2009冬?3ツァボで居ながらサファリ！

2009/01/08 - 2009/01/18

西ツァボではキラグニセレナロッジに2泊、
東ツァボではボイサファリロッジに2泊しました。

キラグニセレナロッジは、レストランの目の前に水場が設けられており、
夜中にゾウの群が来て、鳴き声で起こされるなんてこともありました。
近くにあるムジマスプリングスは、とてもきれいな泉ですが、
ここにはカバがたくさんいます。

ボイサファリロッジは、高台に立地しており、とにかく眺めが素晴らしいです。
バッファローの大群が、遠くから水場まで列をなしてやってくるのを
文字通りの高見の見物ができます。
土が赤いので、ゾウはみな赤っぽく見えますが、
サバンナの灌木の合間に、まるで赤いゴマのように、
遠くに見えるゾウも何とも言えません。

ツァボはケニアゴールデンルートからは外されがちですが、
2回目以降もしケニアを訪れるなら、おすすめです。
ただし、ライオンをはじめとする肉食系動物は少ないです。

エリア ツァボ国立公園周辺(ケニア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

スイートウォーターから西ツァボまでナイロビ経由で8時間のドライブです。
やっと着きました、西ツァボ！赤土！

最初の2泊は、キラグニセレナロッジです。

素敵な入り口です。

宿泊棟はわりとシンプルです。

お決まりのプールもあります。

お部屋はこんな感じです。

セレナ系は清潔感もあり、アメニティも問題なしです。

バルコニーに出ると、こんな感じです。

部屋のバルコニーからも、レストラン前の水場が見えます。

お部屋の絵もゾウ

レストランは、天井が高く、外との壁がないのでとても気持ちがいいです。

バーコーナーも併設で、もちろん置物はゾウ

バー全景

フロント前には大きなカバの木彫りも。
ムジマスプリングスが近いですからね。

こちらの照明は、サイモチーフでした。

さて、ムジマスプリングスにやってきました。
レンジャーの人に連れられて、他の観光客と一緒に、カバのいる水辺を目指します。

いました！カバ！

だいたいカバは、濁った川の中にいるところを見ることが多いので、こんなに透き通った水の中にいる様子を見られるのは貴重だと思います。

耳だけ出しているのは、濁っていても透き通っていても同じですね。

観察小屋のようなものもあります。

水中から見られるように作ってあるのはいいのですが・・・

見られるのは魚ばかりでした。

カバは観察小屋からは遠く離れた所でくつろいでいました。

この一帯は、周りのサバンナと違って、水が豊富でマイナスイオンもいっぱいでした。

ロッジに戻ると、夕焼けで山がきれいでした。

セレナ系では、必ずノンアルコールカクテルを用意してくれているので、ありがたいです。

レストランのバルコニーがカフェスペースになっていますので、ここで飲み物を頼んで、目の前の水場に集まってくる動物をゆっくりと眺め、居ながらサファリを満喫できます。
なんて贅沢な時間かと思いました。

キラグニでの食事は、おいしかったですが、セレナ系で共通レシピがあるのか、なんとなく似通った味でした。

そのせいか、あまり食事の写真を撮っていませんでした。

その代わりではないですが、小物たちがみんなとても素敵だったので、ご紹介します。

サファリに行く前に用意してくれる、ドリンクバーにて。

レストランの天井

レストランの照明

フロント前の照明

そして、東ツァボへ移動します。

ボイサファリロッジは、部屋の作りなどは質素ですが、なんといっても敷地の広さと高低差が売りではないかと思います。
高台に位置するレストランやカフェからの眺めは本当に素晴らしいです。

こちらが宿泊棟

レストラン

レストランの下のフロアにある、ハイラックスバーからの景色です。

果てしなく広がるサバンナを、独り占めしている気分になれます。

そこへ、何やら黒い集団が遠くからやってくるではありませんか。

バッファローが、水場目指して一列でやってきたのです。

そんな時は、急いでロッジの敷地内を駆け降りて行くと・・・

こんな階段が現れて、

さらに下っていくと、

なにやら、小部屋があるんです。

そう、観察部屋！

鉄格子入りですけど、さっきバッファローが目指していた水場がこんなに目の前で見られます。

鳴き声とか匂いとか、生々しく感じられます。

順番にというよりは、一斉に水に入るんですよね。

そしてまた、一列に並んで帰って行きます。

私たちも部屋に戻りますが、途中敷地内にはこんな素敵な休憩スペースや

眺めのいいプールがあります。

贅沢ですね。

食事は、セレナとはちがって質素ですが、味付けはとてもおいしかったです。

ボイサファリロッジのもう一つの売りは、イワハイラックスがたくさん住み着いていることでしょうか。

私たちはイワハイラックスの大ファンなので、ここからしばらくハイラックスコーナーになります。

結局、各ロッジでの居ながらサファリがあまりにも充実していたのもあり、本当のサファリ中の写真がほとんどありませんでした。

おまけ１
空港のレストランでいただいた、ベビーマロのスープ。
後で聞いたところによると、ベビーマロとは、キュウリみたいな野菜らしいんですが、食べている間はそれが分からず、とても不思議でした。

この旅行記へのコメント （2）

• kemurさん 2011/07/05 22:09:14

  ツァボ！！

  pundamiliaさん、こんばんは
  
  スイートウォーター＆東西ツァボの旅行記を拝見しました。
  
  サファリ旅行記はついつい動物の写真が中心になって
  しまいがち？？かと思いますが、キメ細やかな
  ロッジのレポートはとても貴重なものに映りました。
  
  しかもスイートウォーターや東西ツァボ、
  日本人観光客が少ないと思われるエリアなので
  尚更です。
  
  訪れる機会があれば絶対に見返したくなる旅行記です。
  
  ツァボの有名な「カバの観察小屋」、実際に
  行かれた方のレポートは初めて見ました。
  こんなに水が綺麗だとは！！おっしゃる通り、
  こんな綺麗な水辺にいるカバは違和感を感じるほど
  珍しいですよね。
  
  そうそう、ハイラックスファンだったんですね！
  寝顔かわいい〜〜
  ロッジの敷地内にも小動物がわんさかいる東アフリカ。
  気が休まる時がありませんね（＾＾；
  
  
  
  

  pundamiliaさん からの返信 2011/07/06 23:10:54

  RE: ツァボ！！

  kemurさん、旅行記へのご訪問、投票、どうもありがとうございます！
  
  今回の旅行は2回目だったのもあり、
  動物写真に比べてロッジの写真が多くなったのかなと思います。
  
  でも、タンザニア旅行まで含めて考えても、
  スイートウォーターやツァボでのロッジはどこも
  居ながらサファリが充実していて、おススメです。
  
  > ツァボの有名な「カバの観察小屋」、実際に
  > 行かれた方のレポートは初めて見ました。
  
  書くのを忘れてしまいましたが、実はキラグニセレナに宿泊中、
  ナイトサファリに出かけました。
  その際、ムジマスプリングス付近で、走るカバを見ましたよ！
  アンテロープではないですが、
  広く考えれば草食系ということで
  カバも大好きなんです。
  水に沈んでいる様子が水まんじゅうみたいなのもたまりません。
  
  > ロッジの敷地内にも小動物がわんさかいる東アフリカ。
  > 気が休まる時がありませんね（＾＾；
  
  イワハイラックスがいるロッジが結構あるので、
  東アフリカおそるべしですね。
  素晴らしいところです。
  
  先日、タイで象に乗ったところ、
  やはりケニアに行きたくなってしまい、
  8月にマサイマラ行きを急きょ計画中です。
  草原を埋め尽くすヌーが見られるといいのですが・・・。
  
  kemurさんが行く予定のルアハもマニアックですから、
  日本人観光客はほとんどいないんでしょうね。
  貴重な旅行記になると思いますので、今から楽しみです！