2011年5月スペイン・マラガ　バルセロホテル泊 アルカサバの水路に惚れた旅

2011/05/03 - 2011/05/03

「バルセロホテル　マラガ」「マラガ　街歩き」「アルカサバ」

ロンダとグラナダに行くための宿泊地として選んだマラガ。
ガイドブックでは何も感じない街でしたが、行ってみると想像と違い、renfe駅は近代的でレストラン街もあり、カテドラル周辺は人も店も多く活気があり、アルカサバのような見ごたえのある遺跡もあり、ホテル代も手頃なことから過ごし易さではこの旅で一番の街でした。

アルカサバ、とても気に入りました。

エリア マラガ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー

7時40分にコルドバを出発したAVANTは、8時45分にマラガ・マリア・サンブラノ駅に到着。
（マリア・サンブラノは哲学者の名前だそうです。）

ロンダへのバスが10時発なので、とりあえず荷物をホテルに預けよう。

案内板の青のところに「Hotel　Barcelo Malaga」と書いてあるので、案内通りに行ってみる。

ホテルへの近道のようだが、自動ドアが開かない。
押しても叩いても反応しない。
仕方がないから、一度駅の外に出て、ホテルに入る。

（※外からの開け方は聞かなかったが、ホテルから駅へは自動ドアの前でインターホンを押すと、フロントの人が開けてくれることがわかる。）

ホテルに入ると、なぜか滑り台？？。
遊び心のあるホテルです。


チェックインまで荷物を預かって欲しいと言うと、もうチェックイン出来ますけど、どうします？と嬉しい申し出がある。
フロントの方々は皆笑顔で気持ちの良い対応をしてくれました。

部屋に入ると、黄色いソファーがまた遊び心を感じさせる。

カーテンはベッドサイドのスイッチで開閉します。
開けても駅の屋根しか見えませんけど。

サニタリールームも使いやすいです。

バスタブは無いけど、全身シャワーが付いています。

バルセロ・マラガ、キレイだし設備も整っていて、気に入りました。

アメニティーには、スペイン旅で初のボディローション付き。

ついでにトイレも。

ホテルを出ると反対側に、エル・コルテ・イングレスのスーパーがあります。

さすがスペイン。

ハムが足ごと売っています。

ロンダの旅行記は別に作るので、ここからはロンダから帰ってきて、18時30分過ぎに街の中心部に行った様子です。

中心部へは近郊線のセルカニアスで1駅なので、タクシーかバスを使った方が良いのですが、あえてセントロ・アラメダ駅まで乗って行きました（1.35ﾕｰﾛ）。
アルメダ駅には乗降用だけという感じで何もありません。

ちなみに帰りに乗ったセントロからバルセロホテルまでのタクシー料金は5ﾕｰﾛでした。

いつものごとく、地図無しなので、地下にあるアラメダ駅から地上に上がるとどっちに行けばいいのかわからなくなる。

とりあえず、みなさんと同じ方向に歩いてみる。

大通りに出たので一安心。

道の中央を緑地帯になっていて、花屋さんが並んでいます。

19時近くですが、まだまだ明るいマラガの街。

だんだん人や車の量が多くなっていきます。

右手に古そうな建物を発見！

カテドラルだな。

見学は18時までとのことなので、外から見るだけ。

カテドラルの裏側を歩いていくと、小さなローマ劇場跡に遭遇。

この威風堂々とした建物は、アルカサバ（城塞）です。

ちょこっと覗くと、まだ入場出来るようなので、入ってみることに。

入場料　2.10ﾕｰﾛ

まずは外側から眺めてみます。

この遺跡は、城塞という男性的な建物でありながら、私には女性的な美しさや気品を感じさせせます。

昔はアフリカから来る船を見張っていたのでしょうか。

水路に導かれるように内側へ入っていきます。

入場時間が遅かったためか、他に人がいません。

入り組んだアルカサバを一人で歩いていると、違う時代を歩いているような気がしてきます。

耳には常に水の音が響きます。

とても感心したのが、この縦横無尽に張り巡らされた水路。

どこをどう流れると考えた人の頭の良さに乾杯(!?)したいです。

いつの間にか、私は水路を追いかけていました。

誰もいないマラガのアルカサバで気付いたこと。


あっ、オレッて、水路フェチなんだ。


⇒ロンダ編へ