2011/01/22 - 2011/01/29
3605位(同エリア6975件中)
おいちゃんさん
- おいちゃんさんTOP
- 旅行記73冊
- クチコミ5件
- Q&A回答16件
- 86,844アクセス
- フォロワー2人
この日の午前中は自由時間を頂けました。
真衣さんは奥さんにお任せして、一人でフォロロマーノを皮切りにじっくりとローマの史跡を巡ることに。
昼からは奥様のお買い物におつきあいでしたが。。。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
-
今日は午前中は別行動です。
真衣さんは奥さんにお任せして、一人で地下鉄に乗ってまずはフォロロマーノへとむかいました。 -
A線からB線に乗り換えて、コロッセオ駅へ。
-
駅を出たところすぐにいきなりコロッセオが見えました。
さすがローマ。 -
駅前にはとにかく古そうな蛇口がありました。
きっとずっと昔から、水をはき出し続けているのでしょう。 -
会社の人で最近ローマに行かれた方から教わったのですが、フォロロマーノとコロッセオの入場券は共通で、コロッセオは行列ができているので先にフォロロマーノに行った方がスムーズに観光できます。
確かに朝一番でいったフォロロマーノは全く観光客もおらず、チケットの行列もなしでした。
いよいよ古代ローマの政治の中心地へと向かいます。 -
入ってすぐにエミリアのバジリカの古代ローマ時代からのいかにも古そうな石碑や柱があちこちに見えます。
盛り上がってきました!! -
そこから右へと歩くと、セプティミウス・セウェルス帝の凱旋門が見えます。
-
ヴェスパシアヌス神殿の柱。
-
サトゥルヌス神殿。
美しい青空を背景に古代の神殿の柱がそびえ立っています。
こんなにきれいにファサードの柱が残っているのもさすがローマですね。 -
かまどの女神ヴェスタを祀った神殿。
神殿でともされた聖なる火を巫女たちが守っていたそうです。
この火もキリスト教がローマの国教となっていったときに消されてしまったそうです。 -
アントニヌスとファウスティーナ神殿
五賢帝の四番目、アントニヌス・ピウスとその奥さんを神として祀る神殿です。 -
ヴェスタの巫女の家。ここに巫女たちがすんでいた家があったと言うことです。
-
ティトゥス帝の凱旋門です。エルサレム攻略を記念して建てられた現存する最古の凱旋門。
-
ティトゥス帝の凱旋門の内側。
細かい彫刻がきれいに残っています。 -
パラティーノの丘へと向かう坂を登ると、個人的に一番親近感を覚えるティベリウス帝の邸宅あとにできた、ファルネジアーニ庭園にでます。
そこからフォロロマーノの方を振り返ると、修復工事中で入れなかったマクセンティウス帝のバジリカが見えます。
パラティーノの丘の宮殿にすむ皇帝たちは、毎日出勤するときにこんな風にフォロロマーノを眺めながら丘からの坂道を下っていたのでしょうね。 -
パラティーノの丘にはかつて皇帝たちが暮らした宮殿の跡が残っています。
皇帝の邸宅ですから当然広大です。 -
横には馬場の遺構が残っていました。
これまたちょっとした運動場くらいの広さでした。 -
というわけで、ローマ時代の遺構をたっぷり堪能して、すでに満足気味ですが、続いてコロッセオへと向かいました。
途中の通路の眺めからして、ローマらしさ満点です。 -
コロッセオの横にはコンスタンティヌス帝の凱旋門があります。
形と良い、彫刻の手の込み具合と良い、本当に美しい凱旋門だと思います。
ローマ市民の歓呼に答えながら、馬車に乗ってこの凱旋門をくぐる時の皇帝の晴れがましさはいかばかりのものだったのでしょうか。
とはいえ、自分だとしたら、晴れがましさよりも恥ずかしさを感じてしまいそうですが。 -
で、いよいよコロッセオに入場します。
結構な行列ができていましたが、すでに入場券を手に入れているので行列を横目にすぐに入場できます。
この優越感はなかなかのものです。
ローマパスを持っていない方はとにかくフォロロマーノに先に入場することをお勧めいたします。 -
中に入ると、いろんなテレビ番組やインターネットで見たコロッセオの中の様子が見えてきます。
もともとは帆布で覆う屋根があったとか、猛獣を地下から安全にあげるためのエレベーターがあったとか、約2000年前にできたものとは信じられません。 -
回廊から外側を見ると、フォロロマーノとパラティーノの丘が見えます。
この角度からの眺めもいいですね。 -
外側の通路側には、昔の柱の名残のような石材がごろごろと転がしてありました。
-
もう一度外観です。
やはり石を積み上げて作ったとは信じられないようなこの異常なスケール感は、実際に見てみないと実感がわかないですね。
とはいえ、コロッセオの方が観光客で賑わっていましたが、個人的には見所はフォロロマーノの方があって楽しいと思いました。 -
フォロロマーノの前をもう一度すぎると、カエサルのフォロが見えてきます。
カエサルが晩年にフォロロマーノの拡張を目的として、作らせたものだそうです。
これ以降、この周りに皇帝の名を冠するフォロが作られていくことになります。 -
カエサルのフォロとは大きな道を挟んで反対側にトライアヌス帝のダキア遠征の勝利を記念して建てられた記念柱です。
ダキア遠征の際のエピソードが螺旋状に彫り込まれており、塩野七生さんが一つずつ絵を見ていきながら、トライアヌスのダキア遠征を書くときに参考にしたというものです。
自分の業績を絵巻物にして、高い柱を作らせてそれに螺旋状に彫らせるというその発想自体がすごいですね。 -
トライアヌスのフォロ。
フォロロマーノとトライアヌスやアウグストゥスのフォロをばっつり分断する太い大通りは、ムッソリーニが軍事パレードをするために作ったそうで、その下には皇帝たちのフォロが埋もれているそうです。
「最高権力者でも知性に欠けると、このようなことをして恥じないという実例である」と塩野さんは怒っておられました。 -
古代ローマ時代にたっぷり浸ることができたので、今度はルネッサンスを代表するミケランジェロの美しい彫刻を見に行くことにしました。
-
カブール通りから、ボルジア階段とよばれる階段を上った先にはサン・ピエトロ・イン・ビンコリ教会があります。
この日はこの階段でアコーディオン弾きのおじさんがすごくしっとりとした音楽を奏でておられて、いやが応にも雰囲気を盛り上げてくれていました。 -
で、トンネルを抜けた先に、こじんまりと町並みになじむような感じで教会がありました。
-
美しい天井画のある、白い美しい教会の右奥の方にいくと、、
-
ありました。ミケランジェロ作のモーゼ像です。
腕の筋肉の美しさと、いかめしいひげ面の迫力は一見の価値ありでした。
まさに、「ためつすがめつ」という感じで、もう良いかとおもって前を離れたと思ってはまた戻ってじっくり見てと何度か繰り返してから、大満足で教会を後にします。
フランダースの犬のネロが命をかけてでも教会の絵を見たかったという気持ちのかけらくらいは実感できたように思えます。(僕は彫刻なんかこれっぽっちもやりませんが。。) -
ぶらぶらとヴェネツィア広場を歩きながら、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂を眺めて歩くと、イエズス会の総本山であるジェズ教会にでました。
-
ちょうど昼休憩前の時間でしたので、おじさんに追いやられるようにしか見学できず、フランシスコザビエルの右手は見ることができませんでしたが、大変美しい天井の装飾とクーポラを拝むことができました。
-
ジェズ教会をでて、しばらくあるくと、車がビュンビュン通る道の横の一段下がったところにアルジェンティーナ神殿跡の遺跡が普通にありました。
共和制ローマ時代はここが聖域とされていたのですね。 -
アルジェンティーナ神殿跡からパンテオンのほうへ向かって歩くと、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会の前のオベリスクを背負ったゾウさんがいます。これはベルニーニのデザインだそうです。ゾウさんは知恵と教養の象徴だということです。
この教会はローマ唯一のゴシック建築の教会で、この教会でガリレオ・ガリレイは自説の放棄を表明したという、シンプルな外観からはうかがい知れない深い歴史と意義を有する教会だということです。 -
アントニアッツォ・ロマーノの受胎告知
マリアさんも天使も表情が柔らかくて個人的にとても気に入った絵です。 -
そして、これが十字架をかかえた、「あがないの主イエス・キリスト」(ミケランジェロ作)
後世の頭の固いひとが、なんとも不細工な腰布をくっつけてしまったので、なんか色合い的にバランスが変になってしまってます。
が、イエスの表情や美しい筋肉の造型など、見れば見るほど引き込まれます。 -
祭壇の裏にも細かいところに美しい彫刻。
-
この柱にくっついている美しい彫刻はベルニーニ作のマリア・ラッジの祈念像
わざわざ硬い石を削って、ほんとにゆれたなびいているような布を作る。なぜにそんな面倒なことをと言ってしまいたくなりますが、硬い石が見せてくれるその美しくなめらかな表面や、自然な形に圧倒されます。 -
この教会は飾られている美術品だけでも盛りだくさんなのですが、教会の作りそのものがまた美しい。
青く色づけられた天井に見える金色の星。今まで見た教会の中で、一番印象深いといっても過言ではないと思います。 -
教会を出たらすぐにパンテオンの裏側です。
-
夜に見たパンテオンは周囲との違いが際立って見える凛とした印象を受けましたが、昼の光で見ると天井の曲線はとてもやわらかく見えます。
-
パンテオンにあるラファエロの墓。
ピエトロ・ベンボによる碑文は、
「ラッファエッロ、ここに眠る。その生前は、自然でさえもかの才能にひれ伏し畏れおののき、その死は自然も死をともにするのかと恐れさせる」
37歳でなくなってるんですね。 -
以上盛りだくさんのローマ一人歩きは終了し、パンテオン前で奥様と真衣さんと待ち合わせです。
冬のやわらかい光を受ける細かい彫刻をほどこされた噴水と向こうに見えるパンテオン。ボーっと眺めているだけで時間もあっという間に過ぎていきます。 -
CREA Travellerで見つけた、パンテオンのちょっと北の路地を入ったところにあるGranoというレストランでお昼ご飯にしました。
まずは、ベルギービールで乾いた喉を潤します。
「私はビールなんか興味ないから、かってにやっとき」
はい、勝手にやらせていただきます。 -
煮込まれてほろほろになった牛肉をコロッケのようにあげた料理。
ちょっと苦味のある緑色のソースとぴったり合って激うまです。 -
こちらはリゾット。
チーズが濃厚すぎず、これも無茶苦茶おいしい。 -
これはマグロのカツレツ。
これに関しては、ちょっとマグロの生臭さが残っていて、しょうゆとわさびがほしい感じ。もう少しソースに薬味的な味を加えた方がいいと思いました。 -
みてのとおりハンバーグです。
が、味は今まで食べたハンバーグとはまったく違います。
これも焼いて肉に火を通したというよりは、先に煮込んでほろほろになった牛肉をばらして固めて焼いたというようなお味。
ソースともばっちりあっていて、抜群のおいしさでした。
デザートもとてもおいしく、言うこと無しのお昼ご飯でした。(お値段はやはり気持ち高めでしたが)
お昼ごはんの後は奥さんのお買い物に付き合ってローマの中心街をベビーカーを押しまわることで終了。
大セール期間中ということで、色々と収穫があったようです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
50