2011/06/23 - 2011/06/24
4位(同エリア12件中)
RAINDANCEさん
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スペイン中央部マドリー州、マドリーから東へ約30kmほどに位置する人口18万人ほどの街アルカラ・デ・エナーレスを訪れました。アルカラ大学と周辺の街並みなどが世界遺産に指定されています。
★世界で最初の計画的な大学都市である街並み
★ドン・キホーテの作者、セルバンテスの生家
★2009年にオープンしたモダンなパラドール
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マドリッド・バラハス空港でレンタカーを借り、夕暮れの中を東へ。
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アルカラ・デ・エナーレスの街はもうすぐそこです。
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エスクリトリオス通り。大学に近づいてくると街並みに趣が出てきます。端正で美しい街並み、さすが世界遺産。
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まずはパラドールにチェックイン。新しいだけあってすごくモダンです。
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ここには、元々レストランだけのパラドール(後で紹介)がオステリアとして有りましたが、2009年に宿泊施設がオープンしました。
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廊下も...
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部屋も...
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モダンでスタイリッシュ。もちろん設備も新しく使いやすいです。窓の取っ手が壊れてましたが(笑)。
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チェックインは済んだところで、早速パラドール所属の向かいのレストラン「オステリア・デル・エストゥディアンテ(Hosteria del Estudiante)」へ。
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ここは、16世紀に創設されたサント・ヘロニモ校の大学寮をレストランに改装したもので、パラドールチェーンの中では2番目に古い、レストランのみのパラドールだったそうです。
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こじんまりとした空間ですが、エントランスのロビーを含めインテリアは重厚で趣があります。
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食前酒で乾杯。
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お勧めで出てきたワイン(赤)はリオハのレゼルバ。
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パン。数種類から選びます。
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パンとオリーブオイル。
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前菜。
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第一の皿は、メニューに"Cocina Cervantina(セルバンテスの料理)"と書いてあるものから選びました。これは、Los Duelos y Quebrantos del Quijote、「キホーテの悲しみ・悲嘆」みたいな名前が付いていますが、要はハム入り炒り卵。
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もう一つは、La Sopa Boda Alcalaina、「アルカラの結婚のスープ?」という名ですが、挽肉(ハモン&牛&鳥)のスープにウズラの卵を落としたもの。正直、二つともイマイチでした。結構冷めており、味も特徴なく...
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第二の皿は、Perdiz Roja Estofada a la Toledana、「ウズラのトレド風シチュー」。
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もうひとつは、Zancarron de Gallo de Corral En Guiso de Pepitoria、「鳥肉と卵黄ソースのシチュー」。んー、この二つも。味にインパクト無く...
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これは、サービス。トーストして砂糖の衣をかぶせたアーモンドのお菓子。修道院で作られているこの地方の伝統的なお菓子だそうです。
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ポストレは飛ばしてCafeへ。
選んだメニューが良くなかったのでしょうか。また、アーモンドのお菓子のサービスは別にして、カマレロたちの立ち振る舞い含め、私達にとっては残念な内容でした。 -
土曜の夜なのに私達を含めお客は2組。後で確認しましたが、ト○ップ○ドバイザーのクチコミもあまり良くありませんね。雰囲気は良い店だっただけに残念です。
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翌朝、朝食前にパラドール内の散策です。宿泊棟自体はモダンな造りですが、全体としては17世紀のサント・トーマス修道院とくっついた造りになっているようです。
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BAR。
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プール。
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階段。
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通路。
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ラウンジ。
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そして朝食をとるカフェテリア。パティオを囲むエリアと...
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カフェレストランエリアに別れています。
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おなじみビュッフェ形式。目玉焼きなどの卵料理はビュッフェテーブルに無く、個別に頼む形式でした。(朝食代に含まれています)
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テーブルにコウノトリ。この街にも、他の中央スペインの街と同じくコウノトリが沢山。
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サーモンの皿。
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いつもながら、ついつい食べ過ぎてしまいます。
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カフェレストラン前にはちょっとしたギャラリー。
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パラドールのエントランスです。
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さて、今日は街を散策です。
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いました、シグエニャス(Ciguenas=コウノトリ)。
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これは「サンタマリアの塔(Torre de Santa Maria)」。
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オイドール聖堂(Capilla de Oidor)。
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セルバンテス広場(Plaza de Cervantes)。
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広場にあるセルバンテスの像。
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広場に面する「市役所(Ayuntamiento)」。
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「アルカラ大学」。1553年に完成した正面ファサードは、サラマンカやセゴビアの大聖堂も設計したロドリゴ・ヒル・デ・オンタニョンによるルネサンス様式の傑作だそうです。
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正面ファザードから少し横へ目を向けると...
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コウノトリによる見事なファザード。
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この大学は、15世紀にフランシスコ・ヒメネス・デ・シスネロスというスペイン王国の黄金時代を支えた摂政が中心となって財政援助を行い設立されたそうです。
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パティオも...
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講堂も入場無料でした。
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講堂(Paraninfo)は、シスネロス枢機卿時代に作られた部分の一つで(もう一つは大学礼拝堂)、学位授与やその他の主要な式典に用いられているとのこと。
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大学内にはいくつかパティオがあり、ここは「三カ国語のパティオ(Patio de Trilingue)」と呼ばれるところ。かつてのサント・ヘロニモ校でラテン語、ギリシャ語、ヘブライ語が教えられていたことに由来するらしいです。
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このパティオは、昨夜に夕食を取ったHosteria del Estudianteが面している広場でもあります。
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大学を出て...
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街の散策へ。ここは市場(Mercado)。
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新しいようで、とても綺麗です。
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街の中心通りと思われる、大通り(Calle Mayor)を歩いてみましょう。
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やはり、セルバンテスにちなんだお店がぱらぱらと。
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大通りに面する「セルバンテスの生家」。1547年に生まれ、4歳まで住んだ家とのことです。
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現在は博物館になっています。
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撮影が許されたのはこのパティオのみでした。内部は、当時の生活を再現したもののようです。
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大通りには長い柱廊。
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雨どいがドラゴン?
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サンタマリア教会にも臆することなくコウノトリたちが。
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その周辺の建物(素性不明)です。
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どこを歩いても絵になる街です。
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その近くで見つけた廃墟。
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私達はここを、ピソ・デ・シグエニャス(Piso de Ciguenas)と勝手に名付けました。
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こちらは「大聖堂(Catedral)」。
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大聖堂の内部です。
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これは「サンタルシア礼拝堂(Ermita de Santa Lucia)」。
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「サンタ・ウルスラ修道院(Convento de Santa Ursula)」。
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再びサンタマリアの塔。
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趣の有る建造物があり過ぎて、何が何やら判らなくなります。
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「アルカラ」はアラビア語の「城壁」で、ここはアンダルシアにある同名の都市(アルカラ・デ・グアダイラとアルカラ・ラ・レアル)と区別するため「デ・エナレス」(エナレス川に近い)を加えているのが街の名の由来だそうです。
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歩き疲れてパラドールに帰館...
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6月のスペイン中央部はもう結構暑いです。冷たい飲み物でも飲んで...
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「アルカラ、人類の遺産」と大胆に記されたロトンダのモニュメントに見送られながら、次の目的地であるチンチョンに向かいます。
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