子連れで二度目の北海道旅行（その４）～富良野後編（倉本聰さんの世界）～

2011/08/17 - 2011/08/20

今年の2度目の夏の家族旅行は、2年連続の北海道！
今回は1歳8ヶ月になったわが子と、家族3人でそろっていってきました。
旭川空港in、とかち帯広空港outで3泊4日、空港で先に北海道入りしていた夫と合流です。
またもや夏風邪（ヘルパンギーナ！）あけのわが子のため、おいしいお食事は主に大人だけ楽しむ形になってしまいかわいそうではありましたが、とにかくいつものごとく食べたいものをリストアップし、きっちり食べきってきました！
食べ物やきれいな景色、かわいい動物たちに本当に癒されてきました。
わが子にとっての一番は、やっぱり旭山動物園かな？？あとは果物とかソフトクリームとか、甘いもの系は楽しんだ模様？！


1日目　旭川空港着～旭川市内　　　旭川市内泊（ロワジールホテル旭川）
2日目　旭山動物園～美瑛～富良野　十勝岳温泉泊（ヒュッテバーデンかみふらの）
3日目　富良野～帯広　　　　　　　帯広市内泊（ホテル日航ノースランド帯広）
4日目　帯広・十勝（中札内）～とかち帯広空港発　　

エリア 富良野(北海道)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

十勝岳温泉を出発後、最初に向かったのは、新富良野プリンスホテルにある「風のガーデン」。
ドラマ「風のガーデン」の撮影で使用された（撮影のために作られた）ガーデンです。
今回新たなスポットということで、中井貴一にあこがれる（？）夫とともにとても楽しみにしていました。

そうそう、こんな感じね。
あやや(平原綾香のこと。勝手にそう呼んでいる）のテーマソングが流れる、てかあのドラマの空気感みたいなものが一気に思い出される感じです。

おうちが見えてきました。
あ、こちらは新富良野プリンスホテルのお庭の入口から、マイクロバスで少しだけ走ったところにあります。
そこの運転手の方がおっしゃっていたドラマ情報
・中井貴一が隠れ住んでいたキャンピングカーは倉本聰さんの私物。さらにその前は舘ひろしさんの私物だったそう。実際に倉本さんはそこでお仕事をすることが多かったらしいです。
・最近の倉本さんドラマに連続出演しているので、そうかな〜と思いましたが、やはり倉本さんは黒木メイサちゃんのことが大好きなんだそうです。うんうんわかる、きれいですもんね〜。艶々した黒豹みたい(ほめ言葉）。で、自分が飼っている犬にも「メイサ」だか「メイ」だかもしくは役名の「ルイ」と名づけているとのこと(うろ覚えですみません）。

テラス。

この家見ると緒方拳さんを思い出します。

あーこんなに好きに植えているようで、相当な手間がかかっていますよね。素敵。でも私には絶対無理だ。。

ここにちょっとしたベンチがあるので、この写真の右側にある売店にてソフトクリームを買い、食べました。

カンパニュラ。

あまり気取ってない野の花的なもの(ほんとはきちんとした名前があるのかもしれないけど）がたくさん植えてあります。

こんな池もあります。
ベビーカーだったので遠くから眺めるだけにしましたが。。

こんなきれいなお庭・花を維持するのにすごく労力かかっているんだろうな〜って感動。

ここは、苗木を育てるビニールハウスです。
カンパニュラにもいろんな種類があるんですね。

ベビーカーを押してちょっとお花畑と私、みたいな写真を撮り合いっこしてみました。
ちなみにこのとき、きっちりわが子は寝ていましたとさー。

苗床では、苗木を購入することもできます。

マイクロバスで入口まで戻ってきた後はテクテク坂を下って、こちら・・・
森の時計
へ！
ドラマ「優しい時間」で、寺尾聡さんがマスターをしていたお店です。
優しい時間も風のガーデンも、実は見ていたといってもストーリーなど詳細をあまりおぼえていなかったりするのですが（失礼）、ドラマに流れる優しい歌声と、穏やかな空気がすごく思い出されて、あの世界に浸れることがすごく嬉しかったです。

店内。
あそこに寺尾聡氏がいて、ゴリゴリとコーヒーを挽いて・・・
カウンターだと、ドラマのように自分で豆を挽かせてくるようです。

お子様連れはテーブル席になってしまうとのことで、こちら。
テーブル席だと自分で豆は挽けないんです、ちょっと残念。

コーヒーにはあまり詳しくありませんが、酸味が強くないものが私は好きです。ということで、こちらのは◎。
せっかくなんで豆かって帰ろうと思ったら、豆だけしか売っていなくて、ミルのない我が家はあきらめました。

素敵な写真がとれました！

来た坂道を登って、途中で横道にはいると
ニングルテラス
です！（風のガーデン、森の時計、ニングルテラスの入口はほぼ同じところにあり、3つに行き先が分かれている、みたいなイメージです）。
ニングルテラスは、北の国からでは雪子おばさん(竹下景子さん）がお店を開いていたという設定でしたね。倉本聰さんプロデュース、だそうで、ニングルとは「森の知恵者」という意味だそうです。
小さなロッジみたいなのがたくさんあって、それぞれがかわいいものを売っています。

結構階段があるので・・・ベビーカーではちょっときつい。

ああー、この雰囲気、いいですねぇ。

手作りアクセサリーやキャンドルのお店など、雑貨店的な小さなお店がたくさんあります。

とりあえず、わが子に木のおもちゃのお店で、汽車の形の笛を購入しました。

新富良野プリンスホテル、満喫しましたー☆
見所がたくさんだから、次来るとき（いつ？）はここに宿泊したいわ〜なんていいながらお昼へ向かいます。

やっぱりカレーじゃない？(本当は富良野はオムカレーらしいのですが）ということで、フリーペーパーでみつけた「カレーのふらのや」へ。

観光客も多いのですが、地元の方も結構いる店みたいです。
漫画喫茶風な立派な揃いっぷり。
漫画を読んで長居している人もいるので、結構待ちました。

私は地元野菜のカレー。
夫はたしかお勧めの柔らか骨付きチキン。
フリーペーパーを見せるとドリンクがつきました。
まあ、このオレンジジュース、わが子に一気飲みされましたけどね・・・
カレーは5段階くらいかな？辛さが選べます。
子供と分けっこしたので、辛さ1にしたんだけど、それでも割とからかった。
子供には辛さ０（カレー風味だけど辛くない）がいいかも。
野菜が新鮮でとってもおいしかったです！！

外には昔の電車が展示されていました。
帰り際にはお掃除中〜
わが子喜ぶかなと思ったら意外と興味なし。動いてないからかな・・・？

さて次は・・・
北の国からロケ地めぐり、の前に、富良野駅前にある「北の国から」資料館へ。
北の国から初心者の夫のたっての希望です。
私は一度行ったことがあるのですが、結果的にはここに行ってからロケ地など見たほうがより感慨深いものがあるので行って正解！

ここにきて、にわかにテンションがあがるわが子。
キャッキャいいながら展示物を覗いてみたり触れてみたりしています(ヒヤヒヤ）。。

草太兄ちゃんの遺言をヘッドフォンで聞いて涙したりして、見た後はお隣の「北の国から」広場へ。
いろんな倉本さんのドラマ関係のグッズが購入できます。
子供がまだ食ってる途中でしょうが！ラーメン、ウケた(笑）。

さて、ロケ地めぐりに行きましょう〜〜
富良野の雄大な自然。
駅前から麗郷の森までも、結構距離があります。

ここが麗郷の入口。バス停です。すぐそばに中畑のおじちゃんの店（中畑木材）がありました。
先日たまたま再放送でつけた瞬間に「泥のついた一万円札」のシーンを見て、一瞬だったのにウルウル・・としてしまいましたが、北の国からってああいうモードに一瞬に人をさせてしまう不思議な力がありますよね。

最初に向かったのは「拾ってきた家」
もちろん10年以上前にいったときにはなかったので、初めてです。ドキドキ〜〜

こちらは純と結の家です。ん？ここ見たことないよね？！
と思ったら、確かにそうで、ドラマが完結したあとに、倉本さんが書いたお話の中に出てくる家なんだそうです。こっそりと結婚式を終えて富良野を離れたところにすんでいた二人でしたが、いつか富良野に帰ってきてくれることを願って五郎さんが二人のために建てたのだそうです。それを人づてに聞いて、純たちは富良野にもどることにした、のだそうな。

使わなくなったバス一台を丸ごと使っています。

中はこんなの。キッチン。

こちらはバスの後部座席を利用した居間。

こちらは雪子おばさんのおうちです

キッチンの床にコルクが敷き詰められています。

天井には卵のパック。

えっと・・・また寝てしまったわが子。。
ベビーカーは入れないので交代でおうちの中を見に行きました。

これはロープウェイ？ゴンドラ？を使用した家です。
中畑のおじさんの娘夫婦(柳葉敏郎が婿）のおうち。

中から見るとゴンドラはこんな感じでつかわれています。

ロフトがあって、天井にはやはり卵パックが。

これは五郎さんの昔の家です。

移動をして、今度は「石の家」へ。
これも前回見た記憶がないのですよねー（サイクリングしすぎて朦朧としていたのかしら？？）ということで、新鮮な感動。

こちらもベビーカーではきついかも。

この家は、蛍の結婚式の日のシーンが印象深いです。
あと、シュウ（宮沢りえ）ちゃんが出ていた回、とかね。

しかし、もう北の国からが終わって10年近くたとうとしているとは・・・（2002年終了だそうです）。時の流れは早いものです。

ということで、夫が抱っこで・・・
ひどい顔になってますけどー(笑）？

一回りして入口に戻ってきたら、またこんなのがあったのでもれなく乗せます。
もちろん大喜び。
ちょっとした休憩所・お土産やさんがあります。
カットメロンとか食べられます。

あ〜〜きれいだなぁぁ〜〜

さて、予定以上に富良野観光をたっぷりしました。
ここからは帯広に移動しないとです。
ナビをみたら結構到着が遅くて焦った！
がんばろう〜

車の中からも北海道〜って感じの景色が続きます。

この移動、わが子が途中で飽きて、おなかが空いて、騒ぎっぷりがすごかった！！！車の中でずーっとねている時期は過ぎたので、移動の多い旅は、どうやって間を持たせるか、というのが今後課題かなとも思いました。

次は最後の十勝・帯広編です。
食べますよ〜〜♪

この旅行記へのコメント （2）

• いまじさん 2011/09/11 22:48:55

  子供がまだ食ってる途中でしょうが！

  こんばんは。
  「北の国から資料館」は旅行記にはあげてないけど、我が家も行きました〜。
  しゅうの手紙コーナーがやっぱり好き♪
  今年は30周年ってことで、盛り上がってるかと思いきや・・そうでもなかったなぁ。
  「子供がまだ食ってる途中でしょうが！」ラーメン、私はうけ狙いで思わず買いそうになりました。
  きーぽーさん、買ってないですよね！？
  うぷぷ。
  
  麓郷にも行かれたんですね。
  我が家は・・ジャム園と藤林商店（メロン買い）のみでした。
  食い意地張りすぎで、ロケ地はスルー。
  
  北海道のドライブは景色がいいけど、小さい子どもには少し退屈なのでしょうかね？
  うちは愚図り始めたら、ひたすら歌を歌ったり手遊びをしたりして持たせます。
  ・・親はテンション上げなきゃいけないので疲れるけど。

  きーぽーさん からの返信 2011/09/13 14:40:31

  RE: 子供がまだ食ってる途中でしょうが！

  いまじさん、コメントありがとうございます♪
  いまじさんもいかれたんですねー、資料館。
  しゅうの手紙もいいですね。私あとはどうしてもツボなのが、蛍で、五郎さんがシャケもって会いに行ったりするシーンや、そのあとの手紙は、今でも思い出してじーんとしてしまいます。なので正吉との結婚式も感慨深いものがあります〜〜
  それぞれに名シーンが満載ですね。
  
  > 「子供がまだ食ってる途中でしょうが！」ラーメン、私はうけ狙いで思わず買いそうになりました。
  > きーぽーさん、買ってないですよね！？
  > うぷぷ。
  
  うぷぷ、誘惑でしたよ、かなり(笑）。
  北海道のラーメンだし・・・とつい手がでそうになりました、が、どうにかこらえました。。
  
  > 麓郷にも行かれたんですね。
  > 我が家は・・ジャム園と藤林商店（メロン買い）のみでした。
  > 食い意地張りすぎで、ロケ地はスルー。
  
  ジャム園はアンパンマンもいるし、こどもにはそのほうがよかったのではないですかね〜？
  うちはすっかり眠りこけていたので・・富良野の記憶ゼロの可能性大！ですよー
  
  > 北海道のドライブは景色がいいけど、小さい子どもには少し退屈なのでしょうかね？
  > うちは愚図り始めたら、ひたすら歌を歌ったり手遊びをしたりして持たせます。
  > ・・親はテンション上げなきゃいけないので疲れるけど。
  
  そうですよねー
  もういったん泣き出すと椅子をけったりして、とにかく抱っこを要求するため、本当に大変でした。。騒ぎすぎて運転に集中もできなくなっちゃって怖いし。結局おやつとか食べさせてしまったりするからご飯も食べず・・・良くないよなぁと思いつつ、まあ本調子じゃないし、と甘やかしてしまう自分も良くないのですが。。
  車中についてはこれからの課題ですね。