混沌と史跡の町カトマンズ

2011/05/03 - 2011/05/05

辛いものが食べられないのに、試しに食べたもので舌と胃をやられて、すっかり元気をなくした状態での旅行。
空港からホテルまでのタクシーに勝手に乗り込んできた押し売り旅行会社にそのまま任せてしまった史跡観光。
英語も日本語もへたくそで、ガイドとしての質は論外。押し売りするときのトークだけは慣れている。一日のガイド料２０米ドルを日本人的には安いと感じるのだが、考えてみればわざわざカトマンズまで行って不完全なガイドで史跡を巡るのはやはり金銭面だけでは評価できない惜しいことをしたと反省している。
値段に惑わされずにちゃんとした評判の、日本人から定評のある旅行社、しかもトレッキングをメインとしていない旅行社を利用すべきなんだろうと思う。「２０ドルぐらいどうってことない」などと思うと、無駄にカトマンズの時間を過ごすことになる。ただ単にガイド料の無駄な出費にとどまらないのだ。短い時間滞在時間の日本人旅行者にとっては避けるべきなんだろうと思った。自分の無計画さを深く反省。

エリア カトマンズ(ネパール)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 1.0

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

想像していたとおりの寺の建物が並ぶ。

平日なのに観光地で「ルピー（ネパールの通貨）」と言って手を出している少年たち。無視し続けることにも体力を消耗する。

史跡へ移動中の車中からの風景。ひどい埃と、交通渋滞。一日７時間の停電が２回。つまり、一日１４時間停電しているのだから信号があっても役に立たない。もっとも信号はほとんどないが。しかし、この国で交通渋滞に巻き込まれながら日本の道路における信号のありがたさをつくづく感じる。カトマンズではクラクションを鳴らしっぱなしにしないとあぶなかしくって仕方がないのだ。だからうるさい。しかも危ないからスピードが出せない。

薄紫色の花が日本の桜のように咲いている。ガイドに聞いても何の花かわからない。カトマンズの人たちは花の種類に関心がなさそう。「ジャカランダの花じゃないか」と聞いても首を傾げるばかり。だれか５月にネパールで咲く紫色の花ご存知でしたら教えてください。