GWの花めぐり2009（1）ズーム炸裂、東松山ぼたん園

2009/04/29 - 2009/04/29

一眼レフの望遠レンズでなければ叶うまいと思っていた、あこがれの前ぼけ写真に成功です！
条件がそろえば撮れるものなんですね、うっしっし@

デシカメ歴４年目のぼたん詣は、新しいカメラ、CannonのPowerShot SX 200 IS の光学12倍ズーム炸裂です。

東松山のぼたん園を含め、これまで何度もぼたんを撮りにいきました。
４年目ともなると、前より少しは違う印象の写真が撮れるか、少しでも上達しているか、気になります。
でも今年は、なんといっても性能にバツグンの差のあるPowerShotがお供です。
新しいカメラではどんな風に撮れるか、どの花も新鮮な気分で取り組めます。

今回もPowerShot SX 200 ISの光学ズーム12倍の大活躍です。
生け垣から離れたところに咲いている花を狙うと、背景がいい具合にボケることが分かり、はじめは離れた花ばかり撮っていました。
生け垣のそばにいい花があると、わざと離れたりして。
12倍めいいっぱいにしかたどうかはともかく、とにかくズームで撮りまくりです。

そして、あこがれの前ぼけ写真、ゲッーート@
前ぼけの正体は、生け垣のツツジの葉と花です。
時には、手前の株の葉っぱを前ぼけに利用することもできました。

ただ、前ぼけを入れる位置ってなかなか難しいです。
せっかく前ぼけが得られるのに、入れない方がひょっとしてよかった？
と思える場合もありましたから。
うーん、好みの違い？

だから今はまだ感激で興奮を引きずっていますが、あとでもっと冷静になると、「この前ぼけ、ジャマ！」って思う日もくるかもしれません！？

東松山市公式サイトのぼたん開花情報ページ
http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/out/botan/kaika.htm
写真がたくさんの開花情報ページ（東松山情報サイト）
http://www.higashimatsuyama.info/2009info/09infobotan/

エリア 東松山(埼玉)

• 一人あたり費用: 1万円未満

今年は大型の臨時送迎バス

11時45分に東松山駅に到着。
西口からぼたん園行きの臨時送迎バス（片道200円）が少なくとも30分おきにあるそうですが、タイミングがよかったのか、もっと頻繁にあったのか、行きも帰りもほとんど待ちませんでした。
12時少し前にはバスは出発し、10〜15分くらいでぼたん園の近くの臨時停留所に着きました。
徒歩だと健脚な人で１時間、ぶらぶら歩けば１時間半の道のりだそうです。

ぼたん園に向かう途中、近所の農家の直売

ぼたん園目の前にて、近所の農家の直売

あの真っ赤に熟れたトマトを、帰りに買って帰りました@

倉庫の中のチケット売り場

入口のハナミズキも見事ですが、ちょーっとピーク過ぎてますね。
チケットは自動販売機で買います。ぼたんの開花時期だけ有料で、500円です。
おやぁぁ、１万円札しかありません。両替しなくては。
管理事務所に向かいます。

ぼたん園の前の小さな神社と公園

少しだけ出店

ぼたんの鉢植えや、若干の農作物、そしておでんやインドカレーや、あとおにぎりなどが売られていたかな。

早速、ズーム炸裂！

これはシャクヤクですね。
牡丹は木なので、支えの棒はいらないはずだから。
12倍ズームで引き寄せて撮ったおかげで、背景はきれいにボケました@

入口近くは花数が少なめで、寂しいです。

このあと、真ん中のピンクの花を12倍レンズで狙います。
分かりますかしら。赤い牡丹のとなりの株です。

まずは広角側で撮影。
ただしレンズの歪みで、肉眼で見えるよりも奥行きが深く写っています。

いい雰囲気で撮れたでしょ@

これも12倍ズームでパチリ

花同士をできるだけ近づけて撮りたかったので、アングルに苦労しました。

池のほとりの奥様たち

もちろん12倍ズーム。

避暑地で１人で静養している未亡人

大正か昭和初期の貴婦人たち

花の「王様」と呼ばれる牡丹ですが、やはり女性に例えたくなりますね。

丸顔が可愛いお嬢さん

おおっ、手前に前ぼけを入れられましたゾ。

三色そろって斜めに並んで

健康的な血の色をした花

これも12倍ズーム@

ぼたんというより、違う花みたい？

これも12倍ズーム@

葉っぱが毛皮のコートのように見えて@

前ぼけ、成功！

きれいな黄緑の前ぼけと@

まずはぼかしのない写真

うーん、ちょっとピントが甘かったかしら。

ピンクと緑の前ぼけ・その２

ピンクと緑の前ぼけ・その３

歯を見せて無邪気に笑う少女のよう

清楚なドレスに身を包み

あの巾着の中に、おやゆび姫がいたりして

黄色いボタンにはピンクの前ぼけが似合います@

この子、「金晃・金閣」っていうんですって

珍しい黄色のボタンは遅咲きです。
GW後半に訪れた去年（2008年）は、見ごたえがあったのは、そんな遅咲きの黄色いボタンばかりでしたっけネ。

関連の旅行記
「GW後半の花めぐり（4）ちょっと遅かった東松山ぼたん園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10239736/

白い貴婦人

とっても清楚に撮れたでしょ@

青春の主張

乙女のまどろみ

目覚めた乙女

毒々しいまでの赤が印象的な「墨ノ一」

そういえば品種名が書かれている株はそんなに多くなかったです。
もっとも、ズームで撮りまくり、夢中だった私は、品種名をきちんと書き留めておく余裕はありませんでした。
でもこれはとっても印象的だったから@

ここまではどちらかというと花数が少なかったエリアです。
だからこそ、少し離れた位置からズームで花を引き寄せ、背景をぼかしたり、引き算して、雰囲気のある写真を撮ろうと狙いました。

つづく