2010/12/24 - 2011/01/08
6851位(同エリア7923件中)
ちゃおさん
数限りないバイクの爆発音に度肝を抜かれ、漸くメイン会場に着いたが、そこはもうヒートアップの状態で、舞台の上では、多分ベトナムの有名グループサウンズに違いない踊り子が、大音響のマイクと和して、飛び跳ねている。ここ数年、年末年始を国内で迎えることが少なくなっているが、それ以前の大晦日、NHKの紅白歌合戦を見るのが恒例で、紅白が終わり、除夜の鐘を聞いて、寝に着くことが多かったが、このサイゴンの中央会場、メインステージでは、その紅白を凌駕する舞台衣装と飾り、エネルギーの暴発に圧倒されもし、酔う。
30−40年前の日本。家族が親元に集まり、紅白そっちのけで飲みあかし、紅白が終わるのを合図に近くの神社にお参りに行く。時々紅白を眺め、今年のあの歌手の派手さ加減、豪華さを褒めたり、貶したり、誰がどの歌手が好きかを品評したり、1年の総決算、この時に間に合わせるがごとく、大晦日の大渋滞の高速道路を故郷に急いだが、あの当時の熱狂、興奮が日本から失せて数十年、今ここにこうしてベトナムの地に花開いている。
平和が何よりだ。平和だからこそ人々は、こうして思いのたけを今日のこの夜に凝縮できる。ベトナム戦争が終わって40年、今なお枯葉剤に苦しむ家族は後を絶たないが、しかし人々は着実に豊かになり、明日の幸せを信じている。平和の祭典。この大晦日の夜の中央会場の人々の熱狂は、正しく平和の賜物、恩恵に違いなかった。
さて、いよいよCount−Downが始まった。又突然の大音響と、夜空に開く花火の輪。続けざまに幾つもの大輪が夜空を彩る。人々の歓声。拍手。喜び。1年は終わった。良き1年は終わった。又、直ぐにでも新たな1年が始まった。人々の感謝と願いを吸い取るように、大輪の花火が限りなく打ち上げられている。ベトナムの人々に幸あれ!
- 旅行の満足度
- 4.0
-
中央会場は既に大勢の人で溢れかえっていた。
-
メインステージでは、今まさに宴たけなわ。
-
ベトナムは何と言っても共産国家。労働者の国である。
-
この国では名の知れたキッズグループなのだろう。
-
NHKホールは事前の抽選で入場者が限られているが、ここベトナムでは、いつでも自由に出入り自由。空いている椅子があれば、誰も自由に座れる。
-
芸術は爆発だ!と岡本太郎が言っていたが、この大晦日のサイゴンは、まさに芸能は爆発! だった。
-
何故か日本の歌謡曲なども歌われ、日本のイメージとして富士山がスクリーンに大写しされる。
-
往く年来る年。古きは過ぎ行き、新しきを迎える一瞬。
-
日本のビールで乾杯としようか・・1年間有難う、と。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃおさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
9