初めてのシチリア、パレルモ、エオリオ諸島、チェファルー　２

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昨年（２００７年）、夏のバカンスから戻り暫くしてＹ子サンと来年（２００８年）は何所に行こうかと相談したところ海がいい其れも綺麗なところ！
というわけでマイレージでチケットを取るためには３３０日前が申し込み初日。直ぐ申し込みをしなければ夏休みはあっという間にチケットがなくなるので。
其れまでにシチリアときめチケットはパレルモ往復と決めました。
マイレージではＪＡＬの範囲内、それ以外のイタリアの国内便アリタリア航空の分は買わないといけません。
サーチャージが高い！
国内線なのにミラノ〜パレルモ、パレルモ〜ミラノが格安時のヨーロッパ往復並みの価格でした。
行き先が決まったところで、それから大変、イタリア語が全くわかりません。
それではと会話教室を探し銀座にあるのがわかりました。
お試し体験したところ良い感じでした。教室は其処に決めました。

でも其の頃はフランス語の会話教室にも行っておりまして、４級の検定試験を受けることにもなっていました。１１月検定も受かったところで、きりよくフランス語はやめました。

イタリア語は個人授業で３月から７月まで週１回。
デエイゴ先生には８月に最初は１人、後で２人旅するのでとにかく困らないようにしてほしいとおねがいしました。
先生は大丈夫と太鼓判を押してくださいました。
最初は会話をせずに文法と最低限の動詞、と現在形の活用です。プリントを見ながら今までと違う発音です。
フランス語は発音、イタリア語は文法がたいへんです。
７月になっても未だ会話は勉強しません。大丈夫かしら？と
最後の２回だけ会話、の勉強です。
旅をするための必要な何所に行く、何を買う、どうしたい、など。
道の聞き方、買い物の仕方料理の注文の仕方などとりあえず簡単なことは言えるようです。
でも行き先はシチリア、パレルモ。
マフィアがいて危険なところと聞いていますが大丈夫か心配でした。
先生はシチリアは現在それほど危険ではなく、ローマやナポリのほうが危ないよとのことでした。
もう後が無い！８月８日の出発は決まっているし、女は度胸。

シチリアではトラパニにあるクスクスの女王のホテルに泊まり最高のクスクスを食べようとホテルに電話をしましたが、丁度其の時期クスクスは作らないとのこと。
そうです！８月１５日の聖母降誕祭という祭日のあたりでした。日本もお盆の頃は大都市ではほとんどの人が休暇を取っていますもの。
お隣のマルタ共和国のゴゾにいたときも８月１５日は町中がお祭りというか祝日でした。
クスクスが食べられないならと、トラパニ行きはやめにしました。

旅行の日数、ゆったりのんびりしたいと計画し起点はパレルモ。
メインはエオリオ諸島、帰りがけにちょこっとチェファルーに行くことにしました。
世界遺産エオリオ諸島の滞在はリパリ島です。
イタリアのセレブに混じりバカンスをしようと。プールのあるホテルに滞在して、時々観光、この辺りは紀元前からの海の交通の要所、海もきれいで遺跡もあります。
其のうえ星付きのレストランがありました。もう行くしかない。
そのための交通手段、鉄道、船の便や時間、予約など毎日パソコンの前で悪戦苦闘をしました。
サイトは便利です。
タオルミーナに観光で行きそのまま１５年も滞在してしまったという方（シチリアクラブ）と連絡を取り、最初のタクシーの予約をお願いしたり、現地の情報をいただいたり少し安心した気持ちで。
キャビンアテンダントをしていた人が、気入って住み着くほどいいところなんだ！！！。
シチリアはと思いました。
今回行けないシラクーサ、やカターニヤ、ノート，エンナなどのローマ帝国の時代の栄えた都市にも是非行きたいと思っています。

イタリア語の勉強にと映画も借りてきました。ニューシネマパラダイス、グランブルー，薔薇の名前。古い映画ですがとても良い映画です。
アイユターレ、手伝って、助けて、なんて言葉は映画で覚え早速使いました。
それからウン・クワットロ。
是も１キロ単位の価格がついたオリーブを買うとき、２５０グラム欲しいと言うのに役たちました。四分の一の意味です。
とりあえず一足先に１人でパレルモまで旅立ちました。

ローマでの乗り換え、イタリア語を試してみました。通じます。
次はリーコンファームの手続き。是もイタリア語でやってみました。通じた。！
毎回真夜中に放送されるＮＨＫのＴＶのイタリア語講座も１０月から毎回見て
とりあえず必用なフレーズや単語を覚えてみました。
頭が固くなっているので若い時と違いなかなか覚えられないのが悩みです。
未だに先生を失望させ続けています。
さて準備は整いました。後は行って、見て、楽しむだけです。