2011/05/31 - 2011/06/03
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無知無謀さん
2011年05月29日(日曜日)から06月11日(土曜日)まで13泊(1機中泊含む)14日で、個人手配による夫婦のトルコの旅を楽しんできました。
個人旅行ですので、計画変更はもちろん、失敗や選択のミスによる後悔もありましたが、予想を超えた楽しい旅を送ってきました。なお、「海外旅行は天候次第」と言われる方も多いと思いますが、その面では好天にめぐれました。
本旅行記は総集編、16本に分けた各都市毎の観光編、及び、3本の番外編(ホテル、交通機関、その他)で構成しました。
その中で、本旅行記は16本に分けた各都市毎の観光編の一つでカッパドキア編その2です。
旅行記としてアップをし、少しでも、皆様のお役に立てる事もと考え作成しましたが、どちらかといと備忘録であり、自己満足の記録になってしまったかなとも反省しています。本旅行記は写真も重要ですが、フリー旅行のすばらしさとフリー旅行の困った点、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による計画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、60歳前後の夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6月2日木曜日。
カッパドキア2泊目の朝です。
旅行前は、安全等を重視し、バルーン(熱気球)には乗らない予定でしたが、ネムルートや昨日のグリーンツアーでお会いした旅行者が声を合わせてバルーンは良かったとか、カッパドキアでは是非バルーンに乗りたいなど話されので、急遽挑戦することにしました。 -
宿泊しているキャニオン・ビュー・ホテルの方のお一人はバルーンの運転手(?)でもあり、強く勧められました(飛行機や車の交通事故に比較すればバルーンの事故は少なく安全です とのアピールもあり)。価格は、160ユーロのところ140ユーロとのこと。全く事前調査していませんでしたので、適正な価格かはわかりません。
まずは、5時にピックアップサービスのバスがホテルへ迎えに来ます。 -
いくつかのホテルを回り、ツアー客をピックアップし、集合場所へ。
本来ですと、いろいろなバルーン会社の安全性などを比較検討し決定するのが私流なのですが、突然決めた事で、今回はホテルの推薦のままに。
無事戻ってきましたので、良かったが・・・。
旅行後、「地球の歩き方」を調べたところ、掲載されているのは「カッパドキア・バルーンズ」「ギョレメ・バルーンズ」「スカイウェイ・バルーンズ」「ヴォイジャー・バルーンズ」の4社で、今回参加した「URGUP BALLOOS」は、掲載されていませんでした。
ただ、翌日にたまたま散策中、この会社に寄り、お聞きしたところ、「昨日はギョレメで100個以上のバルーンがあがり、弊社のバルーンは72個でした」とのこと。本当かな?
ちなみに、ホームページは以下。
http://www.urgupballoons.com/
写真は集合場所。集合場所は、この会社の事務所および、中庭。
順番が来るまで、コーヒー等のサービスがあります。
6月は昼間は結構暑いのですが、バルーン搭乗の際は、早朝であること、高度が高いことから防寒対策も必要です。
私達は、ネムルートダーゥ用にユニクロの超軽量ダウンを持参していましたので、それを着込みました。 -
ピックアップ時にカードを渡されていましたが、そのカードが8色ほどに分かれており、順番に呼ばれ、バスでバルーンの出発場所へ行きます。
そして、いよいよバルーンに乗ります。
特に、コースや注意事項の説明もなく(もっとも英語で難しい説明をされてもわかりませんが・・・)、早々に指定されたバルーンに乗る仕組みです。
一つのバルーンには大体20名ほど乗ります。 -
自分の乗っているバルーンはカメラで写せませんので、他のバルーンを写します。
いよいよ出発です。
私たちのバルーンも、ほぼ6時に離陸しました。 -
バルーン(熱気球)の理屈から、ガスバーナー(?)で気球内を暖め(暖かい空気がバルーンの上のほうに行き、バルーン自身が上昇する)、上昇を始めます。
多分、ガスバーナーを止めれば、空気の温度が下がり、下降するという理屈でしょう。
降下する方法は、バーナーを焚かなければ、自然に降下すると思いますが、最上部にパラシュート状の排気装置(パラシュート)がある場合は、それを開けて内部の熱気を抜く方法もあるようです。この熱気球が、2つの方法の併用かはわかりません。 -
いよいよ地上から離れました。
ところで、乗る時に、名前をリストに記入しただけです。本来なら、事故等での責任に関する同意書とか逆に契約書などにサインすると思いますが、何もありませんでした。その意味では、インターネットで申し込む等の方がベターだと思います。
ところで、海外旅行保険に入っている場合、熱気球の事故は対象になるのでしょうか? 帰国後調べてみましたが、危険なスポーツ(ハンググライダーなど)としては明記されていませんでした。本当のところは?
しつっこく書きましたが、死亡事故のような大きな事故は、ほとんどありませんが、着陸時の事故(例えば、ハードランディングで体格の良い方に押しつぶされそうになった など)は旅行記などにも、結構記されています。 -
悲観的に考えると、バルーンはかなり危険に思えます?
飛行機等と異なり、方向をコントロールできませんから、方向は風任せ。
多分、このギョレメでの多くの経験から風を読み、方向を定めているのでしょう。そして、風の方向も場所だけでなく、その高さによっても風の方向は異なるのでしょうから?
このような状況もあり、旅行出発前は、バルーンには乗らない予定でした。
でも楽観的に考え、挑戦したわけです(私が運転するわけではありませんので、挑戦という言葉はおかしいが・・・) -
どんどん進んでいきます。
多分、風の向きから、どのバルーンも基本的には同じ方向に進むはずです。 -
ギョレメの街が遠くなりました。
ところで、バルーンからの動画は旅行の思い出には有効です。最近のカメラは動画もハイビジョンでかなり綺麗に取れます。360度の風景、ズームでの撮影など、静止画では表せない雰囲気を残すことができます。
静止画だけでは、このバルーンツアーの感激をうまく伝えられません。 -
結構、いろいろな高さで、それぞれのバルーンは進んで行きます。
-
綺麗に見えます。
-
ただ、悲観的に見ると、何の安全工夫もない箱を気球で持ち上げているようにも思えます。
従って、規制の厳しい日本では、許可されないのでは? -
結構な数のバルーンが飛んでいます。
数えましたら、50個ほどでした。
翌日のこの会社の方の話では、100個以上のバルーンが上がったようです(多分、2回上がったバルーンもあるのでしょう) -
どんどん下がっていきます。
多分、ガスバーナーを止めれば、温度が下がり、下降するということでしょう。
その意味では、早朝の気温の低いときにバルーンを飛ばすのもわかります。
気温が低ければ、バーナーの暖め方で温度の上下を大きくできます。
一方、気温の高い昼間では、温度の上下幅が少なくなり、コントロールしにくいのでは? -
地面の花が見えてきました。
-
そして再び上昇です。
-
正直、最初の頃は、地図を頭に、おおよその場所がわかっていましたが、20分もするとわからなくなりました。
でもカッパドキアの雰囲気は十分わかります。
大感激です。 -
飛行時間は1時間と聞いていましたので、いよいよ着陸が近づいてきました。
-
着陸についての事前説明がありませんでしたが、何となく離陸したところに戻ると誤解していました。
マラティヤで一緒になった方から、1回目のバルーンが着陸し、乗っている方が2名降りたら、2回目のお客さんが新たに2名乗るなどの経験話をされていたので、着陸点と離陸点は同じと思っていました。
しかし、冷静に考えれば、飛んだら後は風任せ、逆方向に進むのは難しいはず。従って、元に戻るのは大変なこと、ほぼ不可能なはずです。 -
しかし、それにしても、着陸方法について、何も知らされていなかった為、少し驚きました。
バルーンがどんどん下がり、写真のように、トラックと作業者がバルーンの下を追っかけて来るではありませんか?
あたかも不時着のように。 -
こういう作業員をバルーンから見て不安になりました。
周りのバルーンも順々に降下してきましたが、私達のバルーンのみ少し様子が異なっているように見受けました(実際どうであったのかはわかりません)。 -
しかし、何とか着陸しました。
と書きましたが、普通の着陸であったのかもしれません。
何故なら、他の乗客は全く心配していませんでした。
よく見るとロープでバルーンと地上を繋いでいます。
従って、バルーンが地上に近づき、バルーンからロープを投げ(逆は難しいと思いますので)、地上の作業員がそのロープを(着陸に)適切な位置に固定し、その場所にロープで誘導するようです。
そのため、作業員はバルーンに向かって駈けていたようです。
すなわち、前の写真は当たり前の光景かもしれません。・・・と、勝手に解釈しました。 -
写真のようなトラックの荷台にバルーンが乗る形で降りました。
-
どんどんバルーンが降りてきます。
-
こんな形で、バルーンが荷台に乗り、乗客がおります。
-
しかし、他のバルーンにはトラック等は近づいていません(そのように見えました)。
このバルーンも良く見るとバルーンと地上はロープで繋がっています。 -
すんなりと降りたように見えました。
-
全員降りますと、シャンパンで乾杯です。
合わせて、バルーン乗車証明書が発行されました。
また、着陸に関して、「問題が発生していました」等の説明もありませんでしたので、普通の着陸だったのでしょう。
この旅行記をお読みの方で、実際にバルーンに乗られた方は、どんな着陸でした? -
真ん中の女性が、私たちのバルーンの運転手(オペレータ)でした。
-
バスが迎えに来て、それぞれのホテルまでお送りしバルーンツアーの終了です。
尚、バルーンに乗るとき、名前とホテル名を記入しておきましたが、これは、必ずしも、事故時の為だけでなく、(カメラマンが撮影した)写真を売りに来る為でもありました。
ところで、このバスには「ギョレメ・バルーンズ」と書いてあります。この旅行記の最初の方に記した4社のうちの1社。「ギョレメ・バルーンズ」と「URGUP BALLOOS」は同じ会社? 姉妹会社?
まさか事故等を起こし、名前を変えたのではないでしょうね? -
最後に着陸点の写真を一枚。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- Istanbul_lifeさん 2014/02/16 17:31:58
- 緊張!
- 写真から、空中の開放感と降下時の緊張感が同時に伝わって、読んでいてどきどきしてしまいました。私は高所恐怖症なので、バルーンには乗ったことがないのですが、やっぱり乗れないなーと思います。でも、いつか乗りたい気持ちになるのかもしれませんね・・。今のところ、こうして写真を拝見するだけで満足です^^
- 無知無謀さん からの返信 2014/02/16 18:01:52
- RE: 緊張!
- 無知無謀です。
旅行記への訪問と投票ありがとうございます。
確かに、小生の旅行後にエジプトやカッパドキアで事故が起こった報道を記憶しています。
でも交通事故よりは少ない確率だと言う人もいます。
小生が旅行時には、本当に浮いているバルーンが多かったこと。
今でも思い出します。
トルコ旅行の中で一番贅沢な観光かもしれませんが、大変楽しい経験です。
是非、いつか挑戦してください。
以上
> 写真から、空中の開放感と降下時の緊張感が同時に伝わって、読んでいてどきどきしてしまいました。私は高所恐怖症なので、バルーンには乗ったことがないのですが、やっぱり乗れないなーと思います。でも、いつか乗りたい気持ちになるのかもしれませんね・・。今のところ、こうして写真を拝見するだけで満足です^^
- Istanbul_lifeさん からの返信 2014/02/16 19:22:22
- RE: RE: 緊張!
- ご返信、恐縮です。
事故ありましたね。あれだけ飛んでいればあり得ないことではないでしょうけれど、あってはならないことだと思います。
でも本当に、いつか気持ちが向いたら、少なくともマルタ十字を探しに、カッパドキアを訪れたいと思います。
これからも旅行記、楽しみにしています☆
> 無知無謀です。
> 旅行記への訪問と投票ありがとうございます。
> 確かに、小生の旅行後にエジプトやカッパドキアで事故が起こった報道を記憶しています。
>
> でも交通事故よりは少ない確率だと言う人もいます。
> 小生が旅行時には、本当に浮いているバルーンが多かったこと。
> 今でも思い出します。
>
> トルコ旅行の中で一番贅沢な観光かもしれませんが、大変楽しい経験です。
>
> 是非、いつか挑戦してください。
>
> 以上
>
> > 写真から、空中の開放感と降下時の緊張感が同時に伝わって、読んでいてどきどきしてしまいました。私は高所恐怖症なので、バルーンには乗ったことがないのですが、やっぱり乗れないなーと思います。でも、いつか乗りたい気持ちになるのかもしれませんね・・。今のところ、こうして写真を拝見するだけで満足です^^
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