【2011年夏】スコットランドの旅：その３～エディンバラ近郊の古城を往く～

2011/07/30 - 2011/08/07

今日は、朝からローカル列車に乗ってエディンバラ近郊の街を廻ります。

スコットランド中世史の中心である古都スターリング、女王メアリーの生まれたリンリスゴー宮殿、どちらも見ごたえのある素敵な所でした。

最後は前日立ち入れなかったホリルード宮殿にも最後は足を伸ばしてきました。

エリア イギリス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

エディンバラ・ウェイバリー駅から近郊の街を巡ります。

とりあえずスターリングまで行って、帰りにリンリスゴーに立ち寄ることにしましょう。

さてさて、とりあえず列車に乗り込みます。

1時間弱で瀟洒なたたずまいのスターリング駅に到着。

なるほど古都の風情を感じる街ですね。

丘の上に見えてきました、名城「スターリング城」

城からは遥か彼方まで絶景が広がります。

中世スコットランドを統一したロバート・ブルースの像

さあ、入城してみましょう。

なんとも重厚感のあるお城です。

お城の内部へ。

スコットランド・スチュアート朝とイングランド・テューダー朝の家系図。複雑に絡み合っているのが良く分かります。

昔の衣装を着たスタッフが客人を迎えてくれます。

子供には大人気

場内の大広間

趣きある城内

裏には美しい緑が広がります。

城壁からは広々としたスコットランドの大地を見降ろせます。

城壁に備え付けられた大砲

当時の調理場を再現

絵を描く様も絵になりますね。

近くのホリルード教会からお城が良く見えるとの事で行ってみました。

なるほど威風堂々ですね。

美しい緑がひろがります。

街を通り抜け駅へと戻ります。

小奇麗な感じのスターリング駅

エディンバラ行きの列車に乗ります。

途中リンリスゴーの駅で下車

こじんまりとしたリンリスゴー駅

リンリスゴーの駅前

駅前パブ「プラットフォーム３」
鉄道好きなパブなのでしょうか？

ＰＯＳＴ　ＯＦＦＩＣＥと書いてありますが、中はパブのようでした。

何やら迫力ある建物が見えてきました。

スチュアート朝の王達所縁のリンリスゴー宮殿に到達。
あの女王メアリーもここで生まれました。

素敵な案内人さん

１８世紀のジャコバイトの乱の折、この宮殿は廃墟となり今に至っているそうです。

美しい宮殿中庭の噴水

廃墟感が良い感じです。

中へ入ってみましょう。

天井は抜け落ちてしまっています。

宮殿の後ろには美しい湖が広がっています。

周辺の美しい自然と完全に調和していますね。

この宮殿は気に入りました。

名残惜しいのですが、そろそろ宮殿を出ましょう。

すぐ横にある聖マイケル教会

13世紀に出来た歴史ある教会建築

中に入ってみました。

どこを旅していても、やっぱり宗教施設が一番心が落ち着きます。

列車でエディンバラへ戻ります。

列車はラグビーの聖地マレーフィールドスタジアムの横を通過します。

エディンバラに戻ってきました。

朝食をしっかり食べているので、昼食は無しで良いのですが折角なのでパブで「本日のスープ」だけ頂くことに。

今回の旅の昼ごはんは大体こんな感じ。

スコットランドでは、スープがとっても美味しいです。

昨日はいれなかったホリルードハウス宮殿へ

今日は無事入る事が出来ました。

宮殿の内部は撮影禁止なので、裏手にあるアビー（修道院）の廃墟へ。

ここも雰囲気があって好きになりました。

元々はｽｺｯﾄﾗﾝﾄﾞ歴代国王の墓もあった由緒あるアビーです。

栄枯盛衰と言ったところでしょうか。

何故かこう言った廃墟となった建物の方が、人々の心を引きつけるものです。

裏手には美しい庭園が広がります。

さながら緑のトンネルです。

清々しい緑の庭園

刺すほど美しい濃緑の庭園です。

アジサイでしょうか。

見事な咲きっぷりです。

最後に宮殿の全景を。

そのままパブが立ち並ぶグラスマーケットで晩飯にします。

立ち並ぶパブの中でパブ「ラスト・ドロップ」へ。

この辺りは、かつて絞首刑場だったところ。それで「ラスト・ドロップ」というわけですね。

おじいちゃんとその横の絞首刑のロープのコントラストが良いですね。

店内は大繁盛。

一度食べてみたかった、パブのカレー。
本格的な味で、普通に美味しいです。

楽しかったエディンバラ滞在も、これにて終了。
明日は列車で一路ハイランドへ向かいます。