道東の旅　　釧路

2011/06/27 - 2011/06/30

真夏の暑さの続く奈良を抜け出し北海道へ行こうと予定を立てました。
今回はまだ行ったことのない道東を巡ろうということで釧路湿原、湖、知床など美しい自然とおいしい食べ物が楽しみです。
何よりこの蒸し暑さから逃げ出せるのが嬉しい。

まず大阪空港から釧路へ向かいました。

エリア 釧路(北海道)

• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

たんちょう釧路空港と称するだけにロビーでは丹頂鶴がお出迎えしてくれました。

丹頂鶴はＪＲ釧路駅構内でも見つけました。

駅の外にも丹頂鶴のモニュメントがありました。釧路市のシンボルなんですね。市内のあちらこちらで目にしました。

バス停にも。

街灯にも。

花時計にも。

沈む夕陽がきれいな幣舞橋まで来ましたが曇り空なので残念ながら見ることができませんでした。
幣舞橋はとても大きくてきれいな橋です。

橋の欄干には四季の像が立っています。
「春」　舟越保武　作

「夏」　佐藤忠良　作

「秋」柳原義達　作

「冬」　本郷新作　作　

幣舞橋に隣接して「釧路フィッシャーマンズワーフＭＯＯ」があります。
東日本大震災ではここも被害が大きかったそうです。北海道の被害は知らされていませんがこの建物も浸水しようやく再開できたのでした。

橋からフィッシャーマンズワーフに降りて行きましょう。釧路名物炉端焼きのいいにおいがしてきます。

夏の間だけオープンする岸壁炉ばたがありました。露天だと思ったらしっかり囲われた店なのですね。

皆さんジュージュー焼いておいしそう。カモメもご来店。

釧路に着いたときその涼しさに感激しひんやりした空気を嬉しく思ったのでしたが、ずっと外を歩いていると肌寒くなってきました。
気温は・・・なんと１４度。奈良では連日３５度近かったのでその差２０度！

フィッシャーマンズワーフＭＯＯの中にも炉端焼きのお店が並び、そして釧路市場もあります。
お店の人は震災後また営業できたことを喜び、観光に来てくれてありがとうとお礼を言われました。

あたりはすっかり暗くなり建物も橋もライトアップされましたが人が少なくひっそりとしていました。夏の観光シーズンはまだ先のようです。

広い幣舞橋ですが車が全然走っていないので寂しい感じがします。

翌朝行った和商市場です。札幌、函館と並ぶ３大市場だそうですがやはりほかと比べると活気がないように感じました。

楽しみにしていた釧路湿原にやってきましたがお天気がイマイチ。
この展望台からの湿原の大パノラマは見られそうもないので少し湿原を歩くことにしました。

整備された木道の両側には大きな蕗。
この蕗は道路沿いや空き地など道東のいたるところに見られました。食べられない蕗だそうで雑草のごとく増えていくのですね。

湿原が見渡せる展望ポイントまで来たところで霧も少し晴れてきたようです。

広〜い湿原が見えます。青空と地平線がくっきり見えたら最高なんでしょうけどこれだけ見えれば満足、満足。

雄大な釧路湿原を目に焼き付けて道東の旅が始まりました。
これから阿寒湖までドライブです。