2004/08/13 - 2004/08/17
34位(同エリア130件中)
鼻毛マンさん
グリーンランドを国だと思っている方もいるかもしれませんが、グリーンランドはデンマーク配下にあります。
残念ながら産業に恵まれず、なんとか少数の人々がへばりついて暮らしているという印象を強く受けました。
環境は極めて厳しく、真夏の最高気温は摂氏5℃前後。
真夏だと言うのに、海には流氷がうようよ。
真冬は..考えたくもありません。
以前訪れた、南極半島と似てる感じです。
なんにしても、人が移り住むには、厳しすぎる地。
観光だけで終わりにしたいものです。
この地で撮った少女の写真は、現像してその出来の良さに感動。
体が自然に動いて撮った写真というのは、自然と素晴らしいものになるものだということがわかった貴重な体験でした。
そして、アイスランド。
その国名からは想像が付かないほど、緑豊かな大地を持つ国。
温泉と地熱を利用した、自然エネルギーによる暖房システムと、温水供給網が整った環境先進国。
この国では、温水蛇口をひねると、どの家でも温泉が出てきます。
そして、冷水蛇口をひねると、ミネラルウォーターが出てきます。
寒い地ではありますが、豊富な温泉を利用した暖房システムは、まったく公害を出しません。
人口の少なさをカバーするため、高く設定されたアイスランドクローネ。
街に朝、晩掛かかる靄。そして、晴れ渡った空と透き通るかのような青。
一歩街を出ると出現する溶岩。到るところで湧き出している温泉。
街を歩く美しい女性達に、驚くほどうまい魚料理。
そんなアイスランドに、神秘的なイメージを感じました。
次は大切な人と一緒に訪れたい。
そんな気持ちにさせてくれる国、アイスランドでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 船 タクシー 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8月13日
10:20に成田を出発し、14:45ロンドンに到着。
日本とイギリスの時差は、サマータイム適用の夏で8時間。
アイスランド行き飛行機の出発は21:10。
そのため、ロンドンの街に出て、少し観光することにした。
写真はテムズ川クルーズ船からの風景。
当初、ダブルデッカーに乗って市内を観光するつもりだったが、勝手が分らず、タワーブリッジまでの往復乗船券をゲットしての乗船。
まわり観光客ばかりであるため、自然にテンションが上がる。 -
タワーブリッジ
跳ね上げ橋の構造を持っており、この現代においても週に一度は、橋を跳ね上げていると言われている。
タワーブリッジをくぐると、船着き場だ。 -
タワーブリッジ船着き場のアイスクリーム屋
船着き場に付くと、下船するつもりが無いのに無理やり降ろされた。
そこで目に付いたのが、このアイスクリーム屋。
思わず一つ買ってしまいそうな店だ。 -
酒場
通りを渡り、公園を超え、辿り着いた先に見えてきたのがこの酒場。
なにやら大勢が立って酒を飲んでいた。
日本人には理解できない場面。 -
8月14日
アイスランド レイキャビーク市内
昨夜はロンドンから3時間のフライトを経て、アイスランドKEFLAVIK国際空港に着陸し、空港からホテルまでのFLYBUSでホテルまで辿り着くことができた。
飛行機の到着時間は現地時間で午後11時。
この時間だと言うのに、空は少し薄明るく、さすがは白夜の国といったところなのだろう。
写真はレイキャビークのホテルCABIN
アイスランドは主にデンマーク人が入植した国で、北欧の人々で構成されている。
北欧だけに、フロントお姉さんもとてもきれいなのが嬉しい。 -
レイキャビークの海岸通り
グリーランドへの日帰りツアーに参加する為、空港まで歩く。
この地の特徴なのだろうか、日が落ちてる間は靄がやけに多い。
しかし、靄越しに見える限りなく美しい空は、清々しい気持ちにさせてくれる。 -
レイキャビークの街並
北欧風なのだろうか、街中は特徴的な通りが続く。 -
グリーンランド到着
グリーンランドへはレイキャビーク空港から2時間のフライト。
周りを見回すと、実に多種多様な人種が参加している。
若い人が少なく、どちらかと言うとお年を召した方が多い。
やはり、グリーンランドは特異な地なのかもしれない。
機が着陸態勢に入ると、グリーンランドのダイナミックな地形が遠目に見えてきた。
機内は、窓の外を見つめる人々で騒然。
所々に流氷がさも当たり前かのように浮いている。 -
グリーンランド到着
「きゅっきゅっきゅざぁーー」というへんな着陸音と共に滑走路に滑り込む。
機の速度が落ちてゆくと、着陸音の意味がわかった。
滑走路がじゃりなのだ。
機を降りて、じゃりの滑走路に降り立つと、さらに感慨が増す。 -
氷河クルーズ
空港に到着すると変なおじさんと引き合わされ、モーターボートに乗り込む。 -
ボートが動き出すと、今度はすごい風。
摂氏5度ぐらいだろうか、この地の寒さと、ボートが前進する風の強さでちょっと寒い。
しかし、流氷を掠めながら突き進む爽快感はなかなかのものだ。 -
氷河
氷河の入り江に着いたので、もう少し氷河の近くに行ってくれとリクエスト。
しかし、おじさんは堅い表情で少しづつ少しづつ近づくだけ。
本当に氷河を恐れているようだ。 -
犬ぞり体験
岩場に上陸し犬ぞりを体験。
氷河の上に立つと、これが思いのほかすべる。
スニーカーではずるずるずるずるすべるため、おじさんがロープを渡して引っ張ってくれた。
犬ぞり自体は、短い区間の往復だけの簡素なものだった。
おそらく、どこかに移動する目的じゃないと犬ぞりは楽しめないのだろう。 -
グリーンランド クルクスの街並
赤、青、緑の原色をペイントしたかわいい家々。
上陸して、町並を下り、お土産屋さんに入ると、飛行機で一緒したメンバー達がたむろしてた。
どうやらここで合流のようだ。
町は池を中心に学校やお店などが申し訳程度に並び、そのさらに周りの高台に住宅がポツリポツリと建っている。
住宅への高台を登る木の階段を上がるだけで、町を一望できる。 -
美しい少女の写真。
町を見ていると、下から美しい少女が駆け上がってきた。
自然に「写真撮りたいのだけど、いい?」聞くことができた。
流氷と小屋をバックにいい写真が撮れた。 -
教会で、ガイドによるこの地の歴史説明。
ほのかな明かりの中、受けるレクチャーは、気分だけでもいい感じ。
僅か4時間程度の、心地よいグリーンランド滞在だった。 -
高級レストランでのラムディナー
アイスランドはラムと魚が美味いとの情報を受け、ラムディナーに挑戦。
アイスランド航空のレジメに従い、ロタナホテルというホテルの1Fに行き、予約なしで飛び込んだ。
ウエイトレスのお姉さんが、何やら話しかけてきたが結局何がなんだかわからずテーブルにご案内。
メインのラムとスタータとグラスワインの赤をオーダー。
無事、オーダーを終えると、ちょっとづつちょっとづつ、食事が運ばれてくる度に、なにやら呪文のような言葉を僕に投げかけてくれるのだが、当然のように何を言ってるのか訳がわからない。
おとなしく来たものを食べることに集中した。
写真は、スープ,奇妙な味の前菜が5品ほど続いた後に出てきたメインのラム。 -
サンセット
ラムディナーの後に海岸に出て、サンセットを待つ。
そして午後10時半ようやく始まったサンセット。
若干雲出ていたが、充分に美しい。 -
8月15日 アイスランド日帰り観光
レイキャビーク全景。
アイスランドディツアーに参加し、レイキャビークの街を一望できる丘で一枚。 -
地球の割れ目ギャウ
遙か太古から割れ始め、この現代に於いてもなお割れが続いていると言う。
避けた崖には、黒,茶,オレンジなど、さまざまな地層が幾重にも重なっている。
自然の偉大さに触れ、不思議と心が穏やかなる一瞬。 -
グリフォスの滝
遙か向こうにある幅100mほどのダイナミックな滝から、水しぶきが濃い霧雨のように降りかかる。 -
ラムスープ
ガイドがグリフォスの滝のレストハウスのラムスープが絶品と言っていたのを聞き、トライした。
が、日本円で1800円余りとべらぼうに高いのには閉口。 -
間欠泉ガイザー
アイスランドで最もメジャーな観光地と言えば空高く噴き出す間欠泉。
間欠泉は英語でゲイザーと言うが、その呼び方のルーツとなったのが、この間欠泉である。
ガイザーはその昔、約80mぐらい吹き上げたものがあったが、現在休眠中。
そのかわり2代目ガイザーが、30mぐらい吹き上げている。
写真は、噴き上げているガイザーの奥にある静かなスポット。
澄んだ温泉が少しずつ少しずつ掛け流しみたいになっておりきれいだ。 -
観光客が最も多く集まる間欠泉ガイザー。
じぃ.. と見ていると、表面がゆっくりと引いたり膨れたりを繰り返しているのがわかる。
暫く我慢していると「ジョワーッ!!」という音と共に噴射が始まる。 -
噴射するガイザー
勢い良く湯が噴き出すと、湯が風下に立つ観光客に降り注ぐ。
ちょっとだけ降り注がれたい衝動が湧いたが、大人なので我慢。 -
大きなクレーター
アイスランドにはこのような大きなクレータが数多く残っている。 -
ブルーラグーン
アイスランドが誇る、世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」
ガイドにバスの発着地点まで送ってってもらい到着。
水着を持っていなかったが、レンタルがあり貸してくれた。
レンタル料金は約1500円。
そそくさと入ってみると、入り口付近はぬるめ。
奥の方に行くと、突然熱い帯が出現する。 -
魚ディナー
ブルーラグーンから戻り、街を彷徨いながらよさそうなレストランでの本日の魚ディナー。
これが、めちゃくちゃうまい!
なにがなんだかわからないけど、ホントにうまい。
料理に感動するなど、温泉旅館の朝食以来だ。 -
8月16日 二回目のロンドン観光 ダブルデッカー
アイスランドを出国し、ロンドンで二回目の観光に降り立つ。
ダブルデッカー乗り場で5.6ポンドを支払い乗車。
乗りこむと説明用のイヤホンが配られ発進。
説明は各国語のチャネルがあり、日本語もある。 -
世界一まずいローストビーフ
ダブルデッカーから降り、ロンドン名物ローストビーフを食べにレストランに来た。
スープと前菜と、ローストビーフをオーダー。
美味しいスープと美味しい前菜を味わってると運ばれて来たのがこのローストビーフ。
ぱくっと一口。
なんだろう?この味は?
決して強くまずい訳ではないが、まったく美味しくない。
中途半端なまずさなのが、始末に悪い。
世界最高にまずいローストビーフで、この旅が終わった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- morimoriさん 2013/11/07 18:50:11
- スゴすぎです!
- 鼻毛マンさんへ
初めまして!ご訪問&ご投票どうもありがとうございます(^^)。
もう、本当に私が行きたい場所ばかりです!グリーンランド・アイスランドは今一番行きたい場所です!
読んでいてたまらなくなりました(T_T)。写真から美しい風景画が伝わってきます〜。なんか空気が澄みきってる〜。グリーンランド・アイスランドはツアーですか?
南極旅行記も、南アフリカもすべて羨ましいです( ´艸`)。よくあの地でバンジージャンプしましたね!!度胸ありますねぇ☆
まだまだ旅行記読ませて頂きます!
楽しみです!
- 鼻毛マンさん からの返信 2013/11/07 21:41:30
- ありがとーございます〜
- morimoriさんこちらこそ初めまして。
こんな拙い旅行記にコメント残してくれて本当に嬉しいです。
グリーランドへはロンドンまでの航空券を握りしめながら、ロンドンからアイスランド手配、そしてレイキャビックからのグリーンランド日帰りツアーをファイブスタークラブに手配してもらいました。
我ながら、たった5日間でよくここまで行ってこれたものだと今更ながら思います。
この頃はカメラがうつるんですだったので画質が悪いですが、けっこう映るものですよね。
うつるんですにもグレードがあり、画質が悪いAPS方式、画質の良い35mmフィルム式に分かれれて、僕は画質にこだわって35mm式27枚撮りをコンビニで2つ買って旅行に行っていました。
今はいっちょまえにミラーレス一眼レフでフルオートで撮ってますが、やっぱり画質が違うものですね…
こんなに違うとはその頃は思ってもみなかったなぁって、今この旅行記読み返して感じ入っています。
でも、撮り直しができて1000枚ぐらいまで取れるデジカメより、54枚しか撮れない35mmうつるんですの方が良いこともありました。
それは気合。
今日は5枚、この場所では1枚と決めてシャッターを押すと、不思議と良い構図で撮れたなぁって思います。
それに比べていまはバシャバシャ撮ってますからえらい違いです。
ビクトリアフォールのパンジーは、確か少し前に墜落事故があって、今はもうやってないかもしれません。
あれはこれまで生きていていちばん怖かったです。
もし、やってたら、ぜひトライしてみてください。
その日一日は周りのたくさんのひとから声を掛けられますよ〜!
グリーランド等行かれて旅行記アップしたときは連絡くださいね。
全速力で読みにいきます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
グリーンランド の人気ホテル
グリーンランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
グリーンランド最安
1,560円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
30