出来立てほやほや。　ライネ川編、その２　正統派の綺麗な町　バート・ガンダースハイム

2011/07/06 - 2011/07/06

世界遺産を踏破し、折角この近くに来たわけなので、どこか綺麗な町はないかな〜と色々調べていると…
どうやらバート・ガンダースハイム(Bad Gandersheim)がいいらしいとのこと。

ここはバートが付くだけあって、温泉保養地ですが、さて一体どんな町なんでしょうか？

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

バート・ガンダースハイムはハノーファー→ゲッティンゲン線の途中、クライエンゼン(Kreiensen)から分岐するゴスラー方面の線上にあります。

ゲッティンゲンまでは40分ぐらい。

そして駅について10分ぐらい歩くと旧市街が見えてきます。

このあたりも木組みの家が多いようで。

装飾もなかなか綺麗です。

南ドイツにある木組みの家に比べて、この中部から北ドイツにかけて（主にヴェーザー川周辺ですが）はこういった模様が多いです。

詳しいことは調べていませんが、町を色々見てきたことで学んだことっす。

市庁舎に階段があり、そこからちょこっと上から目線になれます（笑）

こう見るととっても綺麗です♪

で、これが市庁舎。
スタイルは…

ヴェーザー・ルネッサンスですね。

入口の装飾を見るとよく分かります。

窓もこんな装飾で。

さて、この町の修道院教会(Stiftskirche)はそこそこ有名らしいです。

市庁舎の前にあるマルクト広場のすぐ向かいに。

この時間帯（午前中）だと、逆光になってしまいますね。

ということで、後ろから撮るとこんな感じ。

正面の部分がほっそりしているのはちょっと珍しいかもしれません。

で、こちらがサイドから。

ちょこっと中を覗いてみましょう。

あら、意外にシンプル？

でも装飾品の数々は綺麗なものが結構ありました。

こちらの棺も素晴らしいですね。

地下聖堂は厳かな感じでした。

ちなみに、ドイツで一番最初の女性詩人ならびに劇作家といわれる、ロスヴィータ・フォン・ガンダースハイム(Roswitha von Gandersheim、10世紀頃の人）がこの修道院にいたとされています。

ドイツの文学に相当精通している方なら、ピンと来るでしょう。
ちなみに私はさっぱりでした…

修道院教会の外には綺麗な噴水も。

こちらは裏の方ですね。

ちょこっと木組みの部分があります。

町の中心部から少しはなれたところにこんな教会も。

どうやら様々なスタイルがごちゃ混ぜになっているようです。ゴシックの部分もあれば、バロックの部分もあり、そして木組みの部分も。

でも、ドイツの教会でこんな風なものはよくあります。
木組みが組み込まれているのは流石に珍しいですが…

通り一面木組みの家尽くし。

ちょっとアインベックに似ています。
こちら↓

http://4travel.jp/traveler/keine-ahnung/album/10436928/

まあ、相当近所ですから、納得ですが。

こんな狭い路地もいい味が出ています。

花が飾られた木組みの家。

木組みの建物自体、色合いがシンプルな分、変わった色が入ると味が出てきます。

再びマルクト広場。

久しぶりに純粋に木組みに囲まれた綺麗な町を拝めました。
いつもだと飽きてしまいますが、たまにはいいものです。

世界遺産のあとにこのような町を見ると、ちょっと嬉しくなります（それは世界遺産というものにたまーに突っ込みを入れづらいから）。

この日は結構満足することが出来ました、とさ。

この旅行記へのコメント （1）

• とんちゃん健康一番さん 2011/12/28 13:45:55

  ご無沙汰しております。

  甲斐寝あーぬん愚さん
  
  お元気ですか。
  ご無沙汰しております。
  この路地も良いですねぇ☆
  今年も残すところ4日となってしまいましたね。
  （月日が経つのが早すぎます！！）
  
  また、ゆっくりお邪魔させて頂きます♪