アンコール遺跡群満喫の旅【６】

2011/06/13 - 2011/06/13

クバル・スピアンとベンメリア。

郊外の遺跡は観光客が少なく、じっくりと見ることが出来ていいですね。

それでも山登りしないといけない、結構大変な場所にあるクバル・スピアンには何組も観光客が居て、ちょっとビックリ。

私のオススメは何と言ってもベンメリア。ちょっと遠いので、遺跡観光に時間を割きたい人向けですが、かなり良かったです。一番昔の時代のことを色々と想像したり、好奇心が掻き立てられる遺跡でした。

エリア その他の観光地(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

クバル・スピアン遺跡

「川の源流」という意味を持つ。この入り口から３０〜４０分山登りスタート。

根っこが面白い形に。

思った以上にハードな道のりでした。ビーサンの外人が居て、めっちゃ大変そうだった。絶対にスニーカーで行きましょう！

ちょっと前からウォーキングを始めていたせいか、体力が無い割には結構大丈夫でした。ほっ。

川べりや川の中の岩などに彫刻が施されている。

雨季にそもそもこの遺跡に来る人はあんまり居ないでしょうが、もちろん川の中に水没するので、見られなくなります。

修復したのかな？？随分色が違う。

このでこぼこにも何か意味があるのでしょうか。

リンガの台座でしょうか。

小さな魚がいました。

この景色は「私いまどこの国にいるんだっけ？」と思うような光景でした。

手が届かないような高い位置に掘られた像。

バラモン僧が毒入りの水を飲もうとした際に身挺して救ったカエルの伝説があり、これはそのカエルの像。

カエルの下にはこんな滝があります。

山登りをしてきた後なので、ちょっとした休憩スポットになっている。

道中、あと○○ｍというプレートがあるんですが、これが中々減らなくて…。

特別な聖地だったとはいえ、あんな山の上になぜ遺跡を…。よく見つかったなぁ…。

木や岩に赤くペイントされた目印より山側は地雷撤去が完了していないので、歩かないこと。ってガイドブックに書いてあるっ!!そんなの全く目につかなかったし、ガイドさんも何も言って無かったなぁ…。

山を下りてきて、ここで昼食。

お弁当です。またもや暑いのであんまり食べる気がしません…。

何かくれよ、と言ってるかのような犬。中々側を離れませんでした。

こんな鳥さんもうろちょろしてました。

ではでは、更に突っ走って次の遺跡へ。

人も荷物もいっぺんに運びます。

さて郊外最後の遺跡はベンメリア。

アンコール・ワットから40?離れていて、かなり遠く感じました。

花が咲くころは綺麗でしょうね〜。

まだ晴れてますよ。今日最後なので、もうっちょっと天気もっておくれ〜。

南国らしい色鮮やかな花が咲いていました。

何かの実を落とすおばちゃん。

綺麗に残っているナーガ。

うわー、ほとんど崩れてしまっています。

ここは全く修復がされていないそうなので、一種独特の雰囲気があります。

タ・プロームのようだ。

どうやってあそこまで登ったんだ？？？めっちゃ笑顔です。

有名遺跡では商売をする子がほとんどですが、ここら辺の子は純粋に遺跡で遊んでいるようです。

後々の人の手が入っていないことが、より神秘的な雰囲気を醸し出している。

ここは白黒写真が似あいますね。

かろうじて残っている門。

屋根が全部崩れて下に落ちてしまっている。

タ・プロームよりもさらに映画のセットみたいです。

崩れた遺跡に絡みつく木。宮崎アニメっぽくもありますね〜。

ここは綺麗に屋根が残っています。

回廊か何かの一部が落ちてきてしまってます。

神々と阿修羅の綱引き、乳海攪拌（ヒンドゥー教における天地創造神話）が描かれている。

右下の亀だけ妙に綺麗。

まるで滑り台のよう。

とにかく人が少なく、ひっそりと静かな遺跡です。

帰りはこんな薄暗い道を通って外に出ます。

門の三角の隙間から参道が見える。

苔むした遺跡と眩しい緑、人気のない静かな場所。

ガイドブックにもちょこっとしか載っていないし、全然期待せずに行ったのですが、今回の旅で１番好きな遺跡がここです。

とにかく静かだし、最低限観光出来るだけに整備されただけで修復がされていない所がかえって神秘的ですごく素敵でした。

ちょうど観光を終えて、あと車まで１０ｍというところで雨が降ってきました。すごいタイミング!!

ホテルへ戻り休憩してから、買い物へ。

日本食と書きたかったのでしょうか…。

恐らくシェムリアップで１番有名なお店ではないでしょうか。

日本人経営なだけあって、ミニサイズがあるのが嬉しい。やっぱりカンボジアのマンゴーはちょっと甘さが足りないような…。でも美味しかったですよ！

あと少しで閉店なので、人が居ません。

今日もカンボジア料理ではなく、イタリアンです。

ちょっと不安になるような真っ暗な道をずんずん進んでいくとあります。
「オアジ・イタリアーナ」

相変わらず早すぎたのか、他にお客さんがいません。

ホームメイドパスタからジェノバソース（タリアテッレ）。別でチーズを小皿に入れて持ってきてくれたので、たっぷりかけて。

めちゃウマ!!!　麺ももちもちだし、さすがイタリア人がオーナーシェフなだけありますね。

４種類の味のピッツァ。こちらはなぜかチーズに塩気が無くてちょっと物足りない感じでしたが、充分満足の味。

帰りはバイクタクシーを呼んでもらい、快適にホテルまで。

ちょっと辺鄙な場所にありますが、味は良いと思います！