2011/04/14 - 2011/04/14
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ソフィさん
2011年4月14日(木)
いよいよ待ちに待った、京都の花見が始まる。
日程は二泊三日。
京都ホテルオークラが選んでくれた部屋は、11階の東山ヴューだった。
青空の空いっぱいに広がる、絶好のお花見日和。
窓外に優しい起伏を見せる山並みは、左が比叡、右に視線を移せば「大」の字が山腹にくっきり浮かぶ如意ヶ岳。
「左手の文にうなづきつ 夕べの風に吟ずれば
砕けて飛べる白雲の 空には高し如意ヶ岳」
いつの間にか、旧制三高(現京都大学)の逍遥歌「紅萌ゆる」を口ずさんでいる。
上記の一節は、七番である。
この歌が出来たのは、明治37年(1905年)。
日本中が日露戦争の勝利に酔い、国始まって以来の高揚の時代だった。
「希望は照れり東海の み富士の裾の山桜
歴史を誇る二千載 神武の児等が立てる今」(「紅萌ゆる」十番)
それから右(南)に向かって、なだらかに東山の起伏が続く。
正面に並ぶ甍は、南禅寺辺りだろう。
花見は先ず、京都ホテルオークラ二階テラスレストラン「ベルカント」のオムレツライスに始まった。
知る人ぞ知る、このホテルの名物料理なのだ。
チキンライス風のご飯の上に、オムレツが乗って来る。
レストランのマドモアゼルがニコニコと、やや得意げに、オムレツの表面に切り目を入れると、オムレツは開かれて、フワフワした卵がライスの上に大きく広がる。
一行八名。
午後三時からMKタクシーからチャーターしたジャンボタクシーで、最初の訪問は、「なからぎの道」だった。
川端通りのサクラはすっかり成長して、見事な並木を形成している。
この川端通りは平成元年(1989年)、鴨川沿い京阪電車の地下化と、出町柳までの地下延伸で出来た。
私が当時勤務していた「中央復建コンサルタンツ」が設計したものだ。
鴨川と高野川の分岐点を鴨川沿いに道をとり、京都府立植物園方向に向かえば、間もなく「なからぎの道」に達する。
写真は、http://4travel.jp/traveler/katase/をご覧ください。
(2011.04.18 片瀬貴文)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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