2013/03/16 - 2013/03/16
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naocomさん
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2012年夏のある日、4Tからのメールを見ていたら「ソフトシェルクラブに感動!」(by まかろんさん)というタイトルが目に留まった。早速ページにジャンプすると、なんでもホーチミンに絶品ソフトシェルクラブ料理を出す店があるらしい。ホーチミンか。行ったことないしな。
私は夫Yを家の近所のタイ料理屋に呼び出し、ソフトシェルクラブの卵カレー炒めなどを注文してからホーチミン行きのプレゼンをはじめた。ベトナムのツアーは、タイなどと比べると格安だったのだ。Yの合意を取りつけて11月出発のANAのツアーに申し込んだけど、結局それはANAのSFC取得計画が持ち上がったことでいったんキャンセルすることになった。
2013年にSFCの取得をめざすことにした私は、1~3月のアジア方面のプレミアムポイントが非常に効率よく稼げることを知って、3月に同じツアーをビジネスクラスにアップグレードして申し込んだ。1月だったのにすでにビジネスは空席待ちという人気ぶり。なんとか空席をゲットし、偶然旅行日のかぶった憧れトラベラーのMARIELさんとホーチミンでお会いする約束をして、出発を楽しみに待った。
出発の4日前、思いがけず私の妊娠が判明した。「妊娠初期 飛行機」でネット検索するとちょっとこわいことが書いてあったりして慌てて婦人科を受診するとまだ胎のうも確認できないほどの初期で、「かりにこの時期に流れてしまってもお母さんの行動のせいではありません。旅行はまったく問題ありません。」と言ってもらえてひと安心。
はじめて訪れたベトナムは「これから発展するぜ!」という勢いにあふれる国だった。そしてかの地特有の洗礼にも遭った・・・。
訪問国:ベトナム(ホーチミンシティ・ミトー)
テーマ:バカンス
同行者:夫
日数:5日
キャリア:ANA
旅費:1人あたり 15万円(沖縄往復を除く)
本日の訪問場所
・羽田空港
・那覇空港
・成田空港
・ホーチミン・タンソンニャット国際空港
・ルネッサンスリバーサイド
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ANAセールス
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きょうは5時すぎに起床して支度をした。あまり海外に行く緊張感がない。まずメイクをして持っていく化粧品を確定し、キャリーケースの中身をきれいに詰めなおして荷物リストをチェックした。
妊娠が判明したのは今週の火曜日だったけれど、そのときはこの旅行が危機に瀕していることに気づいていなかった。ところがネットで調べると、妊娠初期の飛行機はできるだけ避けるべきものらしい。でも次の日に行った婦人科ではまだ着床が確認できず、旅行に行ってもまったく問題ないとのことで、キャンセルを免れた。 -
私だけ、出発前に修行のための沖縄往復。Yとは成田で落ち合うことにしている。Yはきのう遅く帰ったので疲れてまだ寝ていた。りんごをむいて3切れ食べ、出発時間になり、東京はまだ肌寒いのでサンダルではなくランニングシューズをはいて出かけた。7時前のエアポート特急でまずは羽田空港へ。
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きのう空席確認をした時点で、私の乗る飛行機のプレミアムクラスは往復とも満席(行きは普通席も満席)だったけど、荷物を預けつつ一応キャンセル待ちに申し込んだ。ついでにマタニティタグをもらったら、予定日と体調を聞かれた。先月の沖縄往復時とちがってセキュリティチェックはぜんぜん混んでなかったのでスムースにセキュリティ内へ。
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十分時間があるのでカードラウンジに行った。朝なのでベーグル類が用意してある。窓際の席に陣取り、りんごジュースとシリアルパンをもらって食べた。ANAラウンジは食べ物はおつまみしかないので、もしかすると朝にかぎってはカードラウンジのほうがいいかもしれない。
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8時をすぎるとゲートに向かった。全然期待してなかったけど、プレミアムの空席は結局誰もゲットできなかったようだ。すでに一般乗客が列をなしていて、それが捌けるのを待ってゲートを通った。すっかり忘れていたけど、私は2階席を予約していた。
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飛行機の2階に乗るのははじめて。窓側座席には物入れもあっていい感じ。席に着くとCAがブランケットを持ってきて、「ご体調はいかがですか?」と聞いてきたのにはちょっとびっくりした。
フライトは定刻出発。ほんとうに満席のようだ。朝早かったので機内では音楽を聴きながらうとうとしていた。飲みものは水をもらった。 -
那覇に着くとまわりの人が降りるのを待ってゆっくり降り、ゲートを出たところのカウンターで成田行きのプレミアム空席待ちを申し込もうとすると搭乗手続きを終えた乗客で満席になったと言われた。
バゲッジクレームでまだ荷物が流れていないのを見てトイレに行って戻ると、私の荷物が最初に出てきた。荷物にプライオリティタグがつけてあったのだ。これは助かる。妊婦じゃなくても妊婦って言ってしまいそうだ。
出口を左手に進むとカードラウンジの華ラウンジを見つけた。ほかにすることはないので入ってみる。手狭なラウンジで廊下まで椅子が並べてあるところからすると混雑時はなかなかすごそうだ。ひととおりの飲みものは揃っていて、アセロラドリンクをもらい、すこし落ち着くと荷物を整理してサンダルに履き替えた。 -
次のフライトでは荷物を持ち込みにするのでそのままセキュリティチェックに行くと、乗り継ぎがある場合はカウンターに行く必要があると言われて通してもらえなかった。しかもまちがえてJAL側のセキュリティチェックに来てしまったらしい。3階のカウンターに行くと先日と同じグランドスタッフが対応してくれて、預け荷物がないならこのまま入れますと言われた。下で言われたことを話すとなぜかチケットを再発券してくれて、もう一度セキュリティチェックへ。先月みたいにキャリーケースが大きすぎるとか言われなくてよかった。
成田行きのゲートにはものすごい人だかりができていた。しかも、ほとんどが基地関係と思われるアメリカ人。よく見ると、ゲートの先頭に妊婦が待機していた。そうか、妊婦は上位クラスよりも先に乗れるのか。私もそそくさと並んで、ゲートのオープンと同時に搭乗した。 -
機内で日記をつけはじめる。飲みものは水をもらった。コーヒーにしてもいいんだけど、最近不整脈がひどいのが気になる。
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成田に到着した飛行機は沖止めになって、バスで移動。バスはともかく荷物を抱えてタラップを降りるのはなかなかきつい。ゆっくり降りたので2台目のバス。ちゃっかり優先席に座り、1台目のバスの直後に到着した。が、これは喜ぶようなことではなく、降りた先には国際線用のセキュリティチェックと出国審査が待っていた。列の進みは遅く、2台目に乗った時点ですでに敗者だということがわかった。並んでいるのはいま到着した那覇便の乗客だけだけど、ほとんどアメリカ人なせいかやたら時間がかかるのだ。
Yと連絡を取りつつ30分くらいかかってやっとセキュリティ内へ。ラウンジがどこにあるのかよくわからず、「航空会社ラウンジ」と書かれたエスカレーターを上るとすぐにあった。ラウンジは広いのでYがどこにいるかわからない。 -
電話をかけると、乗り継ぎ口で待っていると言う。行き違いになってしまった。Yが来るのを待って席に落ち着いた。ラウンジはかなり混んでいて、奥のほうに行かないと空きが見つからなかった。
とりあえず、お昼も食べていないので麺コーナーできつねうどんをオーダー。意外と小振り。野菜ジュースももらって席に戻る。うどんの写真を撮っているとYもきつねうどんをもらってきた。Yはここに来る前にもう一つのラウンジでもかき揚げそばと軽食をひととおり食べてきている。 -
うどんを食べ終えると今度はビュッフェ式の軽食コーナーへ。人が多いせいか、かなり品薄。サンドイッチやスープや焼きそばをもらって食べた。食後にはハーブティーをつくって、写真を撮ったり地球の歩き方を見たりしながらすごす。ラウンジを出るころにはかなりすいてきていたけど、食べものの補充もなかった。
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ゲートに着くと、まさに優先搭乗がはじまるところだった。列に並んで、最初の一陣で搭乗。乗ってみてショック。767-300の新造機を期待していたのに旧型のシートだった。さすがに足元は広く、キャリーケースも楽々置けるくらい。着替え用のワンピースを出してキャリーケースを片づけ、ふとんをかけて早々とリラックスできた。
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ウェルカムシャンパンは飲めないので緑茶で。でも緑茶もあまり好ましくはない。
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モニターは全席格納式で、水平飛行に入らないと取り出せない。
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機内食は和食を選択。お皿でサーブされるのかと思ったらお盆に載ってやってきた。ホットミールはアルミの蓋がかぶせてあって、エコノミーの食事に毛が生えた感じだった。でも料理はそれなりに凝っていておいしかった。欲を言えば、おかずはもっと少なくていいからごはんがほしかった。アルコール飲んでれば気にならないかもしれないけど・・・。
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Yは洋食を選択。
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デザートはぽそぽそしたバウムクーヘンで残してしまった。コーヒーはディカフェ。
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機内映画は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』を観た。最初のうちは期待していたけど、漂流の場面が冗長すぎて苦痛だった。でもまあこんなものかなと思う。
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映画を観ているあいだ、のどの乾燥を感じた。のど飴とマスクの登場。映画が終わるとトイレに行って夏のワンピースに着替えた。旧型のシートなので、窓側から通路に出るとき、前の人が座席を倒していたら通路側の人に立ってもらわないといけない。これじゃエコノミーと一緒じゃん、と大してお金払ってないくせに不満たらたら。
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モニターの案内をいろいろ見ていたらなかなか笑えた。「機内サービスのご案内」で次の画面に遷移すると・・・。
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「座席前ポケットのガイドをご覧ください」だってさ。
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ほかもこんなのばっかり・・・。寝るような時間でもないし好きな映画もやってない。中距離なので耐えられるけど。
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定刻より30分近く早いランディング。ビジネスクラスの優先降機で入国も荷物のピックアップもスムース。早すぎて迎えの人が来ていないかもと思ったけどちゃんと来ていて、専用車でホテルまで。
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ねっとりした空気。南国特有の簡素な建物、そしてバイクの海。なんだか台湾に似ている。車もバイクもまったく秩序なく走っているという噂だったのでもっとハチャメチャなのかと思ったら意外と普通。車はクラクションを鳴らしながら前方のバイクに注意喚起。
わずか15分ほどでホテル、ルネッサンスリバーサイドに到着。クラブフロアなのでガイドさんとはロビーでお別れかと思ったら、クラブフロアまでしっかりついてきてチェックイン手続きしてくれた。日本人スタッフはいない。気になっていた無料WiFiのことも聞いてもらって、マリオット会員に入会。入会しなければネットが有料なのだ。 -
ガイドさんが帰ってからもしばらくラウンジでネット環境の整備。私たちのあとにも次々と日本人ツアー客がチェックイン。このホテルには日本人かアメリカ人しかいないように見える。パブリックWiFiにはつながったものの、部屋に入るとゲストルームWiFiになかなかつなげず、つなごうとすると料金プランが表示されて閉口した。
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部屋が汚れないうちに写真を撮りまくる私そっちのけでネットをつなごうといらいらと試行錯誤するY。
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洗面所。
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ミニバー。
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ディカフェもある。
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クラブフロアだけど部屋の広さは他のフロアと同じ。
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荷物もやってきたので、ラウンジが閉まらないうちにスタッフに聞きにいこうと提案し、再度ラウンジへ。スタッフもよくわからなかったようだけど、パブリックにつないだあとにすぐゲストルームにつなげればスムースにいくみたいだった。
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疲れていたけどお風呂に浸かりたかったのでバスタブにお湯を張り入浴。明朝は1階の朝食に行くことにして、ほどなく就寝。
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この旅行記へのコメント (2)
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- MARIELさん 2013/08/08 21:32:10
- 体調いかがですか??
- naocomさん、
今晩は。
その後、お元気にされてますか?毎日すこぶる暑いので妊婦さんはお辛いでしょう??
十分ご自愛下さいませ(*^^*)
ホーチミン、楽しく拝見しました.。
旦那様にプレゼンしたり、OKA修行付けたり出発前も色々大変だったんですね〜。
スマートなnacomさんらしい、鋭いツッコミ満載の旅行記!続きも楽しみにしております。
Mariel
- naocomさん からの返信 2013/08/09 11:57:32
- RE: 体調いかがですか??
- Marielさんこんにちは。
旅行記が遅れていてすみません(>_<;)文章はできているのですがやっぱり写真の整理が難所で・・・。PC変えたせいでファイル管理がしづらいというのもあります。
出発前はそんなに大変じゃなかったのですが、帰りにもOKA修行をつけていて沖縄から帰ったあとにご存じのように夫を救急搬送しました。。そのことも日記で書こうと思います。
Marielさんのその後の旅行記も楽しみながら拝読してます。うらやましいなぁ。
おかげさまで妊娠の経過は順調です。Marielさんも猛暑のなか外回り大変ですね。脱水と夏バテに気をつけて、おたがいがんばりましょう。
naocom
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