エスキモーになった日本人（in グリーンランド）

2011/09/07 - 2011/09/21

グリーンランド生活１０日目

そういえば同じところにこんなに滞在してるのって初めてだな。世界旅行ってどちらかというと駆け抜けて行くって感じでいままで来たけど、同じ土地に腰をすえて生活してみると、人との出会いがあり、そこからより親密な関係に発展していく。　

観光であればどこか素っ気無いけどもう１０日も経つと相手のほうから中に入って来ようとしてくる。こっちのほうがその国も人も知れるから、ずっと楽しいかも。　

始めきたころよりもかなり一日の様子も変わったので、今回はこのクルスクでどんな生活をしているか紹介したいと思います。　


このブログの続き
地球のらくがき
http://ameblo.jp/tyblo/entry-11028501667.html

エリア グリーンランド

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 1.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 1.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝起きると、まずは浜辺に行ってボートの出し入れを手伝います。潮の満ち干が激しいので、朝になれば浜辺にボートが打ち上げられた状態になってします。ボートも出入れするときも狭い船着場なので２人がかりで上手に並べる必要があります。

今日は、ちょうど天気も良かったのでボートの塗装をしているところを手伝いました。これから冬にかけての準備です。

ご飯が済んだらハンター達が帰ってくる頃なので何が獲れたか見に行きます。　

昨晩はものすごい天候が悪かったので、そのせいか今日は大漁のようです。　
　
５匹もでっかいサーモンがとれたようです。
サーモンは定置網漁で捕まえるので、獲れる日もあれば獲れない日もあります。でもこの日はみんが大漁で喜んでました。

１Ｋｇ６０〜７５ＤＫで売ってくれます。だいたい１匹２００ＤＫ（３０００円）安いのか高いのか・・・　
　
釣りの合い間には、グースハンティングをします。アザラシやイルカをハンティングする銃とは違い、鳥をハンティングする時には
散弾銃を使います。運と腕が試されるますね。
ちなみに結構貴重なようで、どのハンターも売らないで自分で食べると言ってました。

　

　

朝は女性も海に出ます。グリーンランドには無数の小さい島があって、そこでムール貝やプグッガーという実を採取しにいくのです。もちろん釣りにも行きます。　

１６時くらいになると今お世話になっているトーマス一家も家に帰ってきます。（ようやくここで家に入れます。）　
夕方になるとでもちょっと身体を温めてからみんなでファイアイの家に向います。ファイアイは学校の先生で、同じく僕らにとってもフィッシングやハンティングを教えてくれる先生でもあります。　

そしてファイアイの家の前はこんな平原が広がっているからそう、ハンティングの練習にはもってこいなのです。まずはしっかり弾の詰め方から教わります。始めは失敗したら暴発するのかなあ、なんてちょっと不安でした。でも大丈夫。
意外となんとかなるもんです。　

なにかあったとしたら、スコープに目を付けて目標を狙っていた時に　「だめだよ。撃った衝撃で銃が押し戻され目が潰れるよ」　
って言われたことくらいかな。　

俺もいつかグースハンティングに行きたい！
早く上手にならいとな。

１７時くらいになると毎日恒例のフィッシングに出かけます。そういえば、トーマス一家と出会ったのはこのボートを購入したその翌日なんですよね。
試運転が終わって、船着場に停めようとしているところを手伝って、そこから会話になりそしてそのまま居候。ほんとにこのボートとトーマス一家には頭があがりません。この日もキャットフィッシュCATFISHを釣りに来ました。
キャットフィッシュって日本語にするとナマズなんだよね。だから変だなあなんて思っていたら、Havkat　又は　wolffishとも呼ぶでかい海のナマズのような魚だそうです。餌付けではなく、ルアーフィッシングです。ここでは竿を使わないで、糸で重くデカイルアーをクイって引いては落とすの繰り返しで、魚の動きに似せてつります。おっ、トーマスがでかいのが来たぞ！！
って大声をあげました。楽しそうに引き上げています。うりゃ！！あちゃー
やっちゃったね。