父と行くゆっくり気ままな　今度は北京の旅　その一

2011/09/26 - 2011/09/30

　昨年の秋　主人とわたしが銀婚式記念旅行で行った北京の写真を見せたら「俺も連れてけ！案内しろや」というご命令が下り、父の全面的金銭支援のもと　でかけることになりました（やった〜！）
　前回の反省点を洗い出し、作戦を練り上げ　いざ出陣ですな。
　
　ＪＴＢのマイセレクト北京５日間
宿泊は北京飯店の故宮が見えるお部屋です。←父の希望（これを希望すると一人１泊4000円もアップするんですよ。もったいないけど。）総額にしたら去年のハワードジョンソンパラゴンホテルの倍かかってるし。
　父が言うには「来年この世におるかおらんかわからんで　眺めとかないかんわな」ということです。まあ　そんな事言わないで　来年も一緒に旅行しようよ。旅費は出せませんが・・・・よろしくね（笑）

１日目：午後１時半ホテル着　王府井ぶらつく　その後北京ダック（大董ダック海参店）夜景ドライブ
２日目：明の十三陵・慕田峪長城　夜は王府井でごはん
３日目：頤和園・マッサージ　夜は王府井でごはん
４日目：人民広場・天安門・故宮・什刹海で三輪力車　また王府井でご飯
５日目：前門・大柵欄街　ホテルでご飯　午後空港へ　21：30セントレア着

と　こ〜んな日程です。今回は父が７７歳の高齢なので、＊北京散歩＊という会社のわがままチャーター車をお願いして移動しました。日本語の話せる運転手さんなので、とてもよかったです。去年知ってたら使ったのにな〜・・残念。では　どーぞ

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

セントレア9：20発　中国国際航空で行きました。機内食です。昨年とまったく同じでした。パンの質が落ちたような気がしました。
行きも帰りも昨年と同じメニューということは・・しょっちゅう利用してる人は飽きちゃうんじゃないのかな？。
もう一度行くことはないかもしれないけど　そう思ってしまった。ちなみにチキンとシーフードが選べます。
これはシーフード。海老フライの卵とじ　サラダ　パン（バター）おまんじゅう　味はまあまあ　パンは乾き気味　お饅頭はおいしい

　北京飯店　古いです。が、ロビーはいい香りがします。
が、客室につづく廊下を歩くとカビのような古い家のにおいがします。嫌じゃないです。むしろ懐かしいようなにおい。
エレベーターは三菱製　廊下にはまだ建てた当初の写真やなんかがかかっていて歴史を感じます。父の生まれた頃なのか。いや・・もっと前だ。
フロントのお隣にＡＴＭルームがありそこで３万円ほど人民元と両替する。２４時間使えます。
帰国してから主人にレートはどうだったの？と聞かれたが、う〜〜ん　どうだったんでしょう？　いくらだったのかな・・・・

　室内は広くて窓は二重ガラスになっています。いまどきの二重ではなくてほんと古いタイプのものです。
右端のレバーを下げて1枚づつガラスを押すと外の空気を入れられます。二重ガラスやレバーのさび具合とか　自分の生まれる前からあったものだと思うだけで灌漑深いかも。廊下の白黒写真の世界の人と同じ空間なんだよね。ふむふむ。
お茶は中国茶２種と紅茶のティーバッグがあります。が、中国は茶こしがないので、日本から持ってきたものを使って飲みました。
お水は洗面所にアメニティーと一緒に毎日２本づつおいてあります。テレビ横にもお水（エビアン水）がありますが、こちらは有料で１本50元もするので注意しましょう（笑）
お風呂は最悪で、固定式のシャワーで使いづらい。浴槽もひび割れがあってお湯が漏れます。洗面台の蛇口の水圧が高すぎてバッシャーと出てくるし、トイレは逆に水圧が低いんだか流れが悪いし。壁は傷とひび割れがあるのに補修してないし。
これで５つ星かい？って感じです。
場所代なんだろうか・・。

外はスモッグのせいか視界があまりよくなくて故宮や人民広場も見えるといえば見えるけど　ちょっと残念な景色。
４日目になってやっと快晴でよい景色となりました。口コミには良い景色をのせてあります。

　ベランダへは出られませんが(鍵がかかっている）　ベランダの天井はぼろぼろです。下にも落ちたかけらがいっぱい。・・・５つ星ホテルなのに　ちょっと残念。

荷物を置いて　お金も両替してデジカメ持って　お出かけだ〜
王府井ぶらぶらに行きます。

　この日は２８度もあってちょっと暑かった。
こ〜んな飲み物やさんが通りにいくつもあって重宝しました。そこらに腰かけて飲みます。
でも腰かける前によ〜く注意してくださいね。
小さい子供をそこらじゅうでおしっこさせてますから。
デパートの通路の隅っこでおしっこさせてるのを去年も今年も目撃。
大したことじゃないのか慣れてるのか誰も驚く様子もなく平然と通過していきます。
故宮でも長城でも場所など選びません　子供のおしっこ。

「ここは何だ？」　「ここはいろんなものがある通り。ゲテモノもあるし。食べてみる？」
王府井小吃街に突入
修学旅行中の韓国の女子高生がたくさんいました。

　早速　父はこの串焼きが食べたいというので買って食べた。４本で１０元なり。
　豚バラの串焼きで　スパイスが効いていてかりっと焼けてて思ったよりおいしかった。・・・その後も食事に何度も登場する串焼きであった。
　他にも同じ串焼きの店があったけど　このお兄さん笑顔が良くて決めたのだ。
　去年来たときには何にも食べなかったけど　ここに来たからには食べた方がいいと思われる。友人はサソリを食べたらしいが、「なんともなかったよ」と言っていた。　味はどうなんだ？肝心なことを言わなかったが。

　今度は　北京名物爆肚を食べる父。
「なかなか旨いぞ。一口食べよ」と口に放り込まれた。まずくはないけど　わたしはあんまり好きじゃない。
　

　去年はなかったと思うけど、通りのあちらこちらにこんな青い大きなゴミ箱が置いてあり、汁物だろうが串だろうが缶だろうがみなさんぽんぽんと捨てていく。
　そのゴミをひっきりなしに回収しているおじさんが何人もいて忙しそうだった。
　とにかく　この大きなゴミ箱を囲むようにみな物を食べ・捨て・行き交う・・・汁が飛び散ろうが肉がゴミ箱に入らず落ちようが投げ入れる・・。なんて素敵なの　これぞ中国だわ　臭いが伝わらないのが残念。

駱駝の鞍の形に似てるとかいう北京のおやつ　リューダーグンとやらを買う　
　
４個で５元なり　おいしい　きな粉をまぶしたお餅にあんこをのせてくるくるしてある。素朴な味わい。　好きな味。

　またまたお菓子を買う　こっちはお土産用
　
　ナッツやカボチャの種とかアーモンドとかいろんなものを飴で固めた　タッフィーみたいなのの中国版のお菓子
　１個が結構大きくて厚い　15×15×3?　１０元くらい
　賞味期限が６か月あったので　日本に戻ってから食べた。
　
　食べようとしたら手でも包丁でも壊れないほど固まっていたので、袋にいれて金づちで砕いて食べることとなる。　
　味は　大変おいしいです。

　３種類ほど買ってきたのですが、どれもおいしいし、豆やナッツの好きな方なら　これでもかっていうくらいぎっしり詰まってます。飴のわりには優しい甘さで　ナッツは塩気もあります。

　果物売り　日本のものと比べて貧相な果物たち。手前の緑の姫リンゴみたいなものは　サンザシ？梅じゃなかったけど。

　赤十字じゃないんですね。紅十字・・献血カーです。

　国営デパートだったという北京百貨大楼に入ってみます。

　母へのお土産のシルクのストールを探します。というのもシルクは偽物も多いらしいので、ここなら大丈夫だと思って。

　で、入口の案内を見たらば　２Ｆに

　満記甜品がありました。で、さっそく食べました。
　お水もくれました。帰りには笑顔でご挨拶も！
　なかなかいいお店ではありませんか。

　南国系フルーツと薬草ゼリー　おいし〜
　
　食べてたらお土産見るの忘れてその後ホテルに戻ってしまった。

　さて　６時　チャーター車がホテルにお迎えにきて北京ダックを食べに連れて行ってくれます。

　日本人に評判のいい大董ダック店の３号店　海参店です。　王府井のリージェント北京ホテルのお向かい側の金宝匯購物中心の5Ｆにあります。
　
　入ったところでこ〜んな風に焼くところを見ることができます。
　
　「北京散歩」の運転手さんが一緒についてきてくれて注文までお手伝いしてくれます。１時間ちょっとしたら、またお迎えにきてくれます。

　豆苗炒め　なんておいしいの・・という味

　父の頼んだスープ　松茸スープ　美味でございま〜す

　わたしの頼んだスープ　薬膳スープ　鶏・クコ・茸いろいろ入ってます。もちろんおいしい。
　中国では　こんなおしゃれなお店はもちろん小さな庶民的なお店でもスープがおいしいですね。

たつのこ　たつのおとしご　入ってます。味はスープに出てしまった後なのかこりこりしてただけです。

　北京ダックの登場！　切り分けてくれてます。切るというより削ぐ感じかな。

こんな風にしますよ〜。と巻いてくれる。にんにくは入れてもいいか？って聞いてくれます。臭うから？　いいよ　どんどん入れて。
きれいな小姐なので　じいじはご機嫌。

　薄皮の餅と中が空洞になったこれまた薄皮のパンみたいなものに具を巻いたり　はさんだりしていただきます。
　ぱりぱりの表皮はザラメにつけるとしゅーと口のなかで溶けていきます。・・ってガイドブックにあった。それは本当だった。
　
　去年食べた全聚徳とは全然違うけど　あちらはあちらでおいしかったと思う。あっちのほうがこってりしていてジューシーかな？
こちらはあっさり上品な感じ。皮は断然こちらの方がおいしいけど。
で、ビール２本飲んだりして　二人で381元なり。

　この後、チャーター車にて夜景を見るドライブに連れていってもらう。天安門や前門・北京西駅・などなど長安街を中心に見ました。時間があったので、降りて歩きたかったのですが、お酒をいただいた父はすでに眠くなってしまっていて無理でした。そのままホテルに戻る。一日目終了。