若返った東松山ぼたん園（後編）花の王たる風格と園内見事に色とりどり

2011/05/05 - 2011/05/05

今年2011年のGWの花めぐりは、新しいところではなく、すでによく知っているところの再訪になりました。
でも、同じところであっても、天候と開花状況によって、花は毎年少しずつ違う顔を見せます。
当然、同じ花であっても撮る私がめざす写真も、毎年少しずつ違ってきます。

この時期に訪れたい花の名所といったら、花の王の大輪のぼたんです。
去年は東松山の箭弓神社のぼたんは見に行ったものの、ぼたん園までは足を伸ばさなかったので、今年は２年ぶりです。

ぼたん園に行った５月５日はあいにくの曇天でしたが、雨が降りそうでいて降らずにすんだのは幸いでした。
カメラをぼたんに向けてみると、きれいな青空を背景に撮れた過去を思い出し、撮影意欲が萎えそうになったこともありました。
特に白い花をたくさん撮ろうにも、曇天では寒々しい灰色めいた花色になってしまいます。
パソコンで画像処理すればましになったかもしれないけれど、人工めいた色になりそうなので、あきらめてしまいました。
（良い画像ソフトももっていないし、フォートラベル旅行記作成で忙しいので、一枚一枚の写真を処理している時間もなくって@）
でも代わりに、濃い色の花は、少し露出をアンダーにすると、艶やかで妖しい、いわば大人の成熟した魅力のようなものを捉えやすかったですから。
曇天の場合、写真の中で白飛びしてしまう部分を極力なくすために背景を空にせず、ファインダーの中をすべて色に埋めるようにすれば、好みの写真がゲットしやすいです。
広大なぼたん園ゆえ、花の回りの葉っぱや背後の木立の緑、あるいは他の株などょ利用すれば、ファインダーをぼたんで埋めつくす方法はいくらでもありました。

また、最初に植え替えた若い株ばかりのところを回ってしまいましたが、それでかえって良かったようです。
後半では、花数の多い大きな華やかな株、色とりどりの花が並ぶエリアに改めて目を見張りました。
私の記憶の中にある東松山のぼたん園の魅力を、たっぷりと見せてもらえました。
やっぱり東松山のぼたん園はいいな@

＜東松山ぼたん園の２年ぶりの再訪の旅行記のシリーズ構成＞
□（前篇）若い株も頑張ってる！
■（後編）花の王たる風格と園内見事に色とりどり

東松山市公式サイトのぼたん園のページ
http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/out/botan/h_botan.htm

＜これまでの東松山ぼたん園の旅行記＞
2009年４月29日
「GWの花めぐり2009（1）ズーム炸裂、東松山ぼたん園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10331220/
「GWの花めぐり2009（2）花の王様、面目躍如！（東松山ぼたん園）」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10331542/

2008年５月６日
「GW後半の花めぐり（4）ちょっと遅かった東松山ぼたん園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10239736/

2006年４月30日
「牡丹ずくしにクラクラ！その１：東松山ぼたん園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065556/

エリア 東松山(埼玉)

艶やかな赤いぼたんを幻想チックに

麗しいピンクのぼたんが林立@

色とりどりのぼたん園の魅力

美を競い合うライバルがたくさん！

小さな噴水のような花びらがあちこちに

背後の花に目移りしそう

赤いぼたんに迫られて

花をかきわけても、またぼたん@

緑の前ボケの向こうに繊細な花びらのぼたん

やさしい色合いで、ささやくように咲く咲きかけ

女王の風格の深紅のぼたん

華やかなバックコーラスに支えられて

眠りから醒めたように

なんともいえない絞りの美

大粒揃い@

波打つぼたんとカラフルな仲間

１つの株にこんなにたくさん！

無造作に咲いているようでありながら

薄紫のぼたんを背にボリュームたっぷりのぼたん

薄紫色を撮るのが苦手なはずの私のカメラPowerShotですが、ぼたんのこういう薄紫はきれいに撮れるようです。

見事な大株があちこちに

ぼたんに埋め尽くされる

同じ株の花期はそろうらしい……？

どれも等しく咲き掛けです。

ささやくように語らいあうお嬢さまがた

真紅の絞りぼたんは熟女の魅力！？

なんてカラフル、ワンダフル！

東松山ボタン園の面目躍如@

際立つ大人の魅力（！？）の真紅のぼたん

立てば芍薬、座れば牡丹というけれど

立っても牡丹@

画面の中はぎっしりぼたん@

黄色いぼたんもたくさん！

黄色系は比較的遅咲きで、まだ花が少ない株もありましたが、十分たくさん咲いていました。

咲きかけの若々しい魅力も見逃せない！

清純系のお嬢さまたちと大人の色気たっぷりのお嬢さまたちが同席@

花数が一番多かったのはこのタイプだったかな

というか、このタイプが一番撮影しやすかっただけかも。

真紅のぼたんを緑で囲む

やっぱりこれだけ花があるといいナァ

燃えるようなツツジを背景に

林に囲まれたぼたん園

高貴な色合いのぼたんたち

うっすら前ボケで囲む

見渡せば、まだまだある満開のぼたん

たくさんの仲間を背景に

表紙候補でしたが、このぼたん園の旅行記の前編の表紙と似た構図だったのでやめました。
要するに私はこういう構図が好きなようです。

たくさんの花をつけた株がたっぷり

奥に黄色いぼたんの群生地があります@

「あななたたち、こっちにいらっしゃいよ」

「かくれんぼよ！」
「きゃ〜！」
「鬼は誰？」

「ここならきっと見つからない@」

「もーいーかい？」
「まだですよ〜」

「もうちょっと離れてよ、くすぐったい」
「だぁって狭いんだもん」

「みんな全然隠れてないわよ」
「あっ、こらっ、見つかっちゃうじゃない！」

「これで隠れたことになると思う？」
「うーん」

「下に潜り込めばばっちり！」
「幹の間から見えている気がするのは、気のせい？」

「わたくしたちって隠れても無駄だと思いません？」
「ええ、わたくしもそう思っていたところですのよ」

「も〜い〜かい？」
「も〜い〜よ」

さて、かくれんぼうの結果はいかに？

なんちゃって。

＜これまでのぼたんの旅行記（上野公園の冬ぼたんを含む）＞
2011年１月15日
「観劇ついでに新春の上野公園（1）迷い迷って冬ぼたん苑に向かう」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10537937/
「観劇ついでに新春の上野公園（2）新春を祝う冬ぼたんを詠もう」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10537938/

2010年５月３日
「越生の五大尊つつじ公園と山吹の里、改め、東松山の箭弓神社のぼたん祭り（2）夕方のやわらかな斜光の下のぼたん」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10457802/
2010年２月11日
「ペンギンのお散歩と冬ぼたんと土偶が見たくて木曜日の祝日は上野公園へ（1）寒桜の咲く冬の上野公園と国宝土偶展」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10428523/

2009年４月29日
「GWの花めぐり2009（1）ズーム炸裂、東松山ぼたん園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10331220/
「GWの花めぐり2009（2）花の王様、面目躍如！（東松山ぼたん園）」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10331542/

2008年５月６日
「GW後半の花めぐり（4）ちょっと遅かった東松山ぼたん園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10239736/

2007年４月29日
「青空ゴールデンウィークの箭弓神社(1)神社・ツツジ・巫女舞」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10143111/
「青空ゴールデンウィークの箭弓神社(2)ぼたんと藤」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10143127/
2007年１月30日
「上野公園東照宮冬ぼたん祭り(1)思った以上に撮っちゃいました@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10122203/

2006年５月３日
「牡丹づくしにクラクラ！その３：上野東照宮のぼたん苑」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065566/
2006年４月30日
「牡丹ずくしにクラクラ！その１：東松山ぼたん園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065556/
「牡丹ずくしにクラクラ！その２：東松山箭弓神社」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10065558/