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イングランドのゴシック建築を巡る旅、最終日は首都ロンドン。<br />同じゴシックでも、ロンドンといえば中世のではなく、近代のネオ・ゴシック(ゴシック・リヴァイヴァル)様式の聖地。<br />テムズ河畔から眺めるウェストミンスター宮殿やタワーブリッジの景観は見事でした。

イングランド ゴシックを巡る(8)ロンドン

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2010/08/16 - 2010/08/16

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Giraud

Giraudさん

イングランドのゴシック建築を巡る旅、最終日は首都ロンドン。
同じゴシックでも、ロンドンといえば中世のではなく、近代のネオ・ゴシック(ゴシック・リヴァイヴァル)様式の聖地。
テムズ河畔から眺めるウェストミンスター宮殿やタワーブリッジの景観は見事でした。

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  • ソールズベリーから帰着後、テムズの川辺を散策しました。<br />対岸から望むウェストミンスター宮殿。<br />水上を遊覧船、上空にヘリ。

    ソールズベリーから帰着後、テムズの川辺を散策しました。
    対岸から望むウェストミンスター宮殿。
    水上を遊覧船、上空にヘリ。

  • テムズ川に係留された巡洋艦HMSベルファスト。<br />第2次大戦や朝鮮戦争に出役。

    テムズ川に係留された巡洋艦HMSベルファスト。
    第2次大戦や朝鮮戦争に出役。

  • 対岸から望むロンドン塔。

    対岸から望むロンドン塔。

  • 夕陽を浴びるタワーブリッジ。<br />1894年完成のネオ・ゴシック建築。<br />長さ244m、二つの塔の高さは65m。<br />河岸にあるロンドン塔との調和を考えたデザインが素晴らしい。

    夕陽を浴びるタワーブリッジ。
    1894年完成のネオ・ゴシック建築。
    長さ244m、二つの塔の高さは65m。
    河岸にあるロンドン塔との調和を考えたデザインが素晴らしい。

  • タワーブリッジを渡る。

    タワーブリッジを渡る。

  • 夕陽を浴びるロンドン塔。<br />こうして見ると、塔というより平城にしか見えませんが・・・<br />内部の見学は最終日に。

    夕陽を浴びるロンドン塔。
    こうして見ると、塔というより平城にしか見えませんが・・・
    内部の見学は最終日に。

  • セント・パンクラス駅<br />St Pancras railway station<br />1868年完成のヴィクトリア朝ゴシック建築。<br />「鉄道駅の大聖堂」と称されるそうです。<br />最終日のロンドン観光の朝、地下鉄を途中下車して見学しました。

    セント・パンクラス駅
    St Pancras railway station
    1868年完成のヴィクトリア朝ゴシック建築。
    「鉄道駅の大聖堂」と称されるそうです。
    最終日のロンドン観光の朝、地下鉄を途中下車して見学しました。

  • セント・パンクラス駅の入口<br />尖頭アーチと交差リブ・ヴォールト天井がゴシック風。

    セント・パンクラス駅の入口
    尖頭アーチと交差リブ・ヴォールト天井がゴシック風。

  • 古代ローマ時代の城壁跡、ロンドン・ウォール。<br />ロンドンに現存する最古の人工建造物。

    古代ローマ時代の城壁跡、ロンドン・ウォール。
    ロンドンに現存する最古の人工建造物。

  • 中世(13世紀後半)の城壁の裏門跡。<br />地下鉄工事のときに発見されました。

    中世(13世紀後半)の城壁の裏門跡。
    地下鉄工事のときに発見されました。

  • ロンドン塔の中。<br />日曜日ということもあり、ものすごい混雑。

    ロンドン塔の中。
    日曜日ということもあり、ものすごい混雑。

  • ホワイトタワー。<br />征服王ウィリアムが1078年に築城開始。<br />設計はロチェスター司教ガンダルフ。<br />ロンドン塔の歴史はここから始まりました。

    ホワイトタワー。
    征服王ウィリアムが1078年に築城開始。
    設計はロチェスター司教ガンダルフ。
    ロンドン塔の歴史はここから始まりました。

  • ノルマン時代のホワイトタワー。<br />高さ27mは、当時のロンドンでは他を圧倒する巨大なもの。<br />この図を見ると、塔と呼ばれた理由がわかります。

    ノルマン時代のホワイトタワー。
    高さ27mは、当時のロンドンでは他を圧倒する巨大なもの。
    この図を見ると、塔と呼ばれた理由がわかります。

  • ロンドン塔の模型。<br />歴代の王たちによって拡張されていきました。

    ロンドン塔の模型。
    歴代の王たちによって拡張されていきました。

  • ホワイトタワーの中。<br />王室の武具コレクションが展示されています。<br />子供用の甲冑もありました。

    ホワイトタワーの中。
    王室の武具コレクションが展示されています。
    子供用の甲冑もありました。

  • ヘンリー8世の鎧。<br />ローマ・カトリックと決別して英国国教会を創立した国王。

    ヘンリー8世の鎧。
    ローマ・カトリックと決別して英国国教会を創立した国王。

  • 威圧感のある甲冑。

    威圧感のある甲冑。

  • 前が見えないのでは?

    前が見えないのでは?

  • ロングソード。<br />こんなものを振り回せるのでしょうか?

    ロングソード。
    こんなものを振り回せるのでしょうか?

  • トイレ。<br />もちろん現在は使用不可。

    トイレ。
    もちろん現在は使用不可。

  • セント・ジョン・チャペル<br />St John&#39;s Chapel<br />十二使徒の聖ヨハネ礼拝堂。<br />ホワイトタワー内にある11世紀完成のロンドン市内最古の教会。<br />素朴なノルマン様式(ロマネスク様式)。

    セント・ジョン・チャペル
    St John's Chapel
    十二使徒の聖ヨハネ礼拝堂。
    ホワイトタワー内にある11世紀完成のロンドン市内最古の教会。
    素朴なノルマン様式(ロマネスク様式)。

  • ずらりと並んだ樽。<br />中身は銃に使う火薬。

    ずらりと並んだ樽。
    中身は銃に使う火薬。

  • 征服王ウィリアム1世の金貨。<br />時代は後でも、ローマ皇帝の金貨と比べると技術力の差は歴然。<br />「暗黒の中世」と呼ばれてしまうのも仕方ないか・・・

    征服王ウィリアム1世の金貨。
    時代は後でも、ローマ皇帝の金貨と比べると技術力の差は歴然。
    「暗黒の中世」と呼ばれてしまうのも仕方ないか・・・

  • ウェストミンスター寺院<br />Westminster Abbey<br />英国国王の戴冠式が行われる由緒ある教会。<br />13世紀にフランス様式(中世ゴシック様式)に改築。

    ウェストミンスター寺院
    Westminster Abbey
    英国国王の戴冠式が行われる由緒ある教会。
    13世紀にフランス様式(中世ゴシック様式)に改築。

  • ウェストミンスター寺院の西正面。<br />双塔は1722〜45年の近代ネオ・ゴシック様式の建築。

    ウェストミンスター寺院の西正面。
    双塔は1722〜45年の近代ネオ・ゴシック様式の建築。

  • ウェストミンスター寺院、ヘンリー7世礼拝堂の外観。<br />テューダー朝の祖ヘンリー7世が1503年に聖母マリア礼拝堂を改築。<br />イングランド・ゴシックの特徴である垂直様式の典型。<br />中の扇形ヴォールト天井の装飾も見事でした。

    ウェストミンスター寺院、ヘンリー7世礼拝堂の外観。
    テューダー朝の祖ヘンリー7世が1503年に聖母マリア礼拝堂を改築。
    イングランド・ゴシックの特徴である垂直様式の典型。
    中の扇形ヴォールト天井の装飾も見事でした。

  • ウェストミンスター宮殿<br />The Palace of Westminster<br />中世の王宮跡、現在は英国の国会議事堂。<br />1834年に旧宮殿が焼失後、ネオ・ゴシック様式で再建。<br />隣接するウェストミンスター寺院のヘンリー7世礼拝堂に調和させました。

    ウェストミンスター宮殿
    The Palace of Westminster
    中世の王宮跡、現在は英国の国会議事堂。
    1834年に旧宮殿が焼失後、ネオ・ゴシック様式で再建。
    隣接するウェストミンスター寺院のヘンリー7世礼拝堂に調和させました。

  • 通りを挟んで並び立つ新旧ゴシック建築。<br />左:ウェストミンスター寺院のヘンリー7世礼拝堂<br />右:ウェストミンスター宮殿

    通りを挟んで並び立つ新旧ゴシック建築。
    左:ウェストミンスター寺院のヘンリー7世礼拝堂
    右:ウェストミンスター宮殿

  • ウェストミンスター宮殿、ヴィクトリア・タワー。

    ウェストミンスター宮殿、ヴィクトリア・タワー。

  • ヴィクトリア・タワー下部のアーチ。<br />議事堂というより教会のようです。

    ヴィクトリア・タワー下部のアーチ。
    議事堂というより教会のようです。

  • ビッグ・ベン。

    ビッグ・ベン。

  • ウェストミンスター橋に立つボウディッカ(Boudica)の像。<br />皇帝ネロの時代、ローマの圧政に反旗を翻したケルトの女王。

    ウェストミンスター橋に立つボウディッカ(Boudica)の像。
    皇帝ネロの時代、ローマの圧政に反旗を翻したケルトの女王。

  • ウェストミンスター大聖堂<br />Westminster Cathedral<br />英国のローマ・カトリックの総本山。<br />ローマ教皇庁と英国国教会の和解により、英国にカトリック司教座が復活。<br />1903年にネオ・ビザンティン様式で建立されました。<br />現教皇ベネディクト16世もここでミサを行いました。

    ウェストミンスター大聖堂
    Westminster Cathedral
    英国のローマ・カトリックの総本山。
    ローマ教皇庁と英国国教会の和解により、英国にカトリック司教座が復活。
    1903年にネオ・ビザンティン様式で建立されました。
    現教皇ベネディクト16世もここでミサを行いました。

  • ウェストミンスター大聖堂の正面。<br />イングランド・ゴシックに対抗して(?)、徹底的にイタリア風。

    ウェストミンスター大聖堂の正面。
    イングランド・ゴシックに対抗して(?)、徹底的にイタリア風。

  • ウェストミンスター大聖堂の身廊。<br />イスタンブールのアヤ・ソフィアやヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂のような、本格的なビザンティン様式。

    ウェストミンスター大聖堂の身廊。
    イスタンブールのアヤ・ソフィアやヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂のような、本格的なビザンティン様式。

  • レディ・チャペル(聖母マリアの礼拝堂)<br />The LADY CHAPEL

    レディ・チャペル(聖母マリアの礼拝堂)
    The LADY CHAPEL

  • レディ・チャペルの天井。<br />イギリスでこんなモザイクを拝めるとは、予想外の感動。

    レディ・チャペルの天井。
    イギリスでこんなモザイクを拝めるとは、予想外の感動。

  • 聖パトリックとアイルランドの聖人たちの礼拝堂<br />Chapel of St Patrick &amp; The Saints of Ireland

    聖パトリックとアイルランドの聖人たちの礼拝堂
    Chapel of St Patrick & The Saints of Ireland

  • 聖アンドリューとスコットランドの聖人たちの礼拝堂<br />Chapel of St Andrew &amp; The Saints of Scotland<br />壁面にはコンスタンティノポリス(現イスタンブール)のモザイク画。<br />モスク改装前の、尖塔のないアヤ・ソフィアが描かれています。<br />左端には今は無きヒッポドローム(戦車競技場)も見えます。

    聖アンドリューとスコットランドの聖人たちの礼拝堂
    Chapel of St Andrew & The Saints of Scotland
    壁面にはコンスタンティノポリス(現イスタンブール)のモザイク画。
    モスク改装前の、尖塔のないアヤ・ソフィアが描かれています。
    左端には今は無きヒッポドローム(戦車競技場)も見えます。

  • ウェストミンスター大聖堂の鐘楼からの眺望。<br />エレベーターで上がれます。<br />ウェストミンスター寺院&宮殿が見えます。

    ウェストミンスター大聖堂の鐘楼からの眺望。
    エレベーターで上がれます。
    ウェストミンスター寺院&宮殿が見えます。

  • ウェストミンスター大聖堂のドーム屋根。

    ウェストミンスター大聖堂のドーム屋根。

  • ロンドン・パディントン駅の鉄骨。<br />イングランド・ゴシックを巡る旅は、これにて完結。

    ロンドン・パディントン駅の鉄骨。
    イングランド・ゴシックを巡る旅は、これにて完結。

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