ドイツの初秋、2010(その2)

2010/08/22 - 2010/09/01

ポツダム、ベルリン

エリア ポツダム(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はベルリンから電車で３０分、ポツダムへ。ポツダム駅は新しくてとてもきれい。駅前のバス乗り場、サンスーシ宮殿行きを待っているのはなぜか日本人ばかり５，６人です。

サンスーシ宮殿入口。世界史の舞台にいると思うと感動！

サンスーシ宮殿内部。内部はどこもこのように、白い壁に金色の装飾、豪華なシャンデリアと絵画、彫刻で飾られています。入口で「写真を撮るのならプラス３ユーロ」といわれ、「え？」と思いましたが、中に入って納得。これだけのものを保存するのはたいへんです。

夢中になって写真を撮りまくっていましたが、どの部屋もどの部屋も絢爛豪華、きんきんきらきらのオンパレードで、だんだん疲れてきました(笑)。

庭のほうから見た宮殿。

有名な階段状の花壇を降りて庭へ。ものすごく広いです。

しかもサンスーシ宮殿はこの建物だけではありません。広い広い園内に建物が点在し、ここから２ｋｍか３ｋｍ離れたところにも別の宮殿があり、その間を観光馬車が行きかっています。
でもこれほど豪華できらびやかなものは、１つ見ればおなかいっぱい、という感じです。
外へ出てみると、モーツァルト風の衣装を着た人がフルートの演奏をしていました。フリードリヒ大王はフルートの名手でしたものね。

いったん駅に戻って、今度はポツダム会談の舞台となったツェツェーリエン宮殿へ。ツェツェーリエン宮殿行きの直行バスはなかったので、駅のインフォメーションで聞いてバスを乗り継ぎました。時間によって違うので、駅のインフォメーションで聞いたほうがよいでしょう。日本だったら、サンスーシ、ツェツェーリエン循環バスを走らせそうですね。
これはツェツェーリエン宮殿入口です。サンスーシとは打って変わって落ちついた雰囲気の建物。観光客もサンスーシに比べれば少ないです。

内部もぐっと落ち着いた感じです。住むなら断然こっち。

ポツダム会議の開かれた部屋。参加国(連合国)の旗や首脳の写真が飾られています。

宮殿内部のカフェでお茶。ホテルも併設されているようです。

サンスーシほどでないにせよ、ここも広い。庭を散歩してみようかと思いましたが、あまりに広いので途中で引き返しました。こんなところに住めたらいいでしょうね。もちろん、お料理とか掃除とかをしてくれる人付きでね(^o^;

ベルリンに戻り、ツォー駅からオイローパセンターにぶらぶら歩いて、日本料理のお店へ。昨年、アイスランドでお寿司を食べそこなったので、外国のお寿司ってどんなものだろうと思って。
外国では、東南アジア系の人が日本料理のお店を開いているケースがけっこうあるとのことですが、ここは日本人経営で、スタッフもみな日本人。ネタはどこから仕入れてくるの、と聞いたら、お魚はスペインからお刺身グレードのものを輸入する、お米は日本米をイタリアで作っているとのことです。
私の隣ではドイツ人グループが鉄板焼きを頼んでいました。日本人シェフが見事な手さばきで鉄板焼きを作っていたので、日本人としてうれしい気に。ごはんが運ばれてきたので、ドイツ人はどうするだろうとちらちら見ていたら、ちゃんとお箸を使ってました！

日本人の板前さんが作っているので、当然、日本と同じお寿司が出てきます。美味しかった。
ベルリンは全般に安全な印象でしたが、博物館島にはホームレスのような人もいましたし、ツォー駅などの大きな駅には怪しげな雰囲気の場所もありましたので、一人で歩くのはやはり警戒しなければなりません。