2011年5月スペイン・ロンダ　ヌエボ橋を下から眺めたい！の旅

2011/05/03 - 2011/05/03

「マラガから　ロンダ」「バス　アマリジョス」「マラガ　ロンダ　バスターミナル」

AVEで行ける世界遺産のクエンカ、マラガから長距離バスで2時間かかるロンダ。
場所は違いますがどちらも断崖絶壁にある街。
スケジュールの関係でどちらかしか訪問することが出来ないので、最初は行きやすく世界遺産でもあるクエンカに行こうと考えましたが、他の人の情報だと、ロンダはスペイン人がおススメする観光地であるということが何件か書いてあったことと、ついでに白い街も見ることが出来るということなのでロンダに行くことにしました。

帰国後、どこが一番良かった？という質問の答えに浮かんだのが、このロンダの街であり、下から眺めたヌエボ橋でした。

ちなみに織田裕二主演の映画「アンダルシア」では、このロンダの迫力ある映像も楽しめるらしい・・・。


※長距離バスのLos Amarillosのサイトで時刻表の検索が出来ます。
　（www.losamarillos.es）

　マラガからロンダ　午前中は8：00、10：00、11：30
　ロンダからマラガ　15時以降は16：00、17：00、19：45

エリア ロンダ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

マラガからロンダへのバスは、Los AmarillosとPortilloの2社が運行していますが、ロンダまでの時間が短いロス・アマリジョス社を選びます。

予めwebサイトで時間を調べ、それを印刷し、希望の時間に○を付けて、
「Un billete,por favor（ｳﾝ　ﾋﾞｼﾞｪﾃ　ﾎﾟﾙﾌｧﾎﾞｰﾙ）」でチケットを買いました。

窓口で切符というかレシートに、乗車ホームの番号を書いてくれます。

31番ホームです。

ホームを確認してあとは出発なので、トイレに行っときます。

スペインのある程度大きな公共交通機関の建物には、ちゃんとトイレがあり、全て無料でした。

ロンダまでは1時間45分。
Caratraca-Ardales-C.SERRETO-C.Becerroと基本4つの停留所に停まるはずですが、地元の人が乗りたい場所、降りたい場所でも停まるので、一瞬惑わされます。

席は自由席で、半分も埋まっていなかったです。

旅のために買ったipodで音楽を聞きながら移動。

日差しが強いので、車内でも窓際に座っているとサングラスがあると楽です。

アルダレスの街

こんな光景なのに、私の耳には吉幾三の「雪国」が流れている。

そのギャップに、一人心の中でウケる。

1時間40分後、街に入るといくつかRONDA○○という看板が見え始め、線路を渡って右折し進むと、右側にRONDA駅が見えます。

2分後、写真のように右折しバスターミナルに到着です。

途中で停まるのは停留所なので、マラガから最初に着くターミナルがロンダです。

白い壁の建物や花が咲き乱れる庭を持つ家などを見ながら、崖の方向に歩きます。

アラメダ・タホ公園から眺めは、遠くに来たことを実感させます。

ヌエボ橋を目指して進む。

ヌエボ橋です。

18世紀に完成した石橋ですが、高さが約100ｍあるということなので、完成までに何年かかったんだろうか。

ヌエボ橋の全景を見る前に、腹ごしらえをしましょう。

賑やかなEspinel通りを進むと広場があり、周辺にレストランがたくさんあります。

12時頃だった思うんだけど、まだランチタイムには早いようで、どこも客が入っていません。

唯一、呼び込みをしていた、バルに入ってみる。

スペイン語のメニューで、イメージがつかなかったので、会話集を開き、「土地の名物料理はありますか？」と聞いてみる。
「おお、あるよ。Rado de Toroだ。」
それが何かわからなかったけどお願いしてみると、運ばれてきたのはオックステール煮込みでした。

ふつーにおいしい。

お腹が満たされたので、旧市街を下り、ヌエボ橋の下側に行きましょう。

旧市街から新市街の眺め。

10分程で旧市街の端である城壁にたどり着く。

案内板などは見当たらないけど、とにかく旧市街の崖沿いを歩いていきます。

道沿いには普段の生活では見られない自生する小さな花たち。

草を食む馬くん。



あ〜、なんて気持ちが良いのだろうといい気分で坂道を下って行きます。

そして、待ちに待った絶景が。




この場所にベンチを設置したい。

さて、絶景を堪能した後に待っているのは、またあの橋の上に戻るということ。

行きの途中で気づいてはいましたが、やはり上りは辛かった・・・。

橋の下までは行き20分ぐらい、帰りは30分ぐらいでしょうか。

途中、旧市街の中に入ってみる。

キレイな表札(？)だなぁと写真を撮っていると、誰かの視線。

うっ、犬が私を見ている。

ワンッ、ワンッ！

やっぱり吠えられる。

逃げるようにその場をあとにし、坂道を上がって大通りに戻る。

今度はヌエボ橋の逆側に周ってみる。

周りにはこの風景を眺めるレストランが何件かあり、そういうところでランチを食べたかったとも思う。

振り返ると遠くに昔の橋であるビエホ橋が見える。

私が先ほど歩いた旧市街の中を下っていくと、あの橋に着いたらしい。

もう一度、白い新市街。

当初、17時のバスでマラガに帰る予定でしたが、今だったら15時のバスに間に合うと思い。

早歩きでバスターミナルへ（ヌエボ橋から10分ぐらい）。

チケット売り場は閉まっていて直前に開くのかと思い待っていましたが、出発5分前になっても開く様子がない。

ちょっと焦ったけど、バスの運転手から直接買うことが出来ました。


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