来ることがあったら今度こそ象に乗りたい。
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ということで、アンベール城の内部。イスラムっぽいけれど、イスラムだけではない、独特の雰囲気があるお城で、とくに壁画は色鮮やかで見ていて楽しいので、また来ることが出来てよかった。
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なんとなく、「ちびまる子ちゃん」とかに出てきそうな絵のタッチ・・。さくらももこさんもインド来てるみたいだし、影響を受けたのだろうか。
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城の内部には空中庭園のようなところもあり、ここを通ってくる風は涼しくて気持ちがいいです。コンピューターでシミュレーションも出来ない時代によくこんなデザインを作ったよなあと思う。ある部分においてはいまの人々よりも断然頭がよかったのだろうな。
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もう一つの見所はこうした装飾。他の方の旅行記にも出てきますがこういった幾何学的な模様ってイスラム特有のものじゃないかと思うのですが、現代にも通じるものがある。
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どこからか笛の音が聞こえてきたので覗いてみるとこんなスペースが。行ってみたいのだけど、どうやって行っていいのかわからない・・・(あとで最後に着く出口部分だと判明)。
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ここはインド人にとっても観光地なので、色んな人が来ています。インド人って写真撮られるのが大好きな人が多いので、写真を撮っていて楽しい。
たまに、すごく疲れるときもあるけれど、贅沢な悩みです。 -
アンベールからの帰り道、オートリキシャの運転手にそそのかされて、お土産物屋さんへと行ってみる。ブロックプリントの試し刷りをしていて、見せてもらう。これはプリントする版です。
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何回かに分けてプリントをして、最後に定着液につけて完成。むかーし作った年賀状の方式と同じだな・・しかし楽しそう。意外にも楽しめました。
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ジャイプールの街へと戻ってきました。今日乗っているリキシャの運転手のおっちゃんは裏道が好きで、あちこちくねくねと通っていきます。
あまりスピードも出ないので、ジャイプールの下町散歩が出来て楽しい。こういう生活感ある風景って好きです。 -
さて、とはいえ観光は続きます。シティ・パレスに到着。
ここは現役のマハラジャが居住しているところで、一部が開放されているのですが、とにかく豪華。 -
孔雀をモチーフにしたデザインが多くみられます。ちなみに、扉の向こう側には行くことができません。残念・・。
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イチオシ
僕としてはこのデザインが一番派手で気に入ってます。すごい。
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シティ・パレスを後にして隣接するジャンタル・マンタルを見学。ここは、18世紀に建てられた天体観測のための遺跡なのですが、現代建築のデザインアートのようにも見えるくらい洗練されている施設です。
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昔の人はここで星についてあれやこれやと語り合っていたのかと思うと不思議な感じがします。
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続いては街なかを少し散歩しながら風の宮殿を見学へ。街の人とかが「あれ、外から見るもんでお金払ってなかからみても楽しくないよ」とすごくいわれます。。
そして、風の宮殿のなかに入れる場所もすごく分かりづらい・・。 -
で、これが風の宮殿を裏からみた感じ。結構しっかりと宮殿になっています。
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宮殿の上部まで上がり街を眺めます。かつてはこの光景をマハラジャの妃たちが涼みながら眺めていたのだと思う。
しかし、ジャイプールって別名「ピンクシティ」という名前があるのだが、ピンク色の建物はかなり少なく・・・ブルーっぽい感じがする。 -
で、こちらが風の宮殿の最上部。建物が薄くなっている部分を間近に見ることができます。
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さて、マハラジャの離宮に泊まりっていうタイトルをつけておきながら宿泊していたホテルのことを全然書いてなかった。
今回はジャイプールの高級住宅地エリアにあるシャープラ・ハウスという宿に泊まりました。ここは、もともとマハラジャの離宮として建てられたところで、そこを 改造してホテルとして営業中。
それほど大きくなく、そして値段も高くなく、静かでいいホテルでした。こんな感じでシャンデリアが飾られた豪華な共有スペースがあったりして、むかしはここでパーティーとかしていたのだろうなあって思う。 -
小さいながらもプールもあります。宿泊している外国人なんかは午後の暑い時間帯はプールサイドで本を読んだりしてました。
とまあ、詳しいことはクチコミでも書くことにします。 -
ということで、あっという間に帰りの日。ジャイプールからデリーまで飛行機で移動して、そこからバンコクまで。
インドって面白くて好きなのだけど、それでもバンコクまで戻ってきてタイ語を聞いたり、タイ人と話をしていたら、あの独特なゆるい感じになんかホッとしてしまった。インドはアジアではあるけれど、完全に文化圏の違う異国の地だったのだなあって感じた。
ジャイプールでは買い物とかも結構したのですが、それはまた別の旅行記で書くことにします。
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