思い付きのヨーロッパ旅行5～ポルシェ博物館

2011/08/15 - 2011/08/17

さっき自分のを見直していたら･････あれ？通し番号を付けてなかったんだ。
ま、いいや。

エリア シュツットガルト(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベンツ駅（ネッカーパーク）からhbfでS6のSバーンに乗り換え、ノイヴィルツハウスまで移動。ここは別名「ポルシェプラッツ」て書いてあるから解りやすい。
駅前がミュージアムです。

なんだか見慣れないポルシェ。

928の･･･ワゴン????

入場料は8ユーロ。それとオーディオガイド（日本語対応あり）が２ユーロです。
で、進むといきなり出てくるのがこれ。なんかアルミを手でたたきだしたドンガラみたいですが、これぞポルシェの原点です。

初期356

プリAってやつ？

356スピードスター最初期型。

906カレラ6。

おそらく日本でポルシェの名が一般に知れ渡ったのはこの車のおかげかもしれません。904。
1964年、第2回日本グランプリ/GTクラスにおいて、優勝候補筆頭のスカイラインの前に突如立ちはだかったのがこれでした。

数年前、箱根で904とすれちがったときはマジで驚いた。

これは550スパイダー。
ジェームス・ディーンが乗っていたのがこの車といえばわかりますか？

908。
タルガ・フローリオを思い出します（これって優勝した個体ですか?）

RS60スパイダー。
でよかったかしら？

びっくりするのは、この博物館に収蔵されている車がすべて可動状態であるということ。
この個体もミッレ・ミリアに走りに行っていたみたいですね。

このマルティニカラーの911ってなんだっけ？

356カレラGS。

911みたいだけどルーフの後ろ半分がなんか不細工。

これは356の後継車のデザインをどうするか？みたいな研究で作った試作車だったみたいです。
これを見たフェルディナンド・ポルシェ博士（創業者）がひとこと「だせぇ」て言ったためにこのデザインは採用されませんでした。
もし911がこのデザインで発表されてたらどうなっていたんでしょう？

なんだこれ？

ドイツの警察で採用された356のハイウェイパトロール。

これを運転したのは特別な訓練を受けた警官たちでした。

ふたたびスポーツカー。

908ロングテール。

このころからモータースポーツの世界では、空力という概念が入り始め、高速域での車両の安定性を上げるための工夫が試され始めました。
で、そのときに試されたのがリヤオーバーハングを長くとることでした。
これによって高速域における直進安定性を改善しようというものでした。

んで、ロングテールの部分。
通常より49センチ延長されています。

917。

5リッター、ボクサー12気筒の怪物です。

長年参戦してきたルマン24時間レースに本気で優勝するために送り込んだマシンでした。

914-8。
VWのコンポーネンツを使った、ミッドシップのポルシェが914です。ハイパワー版として、6気筒エンジン搭載の914-6はありましたが、8気筒？？随分と凄そうなシロモノです。

911カレラRS。

いわゆる「ナナサンカレラ」です。

936.

961。

だったっけ？

956。

この車体が発生するダウンフォースで、時速321.4キロを出せば天井を走れるんだよ。というアピール。

ていうか普通に展示してる956が見たかったけど、どっかに行ってたんだよなぁ。

911GT1-98。　　

1998年ルマン総合優勝車。

優勝ドライバー3人。

917ファミリー。

ガルフカラーの917K（ショートテール）。

か、かっこいい。。

こっちはマルティニカラー。

いつのルマンか忘れたが、最初まったく期待していなかったのにあれよあれよという間に上位に食い込んでしまった番狂わせな車。

マクラーレンMP4/3。

これも優勝しまくってましたよねぇ。

ただ、フォーミュラにあんまし興味がないし。

87年の911。

この年からトランスミッションに重大な変更がありました。
「ポルシェシンクロ」から「ボルグ＆ワーナーシンクロ」への転換です。

ポルシェシンクロ・・冷えたバターを熱いバターナイフでかき回すような

感覚だったみたいですよ。ポルシェシンクロは運転したことないから解らないけど。

959。

80年代中ごろ、フェラーリF40とともに「世界最速」だった1台。

4WDで、タ−ボがついて、ABSがついて･･･。

今の「あたりまえ」を世界で初めて詰め込んだ車。

959パリダカ出場車。

いやー、このころのポルシェは勢いがありましたね。

935。

スーパーカーブームの頃はブキミに映ったもんです。

現行911のパトカー。

アラーム・フォー・コブラ11

911GT1。

これは市販モデル。

手ブレごめんね。

再び古い車、718。

1962年のF2マシン。

この下に入ると、歴代ポルシェのエンジン音が、指向性の高いスピーカーから聞こえてきます。

で、私が聞いたのは、550、917、トラクター（笑）。

現行ポルシェ一覧。

奥から
カイエン・911・ボクスター・あとこの写真から外れてますが、一番手前にパナメーラがあります。

次はポルシェが関与した車両。

国民車KdF（だよな？）。

アウトウニオン（現アウディ）のフォーミュラ。
名前は知らない。

シュビムワーゲン。

水陸両用車。

キューベルワーゲン。

見学を終えて用を足しにトイレに入ると。

大変だ、君のそのホースで頑張って消火するんだw

見学を終えて外に出ると、目の前はポルシェ本社。

目的２も終了。あとは日本に戻るだけです。