2011/04/10 - 2011/04/10
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GOTOCHANさん
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登山復帰第2弾はもう少し長時間歩ける山ということで、丹波富士とも呼ばれる白髪岳をチョイス。縦走ができ、楽しそうな岩場があり、山頂からは360度の展望が楽しめる山です。登山道を外れるというお約束?もあり、もしかしたら不審者に間違えられたかもというハプニングもありましたが、変化に富んだコースで楽しい山歩きとなりました。
白髪岳データ:標高721.8m(二等三角点、点名:白髪岳)、近畿百名山、関西百名山、ふるさと兵庫50山(33座目)
松尾山データ:標高685m
登山コース:住山(84分)白髪岳(39分)松尾山(60分)住山(累計標高差約590m)
同行者:単独
登山体力度:★★☆☆☆、コース難易度:★★★☆☆(★が多いほど困難)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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国道372号線から天神川に沿って住山へ。住山集落を過ぎたところに広場がありそこに駐車します。
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数分歩くとあった案内図。
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白髪岳と松尾山への分岐。どちらからでも縦走できますが、時計回りの白髪岳へ。正面に見える山が松尾山です。この分岐点の左側には有料駐車場があります。
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分岐を過ぎてしばらく進むと未舗装の林道になります。奥の山が白髪岳です。
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林道沿いに桜並木があります。案内図にあったワン谷の桜です。平野部ではほぼ満開に近い状態ですが、標高約300mのこのあたりはいまだ蕾固しといったところでしょうか。
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東屋のある登山口に到着。駐車場所からゆっくり歩いたら25分もかかりました。この登山口には車を停めるスペースも十分にあり、白髪岳だけ登るのであればここまで車で来るのもいいでしょう。
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登山口にある案内図。
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実質登山開始です。登山口の標高は約390mで、標高差は330mです。そして白髪岳頂上までの距離は750m。これは相当な急登が予想されます。
さて、登山口からしばらくは地元小学生が植樹した桜があります。いつか大きくなって春に彩を添えるようになるのでしょう。 -
しばらくするとヤブツバキの森が現れました。どういうわけかこのヤブツバキの森でルートを外れてしまいました。気が付くと道がない…仕方なく一旦戻りかけて何気なく上を見ると、ロープが張ってあるのでこの上が登山道に違いないと強引に斜面を登りました。果たしてそこにはちゃんとした登山道がありました。登山道に合流し自然と登っている方へ歩き出しましたが、実はこれが間違いでした。しばらくは登りでしたが、やがてあまり傾斜のない道となりました。ちょうどこの平坦なところで単独の登山者とすれ違い挨拶を交わしました。もう下山とは早いなと思いながら歩くと急な下りとなり、ここで逆方向に歩いていたことが判明、引き返しました。
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一旦下ったところを登り返し、登山道に合流した地点を過ぎて少しすると急登が始まりました。ここで、さきほどすれ違った人にほぼ追いついたのですが、その人は何を思ったか、急にスピードを上げこの急斜面を必死に逃げるように登って行きました。ついさっきすれ違った人が引き返して追いかけてきたとでも思ったのでしょうか?単に道間違えただけなのに…
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タムシバの木々の間からチラッと白髪岳の山頂付近が見えました。
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一体いつになったら終わるのやらの急な登りが続きます。雰囲気はなかなかいいんですけど、体力的にはかなり厳しい。私を見て逃げていった人の姿はもう見えません。なんという健脚。それとも火事場のバカ力?
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急斜面を登りきると尾根道に出ます。ちょうどそこにはベンチがありました。ナイスタイミング。
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尾根に出るとさすがに展望が良く、遠くに以前登ったことのある西光寺山が見えます。
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白髪岳山頂までの尾根道はなかなか楽しく、このような鎖場が何箇所かあります。ちゃんと迂回路もあるので自信のない人も安心です。
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白髪岳山頂に到達です。私がもう少しで山頂というところまで来た時に、例の不審な登山者は山頂にいたのですが、私の気配を感じてか、慌てて逃げるように先へ進みました。そんなに私って不審に見える?
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白髪岳山頂。二等三角点の山です。
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白髪岳の山頂からは360度の展望です。しかし、この時期は天気のわりに視界はよくありません。
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これから向かう松尾山。尾根伝いに向かいます。
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しばらく展望を楽しんだ後、松尾山へ向かいます。いきなり激下りです。
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激下りしたあと、緩やかなアップダウンの尾根道になります。尾根道から見た白髪岳ですが、山頂右肩の急斜面を真っ直ぐ下へ下りたことになります。
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白髪岳から松尾山への縦走路にはこの標識がいくつもありました。
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鐘掛の辻。文保寺への分岐です。
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松尾山山頂。酒井城跡ですがその面影は全くありません。展望もなく長居するところでもないのでほぼ通過。
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千年杉。
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仙ノ岩に立ち寄る。ちょうど昼時で昼食休憩です。
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仙ノ岩からの展望。
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仙ノ岩。
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イチオシ
高仙寺跡の卵塔群。高仙寺の僧侶の墓です。
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愛宕堂。この隣には高仙寺本堂跡があり、さらに阿弥陀堂跡がある。
阿弥陀堂跡を過ぎたあたりで登山者とすれ違いました。例の不審者と3度目の遭遇です。彼は私を見ると足早に過ぎ去って行きました。何故だ?何故登り返してくるの?この先道がないの?そうだとしたら教えてくれてもいいのに。私は絶対に道を間違えていない自信があります。彼はきっと下山口を間違えたに違いない。すると松尾山山頂まで戻るのかしら?いずれにしても怪しい。きっと後ろめたいところがあるに違いない。そういうことにしておこう。 -
阿弥陀堂跡からは激下りで、やがて沢音が聞こえてきました。そして不動の滝に出ました。落差10m。普段は水量に難があるようですが、この日はそこそこの水量で滝らしい姿でした。
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不動の滝からは緩やかな下りとなりやがて林道に出ます。
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茶畑を見ながら林道を下っていきます。
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振り返ると白髪岳が見えます。
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白髪岳と松尾山との分岐点まで戻りました。これで白髪岳から松尾山へと時計回りにぐるり1周したことになります。ゴールはもうすぐです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ホーミンさん 2011/04/28 10:37:47
- お互いにそう感じていたのかも?
- GOTOCHANさま
こんにちは!
体力度2に昇格(?)ですね?
おめでとうございます。
今回会った(遇った)登山者は、「兄さん・・・」と話しかけてくれなかったようですね。
怪しいのか、怪しまれているのか。
単独登山者に話しかけると、10倍くらいにして話しかえしてくれる人が多いように思います。
逃げるようなこの人は、何をしていたのでしょう?
会う度にリュックが膨らんでいたとかはなかったですか?
湖南アルプスに登ったとき、林道の終点に他府県ナンバーのワンボックスが停まっていて、開きっぱなしのドアから中を覗いたら、樹木がいっぱい乗っていました。
その近くで男の人が三人、木を掘り起こしている最中。
「見たな〜〜〜」と言われて殺されたら嫌だし、見て見ぬふりをしましたよん。
仙台に行かれてたんですね。
お仕事とはいえ、ご苦労様です。
あれだけ被害が大きいと、復興にも時間がかかりそうです。
飛行機の翼の下に見える白い物の大群は自動車?
余震がおさまったら東北の温泉に行くのもいいかなぁと考えてます。
人混みが嫌いだし、今なら空いてるし、ホテルやお店の人も大事にしてくれそう。
- GOTOCHANさん からの返信 2011/04/28 23:55:12
- RE: お互いにそう感じていたのかも?
- ホーミンさん、こんばんは。
> 今回会った(遇った)登山者は、「兄さん・・・」と話しかけてくれなかったようですね。
でも先週会った人は、やっぱり第一声が「兄さん…」でした。
> 会う度にリュックが膨らんでいたとかはなかったですか?
そんなことはさすがになかったように思いますが、怪しいです。秋のマツタケ山なら間違いないですが。
> 湖南アルプスに登ったとき、林道の終点に他府県ナンバーのワンボックスが停まっていて、開きっぱなしのドアから中を覗いたら、樹木がいっぱい乗っていました。
> その近くで男の人が三人、木を掘り起こしている最中。
> 「見たな〜〜〜」と言われて殺されたら嫌だし、見て見ぬふりをしましたよん。
私も同じような光景を目撃したことがあります。ササユリを根こそぎ何株も持ち帰ろうとしたおっさんがいました。にらみつけるとあわてて車を走らせましたが、何を言っても無駄でしょうね。
> 飛行機の翼の下に見える白い物の大群は自動車?
そうです。空港の駐車場に停めていた車は全て津波で流されました。おそらくその車たちだと思います。その中の1台が私の知り合いの車です。仙台を離れていたため被災しなかったのですが、車が流されたそうです。不幸中の幸いだったのが、すでに新車を発注済で下取りに出す予定だったことです。下取り価格分の損害はありましたが、10日後に新車が納車されたそうです。
> 余震がおさまったら東北の温泉に行くのもいいかなぁと考えてます。
仙台にいるとき、一度余震を感じました。激しい揺れではないですが、とにかく長い間揺れていました。阪神大震災を経験して、その余震を何度も経験しましたが、揺れの長さはそれ程でもなかったと記憶しています。
東北に旅行するのはいいことだと思います。日本海側や岩手・宮城の内陸部は大きな被害を受けていないにも関わらず、観光客が激減して2次被災のようになっています。私も夏の旅行は、可能であれば東北にしようかなと考えているところです。でも、山は地震で地盤が弱くなっている可能性もあり、自重したほうがいいかもしれません。
GOTOCHAN
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