2010/07/29 - 2010/07/30
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たじまはるさん
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カミさんの用事で1泊2日で稚内に行ってきました。
その時の記録です。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
【たからやの塩ラーメン】
全道的にどしゃぶりの中、家族4人で稚内に向かいました。
稚内には5回ほど行っていると思いますが、泊まるのは今回で2回目です。
お昼前に着くや、まずはメシだと向かった先が、稚内駅から徒歩30秒の稚内でも評判のラーメン屋さん『たからや』さん。
ここは前にも一度来たことがあります。メニューは塩ラーメンと醤油ラーメンのみと、ピッチャーに例えるならストレートとカーブの二つで勝負する実力派です。自慢の塩ラーメンは、どんぶりから熱く透きとおったスープが溢れそうです。600円。 -
【最北の映画館「Tジョイ稚内」】
娘二人を連れて、最北の映画館「Tジョイ稚内」で『トイ・ストーリー3』を観ました。
66席、86席、98席の3つのスクリーンを備えているマルチシネマコンプレックス。映画館が街にあるなんて、なんともうらやましい限りです。
でも、大ヒット上映中のはずの『トイ・ストーリー3』でさえ、このときは15人くらいしかお客さんがいませんでした。
大雨のせいだと思いますが、末永くがんばってほしい映画館です。 -
【稚内グランドホテル】
宿泊先は、南稚内駅近くの「稚内グランドホテル」。
団体ツアー客もたくさん泊まっている観光ホテルです。
ここの自慢は、地下1200Mより湧き出た化石海水型温泉(塩化物強塩泉)。
それにプラスして、和室の客間がたいへん良かったです。
ここ−南稚内駅周辺が、稚内の繁華街なのでしょう。
港町だけに、市民の皆さんは自宅で魚介類を食べ飽きているのか、焼き肉屋さんがけっこうありました。 -
202号室からの味気ない景色です。
でもホテル自体はほんと良かったです。 -
【ノシャップ公園で遊ぶ】
二日目、娘二人を連れてノシャップ寒流水族館へ向かいました。
その途中のノシャップ公園に大きなアスレチック遊具があるのを発見!
これは遊ぶしかない!
前日の大雨で地面は濡れており、先に遊んでいた女の子のズボンのお尻は泥だらけでした。
迎えにきたオバサン−「これから出かけるんだから服汚さないでよ!」
もう遅い。 -
【ノシャップ公園のドラミちゃん】
敷地内にはパークゴルフ場もあり、地域の憩いの場になっているようです。
ドラミちゃんもよい子たちを歓迎してくれています。
でも、ドラえもんと同じく、昼寝の最中にネズミに耳をかじられてしまったようです。 -
【看板に偽りなし】
そのノシャップ公園、「鹿出没注意」の看板が出ていました。 -
ホントに出た!
家族連れなのか、8頭くらいの鹿がすぐそこまで来てます。
立派な角を持った牡鹿までいるし、ちょっと危険だと思いますが、うまく人間と共存関係にあるんでしょうか。 -
【風情無し、ノシャップ岬】
その昔、20年も前。
ノシャップ岬は、“ノシャップ岬”の看板がぽつねんと一つあるだけで、いかにも最果ての風情がするところだったと記憶しています。
場所も、水族館の裏の稚内灯台の近くだったように思います。
今では岬公園として整備され、なんともつまらない場所になっています。 -
【稚内灯台】
塔高43mは全国2位の高さだそうです。 -
【意外に楽しいノシャップ寒流水族館】
ノシャップ寒流水族館に到着です。
ここの売りは、アザラシの曲芸。
当日の飼育係のお姉さんとは、あまり息が合っていなかったように思いますが、いずれうまくいくようになるでしょう。
もう一つの売りは、お客さん自らがアザラシにエサをあげることができるのです。エサがもらえると知っているアザラシたちが、競って水面から飛び上がろうとするのは凄まじい迫力。 -
きれいとも言えないし、展示の仕方も興味をそそられるものでもなく、見るからに寂しい水族館なんだけど、最近はこういったチープなところもけっこう好きだったりします。
長女は、アザラシにエサをやっているところを夏休みの絵の宿題として描いていたようですし、子供たちもそれなりに楽しんでいました。
入場料、大人400円、子供100円。
アザラシのエサやり、一缶魚3匹入りで100円。 -
【南極観測樺太犬記念碑】
稚内公園にある、南極観測樺太犬記念碑。
説明します。
1956(昭31)年、南極観測隊により、カラフト犬による犬ぞりの使用が決定され、北海道各地から集められた犬たちは、ここ稚内公園で厳しい訓練を受けました。
同年11月、22頭の犬が、第1次越冬隊とともに南極観測船・宗谷で南極に旅立ちます。
1958(昭33)年2月、第2次越冬隊を乗せた宗谷は、天候悪化のため昭和基地に到着することができず、やむを得ず第1次越冬隊のみを収容し日本へ引き返すことになります。その際に15頭の犬は鎖につながれたまま、極寒の地に置き去りにされてしまったというわけです。 -
放し飼いにされた犬たちがアザラシなんかを襲撃し、南極の生態系に影響を及ぼしたことはあまり触れられませんでしたが、翌年の第3次越冬隊の目の前に、ヴァンゲリスの音楽とともにタロとジロが走ってきたというのが、1983年に公開されて当時配給収入日本一を記録した『南極物語』ということになります。
“日本中が感動”なんてフレーズは、『南極物語』あたりから始まったんじゃないでしょうか。
フジテレビの戦略はその後の日本に大きな影響を与え、今では何かあるたびに“感動”を押しつけられるようになりました。
写真は樺太犬供養塔です。 -
【9人の乙女の碑】
稚内公園にある、九人の乙女の碑。
説明します。
この碑は、終戦直後の昭和20年(1945年)8月20日、ソ連軍により樺太真岡が侵攻され、ソ連兵が間近に迫るまで電話通信業務に従事し、自決した真岡郵便局の9人の女性交換手を慰霊するために昭和38年に建立されたものです。
最後の言葉となった、「皆さん これが最後です さようなら さようなら」の文字がなんとも痛ましいです。 -
この真岡郵便電信局事件は、昭和49年に『樺太1945年夏 氷雪の門』として映画化・公開されるも、反ソ連映画として圧力を受け、興行規模が大幅に縮小され、ほとんど陽の目を見ることのないまま終わってしまったとのこと。
その後、ホールなどで細々と上映されていたらしいのですが、今になって36年振りに全国公開されたそうです。
なお、映画のタイトルにも付けられた「氷雪の門」は、戦争だけでなく、カラフトで亡くなった全ての日本人を対象とした慰霊碑であり、これも昭和38年に建立されたそうです。
稚内に来た際は、最果ての旅情を感じるだけでなく、戦争の悲劇や先人の苦労も感じとりたいものです。 -
【豊富牛乳】
稚内からの帰りは、国道40号線、豊富町を通って帰ることにしました。
豊富というと、温泉も有名ですが、身近なところで豊富牛乳が有名です。
豊富牛乳公社で製造しており、学校給食で使われていたり、セイコーマートの牛乳もここで造られています。
豊富の市街地を抜けたら大きな看板が目について、工場を一目見ようとUターンしました。
でも町には他に案内看板がなく、けっこう探しました。 -
これから新鮮な牛乳を配送するのでしょうか、トラックが一台出発の準備をしています。
なお、工場見学はしていません。 -
豊富では、牛をあちこちで見かけます。
牛が元気だと世界も平和です。
(了)
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