2011GWグランドサークル　ドライブ旅行14：ロウワーアンテロープキャニオン

2011/05/05 - 2011/05/05

この旅行のハイライトのひとつ、アンテロープキャニオンへ。
ロウワーとアッパーどちらに行くか？それとも両方行くか？？その場合、どちらを先に行くか？？？などなど色々と悩みました。
その検討結果、両方行くのはtoo much。より深く、長く、狭く、見学時の自由度も高い(と様々な人の書き込みなどからそう感じる)ロウワーに行くことに決めました。

ロウワーアンテロープキャニオンのツアーは、３０分おきに出発。あまり早い時間を選ぶと陽が低く中が暗い。とはいえ、その日のうちにグランドキャニオンに行かねばならない。１０時以降であれば、中は十分明るい　と聞いたことで、我々は１０時のツアーを選択。

鉄砲水が作り出した幻想的な空間。より深く、長く、狭いロウワーの方が、鉄砲水による危険も高くなります。
９７年には、１１名の観光客が鉄砲水により命を落とす事件があり、入場には名簿への記入が義務付けられています。遠くで雷が鳴っただけでもツアー中止になるとのこと。

この日は、快晴。雨の気配はまったくなし。
光の当たり方が微妙に変わるだけでも、まったく違った雰囲気の写真が撮れますね。世界の写真家が、こぞって集まってくるのも理解できます。素人でも、それなりに綺麗な写真を撮ることができ、たっぷり堪能しました。


初回からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10567381/

エリア レインボーブリッジ国定公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ペイジから州道９８号を東に向かい、ナバホの火力発電所の手前を左折します

未舗装道路を数百メートル進むと、駐車場と掘っ立て小屋が見えてきます

駐車場で振り返ると、ナバホ原住民の火力発電所が。

この掘っ立て小屋が、ロウワーアンテロープキャニオンの事務所(？)です。
３０分おきに出る、ガイド付きのツアーに申し込む必要があります。
ガイドツアーとはいえ、ガイドは入り口までを案内した後、中はかなり自由に見学させてくれます。(もちろん、ガイドも一緒に中に入ります)

料金は、一人２０ドル＋Navaho Permit６ドルの計２６ドル。クレジットカード不可。１０時のツアーを申し込みました。
Navaho Permitは、既にアッパーアンテロープキャニオンで払っている場合は、払う必要が無いらしいです。が、どうやって証明するのか？などは不明。

この様なかなりアバウトなマップが掲示されています。

申し込み時に、名前、国籍、住所などを名簿に記載させられます。

時間が来ました。いよいよ出発です。

まずは、注意事項をよく読む

「鉄砲水に注意」の立て札です

９７年８月１２日の鉄砲水で亡くなった１１名です

我々の参加したツアーは約１５名、日本人は我々夫婦のみでした。
掘っ立て小屋から、キャニオンの入り口までは、約１００ｍ程度。すぐに着きます。

恐竜の足跡の化石などもあります。

これが入り口

この様に、裂け目に足を入れつつ、下に降りてゆきます。

さあ、私も中に入ります。

おぉ、いきなり凄いことになっています

振り返ると、降りて来た階段はこんな感じ

上を見ると、こんな感じ。

この後は、「おぉ！」「スゲー」と言いつつ、ひたすら写真撮りまくりでした。

おっ、、、、

鳥の住家ですね。

この人、ものスゴイ、カメラで撮影しています。プロの方なのでしょう。
光の当たり方や、ちょっとポイントが変わるだけで、千変万化なので、プロの写真家もモチベーション高いのでしょうね。

ここで、ナバホネイティブ(と思われる)ガイドのお兄さんが、「ちょっと貸してみな」と。私のデジカメを手に　これと、

これと、

この３枚を撮ってくれました。
やはりポイントを知っているのですね。

で、同じ様に私もやってみると、、、、結構綺麗に撮れました。

ガイドのお兄さんは他の人のカメラでも色々な写真を撮りまくり。人によっては、ガイドのお兄さんにチップを弾んでいました。なるほど、ガイドさんのサイドビジネスなのですね。

が、同じ立ち位置でも微妙に構図やポイントが変わると、この様に色具合がぜんぜん変わってしまいます。プロの写真家をとりこにする理由が分かります。

場所によっては、こんな狭い靴幅程度のスペースを進みます。

ガイドのお兄さんが「ライオンの口」と呼ばれている岩　と言いつつポーズを取ってくれましたが、どれが「ライオンの口」だったのか、、、、分からずじまい。我々の立ち位置からは見えない岩だったのでしょう、きっと。

出口です。
約３００ｍほど(？)の内部を１時間かけてたっぷり堪能しました。

上に出るとこんな感じ。
雨天時は、鉄砲水の通路となるのでしょう。

火力発電所の煙もみえます

帰路は地上を歩いて

入り口近辺に戻ってきました。
この下にあんな幻想的な世界が広がっているなんて、、、、

さて、この後、グランドキャニオンに向かいます。
グランドサークル　ドライブ旅行15：グランドキャニオン国立公園
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10583791

この旅行記へのコメント （10）

• mesatoさん 2018/01/02 11:21:11

  行ってきました

  ご忠告を参考にして撮ってきました、宜しければ
  https://4travel.jp/travelogue/11315577
  ご笑読ください。

  はんけんさん からの返信 2018/01/03 09:43:44

  RE: 行ってきました

  mesatoさん、
  
  素晴らしい長旅ですね。
  羨ましい限りです。
  
  はんけん
  

• mesatoさん 2015/09/01 19:51:53

  有難うございました

  参考になりました。

• mesatoさん 2015/08/30 12:41:19

  カメラについて

  やっぱり大量に撮りたくなるんでしょうねぇ、拙も両方とも行けないので
  ロァにします
  ところで、カメラはソニーですか、赤みが足りないようなので、また、ホワイトバランスはオートですか?

  はんけんさん からの返信 2015/08/30 15:39:53

  RE: カメラについて

  
  カメラは、カシオ製を使用しています。ホワイトバランスはオートです。
  
  > やっぱり大量に撮りたくなるんでしょうねぇ、拙も両方とも行けないので
  > ロァにします
  > ところで、カメラはソニーですか、赤みが足りないようなので、また、ホワイトバランスはオートですか?

• ringoさん 2011/06/30 21:16:08

  はじめまして

  私も絶対叫んでますね、これ体験したら！
  閉所恐怖症気味の人でも大丈夫なんでしょーか。
  
  写真をバチバチ撮る気持ち、わかります。
  （大量アップ、お疲れさまでした）
  
  美しく気風のよい奥様の写真も今度は是非。

  はんけんさん からの返信 2011/07/01 00:41:19

  RE: はじめまして

  
  ringoさん、
  はじめまして。
  
  閉所恐怖症の人には、かなり厳しいと思います。
  写真は２００枚ほども、撮りまくってしまいました。
  素人でもそれなりにきれいな写真が撮れる。
  だけれども、光の当たり具合やポイントを少し変えるだけで、
  更にかなり美しい写真となる　という点で、
  プロが真剣になるのでしょうね。
  
  はんけん
  
  

  ringoさん からの返信 2011/07/01 23:09:43

  RE: はじめまして

  ...やっぱり閉所なんですね（汗）
  
  しかし確かに写真の撮り方でいろんなものが撮れるんですね。
  私が今狙ってるマニア向けカメラ、ＧＲで撮ってみたいなぁ〜
  
  はんけんさんはとても上手にカメラに納めていて
  私もこんな風な旅行記書きたいなぁと思ってます☆
  
  

  ringoさん からの返信 2011/07/02 22:39:07

  RE: RE: はじめまして

  ...やっぱり閉所なんですね（汗）
  
  しかし確かに写真の撮り方でいろんなものが撮れるんですね。
  私が今狙ってるマニア向けカメラ、ＧＲで撮ってみたいなぁ〜
  
  はんけんさんはとても上手にカメラに納めていて
  私もこんな風な旅行記書きたいなぁと思ってます☆
  

  はんけんさん からの返信 2011/07/03 08:21:15

  RE: RE: RE: はじめまして

  > 私が今狙ってるマニア向けカメラ、ＧＲで撮ってみたいなぁ〜
  
  私の使っているフツーのデジカメでも、それなりに綺麗な写真が撮れたので、マニア向けカメラだとモノ凄いことになると思います。
  是非、ringoさんもトライしてください。