2009/04/02 - 2009/04/07
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はい!
現地にいる知人に会うための旅行なので、そんなに観光してません^^;
ですが、大英博物館って、やっぱり凄いですよねぇ。
大英博物館と、ちょっと局地的(笑)なロンドン市内の旅行記です。
では、スタート!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
まぁ、みなさんこの案内板は絶対写真撮りますよねぇ^^;
成田空港でございまっす!!
今回は10:00発 JL403 ロンドン行きです。
直行便です! -
機内食です!!
幕の内弁当的な、何かだったと・・・
鮭、海老、錦糸卵、いやいや、和ですなぁ。 -
ハンバーグ〜♪
アンド〜♪
メルロー赤ワイン〜♪
乗せるメロディは好き好きで^^; -
地球は丸いんですねぇ〜!
窓から見える、母なる大地に平伏^^
シベリア辺りでしょうか・・・凍てつく大地の冷たいグレーが、これまた深い空の青と、見事なコントラスト。
そして、緩やかな曲線を描く地平線。
いやいや、地球は最高の芸術品ですよ! -
突然ですが、ロンドンに到着しました(結構道程を端折った^^;)!
ピカデリーを歩いております!
ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(王立芸術院ですね)の前をふらふらと歩いております!
と、粋な幟を発見する小生。こ、これは歌川国芳じゃないかっ!!
「坂田怪童丸」という絵です。日本が誇る英雄「金太郎」と鯉を描いたものですね。
まぁ、みなさん歌川と言えば広重なんでしょうけど、ちょっと奇妙な浮世絵を描いた彼も、面白いですよ^^ -
小生には珍しく、公共機関を使用^^;
ダブルデッカー(二階建てバスですな)に乗っております。
ロンドン市内の移動は、チューブ(地下鉄)でも十分ですが、バスも便利です。というか、バスの方が安いです^^;
まぁ、ちょっとした話のネタって感じですかね。
気合入れれば(無理に入れんでも・・・)ロンドン市内は歩けちゃいます。
そして、ふらふらと向かった先は! -
やってまいりました!
メインイベント、大英博物館でございます!
兎に角、広いです!
ロンドンは、ここも、ナショナル・ギャラリーも、拝観無料なのが良心的ですねぇ^^!
早速中へ! -
グレート・コートと呼ばれる中庭です。というよりも、正面入り口と言った方がいいかも!?
公式パンフなんかはここにあります。
まぁ、大英博物館は規模の大きさだけが感心出来ることではないんですね。
この美術館は、発展途上国の博物館なんかに技術提供をしているだけでなく、様々な教育機関(美術学校等)との連携を強め、様々な教育制度を設けているのです。
さらには、障害者などの社会的弱者の教育にも力を入れているという、ちょっとした観光では窺い知れない側面を持っている、美術好きの小生としては、何とも頭が下がる博物館なのです。
とはいうものの、やはり来館者の半数以上は外国人観光客であるというのも、また事実だったりします・・・
さぁ、みなさんも、古代文明の偉大さに触れ、古の世界に思いを馳せましょう!! -
はい!
これが発見されていなかったら、今の我々が知る歴史は存在しなかったも同然!という、値段のつけられない、途方もない貴重品です。
「ロゼッタ・ストーン」
三つの文字で同じことが書かれている石碑であります。
偶然、ナイル川河口の町ロゼッタで発見され、遠征(というか占領)の為エジプトにいたナポレオン・ボナパルトが開設したカイロ学士院に運ばれます。
上から「ヒエログリフ」、「デモティック」、「ギリシャ文字」の順番で書かれています。
そして、世界中の学者に写しが配られ、見事にヒエログリフ解読の先鞭をつけたのがイギリスのトマス・ヤングです。
これによって、古代エジプトの社会や法律など、様々な事が解析されていったのです。
えぇ?何でナポレオンなのに大英博物館にあるの!?
ですよねぇ・・・何でルーブルじゃないの?って聞きたくなりますよねぇ。
結局、ナポレオンは皇帝になるために帰国しちゃって、そうしたらエジプトのフランス軍はイギリス海軍の海上封鎖で負けちゃって、収集品は全部イギリスが持ってっちゃったんだな、これが。
ちなみに、ロゼッタ・ストーンは門外不出です。例えば東京で「大英博物館展」なんてあっても、これだけは来ませんので、ここで見ましょうね! -
デッカイので遠くからパシャッ^^;
ラムセス2世の胸像であります。
現人神(あらひとがみ)と崇められた、「ファラオの中のファラオ」です。
しかし、この像、上半身だけで2.67Mもあり、重さは7トンを超えます!
これは、テーベにある葬祭殿「ラムセウス」の中庭を飾った二体のうちの一つです。
しっかし、紀元前13世紀のファラオですから、もう3200年以上も前の人なんですねぇ・・・悠久の時を超えて、今尚その柔和な表情で人々を安心させているようです。
しかし、ナポレオンさんはここでもやんちゃ振りを発揮。「フランスに持って帰ろう!」と、右胸に穴開けちゃって・・・バカ! -
エジプト繋がりでもう一つ。
「アメンヘテプ3世の頭像」です。テーベのカルナック神殿に祀られていた巨像の頭です。
えぇ、因みにですね、この円錐と台座をくっつけたみたいな王冠は、上下エジプト統一の証です。
なんでこんなに巨像を沢山・・・えぇ、この人が火をつけたんですよ。
美を愛したこのファラオは、「石」の不変性に永遠性を見出したんですね。なもので、石像は「不滅の権力」の現れなのです。
まぁ、言うと、エジプト中で一番巨像の多いのは前に出てきた「ラムセス2世」ですけど・・・^^; -
この人はとんがり帽子みたいな王冠ですね。つまり、彼は上エジプトの支配者なのです。統一はしていないって事ですね。
トトメス3世か、アメンヘテプ2世だとされている石像です。 -
さぁ、エジプトから離れて(って、そんなでもない・・・)アッシリアに行きましょうかね。
紀元前650年頃の「アッシュールバニパルのライオン狩り」です。
アッシュールバニパルって長い名前の王様がいてですね、彼の時代がアッシリアの全盛期とされているんですよ。
でもって、ライオン狩りは、王の特権だったそうで。
それ以前にメソポタミアで幅を利かせていた(スミマセン・・・失礼な言い方!)シュメール人と徹底的に違うのは、粘土文化ではなく、石の文化だった事。軍事的にも、石文化のアッシリアが圧勝!だったワケですな。 -
これもアッシリアの石像です。
王宮の入り口に置かれていた「人面獣身有翼像」で、後ろに申し訳程度に彫られているのが精霊であります。
人頭の牡牛はメソポタミアでは重要でして、悪霊を祓うとされていました。
これもデッカイです、高さ4m以上あります。
余談ですが、日本の「狛犬」っていますよね、ちょっとコワカワいい神様。
狛犬の起源っていうか、モデルって、この人面獣身有翼像なんですよ!!
まぁ、知らんでもいいか・・・^^; -
さぁ、勇ましい、というか男臭い(!)文明から離れ、美女の多いギリシャ彫刻に移りましょう!!
「ネレイデス記念堂」です!
紀元前390年頃の古代リュキア(ペルシア帝国の支配下にあり、現在のトルコ南岸になります)の権力者の墓廟らしいです。
イオニア式のギリシャ神殿ですね、素晴らしいです。
で、コレの歴史的価値はというと、丁度この時期を境に、墓廟が平石からこのような家形に移り変わっていくんです。でもって、全体像が見れる遺跡なんて、殆どないもんで、これは貴重な例なんですよ! -
きました!古代芸術の至宝です!大英博物館に行ったら、絶対に押さえましょう!
「パルテノン神殿の破風彫刻」
古代ギリシャ、というか、古代史最高の彫刻家フェイディアスの作品です!
これらは、パルテノン神殿の上部(屋根になっている、キリスト教会堂でいうティンパヌム)を飾っていた彫刻群で、女神アテナ誕生の知らせがオリュンポスの神々に伝わる様子を描いています。
手前から、永遠の若さが売り(!?)のヘベ、豊穣の女神デメテルと娘ペルセフォネ、そして酒神ディオニュソス、で、馬(笑)です。
尚、フェイディアスの作品は、殆ど現存していません。大変貴重な彫刻ですよ! -
はい、もう一つ!
左から、炉の女神ヘスティア、母ディオネ、そして右側で妖艶な美を惜しみなく曝け出しているのが、美と愛欲の女神アフロディテです。
アフロディテとは、すなわちヴィーナスの事です。猛烈に有名な女神さまです。ギリシャ神話とローマ神話はほぼ同一です。登場人物も、その物語も殆ど一緒です。でもって、アフロディテはギリシャ名、ローマ名がヴィーナスです。
でも、意外と知られていないのがこの↓の事実。
キューピッドという名前は誰でも聞いたことがありますね。キューピッドはローマ名、ギリシャ名はエロスです。
キューピッドはハート型の矢を持っていて、彼の矢に射抜かれたら最後、激しい恋に落ちてしまうのです。これも皆さん知っているし、人生で何度もエロス(キューピッド)の矢に射抜かれてしまった経験がお有りですね^^。
このキューピッド(エロス)君は、ヴィーナス(アフロディテ)の息子です。
意外と知らなかったでしょ!? -
ふにゃ。
-
さて、人類の宝を満喫したので、宿に向かいます。
Holiday Inn Express London Park Royal
http://www.exhiparkroyal.co.uk/
であります。
チューブのセントラルライン「NORTH ACTON」の駅前です。
曇っています。撮影日が前後しています。悪しからず・・・ゴメンナサイ! -
部屋です。
スタンダードなビジネスホテルといった感じでしょうか。
特に素晴らしい設備もありません。
毎回言いますが、ホテルは「シャワー浴びて寝る所」なので、イイんですっ! -
おはようございます!!
翌日です!!端折ってスミマセン^^;
NORTH ACTONの駅でございます!
今日は街をそぞろ歩きしたいと思います!!
って、言ってる傍からチューブに乗りますが・・・お許しあれ! -
ホームです!
長閑な感じがする駅ですねぇ。セントラルラインは文字通り、ロンドンセントラルを突き抜けるように走る、「真ん中通るは中央線♪」みたいなものでしょうかね^^;
しかし、この数年前、小生はこのセントラル・ラインで大変な目に遭いましたが・・・
そうです、小生は、2005年7月7日、同時多発テロ当日、仕事でロンドンに居りました。
30分仕事の待ち合わせ時間が早かったら、リバプールストリート駅で「ドカン!」でした・・・
ま、今となっては語り草ですがね。亡くなられた方に、心よりご冥福を。 -
えぇ、セントラルラインなので、乗り換えずにオックスフォード・サーカスまで来ちゃいました。
この日は曇ったり晴れたりと、お天道様がまぁ気まぐれでお忙しいこと^^;
メインの交差点から、ボンド・ストリートの方にぶらぶらと。
晴天の青に、煉瓦色の壁が映えますね。いやぁ、ヨーロッパに来た!って感じがします^^。 -
って事で(?)、お昼ご飯の時間です^^;
おぉ!シーフードだっ!!
「Sea Bass」というレストランにやってきました。
勿論、事前調査などありません。気ままにチョイスしました。
でもって、残念ながらこの店は閉店してしまいました・・・ヨーロッパにも不況の波が・・・泣! -
海老のフリッターと、ナンみたいな薄焼きのパン。
美味でしたよ!
もちろん、ワインも欠かさずねっ!!
ロンドンに行っても、もうこれは食べられないんだなぁ・・・と思うと、感慨一入なのだ・・・ -
界隈の散歩は続きます。
「世界触れあい街歩き」的なノリで、写真から風や匂いや、様々な人や物が織りなす音をご想像ください・・・^^;
タラ〜ララ〜♪ -
トラファルガー・スクエアのすぐ近く、チャリング・クロス駅のすぐ近くでもある^^;
「パブ ザ・シャーロック・ホームズ」であります。
パブなんですが、ここの三階には、ホームズが住んでいた部屋というものが再現されていて、ちょっとしたアトラクションになっております。
えぇ・・・前を通っただけです。小生もたまには・・・こんなこともあるんです・・・ハイ。 -
えぇ・・・何せ二年以上前の旅行記なもので・・・行った日にちが入り乱れております^^;
セントジェームズパークを歩いております。
春の風がとても心地よい、思わずベンチで転寝したくなる、そんな日和です。 -
バッキンガム宮殿です!
云わずと知れた英国王室の居城であります。
が、「最もつまらないアトラクション」なんて紹介されたこともある場所でもあります。
まぁ、好き好きです。今回は中の見学は無しです。時期じゃありませんからね^^;一般入場が可能なのは、7月末〜9月末の間だけです。
詳しくはHPで調べてから行くといいでしょう。
http://www.royal.gov.uk/Home.aspx
ヴェルサイユ宮殿なんかがお好みの方なら、十分に楽しめると思いますよ。小生以前に一度入ったことありますけど^^v -
正面に建つ、ヴィクトリア記念碑です。
黄金が煌びやかですね。
パリのオペラ・ガルニエの屋根とか、モン・サン・ミシェルのミカエル像とか、そういった黄金の像を彷彿とさせますね。
ま、このモニュメントもすっかり休憩場所になっちゃってますけどね^^; -
ザ・モール(マルと呼ばれることもありますね)です。
西側のバッキンガム宮殿と、東のトラファルガー広場を結ぶ、儀式用の大通りです。欧米には、こういった国家儀式用の通りがよくあるんですね。パリにも、ワシントンDCにも、ウィーンにもありますよ。
この時はメキシコの国賓が来ていたのでしょう、両脇をメキシコ国旗とユニオンジャックが飾っています。
セントジェームズパークを横目に、のんびり散歩するのもいいかもしれません。 -
バッキンガム宮殿と言えば、この人たちでしょうか。
ビーフィーター(近衛兵)ですね。
交代式が有名ですが、今回は見てません^^;
なんか、可愛いんですよねぇ、佇まいが。
でも、シャキッ!としてていいですよ!精悍です!! -
さて、THE MALLを抜けて、東のトラファルガー広場にやって来ました。
この広〜い敷地は市民の・・・いや、観光客の憩いの場になっていますね。
まぁ、文字通り、トラファルガーの海戦の戦勝記念広場なんですが、ここでもナポレオンさんはロンドン観光名所に一役買ってるワケですねぇ。海を渡るといまだに英雄なのに・・・
トラファルガーの海戦についての詳細は、歴史の教科書を参照されたし(笑)。
今でもフランスVSイングランドのサッカーの試合なんかは、「トラファルガーの仇討!」なんて、フランスのメディアは騒ぎます。それに対して、フランスの若いヤツは「?」って顔してますが・・・ -
ここでのヒーロー、ネルソン提督の記念碑です。
そして、ライオンです。
「がおー!」 -
広場のすぐ北側には、ナショナル・ギャラリーがあります。
はい、ここも美の殿堂です。
世界的に有名な絵画がたくさんあります。
「岩窟の聖母」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
「カーネーションの聖母」(ラファエロ・サンティ)
などのルネサンス絵画から
「ひまわり」(フィンセント・ファン・ゴッホ)
などの印象派まで、色々あります。
白眉なのは、ルーベンスの「パリスの審判」でしょうか?
トロイア戦争の大元を引き起こしたギリシャ神話のワンシーンを描いた傑作です!
ここも無料なので、是非一度ご覧あれ!! -
足を延ばしてやってきたのは皆さんご存知「コヴェント・ガーデン」です。
屋台の飯が安いので、地元民たちは結構利用しています。
が、念の為言っておきますが、C級グルメです。脂っぽいものも沢山ありますので、体調とご相談ください。
というのが小生の経験上のアドバイスであります^^;
あとは、安くて面白い雑貨や服があるので、ショッピングを楽しみましょう! -
またもや端折りました^^;
さぁ、ヒースロー空港です。あとは帰るだけです・・・
この瞬間が、悲しくて悲しくて・・・うぇぇん。
そしてまた現実に戻されるわけですが・・・
辛い現実があるからこそ、旅という非現実が有難く、嬉しく、楽しいんじゃないかっ!
と、言い聞かせ、思ってみるのです、いつもいつも。
さぁ、また旅しようではないか!そう思えば現実も乗り越えられるさっ!
とは言うものの・・・この帰りの飛行機に乗る瞬間・・・イヤなものはイヤだ・・・^^;
では、また新たな旅行記で会いましょう!!
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