6．雨季でも楽しい！中秋節のベトナム　～デタム通り界隈の夜と、ホーチミン最終日～

2011/09/09 - 2011/09/10

ホテルのあるデタム通りの周りをまだあまり散策してなかったので、ぶらぶら。
翌日、ハノイ行き直前までホーチミンを楽しむ。
が、雨季に関係なく、また入れない場所があったのでした。。。

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k.m.p.著「ベトナムぐるぐる。」と、「東野・岡村の旅猿　ベトナム編」を観て以来、いつか必ず行く！と決めていたベトナム。8月下旬のある日、録画していた「東野・岡村の旅猿　ベトナム編」を観なおしていて、「今すぐベトナムに行きたい！！」と急に思い立ち、2週間後に旅立ちました。
出発日間近の手配のため、乗継ぎ1回でベトナムに行ける安い航空券は全て満席。北京経由でシンガポールへ入り、シンガポール～ベトナム間はLCC利用。利用した航空会社は計4社、7回も飛行機に乗る羽目に。が、それもまた面白かった！

雨季ゆえ、また、いきあたりばったりの旅ゆえに、行けなかった場所も多々ありましたが、その方が次回の旅の楽しみが増えるというもの。。。

9/5　　名古屋 → 北京 → シンガポール（泊）
9/6　　シンガポール → ホーチミン（泊）
9/7　　ホーチミン（泊）
9/8　　ホーチミン → ファンティエット（泊）
9/9　　ファンティエット → ムイネー → ホーチミン（泊）
9/10　 ホーチミン → ハノイ（泊）
9/11　 ハノイ（泊）
9/12 　ハノイ → ハロン湾 → ハノイ（泊）
9/13　 ハノイ → シンガポール（泊）
9/14　 シンガポール → 北京 → 名古屋

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

前の旅行記はこちら↓
http://4travel.jp/traveler/tomonsavon/album/10604243/

9月9日。旅行5日目。

ファンティエットからホーチミンに戻ってきた。

車の中から撮影したのでブレてますが。

最初、新装開店のお店かと思った。

これはお葬式の飾りつけらしい。

ガイドがおすすめのバインミーを買ってきてくれた。

パンは軽くトーストしてあって、サクッ、モチッとした食感。

ハム、パクチー、香草と、ペースト状の調味料が入ってる。

ダイコンも入ってるんだけど、なぜか合う！

けっこう大きかったけど、ペロリと食べちゃいました。

De Tham通りのsasa cafeの隣に、トラックの荷台を使った特設ステージが。
何かイベントがあるのかな。

sasa cafeは1階がレストラン、2階がネットカフェになっている。

日本語入力もできて便利。

1時間6000ドン≒22円です！

この後、Pasteur通りでショッピングしようと思っていたが、またしても土砂降り。

とても外に出られそうにないので、sasa cafeで止むのを待つ。

通りの向こうでは、雨どいから落ちてくる雨水で体を洗うおじさんが。。。

シャワーないのかな？節水？

気付いたら足元にいたネコ。

この後、同行者の膝に飛び乗ってきて、いきなり洋服で爪を研ぎはじめたので慌てて降ろされてた。

小雨になってきたので、ホーチミン初日に通りがかって気になってたお店で夕食をとるため、Bui Vien通りへ。

お店の名前は分からないんだけど、De Tham通りを背にBui Vien通りを少し歩くと、左側にあります。

20人も入らないくらいの小さなお店。焼肉や鍋料理がメインのようです。

私たちが行ったのは午後7時ごろで、ほぼ満席でした。

お肉の焼けるいい香りがしてたので、ベトナム風バーベキュー79000ドン≒290円を注文。
生野菜のサラダ付き。

お肉と一緒にハサミも置かれた。

焼きあがったら切る、韓国焼肉スタイル。

お肉の横にはオクラ。

甘めのタレでいただく。

おいしい！

焼肉1人前、チャーハン1人前、ビール大瓶2本で22万ドン≒800円。

この日は金曜日、観光客より地元の人が多いかも。

Bui Vien通りから Pham Ngu Lao通りの方へ出ると、前日にガイドたちと行ったフォー店、PHO QUYNH（323 Pham Ngu Lao St. Dist1）を発見。

24時間営業で地元の人にも観光客にも人気の店らしい。実は３階建てだった。全然気づかなかった〜。

そのままPham Ngu Lao通りを進むと、フルーツジュースの店が。

どれにしようかな、、と悩んでいると。

「ほら、ここに座りなさい」と話しかけてきたおじさん。

まだ雨が降ってたので、遠慮しました。。

たくさんフルーツが並ぶ。

パッションフルーツのシントー（フルーツ・氷・練乳をミキサーにかけたもの）に決定。

女性２人が忙しそうに作ってました。

「帰って飲む」と言ったら、ピカチュウの袋に入れてくれました。

種のつぶつぶがちょっといまいちな見た目ですが、
味は最高！パッションフルーツの酸味でサッパリ！
15000ドン≒55円でした！

この２人は、An An 2 hotelのレセプションの子。

メガネの子は早番、もうひとりの子は遅番だと思ってたんだけど、このときはたまたま２人ともいました。

その日によって違う色のアオザイを着てるんだけど、出勤直後や退勤前の私服はすごくおしゃれで、いまどきの若い女の子、って感じだった。

いつも笑顔で迎えてくれたので、とっても癒されました！

An An 2 hotelはランドリーサービスが安いのもうれしかった。

Tシャツ１枚8000ドン≒30円、ハンドタオル3000ドン≒11円！
30点くらい出したけど、500円かからなかった。

この後泊まったハノイのホテルはTシャツ1枚1ドルだったので、そこでは出しませんでした。

9月10日。旅行6日目。
この日は午後3時の便でハノイへ移動するので、早めに行動開始。


朝食を食べに、またPHO QUYNH（323 Pham Ngu Lao St. Dist1）に行っちゃいました。

この日も賑わってます。

肉団子入りのフォーにしてみた。40000ドン≒150円。

やっぱりおいしい。

ここ2日ほど、ローカルなところばかりで食事し、氷入りのドリンクもたくさん飲んでたので、少しお腹の調子が悪かったんだけど、そんな私にもやさしいフォー。大好き。

タクシーでサイゴンセンター（65 Le Loi St. District 1, Ho Chi Minh City）へ。今日こそはPasteur通りで買い物するのだ！

サイゴンセンターは、低層階はショップ、高層階はオフィスなどが入っているようです。

買い物の前に、サイゴンセンター1階のCafe Terraceというオシャレカフェへ。

マンゴージュース60000ドン≒220円。

カフェでは、いろんな人を眺めるのが楽しい。

何かを売ってる？

パジャマ姿のかわいい女の子。

先にトイレに行った同行者が「トイレ探して10階まで行ったよ」と言う。
え〜っ！？と思いながらエレベーターで10階まで行くと、掃除中！

中にいた人に、「入れる？」と聞いたら、「入れるけど・・」と床に視線を落とす。

いままさに掃除スタート、という感じで、水と洗剤で床はびしょびしょだったんだけど、入らせてもらいました。。。

10階には博報堂のオフィスがあった。

Pasteur通りからTon That Thiep通りに入り、プロパガンダグッズのお店、Saigon Kitsch と Dogma（43 Ton That Thiep）へ。
1階のSaigon Kitschはバッグ・ポーチ・食器類など、2階のDogmaはポスターや洋服を扱っています。

店内は撮影NGでした。

ベトナムの物価からしたら少し高いけど、デザインがいい雑貨がたくさんありました。

ポーチ、ポストカード（3ドル）、マウスパッド（100000ドン≒370円）など購入。

斜め掛けバッグは、国営デパート内のThuong Xa Taxで購入。
ザオ族の刺繍風。33000ドン≒120円。財布・カメラ・iPhoneがちょうど入るサイズで、旅行中大活躍でした。

ショッピング後、徒歩で、ベトナム戦争終結の地である統一会堂（旧南ベトナム大統領官邸）へ。

土曜日の朝ですが相変わらずバイクは多い。

統一会堂の前に来ると、なんだか物々しい雰囲気。

入ろうとしたら、「No！」と警備の人に遮られました。

なんで？と聞くも、英語があまり話せない人だったので、理由がわからない。

いつになったら入れる？と聞いたら、今日はダメ、とのこと。

写真は撮っていいとのことだったので、外観のみ撮影。

この後空港で知り合ったベトナム人に教えてもらったところ、2日前の9月8日、ベトナムの元国家評議会議長　ボー・チ・コン氏（99歳）が亡くなったそうで、追悼セレモニーをしていたようです。

そのベトナム人によると、この前後数日は、有名歌手のコンサートも中止になったとか。

ボー・チ・コン氏略歴
１９３０年から革命運動に参加、３５年インドシナ共産党（ベトナム共産党）入党。７６年の第４回党大会で党政治局員に昇格。副首相などを経て８７年から国家評議会議長（国家元首）を務めた。

　９１年の第７回党大会で政治局から退き、９２年に国家評議会議長を退任したが、その後も党中央委員会顧問を務めるなど活躍した。

前日に見たお葬式の飾り付けより、おとなしい色使いでした。

それにしても、タイミングが悪い私たち。

あきらめて次の場所へ移動。

ベトナム戦争の資料館、戦争証跡博物館へやってきました。

1階には、各国の、ベトナム戦争反対ポスターなどが展示されています。

日本のコーナーはかなり大きくとられていました。

展示してある写真の多くは見ていて辛くなるものばかりだった。
でも、いままであまり知らなかったベトナム戦争について考えることができた。

そんな中で、一番印象に残った写真。

外には戦闘機や戦車が展示されていました。


そろそろホテルに荷物を取りに行かなくては、とタクシーに乗る。

ずっとボラれていなかったので油断してしまい、乗車時にメーターを見るのを忘れてた！

途中で「なんか高くない？」と気付く。どうやら、メーターをリセットされてなかったようだ。

ホテルに着いた頃には、相場の2倍くらいになってた。

おかしい！と主張するも、相手はなかなか折れない。「メーターチェックしてないのが悪いんだ！」と言わんばかり。

結局、相場の1.5倍くらい払って降りました。油断禁物・・・。

最後に、ランチを食べにsasa cafe（242 De Tham St,Dist1）へ。

特別なメニューがあるわけでもなく、ものすごくおいしいわけでもないけど、居心地がよくて何度も通ったお店。

昨日のネコが店員さんにすり寄ってる〜。

なんか文句ある？と言いそうな表情。

ホットのミルクコーヒーを注文したらこんな感じで。

ポットにはお湯が入ってるけど、自分で濃さを調整するってことかな？
私はそのまま飲みました。

フルーツヨーグルトを注文したら、別々に出てきた。

パイナップルとバナナ以外はイマイチで残念。

しっかりメーターを確認して、タクシーに乗車、空港へ。

ふと窓の外を見ると、フランスかオランダにありそうな配色のビル。

教会？

JAPAN SHOP ハチハチ、の後に・・・

レストラン？キチキチ。

あっという間に国内線ターミナルに到着。

料金所のようなところはなかったようだが、国内線ターミナルでも出ていくときはお金を払うんだろうか？それとも国際線ターミナルのみ？

チェックイン前、ここでホットコーヒーを買ったら、薄いプラスチックのカップ（明らかにCold用）に入れてきた。しかもストロー付き！

気を付けて、と言われたけど、とても持てないのでタオルにくるんで飲んだ。

ベトナムでホットコーヒーのテイクアウトなんて、誰もしないのかな？

右側にチェックインカウンターが並んでいる。

ベトナムの国内線は、ベトナム航空、ジェットスターパシフィック、エア・メコンの3社が就航。

今回の旅行の手配をするまで全く知らなかったエア・メコン。

興味があったので乗ってみた。
（予約のタイミングによるが、私がチケットを購入したときは3社の価格に大差はなかった）

カウンターに着いたのが出発の2時間15分前、2時間前になったらチェックインできる、と言われて待ってたけど、結局カウンターに職員が来たのは出発1時間半前だった。

待ち時間に食べた小さいクロワッサンサンド、32000ドン≒120円。空港内はやっぱり高い。

期待してなかったんだけど、意外においしかった。クロワッサンとバターロールの中間のようなパン。具のソーセージ、パンのバターと塩分がやや強めなのがポイント。

イスがカラフル。

搭乗口で、「ハノイに行くんですか？」と日本語で話しかけられた。

日本の大学に留学中のベトナム人だった。このときは夏休みで帰省していて、ホーチミンの友人に会った後、ハノイ近くの実家に帰るところだそう。

彼に、統一会堂に入れなかった理由を教えてもらってすっきりした。

搭乗開始。

エア・メコンは2010年10月に就航したばかりらしい。知らないわけだ。

就航都市はベトナム国内のみで8都市。

本社はリゾート地のPhu Quoc（フーコック）島。

搭乗券が感熱紙ってところがLCCっぽいが。。

2時間のフライト、しかも国内線だから出ないだろう、と思ってた機内食が出た。

しかもかなりおいしい。機内誌を読んだところ、機内食には力を入れているエアラインらしい。

CAもすごく感じがいいし、なかなか悪くないエアラインだった。

運賃は約6000円。

次の旅行記はこちら↓
http://4travel.jp/traveler/tomonsavon/album/10604455/