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久しぶりに神楽坂を訪ねました。観光客が群がる賑やかな神楽坂ではなく、静かな、昔からのお屋敷が残るような裏道を歩いてみました。ここには高い塀で囲まれた家や木々が生い茂る家があり、都心とは思えないところです。<br /><br />今回は先ず東京日仏学院を訪ね、ここでランチをとり、さらに周辺を歩き、最後に法政大学55年館へ向かいました。この日は天気もよく、少々暑いくらいでしたが、賑やかな表の道路とは違う、知られざる神楽坂を歩き、さらに珍しい史跡を見たりして、充実した1日を過ごすことができました。

神楽坂探訪 ー あまり知られていないもうひとつの神楽坂

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2011/05/20 - 2011/05/20

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Weiwojing

Weiwojingさん

久しぶりに神楽坂を訪ねました。観光客が群がる賑やかな神楽坂ではなく、静かな、昔からのお屋敷が残るような裏道を歩いてみました。ここには高い塀で囲まれた家や木々が生い茂る家があり、都心とは思えないところです。

今回は先ず東京日仏学院を訪ね、ここでランチをとり、さらに周辺を歩き、最後に法政大学55年館へ向かいました。この日は天気もよく、少々暑いくらいでしたが、賑やかな表の道路とは違う、知られざる神楽坂を歩き、さらに珍しい史跡を見たりして、充実した1日を過ごすことができました。

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  • JR中央線飯田橋駅を下車して先ずは東京日仏学院へ向かいましたが、その前に周辺を少し歩いてみました。坂道が多く、かなりきつい感じはしましたが、程よい汗をかいだといっても良いでしょう。<br /><br />この写真は「アグネスホテル」で、坂を登りきったところにあります。洒落たプチホテルといった風で、静かで、落ち着いたホテルのようです。

    JR中央線飯田橋駅を下車して先ずは東京日仏学院へ向かいましたが、その前に周辺を少し歩いてみました。坂道が多く、かなりきつい感じはしましたが、程よい汗をかいだといっても良いでしょう。

    この写真は「アグネスホテル」で、坂を登りきったところにあります。洒落たプチホテルといった風で、静かで、落ち着いたホテルのようです。

  • ホテルの正面玄関です。今回は中に入りませんでしたが、きれいなレストランもあり、なかなか良さそうなホテルです。

    ホテルの正面玄関です。今回は中に入りませんでしたが、きれいなレストランもあり、なかなか良さそうなホテルです。

  • 思わず「おっ!」と声を挙げそうな洋館風の建物が目に飛び込んできました。ここは東京理科大学の関係施設です。「近代科学資料館」と名前が出ています。

    思わず「おっ!」と声を挙げそうな洋館風の建物が目に飛び込んできました。ここは東京理科大学の関係施設です。「近代科学資料館」と名前が出ています。

  • 小さな公園があります。「新宿区立若宮公園」です。脇に案内版が出ていて、それによると、<br /><br />「江戸時代の通称「振袖火事」(1687年)以降、雑木林や草原であった牛込地区に武家屋敷が移ってきて、武家屋敷中心の街が作られました。そこで、この公園 は 江戸時代の牛込を思い起こさせる武家屋敷をイメージした和風公園として整備されました」と書かれています。

    小さな公園があります。「新宿区立若宮公園」です。脇に案内版が出ていて、それによると、

    「江戸時代の通称「振袖火事」(1687年)以降、雑木林や草原であった牛込地区に武家屋敷が移ってきて、武家屋敷中心の街が作られました。そこで、この公園 は 江戸時代の牛込を思い起こさせる武家屋敷をイメージした和風公園として整備されました」と書かれています。

  • このあたりには小さいながらも大変素晴らしいフレンチ・レストランがいくつもあります。

    このあたりには小さいながらも大変素晴らしいフレンチ・レストランがいくつもあります。

  • こんな大きなお屋敷があります。最高裁判所長官邸と聞きましたが、はっきりしません。

    こんな大きなお屋敷があります。最高裁判所長官邸と聞きましたが、はっきりしません。

  • 前方に東京日仏学院が見えてきました。道路は坂になっていて、「逢坂(おうさか)」という名前が付いています。

    前方に東京日仏学院が見えてきました。道路は坂になっていて、「逢坂(おうさか)」という名前が付いています。

  • 白い建物が東京日仏学院です。日仏学院は、1924年設立された財団法人日仏会館が49年に語学学校の開設を東京都に申請し、認可されて、建設が行われました。敷地は元相馬男爵の土地があったところを購入し、ル・コルビュジェ門下の坂倉準三が携わり、52年に完成しました。

    白い建物が東京日仏学院です。日仏学院は、1924年設立された財団法人日仏会館が49年に語学学校の開設を東京都に申請し、認可されて、建設が行われました。敷地は元相馬男爵の土地があったところを購入し、ル・コルビュジェ門下の坂倉準三が携わり、52年に完成しました。

  • 日仏学院に着くと、すぐレストランへ向かいました。お昼時だつたので、込んでいるのではないかと判断し、数日前に予約を入れておきました。来てみると、確かに込んでいました。<br /><br />レストランの名前は、Brasserie de L&#39;institut(ブラスリー・ドゥ・ランスティテュ) といい、もちろんフランス料理が出されているのは言うまでもありませす。

    日仏学院に着くと、すぐレストランへ向かいました。お昼時だつたので、込んでいるのではないかと判断し、数日前に予約を入れておきました。来てみると、確かに込んでいました。

    レストランの名前は、Brasserie de L'institut(ブラスリー・ドゥ・ランスティテュ) といい、もちろんフランス料理が出されているのは言うまでもありませす。

  • 天気もよかったので、外で食事をしている人がたくさんいました。私たちも外で食べることにしました。<br /><br />芝生、深い木立、パラソル、オーダーをとるフランス人スタッフ(日本人も何人かはいましたが)、料理 ー 何もかも心地よい雰囲気を堪能出来ます。

    天気もよかったので、外で食事をしている人がたくさんいました。私たちも外で食べることにしました。

    芝生、深い木立、パラソル、オーダーをとるフランス人スタッフ(日本人も何人かはいましたが)、料理 ー 何もかも心地よい雰囲気を堪能出来ます。

  • テーブルの上にはメニューの書かれたマットが敷かれて、洒落た雰囲気を感じることができます。

    テーブルの上にはメニューの書かれたマットが敷かれて、洒落た雰囲気を感じることができます。

  • この日はコース料理を頼みました。前菜は野菜添えのテリーヌです。

    この日はコース料理を頼みました。前菜は野菜添えのテリーヌです。

  • メインは魚のグリルです。この他にパンとコーヒーも出ましたが、これらは写真に撮るのを失念してしまいました。

    メインは魚のグリルです。この他にパンとコーヒーも出ましたが、これらは写真に撮るのを失念してしまいました。

  • 庭がきれいに整えられていて、芝生の上で休んだり、本を読んだりしている人もいました。

    庭がきれいに整えられていて、芝生の上で休んだり、本を読んだりしている人もいました。

  • 樹木に囲まれた日仏学院はここが飯田橋駅のすぐそばなどとはとても想像がつきません。

    樹木に囲まれた日仏学院はここが飯田橋駅のすぐそばなどとはとても想像がつきません。

  • 飯田橋にはフレンチ・レストランがたくさんあり、またフランス人の姿をよく見かけますが、それはこの日仏学院と関係があるようです。ここはフランス文化の発信地で、映画、演劇、食などの文化を広く伝えてきました。「日本の中のフランス」などと言われています。そのため多くのフランス人が集まるのは当然の成り行きです。このようにして日仏学院のある飯田橋の地域にフレンチ・レストランやカフェが増えていった訳です。

    飯田橋にはフレンチ・レストランがたくさんあり、またフランス人の姿をよく見かけますが、それはこの日仏学院と関係があるようです。ここはフランス文化の発信地で、映画、演劇、食などの文化を広く伝えてきました。「日本の中のフランス」などと言われています。そのため多くのフランス人が集まるのは当然の成り行きです。このようにして日仏学院のある飯田橋の地域にフレンチ・レストランやカフェが増えていった訳です。

  • 学院の庭を歩いていると、深い木立の中にでもいるような気がします。

    学院の庭を歩いていると、深い木立の中にでもいるような気がします。

  • 木立の中に学院の建物が見えます。中央の階段室から右側が教室、左側はかつては院長の私的な場所で、家族と生活するところでした。今ではすべて教室になっていますが、外側からもその造形美を見ることができます。

    木立の中に学院の建物が見えます。中央の階段室から右側が教室、左側はかつては院長の私的な場所で、家族と生活するところでした。今ではすべて教室になっていますが、外側からもその造形美を見ることができます。

  • かつて学院長の住居があった建物です。今は教室となっていますが、以前の面影はそのままです。

    かつて学院長の住居があった建物です。今は教室となっていますが、以前の面影はそのままです。

  • 旧学院長の住居の1階部分です。

    旧学院長の住居の1階部分です。

  • 見学を終えて、日仏学院を出てくると、学院の脇にまるで食い入るように小さな神社があります。「築土神社」と名前が出ています。

    見学を終えて、日仏学院を出てくると、学院の脇にまるで食い入るように小さな神社があります。「築土神社」と名前が出ています。

  • 日仏会館を後にして、お濠沿いにしばらく歩き、法政大学へ移動しました。法政大学には「55年館」という1955年に建設された古い建物があり、それを見るために今回訪れる訳です。

    日仏会館を後にして、お濠沿いにしばらく歩き、法政大学へ移動しました。法政大学には「55年館」という1955年に建設された古い建物があり、それを見るために今回訪れる訳です。

  • この横に長い建物が「55年館」です。何度か建て替えの話が出ていて、保存か修復かで揺れているそうです。

    この横に長い建物が「55年館」です。何度か建て替えの話が出ていて、保存か修復かで揺れているそうです。

  • 55年館入口です。

    55年館入口です。

  • 建物の中に入ると、ちょうど「55年館」と書かれた文字が見えます。

    建物の中に入ると、ちょうど「55年館」と書かれた文字が見えます。

  • 階によって天井の作りが異なります。

    階によって天井の作りが異なります。

  • 2階から見た1階の学生ラウンジです。

    2階から見た1階の学生ラウンジです。

  • この正面の3階建の建物が58年館です。

    この正面の3階建の建物が58年館です。

  • 55号館の裏側にはかなり大きな日本風の庭園が設けられていて、学生たちの憩いの場になっています。

    55号館の裏側にはかなり大きな日本風の庭園が設けられていて、学生たちの憩いの場になっています。

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