2011/06/09 - 2011/06/10
7位(同エリア24件中)
shoyanさん
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木工をやる義父の行きたかった町ザイフェン。
元々ザイフェンは錫の採掘で発達した町。
その辺にある石のカケラでさえ何かの鉱物でキラキラしているほど。
錫の採掘が下火になったため、町の再生を図り、木のおもちゃ産業が始まったとか。
博覧会で発表されるにつれ、輸送コストや課税の関係でおもちゃの大きさが小さくなっていったとか。
町はちいさいので1泊2日で充分回れます。
近くの町も木工をやっているようで、
その辺りも見るなら車で行った方が良かったかな。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 1.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ザイフェンへはドレスデンから電車とバスを乗り継いで行きました。
ドレスデン中央駅(hbf)から、写真の電光掲示板一番下の11:01発の電車に乗ってとりあえずフライベルグへ行きます。
1番線なので、中央ではなく左手の階段を登ります。
電車とバスの乗換案内は下記ウェブサイトに入力すれば詳細がでてきます。
VVO
http://www.vvo-online.de/en/ -
フライベルグ(freiberg)までは快速電車(IRE)に乗りました。
2階建てで、自転車も乗ります。一人7.5ユーロ。
DB(ドイツ鉄道)
http://www.bahn.com/i/view/USA/en/ -
フライベルグの駅を下りてバスに乗り換えます。
バス乗り場は駅を下りて右手にあります。
次に来るバスの時刻が表示されていて、乗り場も分かりやすいです。
が、予定の時刻になってもバスは現われません。
乗る予定の733の電光掲示板の表示も消えてしましました。
10分遅れでバスが現われましたが、ヒヤヒヤしました。
電光掲示板は時刻表通りであって、
実際の運行状況を示しているわけではないようです。
ザイフェンまで一人5.7ユーロ。 -
バスは幾つかの街を経由して、約1時間でザイフェン・ミッテ(中央)に到着。インフォメーションの前に着きます。
-
左へ行くと野外博物館(Freilichtmuseum)。
右へ行くとおもちゃ博物館(Spielzeugmuseum, シュピールツオイク博物館)
手前はザイフェン駅(Bahnhof)。確か2キロくらい離れた山のなかに打ち捨てられていました。
奥へ行くと教会があります。 -
まずは工房見学。
坂を下って左側のこの建物。
手前はショップですが、店員に言うと一人1.8ユーロで工房が見学できます。 -
工房。部品を作っています。
-
手だったり、足だったり。
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このおじさんは延々胴体を作っていました。
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色づけしています。
-
天使も棒に刺さって着色されていきます。
-
作業中すみません。後ろから作業風景を。
-
こういう細かい部品が人形になっていくのだけど、流れ作業です。
延々頭だけとか、斜めに切り込みを入れたりだとか。
頭部だけでジャラジャラと音がしています。 -
動物は旋盤で円形に形を作ったあと、一匹一匹切り出していきます。
ここの工房ではこの作業をする人は休みでした。 -
工房見学のあとは、野外博物館へ。
延々坂道を2キロくらい登りました。
30分くらい歩いたかな。
バスは一時間に1本あるかないか。
バスで行く場合、Freilichtmuseumというバス停で下りた後、5分くらい登って右手にあります。 -
野外博物館の入口。一人3ユーロ。
博物館は野外なので勝手に入れるんだけど、
ここまで来たんだから、ちゃんと払いましょう。
トイレがあります。 -
ピンボケしていますが、野外博物館の敷地図です。
ご覧の通り、英語の表記がありません。
なので何のことやら、想像するしかありません。 -
池に丸太が浮かび、子鴨が泳いでいます。
のどかです。 -
ザイフェンの昔ながらの住宅や暮らしが展示されています。
この建物の裏手に工房がありました。 -
ザイフェンの住宅の居間の壁は装飾されているところが多い。
寒いので必ず居間には暖炉がある。 -
別の家の居間も壁に装飾。
-
豪雪地帯の小屋組み。
ブルーノ・タウトが日本の白川郷でみた小屋組に酷似している。 -
屋根と妻壁の葺き方。
木葺のパターン。
ドイツ語が読めたらな。。。 -
先ほどの小屋の裏手に、水車で旋盤を回しながら動物を作る職人の工房を発見。
この人のポスターをおもちゃ博物館で見たので、実は有名人かも。 -
水車で旋盤が回っています。
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充分に湿らせた木に器用に切り込みを入れていくと、、、
-
円形の猫ができる。
あとは金太郎飴のようにカットするとどこでも同じ猫が現われる。 -
ウサギや象や牛からキリンまで。
-
おもちゃ博物館にはこの円形から、最終形までの過程が展示されていました。
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町でみかける父のマーク。
炭鉱のマークなのか、工房のマークなのか!? -
町なかのそれぞれのお店に巨大な看板人形がいます。
-
サンタとトナカイがスキーしていたり。
-
町の教会。
この八角形の教会が聖歌隊と一緒におもちゃになって売られています。
マッチ箱にも入っていたり。
どこかでこの形のおもちゃをみることができるでしょう。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- SUR SHANGHAIさん 2011/07/01 08:53:41
- 金太郎飴だったのか! (◎o◎)
- 旦那のお母さんも、クリスマスが近づくと箱から大量に取り出して飾るザイフェンの木の玩具類。
あの形の揃った動物モチーフの作り方がこれで分かりました。
棒状に形作ってから切っていく金太郎飴方式だったとは驚き。
確かに一個ずつ板から切り出していたら大変ですもんね。
そういう発想がすごい。
こういうクリスマス雑貨も、今では中国製に押されているんじゃないでしょうか。どうなんでしょ。
- shoyanさん からの返信 2011/07/01 20:35:02
- RE: 金太郎飴だったのか! (◎o◎)
- 早速コメント有難うございます。
ザイフェンのクリスマスオーナメント使っているんですね。
ロウソクで回るやつですか?
うちは完成したものではなく、ドーナッツ状のものを沢山かってきました。
今頃、義父が挑戦しているはずです。
今回ヨーロッパ旅をして、EUは完全に中国に押されている感じがしました。
が、その一方でゆったりと我が道を押し通しているようで。
今後どうなっていくんでしょうね。
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