2011/06/24 - 2011/06/24
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RAINDANCEさん
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スペイン中央部マドリー州、マドリーより南へ50km足らずに位置する町、アランフェスを訪れました。16世紀に建設を開始した王家の保養地です。王宮とその周りに広がる庭園が「アランフェスの文化的景観」として世界遺産に指定されています。
★絢爛豪華な「王宮」内部と「花壇の庭園」
★チキトレン(観光用ミニ列車)に乗って、「王子の庭園」を経て市街一周
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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チンチョンからの移動、目的地はもうそろそろ近いはず。すると、街路樹そして右側に庭園らしきものが見えてきます。
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庭園の入り口で、アランフェスに着いたことを確信します。
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この、「王子の庭園」は後回しにして、まずは王宮方面へ。
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ほぼ王宮付近まで到達しました。通りに車を駐めて...と。
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王宮の南東に見えるのが、サン・アントニオ広場とその教会。
(Plaza de San Antonio, Iglesia de San Antonio) -
王宮の東にくっついている花壇の庭園(パルテレ庭園、Jardin de Parterre)。この辺りでもう既に尋常でない雰囲気。ロイヤルでゴージャスな空気が辺りを包みます。
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まずは、その花壇の庭園(Jardin de Parterre)へ。「ここはアランフェスの王家の土地じゃ?」という看板がバーンと。ここは、15世紀以降のスペイン王家の保養地だったそうです。
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エルクレスとアンテオの泉(Fuente de Hercules y Anteo)。
ですが、水はありません。王家の節水でしょうか? -
こちらの噴水は水が出ています。しぶきが涼しい!やはりこうでないと。
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公園のすぐ傍で蛇行するタホ川までも公園の景観に取り込む贅沢ぶり。王家の庭でまったりするアヒルとカモたち。
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こちらは王宮の北に広がる島の庭園(Jardin de la Isla)。
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ホアキン・ロドリーゴは、この庭園で名曲「アランフェス協奏曲」の第二楽章・アダージオの曲想を得たらしいです。スペイン内戦を愁いつつ...
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また、この庭園にはいたるところに彫刻があります。これは入ってすぐ左手にあるエルクレスとヒドラの泉(Fuente de Hercules e Hidra)の彫刻。他にもありますが、あまり時間もないのでメインの王宮へ向かいましょう。
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王宮へ向かう柱廊。王宮は、16世紀の後半にフェリペ2世によって着工されました。
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エル・エスコリアルと同じ設計者だそうです。そう言われれば部分的にちょっと似てますかね。
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入場。内部は撮影禁止です。以前は撮影OKだったようですね。過去に行かれた方々の旅行記には内部の写真があります。
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内部は絢爛豪華です。アラブの間(Salon de Arabe)とか、王妃の喫煙ルームにしてあの豪華さ。アルハンブラの二姉妹の間をまねているそうです。
王宮系はどこを見に行っても絢爛豪華ですが、まったく昔の王様ときたらやりたい放題ですねー。もっとも、そのおかげでこういった遺産が見られるとも言えますが。 -
「王子の庭園(Jardin del Principe)」は、距離もあるのでこのチキトレンで巡ることにします。ついでに市街の一部も。王宮西側のアルマス広場(Plaza de Armas=左上の写真)近くから出ています。
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サン・アントニオ広場を回ってから...
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「王子の庭園」へ突入。
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船乗りの家(Casa de Marinos)、王家の船遊びの基点でした。
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孔雀が居ます。リスも何匹かチョロチョロと走り回っています。
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農夫の家(Casa de Labrador)。18世紀のカルロス4世は、父王と違って君主の才能はなく政治を王妃と宰相に任せてそっちのけ、この家を拠点に狩りに没頭していたそうです。そして王国は衰退していきましたとさ...
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プチトレンは、庭園から出て市街へ。アルパヘス教会(Iglesia de Alpajes)。
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トレンの屋根が入ってしまいましたが、サン・パスクアル修道院(Convento de San Pascual)。
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他にも色々案内がありましたが、プチトレンに乗りながらの観光スポット把握&スナップショットはなかなか難しいものがあります。いい絵が撮れずに王宮に戻ってきてしまいました。
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スペインで週末に観光地をウロウロしていると、かなりの高確率でこのようなシーンに出会います。
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さて、ラグジュアリーな王家の遺産を満喫したところで、アランフェスを後にします。
街を出る際に、アパレル企業のコルテフィエル(CORTEFIEL)グループの工場を発見。エレガントなデザインで価格も手ごろ、私たちのお気に入りです。あ、すいません、旅行記にはどうでもいい話ですね... -
次は中央スペイン訪問での本命の都市、トレドへ向かいます。
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