2011/09/10 - 2011/09/14
677位(同エリア5151件中)
服務員さん
北京の街を久しぶりにブラブラしました。
急激な経済発展で年々変貌著しい北京ですがまだまだ「老北京」健在で、少しは安心しました。
我々「中国迷」にとって近代的なビルだけの街は全く魅力がありませんからね。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
北京のお宿は旅居華僑飯店。
1950年代創業の老舗ホテルで、ずーっと泊まってみたかったホテルです。
左右対象の造り、石+專、(セン)造りの重厚な外壁、建国後間もない頃にはやった設計です。
最近大改装を経てリユーアルオープンしましたが外観は開業当時のまま。
渋い感じがなんとも言えません。 -
室内はこんな感じ。
華美ではありませんが静かで寛げます。
照明は日本人好みの蛍光灯の直接照明なので室内は明るく過ごし居すいと思います。(間接照明だと疲れている時など気分が滅入ることがありませんか?) -
洗面所にもこんな絵が飾られ老北京のホテルだよとアピールしています。
-
こちらが朝飯。
見たところ宿泊客の半分以上が白人。そのためかおかずにはベークドポテトやチリコンカンがありました。
もちろん中華のおかずも充実しています。 -
写真は前後しますが、これは石家荘から北京へ戻つてきてホテルにチエックイン前に近くで食べた夕食。
今まで食べてなかつた大鹵麺を注文。麺は腰があつて良いのですが、肝心のタレが塩辛いだけで旨みが感じられませんでした。
残念。 -
同時に頼んだのが珍しい焼餃子。
2両からの注文で、2両食べることになりました。
こちらのお味ですか?、王将の方が美味しいかな。
麺と餃子で16元でした。 -
ホテル前の北新橋三条通りを西に歩きます。。
道に覆いかぶさる槐の木、駆け回るガキ共、時折パジャマでふらつく中高年のおっさん、おばちゃん。
これぞ庶民の生活。胡同に泊まらなければ経験できません。
早足胡同めぐりに出かけましょう。 -
立派な門が開いていましいた。
中はどんなんでしょうか? -
思い切つて入ってみると、本来中庭があるところにも家が建っていました。そう、これが所謂大雑院と言うものでした。
門の脇の電気メーターは何と6ヶもありました。 -
朝飯には欠かせない油条を揚げています。
香ばしい香りが漂います。 -
こちらは焼餅の類。
出来立てでないと美味しくないんですよね。 -
ホテル前の道の北新橋三条道は東四北大街にぶつかります。そこから北に向かうこと数分、国子監街にぶつかります。
ここを通り沿いに西に向かいます。
この辺雍和宮の近くで仏具屋が並んでます。 -
こちらが孔子廟/国子監の入口。
だいぶ前に参観ずみ。
この年ではいくらお願いしても、もう頭はよくなりませんから入場はパス。
安定門大街へ向かいます。
この国子監街、静かな所で趣味のいい茶館もあります。 -
安定門大街に出たら南に曲がります。
国子監街とはがらりと雰囲気が変わり、小さな商店が並ぶ商店街となります。 -
安定門大街を5分ほど南へ歩くと鼓楼東大街にぶつかるので、大街沿い(西方面)へ曲がります。
大鼻子どもに人気の南鑼鼓巷が近いためか洒落た店が増えてきます。 -
こんな門を発見。
清朝晩期か民国初期に建てられたものと思いますが西洋風のデザインがなされています。
味がありますねえー。 -
いよいよ南鑼鼓巷に到着です。
センスのいい店がおで迎えです。 -
女性が見たら喜ぶこと間違いなしか、な?
-
時間が早く文字酪乃(女偏が付きます)がオープンしていなかったのでその右隣の店で酪乃をいただきました。
まさにマカオ名物牛乳プリンですね。マカオや香港ならともかく、本土でこれが10元とはチトとりすぎではないかな。 -
なんとたこ焼きもありました。
もうかってまっか? -
横丁は、はなにやら怪しげな店が。
漂う雰囲気は午前中の歌舞伎町に通じるものがあります。 -
どの店もいい感じですが日本より値段は高め。有名な上海灘が並んでいる感じがしないでもない。
-
南鑼鼓巷を南に進むと地安門東大街にぶつかるので、そこを西に曲がると地安門交差点にぶつかります。
峨眉酒家は湖南料理の老舗ですね。
でも、この店は数年前は新路春飯店といつて、包子を買った記憶があるので経営が替つたのでしょうか。 -
地安門交差点をそのまま進むと什刹海(前海)が右手に見えます。
湖沿いには柳が植えられ北京の喧騒から逃れることができます。 -
もう9月も半ばと云うのに水泳をする鉄人。
9月の不忍の池で泳ぐようなもので、日本にはあまりいない種類の御人です。 -
イチオシ
ここは観光3輪自転車の発着場所でもあります。
今日は客もいなくて暇だなぁ。 -
イチオシ
湖沿いを歩くと鼓楼と鐘楼がみえてきます。
霞んだ空気が水墨画のような情景を醸し出しています。 -
前海ははやがて狭まり后海に続くのですが、堺目には銀錠橋という可愛い橋が架けられています。
-
地安門大街に戻りましょう。
巨大な鼓楼が真近にみえます。
いつ見ても庄到されます。 -
鼓楼に向かいどんどん進み、基壇にぶつかったら右に曲がります。
そこで目に入ってくるのが今日の昼飯の場所、姚記炒肝店です。
「るるぶ」なんぞに紹介されていますがお味は如何かな。 -
頼んだのは左から看板料理の炒肝、一椀4元。真ん中が鴨肝、8元。右が包子、1ヶ1元。
炒肝は薄い醤油味でモツの臭みがなく食べやすい反面、モツの量が少なく不満が残ります。包子は平凡な味。一番美味しかったのは鴨肝でした。
これで散歩は終わり。
午後からは買い物をして明日に備え早く寝ることにしましょう。 -
ホテルに戻る頃にはすっかり日が落ちていました。
地元客相手の店が賑わっています。 -
夜のホテルのフロントです。
赤い柱が中国チックでまた良い感じです。 -
さあ、最後の晩餐です。美味しいものを食べましょう。
ということで張りきって四川料理店に入ります。
頼んだのは「粉糸酸菜」と「夫婦肺片」。 -
今から思うとなんで頼んだのかよく分からない。腹がすきすぎていたのかな。
前者は口が曲がるほど酸っぱく、後者はご存知のとおり激辛で有名。
半分も食えずあえなく敗退。
服務員どうも四川料理に分が悪い。
昨年に続き残念、失敗。 -
帰国の日の朝飯です。
小籠包4元、豆乳1元。
早朝の冷えた体にはこれが美味しいんです。 -
店頭で一生懸命小籠包を造っています。
ここから空港シャトルの東直門駅まで歩いて10分。始発に乗って空港へ行きます。
DERTAは早朝発なので大変です。 -
帰りの機材はなぜか747−400。スタンバイしております。
-
空港の本屋には見慣れたあの本が並んでいました。
得意の偽物かと思い手に取ってみると原著、日本「大宝石出版社」とありました。
正規の中国語版なんですね。 -
機内食は朝飯扱いかな、軽目のもの。
ポテト、スクランブルエッグ、ソーセージ。それとマフィン、果物。
美味しくいただきました。 -
成田から羽田に出て秋田行きに搭乗します。
今回は時間があったため、スーパー早割で往復約25,000円。
これなら納得の価格。
CAはかなりお年を召されていましたが、サービスはやはりJALだけあり◎をあげます。
久しぶりの一人旅でやや疲れたけれど何事もなく終わり何よりでした。
次の旅行記でお会いしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 -
イチオシ
備忘録
石家荘 市内バス 1元
正定まで 2元
隆興寺 40元
開元寺 15元
娘子関 20元
娘子関瀑布 15元
北京 空港からホテルまでタクシー91元
地下鉄 2元
市内バス 1元
天堂陽光大酒店1泊4800円(HIS手配)
旅居華僑飯店 1泊5000円(HIS手配)
王符井あたりの物価は相当高い。買い物もそれなりの工夫が必要。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 幸福美満さん 2011/10/23 23:09:17
- すれ違っていたかも!
- 服務員さん、こんにちは。以前に香港の件でメッセージいただきましたね。
この秋の北京、まったく同じ日程で、しかも近いところを回っていたようで、びっくりです。什刹海付近とかで、すれ違っているかもしれませんね。
中国旅行ベテラン、という感じの旅行記で、楽しませていただきました。
ありがとうございます。
- 服務員さん からの返信 2011/10/28 21:39:13
- RE: すれ違っていたかも!
- 幸福美満さん、こんばんは。メッセージありがとうございます。
> この秋の北京、まったく同じ日程で、しかも近いところを回っていたようで、びっくりです。什刹海付近とかで、すれ違っているかもしれませんね。
ダイエツトをかねて北京の下町をテクテク歩いたわけですが、そんなこともあるんですね。驚きです。
> 中国旅行ベテラン、という感じの旅行記で、楽しませていただきました。
へそ曲がりゆえ人と違うところへ行くのが好きなのですが、そうすると僻地に行くことが多く、最近は体力の衰えを感じるようになりました。
来週少し遠いところへ出かけてきます。
もちろん旅行記は書くつもりです。ご覧になつていただければ幸いです。
それでは。
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