宇治漂流

2011/03/20 - 2011/03/20

体調を崩しながらも事務所の引っ越しはなんとか一日で完了させた。
隠れ家の引っ越しは翌日である。
本日は何かが起きるであろうと予備日にしていたので空きである。
会社の引っ越しには相当念入りな準備をし臨んだ。
自分の引っ越し準備はまだ全く何も手を付けてない。
もっとも段ボ〜ル箱数個だけなのであるが・・・

まっ、明日やればいいか。

やはり出掛ける私であった。

とは云え、桜にはやはりまだ一週間程度早いと思われた。
紅葉にしろ桜にしろ私の予定に合わせてくれるはずもがない。
ならば先週より更に南に向かおう。
・・・宇治か。
平等院はどうだろう・・・

今にも泣き出しそうな空を恨みつつＪＲ東海道線野洲行きに飛び乗った。
京都に着き奈良線に乗り換え宇治へと向かう。
宇治に到着する頃にはいつ降り出してもおかしくない雲行きであった。

急いでウロウロしながら平等院へ到着。
やはりまだ桜には早かったようだ。
不機嫌な空模様も手伝って桜ハントは早々に諦めた。
まだ先であろう藤棚を横目に次はいつ来たらいいのだろうかと考える。

よし、では国宝ハントに切り替えだ。
何度か訪問しているが別料金の為、未だ国宝鳳凰堂には入った事がなかった。
これでは国宝・世界遺産ハンタ〜としては許されるはずもない。
覚悟を決めて拝観。
女性説明員の流暢な解説を一言一句聞き漏らさず堪能し、そのまま併設されている平等院ミュ〜ジアムの鳳翔館に突入し国宝の数々に触れ時を満喫した。
同じ写真を何枚も撮ってしまうのだがやはり此処では広角的なレンズが欲しいところだ。
相変わらず下手な写真に飽きれる。

仕方なく参道に出て遅い昼食とし茶だんごもゲットした。

そのまま宇治川付近を散策し朝霧橋を渡り宇治十帖モニュメントへ。
宇治上神社を参拝後、源氏ミュ〜ジアムを目指した。
ここも念入りに観て周りついに降り出した雨の中を傘もささず宇治駅へ戻った。

帰りの切符を購入すると１０円玉のおつりは見事に全てピカピカに磨かれていた。

キラキラ光る１０円玉の裏と全身ビタビタの旅。

いやはや辛いものがある。

エリア 宇治(京都)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩