世界遺産スオメンリンナ要塞　パート２

2010/08/20 - 2010/08/20

　世界遺産、スオメンリンナ要塞の続きです。
歴史の舞台にいつもなっていたスオメンリンナ要塞、でも来てみると、爽やかなところで夏も涼しく、気持ちが良い場所です。
ただ歩いていると、なんだか、戦争の最前線だったとは、あまり思えないのですが・・・
丘の上にのぼってみて、「ここはやっぱり戦いが行われていた場所なんだ。」と実感する大砲が今も置かれていました。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

すいません、私が入っちゃってる・・・
とっても涼しくて、気持ちが良い！
海も綺麗。

この写真を見ると、「要塞」って言うのがわかりやすいですね。

星形要塞なので、出っ張ったり、引っ込んだりしています。

島の中も、所々に頑丈な壁があります。

壁の中は、防空壕がありました。
こういうのを見ると、戦場だったんだなぁ〜って、再認識。

綺麗に整備された芝生の丘。
まるで公園のよう。

その綺麗な芝の広場では、軍の南下のセレモニーが行われていました。
今でもこの島は、海軍によって使用されています。

海水浴場。
でも泳いでいる人はいませんでした。

スオメンリンナ要塞の、見所の一つが、このUボート。
この潜水艦は実際に使われていた物です。
いつの時代かというと、第二次大戦時のドイツの海軍の物。
中も見学できます。でも、季節限定。（有料）
私は人生ではじめて潜水艦をみました。
名前は、ヴェシッコVesikko号。
船内は本当に狭い。こんな狭いところに何人もの人が寝起きして、時には戦っていたんだと思うと、とても驚きました。
船長室というか、船で一番偉い人の個室もあるけれど、一般家庭のトイレより狭いくらい。普通の船員のベットは、寝返りなんて出来ないサイズ。
私ならば、狭さにまいってしまいそう。

船内。
よくわからない計器が、所狭しと並んでいます。

船内。
奥が船員用の生活スペース。
ベットがあるんだけど、かなり狭い。

潜水艦のタービン。

潜水艦の周りは今の時代のお船の修理場でした。

丘の上にのぼってきました。
丘の上に置かれているのは・・・
大砲です。

丘の上から見る島。

丘の上から見た海。

大砲。
でも写真にしちゃうと大きさって伝わりにくいですね。
残念。
めっちゃ大きいんですよ。

今でも海軍が使っています。

大砲が向いている方向は、今でもロシアの方向だそうです。

ヘルシンキ方向。

なんかの塔。
これも戦争関係のものかな？

島に点在している古い建物。
赤っぽい煉瓦造り。

スオメンリンナ教会。
朝開いてなかったので、改めて。
この教会は、ヘルシンキの人には、結婚式などで人気だそうです。

小さな教会で、かわいらしいサイズ。
無料で見学できます。
内部はシンプル。
もちろん教会なので、静か。

教会の内部。

シャンデリアは綺麗。

ドーム場の屋根の内部。

司教様がお話ししたりする台。

小さなパイプオルガン。

スオメンリンナ要塞観光を終えて、船着き場で船の時間を調べていたら・・・・

スオメンリンナに住んでいるという、地元のおじさんに声をかけられた。
この方、旅人にはたぶんとっても有名人だと思います。
船着き場にいる外国人らしい人に、片っ端から声をかけて、写真を撮ってくれ、で、国に帰ったら友達に見せろっていってました。
きっと世界各国の旅人のカメラに、彼は収まっていると思う。

おじちゃん、約束通り、みんなに見せてますよ。

私が日本人と言うと、「バンザーイ」って連呼してました。

おもしろいおじちゃんでした。
こんな出会いも旅ならでは。

スオメンリンナ要塞、さようなら。
悲しい歴史の場所だったけど、今は平和な雰囲気が漂っています。
爽やかな所です。