2011/05/19 - 2011/05/20
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akikoさん
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ウィーンと言えば、思いつくのは音楽(芸術)の都、
そしてウィンナーコーヒーとザッハトルテだった。
芸術の都、それはそのはず、芸術を愛した
ハプスブルク家がかつて600年以上も続き、
華麗な宮廷文化の遺産として音楽・美術・文学・
食など洗練されて、受け継がれてきたのだから。
今回、ウィーンを訪れて、今でもウィーンには
その面影が色濃く残っていることがよくわかった。
また「一日、二日では到底ウィーンを見きれない」
ことがよくわかった・・・
滞在が短かったので、ほんの少しだけ垣間見ただけ
ですが、駆け足でまわったウィーンは魅力がつまった
街でした・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
-
今日は、朝一番「シェーンブルン宮殿」の
見学です。
正門前にやって来ました。
マリア・テレジア・イエローとよばれる黄色の
外観が印象的な宮殿と広大な庭園からなる
ハプスブルク家の夏の離宮ということです。
遠目に宮殿が見えてきて、わくわく期待が
高まります・・・ -
正門には2本の柱が立っていて、上には
金の鷲が飾られています。鷲はハプス
ブルク家の紋章に使われている
「双頭の鷲」にちなんでいるのでしょうね。
(「双頭の鷲」は元々神聖ローマ帝国の
紋章として定められ、ハプスブルクに
引き継がれたそう。
鷲は勇猛さや力や無敵を象徴する動物と
されていたそう。) -
宮殿本殿が見えてきました。
この宮殿は皇帝レオポルト?世の命で
1696年に着工され、途中中断もあり、
マリア・テレジアの時代に増改築が
行われて1749年完成したそう。
(もとの外壁は薄いピンク色だった
そうです) -
全部で1441室あり、私たちが見ることが
できるのはそのうちたったの40室ほど。
その他の部屋はなんと一般に貸し出されて
いるらしい。
宮殿の着工は1569年、マクシミリアン2世
による。
公開されている部屋をガイドブックから
4つ紹介。
(内部は写真撮影は不可なので) -
<鏡の間>
金と白の壁面にクリスタルの鏡がはめ込
まれ行事用サロンとして使われていた。
1762年6歳のモーツァルトがここで演奏を
行った。マリア・テレジアは絶賛し、それ
以降モーツァルトは神童と呼ばれるよう
になったという。 -
<大ギャラリー>
[長さ43m幅10mの大広間。黄金と白の
飾り漆喰、クリスタルの大鏡、フレスコ
の天井画などが一体となって、最も豪華
なロココ式広間の1つとなっている。]
夜毎4000本のろうそくが灯され晩餐会や
舞踏会が行われていたそうです。
この部屋は本当に豪華だけれど、一部
修復中で全景を見ることができなかった。
残念でした・・ -
<漆の間>
[フランツ?世が急逝後マリア・テレジアに
よって夫の思い出の間へと改装された。
非常に高価な漆のプレートがはめ込まれ、
風景・花や鳥などが描かれている。]
全体の基調が黒で、喪、悲しみを表している
のでしょうね。 -
<フランツ・カールの書斎>
この部屋には、フランツ?世とと子どもたち
が描かれた肖像画がある。
左から、父フランツ?世、年長の娘たち、
13歳のヨーゼフ皇太子、母マリア・テレジア
と並んでいる。
皆、マリアテレジアの方を指さしていて、
この宮殿の中心人物は誰かというのを暗に
示しているらしい。 -
庭園側から見た宮殿建物です。
-
宮殿本館の屋根にも「双頭の鷲」が
飾られています。 -
ここから見える宮殿が一番きれい。
-
宮殿裏にある庭園
ネプチューンの泉に向かって
両側にずっと広がっている。 -
「ネプチューンの泉」と「グロリエッテ」
ネプチューンの泉はギリシャ神話の
1シーンを表している。
グロリエッテは列柱回廊として
泉より1年早く建造され、上部には
帝国を象徴する巨大な鷲が地球の上に
立って翼を広げている。
時間があれば、グロリエッテにカフェ
があると聞いたので、行きたかったのだけど
ここでシェーンブルン宮殿とはお別れ(-.-) -
次は、800年以上の歴史を誇るウィーンの
シンボル「シュテファン大聖堂」に来ました。
1147年にロマネスク様式の教会として建て
られ14世紀にゴシック様式に改築され
ました。
地下にはハプスブルク家の内臓を納める
カタコンベがあるそうです。 -
内部の様子です。長さ107m、高さ39m
だそうで非常に大きいという印象です。
かつて、モーツァルトもここで結婚式をあげ、
また葬式もここで行われたそうです。 -
正面ずっと奥にあるバロックの主祭壇
-
祭壇の両側にステンドグラスが背景として
配置され
手前に十字架に張り付けられたキリスト像が
下がっています。 -
-
逆光で見にくいですが、これはキリストと
マリアの生涯を題材にした中世彫刻
ノイシュタット祭壇です。 -
大祭壇の右側にある赤い大理石の棺は
政略結婚(政策)を始めた皇帝
マクシミリアン?世の父フリードリヒ?世
のもの。ステンドグラスから差し込む光の
具合か、何やら不思議な感じがします。 -
塔に上がれるというので、エレベーター
のある北塔に上ってみました。 -
上にあがると、屋根のモザイクやファサード
の装飾がよく見ることができる。
下を見下ろせば、人の姿がとても小さく
見えます。 -
東の屋根にはハプスブルク家のシンボル
双頭の鷲が描かれているのがわかります。 -
市街を一望できる。
とてもいい眺めです! -
そろそろ1時前になりました。
1時からは「楽友協会」で内部を案内して
くれるガイドツアーがあり、参加すること
にします。
楽友協会ホールはウィーンフィルハーモニー
の本拠地。ニューイヤーコンサートの会場
として有名。 -
これは、小ホール「ブラームスの間」です。
室内楽演奏会がよく開かれるそうです。 -
ここは大ホールです。
1870年皇帝フランツ・ヨーゼフの都市改造の
一環で誕生。
金箔が多く使われ、「黄金のホール」と
呼ばれている。世界の3大ホールに数え
られるほどの音響効果を誇るそうです。 -
右に立っているのが、この時間の
案内人のかたです。
ホール上部には光採りの窓があり、
天井の装飾はとても豪華に仕上げ
られています。 -
かつて、音楽が上流階級のものだった
音楽が市民階級の台頭した19世紀には
広く大衆の娯楽となり、文化の裾野を
広げていった。日常茶飯事に舞踏会や
音楽会がこのようなホールで開かれて
いたという。
着飾った紳士淑女がこのようなところで
音楽を楽しんでいたのですね・・・ -
音楽家の胸像もホールの上部に並んで
います。 -
楽友協会でのガイドツアーも終わり、
まだまだ市内を見ていないということで
急いで旧市街を取り囲む並木の美しいリンク
(環状道路:かつての城壁の跡)に沿って
歩いてみることにします。
(かつて、このリング・シュトラーゼは裕福な
市民たちの散歩道だったらしい。)
まず、「ゲーテ」の座像が現れます。 -
時計回りにもう少し歩くと
王宮庭園の南側「ブルク庭園」に見覚え
のある像、そうです!
「モーツァルト像」が見えてきます。
立像の前には花で描かれたト音記号も
見えます♪ -
モーツァルトは25歳の時、故郷ザルツ
ブルクからウィーンに移り住み、
「フィガロの結婚」「ジョン・ドバンニ」
など名曲を作曲したそうです。 -
もう少し行くと、広場の真ん中に
マリア・テレジアの像(高さ20m)が見えて
きました。
マリア・テレジアはこの地に無くてはならない
全盛期のハプスブルク家を率いた女帝です。
この像を挟んで右には「自然史博物館」が
左には「美術史美術館」が建っています。 -
これは「自然史博物館」
マリア・テレジアの夫のフランツ?世の
コレクションをベースに恐竜の化石や
鉱物、動物のはく製などが展示されている
そうです。 -
こちらは「美術史美術館」です。
ここには、ハプスブル家が収集した珠玉の
アートが一堂に展示されています。
時間があれば、中でもブリューゲルの
「バベルの塔」とベラスケスの「マルガ
リータ」の肖像画だけでも見たかった・・・
(時間がないので断念(-.-) -
今度は左手にギリシャの建築物のような
建物が見えてきます。 -
これは、「国会議事堂」なのです。
どう見ても、博物館か美術館に見えます。
1883年に完成したそうで、民主主義発祥の
地ギリシャにちなんだ古代ギリシャ神殿風
の建物になったという。 -
正面のパラス・アテナの泉と呼ばれる
噴水には、英知の女神アテナの彫像が
立っている。
かつて、このリング・シュトラーセには、
トルコ大軍から都を守った城壁があったが、
フランツ・ヨーゼフ公の勅令で取り壊され、
美しい並木が走る大通りができた。
通りに沿ってオペラ座、フォティーフ教会、
帝国議会(この議事堂)、市庁舎、ウィーン
大学、ブルク劇場、美術史美術館と次々に
建設された。
すべてこれらの建築物は帝都に威観を
備えるため壮大さを競ったという。
「リング・シュトラーセ建築家」と呼ば
れる一流建築家達がギリシャ風、ゴシック、
イタリア・ルネサンスを模して造り、
いろんな建築様式が出来上がったのだそう
です。 -
国会議事堂を過ぎると、公園が現れます。
この公園は「市庁舎公園」と呼ばれ
市民の憩いの場となっているそうです。 -
市庁舎に着きました。この市庁舎も
芸術的です。
右の高い塔の先端には・・・ -
アップしないとわかりませんが、
人が旗を持って立っています。
市民が一番ということを象徴している
らしい。 -
この建物は「ブルク劇場」
18世紀後半ヨーゼフ?世の時に建て
られたそうです。
ヨーロッパで指折りの演劇の殿堂と
して有名だそう。 -
次にバラが咲いていると聞き
リンクを挟んで国会議事堂の反対側にある
「フォルクス庭園」にやって来ました。
この庭園にはエリザベートの像があり
「シシィが見守るバラの公園」と呼ばれる
そうです。 -
黄色、赤、ピンクなど色鮮やかな
バラがきれいに咲いていました。
5000本ものバラがあるそうです。 -
「フォルクス庭園」から続いて英雄広場
があります。
後方に見えるのが、「新王宮」です。
広場に立っているのが「カール大公像」 -
敵陣に入っていくのでしょうか。
旗を高く持ち、勇ましい姿です。 -
「新王宮」の全景です。
弧を描いて大列柱が立ち並んでいます。 -
帝国最後の王宮で、1938年ここのテラス
からヒットラーが併合宣言をしたことで
有名なのだそうです。
王宮前にある像は「オイゲン公像」で、
彼は17世紀にトルコを撃退した英雄だそう
です。 -
中央上には、金色に輝くハプスブルク家の
王冠が掲げられ、双頭の鷲がその王冠を
支えている。
実は、この新王宮はオーストリア帝国崩壊
寸前に完成し、皇帝がここで暮したわけでは
ないそうです。
今は、考古学・民俗学・楽器などの博物館
として使われています。 -
「新王宮」前には、観光馬車(フィアカー)
がたくさん待機しています。 -
歴史的建造物に馬車は似合います。
昔から辻馬車は市民の足になっていて
ウィーンには欠かせない乗り物のようです。
優雅な雰囲気で、乗れば楽しいでしょうね。 -
こちらは旧王宮方面です。
-
これは「ヨーゼフ(フランツ)2世像」です。
戦争や政治が苦手だった皇帝は、
ナポレオンに侵略されナポレオン失脚後は
宰相メッテルニヒに政治を牛耳られた
ものの、43年という長い間、在位したそうです。 -
ミヒャエル門からミヒャエル宮を見たところ。
修復工事中なのが、残念!
ここでも時間があれば、王宮内のシシィ
ミュージアムを見たかった・・・ -
これは、グラーベン通りの中央に立つ
三位一体像、「ペスト記念柱」です。
17世紀後半、レオポルト?世がペスト流行
が終わったことを神に感謝し製作したそう
です。
ペストに関する記念塔はヨーロッパの町で
よく見かけます。 -
台座部の天使が突き落としている
老婆はペストを象徴しているのだそう
です。 -
ここは、市立公園です。
緑がいっぱい。中央にはウィーン川が流れ
園内には噴水や池があり、多くの人が
くつろいでいます。 -
後方に見えるのがクーアサロンという
建物で、その前に花時計があります。
この時計のそばに・・・ -
黄金のヨハン・シュトラウスの像が・・・
と思ったら、実は本物ではなく
コピーでした。
実物も本当なら近くに、真っ白な大理石の
アーチの中にバイオリンを構えて立っている
はずですが、残念ながら今修復中で、
コピーがここに置かれているということ
でした。 -
これはシューベルト像です。
シューベルトは生粋のウィーンっ子だそうで、
わずか31歳の時に亡くなったが、短い生涯
のうちで1250にもおよぶ曲(大半は歌曲)
を作曲し、"歌曲の王"と呼ばれている。 -
アップしたものです。
-
ここで一旦、ウィーン中心部を離れ
電車とバスを乗り継いで、北部の
ハイリゲンシュタットにやって来ました。
まずは、「カーレンベルクの丘」です。
カーレンベルク教会のすぐ近くに
見晴らし台があります。 -
このテラスの先が見晴らし台
(眺望スポット)です。 -
ウィーン市街やブドウ畑が一望できます。
-
左方面を見ると、ドナウ川が流れて
います。 -
カーレンベルクの丘から車で15分くらいの
所にグリンツィングがあります。
グリンツィングにはホイリゲが多く集まって
いる。
ホイリゲとは、本来その年に取れた新酒
(ワイン)のことだが、転じて「自家ブドウ園
の新酒を飲ませる店」を意味するようになり、
現在では、バンド演奏を伴う居酒屋風の
ワインレストランの事をホイリゲと呼んでいる
そう。 -
この店はホイリゲの一つ、かつては僧院の
ワイン醸造所だった「パッサウアーホフ」
実は昨夕、ウィーンに到着し夕食を食べる
ために訪れた場所です。 -
丸味を帯びた窓が素敵!
中では、もう食事を楽しんでいる人たちが・・・ -
壁に昔、醸造に使っていた道具を
飾っています。 -
ホイリゲでは生演奏を楽しみながら食事を
しますが、この日は、2人の楽士さんが
アコーディオンとバイオリンでいろんな
音楽を聞かせてくれました。
お客さんにあわせ、お国の有名な曲を選び
演奏、日本人には「上を向いて歩こう」、
「故郷」などリクエストに応じて演奏して
くれます。
楽譜なしで何でも対応できるのには
感心しました。 -
残念ながら、お酒は苦手なので
ソフトドリンクで食前酒をいただき、
料理が運ばれます。
まずはスープが出てきました。
(クルトンがいっぱい?) -
メインはウィーン名物の
「ウィーナー・シュニッツェル」
ウィーン風仔牛のカツレツです。
薄い衣に味がついていて美味しかった
(話によると、衣につけるパン粉が
日本のものと違うということです。) -
外でも中庭オープンテラスで
食事をしていました。 -
ここグリンツィン一画はホイリゲが
集まっているので、お酒好きな人には
たまらない場所でしょう。
建物や街並みに独特の味があり、
たくさん写真に納めました。 -
-
特に建物が立派でも特徴があるわけでも
ないのですが、古い農家がそのまま残り
カラフルに塗られた外壁の家々が並ぶ
街並みに惹かれるものがあります。 -
週末ともなると、観光客だけではなく
地元の人で賑わうようです。 -
間口は狭く、奥行きが長く建てられて
いて奥には庭がある。 -
門を入ってすぐのところに置かれていた
昔の古い荷車ですが、花が置かれていて
どこかかわいい・・・ -
井戸がありました。
ここで昔、水を汲んでいたのですね。
1時間程度散策をして、まだ今日中に
やり残したことを思い出しました。
ウィーン中心部に戻ることにします。 -
やり残したこととは
そう、せっかくウィーンにきているのに
伝統のあるカフェでウィンナコーヒー&
トルテをまだ経験していなかったのでした。
それを逃したら、大きな悔いが残ると
思い、急いで戻ってきました・・・ -
オペラ座近くに戻ってきたので
ここから5分くらいのところにある
「カフェ・モーツァルト」に行くこと
にします。 -
このカフェには、日本語で書かれた
メニューもあります。 -
これが店内の様子です。
(昔は、このようなカフェで、文学好き
の若者が集まり文学論を語ったり、文化人
が集まって会話を楽しむ社交場であった
という。) -
着いた時には、ショーケースに人気の
モーツァルト・トルテはもうなく、
ベリーのケーキに「メランジェ」という
コーヒーに泡立てクリームが入ったもの
を注文しました。 -
「ウィンナーコーヒー」とは和製語で
こちらにはなく、「アインシュペナー」
というモカに生クリームをのせた飲み物が
近いのだそうです。
美味しくメランジェ&ケーキをいただき
満足です!
(ミッション完了できました〜) -
慌ただしく移動した一日でしたが、
まだまだ見残したものがあります。
それは次回訪れた時に見ることにします。
初めてのウィーン訪問はあっという間に過ぎ
ましたが、いろんな魅力が詰まった素敵な
街でした・・・
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