タイトル、当たり前のことですが・・・<br />私は現地でパンフレットをさらっと読んだだけで、<br />旅を振り返ってみた時に、ちょっと後悔してしまいました。<br />理解した上でもう一度行ってみたい場所となりました。<br /><br /><br />【個人的見所】<br />* イスラム建築だけで創設以後、約200年の間に4回改造。<br />　全体が円柱の森に変わりはないものの、<br />　それぞれの造りを見付けると楽しめる。<br /><br />* マクスラ、ミフラブの美しさ。<br /><br />* ほぼイスラム部分が面積を占める中にある、カトリック部分。<br />　融合とはちょっとほど遠く、見る人によってはアンバランスと感じるかも。<br /><br /><br />http://tripguide.exblog.jp/<br />▲こちらでスペイン・アンダルシア旅blog、随時アップしてます。<br />　旅行記以外の写真もありますので、<br />　ご興味のある方は是非ご覧になってみて下さい♪

【メスキータ】事前に建築歴を知ると興味深く見れます

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2011/04/28 - 2011/05/08

393位(同エリア823件中)

#世界遺産

m-falvorさん

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タイトル、当たり前のことですが・・・
私は現地でパンフレットをさらっと読んだだけで、
旅を振り返ってみた時に、ちょっと後悔してしまいました。
理解した上でもう一度行ってみたい場所となりました。

【個人的見所】
* イスラム建築だけで創設以後、約200年の間に4回改造。
　全体が円柱の森に変わりはないものの、
　それぞれの造りを見付けると楽しめる。

* マクスラ、ミフラブの美しさ。

* ほぼイスラム部分が面積を占める中にある、カトリック部分。
　融合とはちょっとほど遠く、見る人によってはアンバランスと感じるかも。

http://tripguide.exblog.jp/
▲こちらでスペイン・アンダルシア旅blog、随時アップしてます。
　旅行記以外の写真もありますので、
　ご興味のある方は是非ご覧になってみて下さい♪

エリア

コルドバ(スペイン)

旅行の満足度: 4.5

観光: 5.0

交通: 2.5

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー

航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA

旅行の手配内容: 個別手配

【入口近辺創設エリア】

メスキータ内部に入ると一番最初に目にする光景。
ガイドブックにもよく掲載されているように薄暗く（明るく写ってますが、もっと暗い）、イスラム教の礼拝堂との意味のモスクという言葉がしっくりくる場所。
アーチの2色は石とレンガを組み合わせたものだそうです。
【入口近辺創設エリア】

入口左手。
薄嫌い中に注ぐ光が素敵でカメラを構えました。
【入口近辺創設エリア】

休憩中に見上げた天井で見つけた天井画。
入口入って右側に各礼拝堂があり、ベンチが置かれています。
礼拝堂を作った際に天井をくり抜いて加えられたものでしょうか。
是非カメラをズームにして見てみて下さい。
【3回目改造エリア】

メスキータは創設後、４回の増改造がされている。
その間、約200年。
記憶が定かではないが、961年に増築された部分の一角かと。
先程の写真では円柱の森と表現されるが、このエリアは円柱が少なくなり、天井の造りも違っています。
というのもマクスラとミフラブが作られたからでしょうか。
【3回目改造エリア】

マクスラの隣にある聖テレサの礼拝堂。
ここのドーム天井はゴテゴテ感がなく、控え目。
天気が良ければ、柔らかい日差しが差し込むことでしょう。

その隣にある財産部屋には、所狭しと金銀細工のものが所狭し並べられています。
イチオシ

【マクスラ＆ミフラブ】

ドームになっているマクスラ。
正面にある鍵穴のような奥の空間がミフラブと呼ぶらしい。
イスラム教では偶像崇拝が禁止されており、メッカの方角を示し、アッラーを拝む為のものとして、ミフラブが存在。
その手前のお祈りを捧げる場所がマクスラなんだとか。
（写真は柵の中の一部ですが、メスキータのマクスラは観光通路にもなっているのでした）
3列ある中の左側マクスラの写真。
イチオシ

【マクスラ＆ミフラブ】

これは3列中央のマクスラ。
これが一番すごく、一番の人山でした。
【マクスラ＆ミフラブ】

先ほどのドームの天井。
ミフラブよりも天井に夢中になっていました・・・
マクスラ前には柵があってミフラブ内部を見ることはできませんが、ミフラブ天井はコーランに記された言葉を象徴するものなんだとか。
【4回目最終拡張エリア】

一番最後に拡張されたエリア。
入口と違い、明るい光が差し込み、雰囲気が一気に変わります。

入口から入った時に見た光景と比べて見て下さい。
入口では荘厳さを感じ取れる場所でしたが、違いますよね。
【4回目最終拡張エリア】

このエリアの拡張は将軍の権力誇示によるもので、これまでの建築を模倣し、コストもかけず行い、2色のアーチは色を塗っただけだそう。
そう言われると納得。
【カトリックエリア】

改造最終エリアにあり、入口から対角上にあるサグラリオ小教区教会。
落ち着いた色で閉ざされています。
しかしその中は・・・
【カトリックエリア】

ものすごい装飾！
中央礼拝堂よりもゴテゴテ・・・正直ここまでくると狭さもあり、息苦しさも。
祭壇もきれいになっていて、今でもミサが行われるのかな。
【カトリックエリア】

見所の1つ、中央礼拝堂と聖歌隊席。
が、誰一人として写真を撮ってなかったという（苦笑）。
レコンキスタ後に円柱の森を取り壊し、ゴシック様式建築を行ったという。
世界無二、イスラムモスク（メスキータ）とキリストカテドラル（大聖堂）が共存するメスキータ。

これは、連れが唯一撮っていた天井ドームの写真。
ステンドグラスがある左側が中央礼拝堂、そして見えませんが、通路挟んで右側に聖歌隊席があります。
【外観】

サン・ラファエル勝利の像前のちょっと道が広い場所から、外観の一角。
奥に突出しているのがミナレット。
【外観】

とにかく門が多い。
中に通じる門は少ないが、門のデザインも異なっている。
ガイドブックによると、これはエスピリトゥ・サント（聖霊）の門で、復元されたものだそう。
復元にしても、この細かさはすごい。