2011/08/20 - 2011/08/20
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あんみつ姫さん
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夏休み。
山手西洋館が立ち並ぶこの山手本通りは、
映画「コクリコ坂から」の影響もあるのでしょうか?
いつもより多くの人たちが、行き交っているように思えました。
ちょうどこの時、元町公園の前にある「山手234番館」では、
神奈川インテリアコーディネーター協会が主催している
「KICAフェスティバル IN 山手234番館」が行われていました。
「伝統を受け継ぐ豊かな暮らし」
テーマ「祝」
コーディネーターの方々が、
総力を挙げて山手234番館を見事に飾り付けしています。
見違えてしまいました。
よく見る西洋館の飾りつけは、
テーブルの上の飾り付けを楽しむ感じでなのですが、
今回、そのほかのインテリアにも凝ってみると、
建物はさらに生きてくるのですね。
いまにでも、そこから住人の方々が部屋に入ってくるみたいです。
(コーディネートの説明は、神奈川インテリアコーディネート協会の文章を参照させていただいております)
-
各部屋のコーディネートには、ストーリーがあります。
ここ1階のダイニングルームは、
「エメラルド婚(結婚55年)を祝う日のしつらえ」 -
エメラルド婚を記念して、
ライン川下りの旅を楽しんできたお土産の
ドイツワインもこれから開けるところ… -
このテーブルコーディネートは、
歳を重ねた両親には、派手でなくシックに…でしょうか。
それとも真夏の暑さの日々。
白とブルーの色合いで、涼しさを演出。
部屋に入った瞬間、涼風を感じたような気がしました。
ブルーのテーブルセンターは、
ライン川をイメージさせているのでしょうね。 -
山手234番館は昭和2年に建てられました。
その時代に生まれた女性が
この館に住んでいると仮定してのコーディネート。
若い時に着ていたお気に入りの夏着物を「屏風」に仕立ててもらいました。
二人が出逢った頃に少しだけタイムスリップということだそうです。 -
着なくなった着物は、
洋服に仕立て直すことはよく聞くのですが、
このように屏風するというアイデアもとてもいいですね。 -
屏風の前に置かれた花
ユリ・キキョウ・青い葉のモミジ -
ここでもまた、細かな配慮。
花器の中のハランは、
活けた花や木の根元の不揃いなどを隠しています。
夏の暑い日。1日でも経つと水も濁りがち。
こうしておくと、それも隠すことが出来ますよね。 -
この器は「朝顔」
夏にふさわしいデザイン。
葉はこの器に合わせて、本物の朝顔の葉です。 -
テーブルの真ん中の白いユリ。 -
これって、実は造花なのです。
私も、係の方から教えてもらうまで気付きませんでした。 -
花の花粉までリアルに…
最近の造花ってすごいですね。 -
涼しげに置かれたクリスタルガラス。
ブルーのクロスの上にあるから、
花の雫とも思ったのですが、
クロスがライン川に見立てたと下ならば、
水しぶきなのでしょうか? -
これも聞いたら、
シャンデリアについていたクリスタルということで。。。
使わなくなったシャンデリアのガラスをきれいに磨いたそうです。 -
テーブルの和食器は、
この館の主のお気に入りの品物でコーディネートという作品。
気付きました?
箸が青竹ということ。
この竹の青さを保つために、
毎日展示時間終了時に、
クーラーボックスに入れているとのことです。 -
江戸切子の盃
切子の模様は、真上から見るのもステキです。 -
暖炉の前には、カラーの花が。
火を使わない夏。
コーディネータさんは、
暖炉は暑さをイメージしてしまうので、
手前に涼しげなカラーの花で隠してしまったようですね。 -
同年代の友人が描いた「書」による芸術作品を、
この部屋に合わせて「パネル」にして、暖炉の上に…
和のものも、ちょっと手を入れると、
洋間に似合ってしまいます。 -
そしてこのカラーの花。
ブルーのキキョウの花も実は「造花」
でも絶対、本物だと思ってしまう… -
夏は、花がもたないのです。
造花ですとイベントの間の期間、
ベストな状態で置けるから…と、
係の方が言っていました。
新しい感覚ですよね。
何も、生花でなければいけないことはないのですもの。
来た時、誰もがいい状態見てもらいたいというのには、
造花を使うのが一番かもしれません。 -
しかし、よく出来ていると思いません?
現在の造花の技術を見直してしまいます。 -
今回、部屋のイメージをグンと変えたのはこの「カーテン」 -
優雅で真っ白なレースのこのカーテン。
234番館が、
ちょっと違った雰囲気になっています。
いつもは、ストレートに外の景色が見えてしまいますが、
レースのカーテンを引いたら、
ソフトでやさしい窓景色。 -
カーテンは、薄い無地の生地と、
レースのカーテンの2種類。 -
タッセルはマクラメ編み
手づくりです。 -
プレゼントのラッピングもレースを使っています。 -
山手聖公堂側の窓 -
洋室ですが、
いつも「掛け軸」をかける場所だそうです。
季節や来客で
簡単に掛け替え出来る「掛け軸」も
忘れてはならないインテリアアイテムとされています。 -
花は当然、和風で仕上げ。
秋の花ですね。(これは生花) -
キッチンにも、さりげなく花が…
庭で育てているハーブ類だそうです。 -
季節のくだもの
この桃も本物。
葉の緑があるのがさらにいいですね。 -
となりの部屋には、ミシンが置かれていました。
いつもは、廊下に置かれているミシンですが、
今回やっと出番になりました。
これから結婚して2階に住むことになる孫娘の為に
洋裁が得意なおばあさまがウェディングドレスを無っているところという設定だそうです。
2階はウェディングのコーディネートです。 -
2階は「ブライダルシャワー」のコーディネート。 -
コーディネートされた部屋の様子。
普段の様子を知っている人から見れば、
見違えるほどの華やかさ! -
ここでも、薄手の白いカーテンが、
部屋の雰囲気をやわらかくさせています。 -
おばあさまが孫娘の為に作った「ウェディングドレス」
晴れの日も、もうすぐ… -
喜びがあふれています!
それをこぼれた花びらで表現? -
幸せのおすそ分けがほしい人は、
こっそり、この花びらを持ち帰りたいことでしょうね。 -
花嫁の大切な友人たちが、
祝福の拍手をしているところが目に浮かぶようです。 -
-
-
-
-
窓には淡い光が入るカーテン。 -
ここにも1階のテーブルコーディネートで使ったシャンデリアのクリスタルガラスが使われています。
東向きの窓ですから、
朝はきっとキラキラ輝くことでしょうね。
ちょっと、手を加えただけで、
豊かな暮らしが演出されたような気がします。 -
パーティーのテーブル -
クロスは、
この窓のカーテンと同じ生地。 -
手づくりで作ったカーテンですので、
余った生地も、このようなステキなクロスとして大活躍です。 -
-
-
白と濃いグリーンの世界。 -
この花が置かれている花器の中。
つる状の葉が、流れるような曲線を描いています。 -
小花と小花の間を弾むように…
若さを感じます。 -
このキャンドルのところにも、
シャンデリアのガラス。
火を灯したら、どのように輝いて見えるのでしょうか? -
ナプキンホルダーも手づくり
洋裁が得意のおばあさまの影響でしょうか?
あちこちに手づくりの小物があります。 -
白い壁だけのところは、
さりげなくレースを飾ってタペストリーに。 -
-
女性だけですから、
ティーパーティーでしょうか。
大きなホールケーキが置かれています。 -
これも手づくりですね。
細かく絞ったクリーム。
シンプルですが、根気の要る作業… -
ベリー&ベリー
きれいに並べてあります。 -
こちらもレース使いのテーブルセンター
裾を花の形にしています。 -
それから、後ろにあるスタンド。 -
ここの飾りも、
シャンデリアのガラスの再利用です。 -
アンティークなサイドボード
後ろは壁紙で作ったタペストリー -
サイドボードに収まっているものは、
両親から受け継いだものでしょうか。 -
ブライダルシャワーについての説明書きがありました。
ブライダルシャワーは、
挙式の4〜6週間前に行われるパーティーで、
花嫁の友人が集まってお茶や食事を楽しみながら、
花嫁に花嫁しか使わないものをプレゼントします。
まるで、シャワーのようにたくさんの贈り物をすることからブライダルシャワー(ウェディングシャワー)といわれています。 -
かわいいプレゼントが置かれていますね。
ラッピングも、レースの生地でされていたりします。 -
いまは、贈られたときの
リボンやレースの生地が入れられていますが、
もう少し経てばこの中に、
ふたりの幸せな写真が入ることでしょうね。 -
次の部屋に行ってみます。 -
この部屋は
「ベビー誕生を祝う」コーディネート。 -
まず、ベッドコーナー
グリーンのカーテンで木陰にいるような感じになります。 -
レースのクッションは夏に最適。
今回のコーディネートには、
レースがたくさん使われています。
横浜山手らしく、
元町の有名レース店を意識したのでしょうか。 -
東の窓のグリーンのカーテン。
このようにパールの粒を使って、
窓にもおしゃれをさせています。 -
ベッドサイド -
ベビーのコーナー -
ゆりかごの縁どりが、
しっかりと、そしてやわらかく布で巻かれています。 -
ちょっとした、くつろぐコーナーのようです。 -
タペストリーに写真を散りばめています。
いいアイデアですね〜。 -
写真だけではなく、
こういうきり絵も付けたりして。 -
山手西洋館の中の様子がパネルに。
普段、この2階の部屋には何も置いていないのです。
家具や装飾品が入るとこんなにも部屋が変わってしまうのですね。 -
スライドで、このイベントを行うにあたっての、
スタッフの方々の準備の風景が映し出されていました。 -
インテリアを入れたりすることで、
いつも見る部屋が違って見えます。
特に今回は、家具やカーテンなどがたくさん入ったことによって、
西洋館に人が住んでいるように感じました。
また、このようなイベントをやってくださいね。
楽しみにしております。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- カマラダさん 2011/09/08 02:47:08
- 素敵な旅行記ありがとうございます。
- イベント関係者の家族です。すごく丁寧に見てくださって、
ブログもすごく細かく書いてらっしゃるから是非、と紹介されて
訪ねさせていただきました。
イベント自体もすごいけれど、すごく細かく写真と解説で
説明されているあんみつ姫さんもすごい、と感激です!
海外なので、イベントの度に見に行くことができないのが残念なのですが、
あんみつ姫さんのブログで、各部屋のポイントを見せていただいて、
大満足です!
準備に忙しくしている母の話を聞いているので、
是非一度は行ってみたいものです。
素敵なブログポストありがとうございました!
- あんみつ姫さん からの返信 2011/09/10 23:37:51
- RE: 素敵な旅行記ありがとうございます。
- カマラダさん、こんにちは。
まー!こんなうれしいことありません!!
イベントの関係者の方々が、ちゃんとご覧になっていたのですね。
とても素敵な234番館でした。
飾り付けをゆっくり、じっくり見せていただきました。
山手西洋館のイベントにはよく出かけて、
飾り付けをされたデザイナーさんや係りの方がそこにいられたら、
出来るだけお話を伺っています。
素敵な飾りつけの数々。
どういうストーリーとか、飾りつけのポイントなど。
せっかく見るのなら、しっかりと見ておきたいと思っています。
イベントが終わってしまったら、もう2度と見れない作品。
忘れないように、私は細かく写真を撮っています。
メインのものだけではなく、脇役の小物も大切なもの。忘れないようにしっかり撮っておきます。
どういうものが、どういうふうに置かれて、ストーリーになっているのかって。
山手西洋館が大好きです。建物も好きなのですが、
この洋館が、毎回各イベントでどのような部屋に変わって見えるかが、特に楽しみなのです。
今回のインテリアコーディネートのイベントは、
部屋全体を使って、まるでこの館が、今使われているように見えてとてもよかったです。
手作りが多い飾りつけのようでしたので、
準備をされていたお母様は大変忙しかったでしょうね。
お母様が携わった作品は、写真に出ていましたでしょうか。
海外に住んでいて見られなかった、カマラダさんのお役に立ててよかったです。
また山手西洋館で、インテリアコーディネート協会さんが、
イベントをやってくださるかしら?
あんみつ
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