2011/04/29 - 2011/05/07
9147位(同エリア19688件中)
さわまりさん
2011年GWの一人旅の記録です。
最終目的地はスペイン・バルセローナ。
キャセイパシフィック航空のサイトで成田からロンドンまでのチケットを購入。
羽田発を狙っていたが、手頃な値段のチケットはすでに売り切れていた。仕方がないので成田夕方発となった。
途中香港で1泊のストップオーバーを計画。目的は飲茶。
ロンドン―バルセローナのチケットは、イベリア航空のサイトで購入(iberia.com)したが、実際はBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)との共同運航便だった。
スペインにはvueling(ブエリング航空)やspanair(スパンエアー、SASの子会社)など多くの格安航空会社(LCC)が参入しているが、その多くで預け荷物には1個につき20ユーロ程度の追加料金がかかる。そのうえカウンターには最低限の係員しかいないのでチェックインに時間がかかったり、機内持込み手荷物の制限が厳しかったり、座席が自由席だったり(良い席を取ろうと搭乗前に長蛇の列ができるとの情報あり)、ゲートまで遠かったり、とネガティブな側面もある。機内食は水1杯にいたるまで有料だ。
遠くアジアから大きな荷物を抱えてくる乗継客向けではないと判断し、従来型の航空会社を選んだ。
ブリティッシュ・エアウェイズは悪くなかった。座席はチェックイン・カウンターで選ぶことができ、機内では無料の飲み物サービス(ワインやビールもある)とスナックが出た。料金はLCC利用時より合計でたぶん2〜3000円はアップしたが、所詮その程度の上乗せにすぎない。EU路線は各社ともしのぎを削っている状況なのだ。ワンワールドのマイルもつくし、帰路はチケットが別だったにもかかわらず成田まで荷物をスルーで預けることができた。
この選択は正解だったように思う。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
成田から香港へ出発。
原発事故の影響でわりと直前までキャセイの香港便が「まびき」されていてもしかするとこのCX521便もキャンセルかとひやひやしていたが、さすがGWということでこの日は全便が飛んだ模様。
だが、定刻より約1時間の遅れ。
乗継とはいえ短い滞在をめいっぱい楽しもうと今夜から早速もりだくさんの計画を練っていたのに、この分だと到着は深夜になりそうだ。
そりゃないよ〜。 -
キャセイ機の隣にはレトロな鶴丸マークに衣替えしたばかりのJAL機が。
-
去年の夏に乗った同じキャセイのビジネスクラスメニューと比べてはいけないとは思っていたが――やはり比べようがなかった・・・。
どうやらメニューの選択を間違ったようだ。(とこのときは思っていたが、この後毎回メニューの選択を間違うことにハタと気付きすべてを理解した) -
入国審査は去年申請してめでたく認められた通称VIPカードのおかげでスイスイごぼう抜き。
しかし荷物がなかなか出てこずに税関を出たときはすでに23時ちょい前。
今度の旅はしょっぱなからついてない。
ターンテーブルでまちぼうけしているときにシステム故障と説明があったが出発遅延に加えてのダブルパンチ。
これからホテルに行ってもゆうに24時は過ぎるだろうから、予定を変更して空港で腹ごしらえ(って機内食を食べたんじゃ。。。?)
香港最初のレストランは「翡翠拉麺小籠包」。23時ラストオーダーにぎりぎり間に合った。 -
酸辣湯麺を注文。
注文を取りにきたオニイさんが「坦坦麺じゃなくていいのか?」と心配してくれた(坦坦麺はこの店の人気メニュー)。
「坦坦麺は食べたことがあるから」と言うとにやりと納得して去っていった。
58HKドルくらい。これに10%のサービス料とお茶代が別に付くので700円くらいにはなる。
お湯を飲んでいる人が多いのはお湯はタダだからだろうか。
水でないところが中国風。
麺1杯で700円なら日本と遜色ない値段だが、この味は日本では食べられない。
とろみのある濃いめの黒酢スープが麺にからんで美味。
ちなみにここは空港内だが日本語はもちろん英語もほとんど通じなかった。まあ成田もそんなものかな。 -
さてやっとホテルに到着。
路線バスを利用したが思ったより早く着いた。上環(というより西営盤)のコートヤードバイマリオットだ。
マリオット系列のビジネスホテルで、まだ新しいということと、HISのクチコミで評判がいいので予約した。
本当は昨年夏と同じくチムサーチョイのYMCAソールズベリが第一希望だったのだが、日本人の人気が高いのだろう、GW期間はばかばかしいほど値上がりしていてあきらめた。 -
部屋は31階のハーバービュー。
格安だったので眺望は期待していなかったが角部屋の2面採光の部屋だった。
ハーバーと高層ビル街(といってもしょせん上環ではあるが)が両方楽しめる。
しばし夜景を楽しむ。(夜景モードで撮影した写真はすべて失敗)
部屋は広くはないがスタイリッシュなつくり。 -
この部屋にはバスタブがなかった。
バスタブ付きの部屋もあるはずだが、1泊なのと深夜なので別にいいや、ととくに申し立てず。
シャワーだけ浴びて就寝。 -
朝起きると天気がよくない。
眺望はすばらしいはずなのだが、もやがかかっていてどうもぱっとしない。残念。 -
目の前のビクトリア湾を高速船が通り過ぎる。
窓側にはビジネス用のデスクがある。
ここで仕事をしたら気分いいだろうなあ。 -
西側の窓からの眺め。
電動カーテン装備。 -
ホテル前の水街(WaterStreet)。
通りの向かい側にバス停があり使い勝手がよい。
トラムもすぐそこの交差点で乗れる。
このホテル、気に入りました。 -
イチオシ
小雨の降るなか朝食の飲茶を食べに「蓮香居」へ。
有名店「蓮香楼」の姉妹店。
一度行ってみたかった。
九龍サイドに宿があるとなかなか来づらいのでこれまで来たことがなかった。
エレベーターで2階に上がるとそこはたくさんの人の熱気にあふれていた。 -
案内のおばさんがどこでも座っていいよ、というジェスチャーで応じてくれて、4人掛けの丸テーブルに一人で座る。
-
イチオシ
座りがてらそばにいた店員のおじさんに「ポーレイ」と知っている数少ない単語で声をかけると、早速新しい茶葉の入ったお茶とでっかいやかんを持ってきて熱々の湯を注いでくれる。
最初の一杯は別の器に捨て、そこで茶碗や箸を洗えと見本を示してくれた。
なるほどこれが洗杯か。 -
店の名が入ったかわいい茶碗になみなみと湯を入れ、ふたをする。
これを小さい湯のみに移して飲むのだが、なかなかうまくいかない。
熱いし、注ぎ口がないのでせっかくの淹れたてのお茶のほとんどがテーブルにこぼれてしまう。
何度かおじさんが手伝ってくれたが、そのうち呆れてどこかへ行ってしまった。 -
イチオシ
そうこうしているうちに、注文したおかゆがやってきた。
豚肉とピータンのおかゆ。
定番の一品だ。
大きなボールに入っており食べ応え十分。
というか一人ではもてあますほどの量だ。
味は濃いめだがしつこくない。
これ、これ、これが食べたかったの〜。
専門店のおかゆもいいが、こういうおかゆも美味しい。 -
おかゆでほぼおなかいっぱいだが、そのほかいくつかの小皿をワゴンから取り(といっても一人なのでたいして食べられない)およそ600円ほどだったと思う。
安くて美味くて大満足。 -
いったんホテルに戻りチェックアウトして九龍サイドに出かける。
荷物はホテルのコンシェルジェに預けた。
まずはずせないのが佐敦の裕華国貨。
陶器売場や本屋、チャイナドレス売場を冷やかしてから地下でお茶その他を購入。
去年バリで買って帰っておいしかったインドフード社のナシゴレンの素が現地とほぼ同価格(だと思う)で売っていたのでそれも買う。
日本では、高級スーパーの成城石井で見かけたが驚くほど高かった。 -
佐敦をチムサチョイ方面に歩いたところでワンタン麺で有名な麥文記麺家に出くわす。
おなかはすいていなかったが、この機会を逃してはならじと入店。 -
麺のない蝦ワンタンにした。
エビの味が濃くて美味。 -
調子に乗ってチョイサムも頼む。
油菜にはいろいろ種類があるらしくどれにするか聞かれた(と思う)が、理解不能で適当に選んだ。
思った通りのものが来て一安心。
どちらも素朴でほっとする味。 -
このあと腹ごなしにチムサチョイまで歩き、香港島に戻る。
ホテル近くの乾物街で干し海老などを買い、今朝目をつけておいたマッサージ店へ。
足と全身と迷うが、歩き疲れていたので足(膝から下)50分を選択。
ハッピーアワーで138HKドル→118HKドルに。
雨も強くなってきたことだし、ちょうどいい休息だ。
担当は若い女性で、飛び込みで入ったわりには上手な人にあたってラッキーだった。
しばらく経つと2人ほど客がやってきた。携帯で話をしているので地元の人らしい。 -
足マッサージで癒された後、最後の夕食に選んだのがこちら。
牛バラ肉麺で有名な「九記牛鋤ソ」。
ここもガイドブックに必ずといっていいほど載っている超有名店だが、駅から遠いのでなかなか行く機会がなかった。
今日はフライトまで時間があるので行ってみた。
けっこうわかりにくい場所にある。
中は超満員で写真を撮るどころではなかった。
ぎゅうぎゅう詰めなので荷物を全部膝の上において麺をすすらなくてはならない。
評判どおり安くておいしかったが落ち着かないのが玉にきず。 -
あっという間に乗継の1日が過ぎて、ホテル前から行きと同じ路線バスで空港へ。
夜だからか乗降客も少なく45分で到着。
エアポートエキスプレスを利用するより早かったかもしれない。
旅はまだ序の口。これから2番目の目的地ロンドンに向かうのだ。
ロンドン編はこちら。
http://4travel.jp/traveler/sawamari/album/10570483/
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