バンコク・チェンマイの旅　７日目

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７日目　エレファントサファリ&首長族ツアー
　今日は、日本で予約しておいた日帰りツアーに参加した。
日本語をしゃべるツアーガイドがホテルまで迎えに来てくれる。まずは、メーテーンエレファントキャンプに向かう。昨日同様、市内を抜けて、高原に向けてバスで移動する。１時間くらい、ガイドの日本語の案内を聞いているうちにキャンプに着いた。
キャンプでは、まず象に乗るメニューからスタートだ。櫓を組んだところに象がやってきて、そこから乗り込む。乗ってみると、かなり高い感じだ。象が歩くたびに前後左右にゆれる。狭い山道を登ったり降りたりする。そのうち、川に入っていく。川の両岸にコテージや他のエレファントキャンプがある。２０分くらい乗ったところで、前の場所に戻ってきた。そこからは、牛車に乗るそうだ。
広場の中を、象の乗り場から、牛車の乗り場に移動するが、牛や象の糞がいたる所にあり臭う。牛車は、普通の道を一列になって進む。途中写真を取るために止まってくれる。象の方は揺れたが、やはり自然のクッションがありよかったが、牛車は、木の車なので、ゴトゴトしていて乗り心地が悪い。
しばらくして、また元の所に戻り、今度は、象のショーを見物する。ダンスをしたりサッカーをしたり良く訓練されている。また、テレビのコマーシャルで見かけたことがあるが、象が鼻で筆を持ちキャンパスに絵を書く演技もやってくれた。構図も良くなかなかうまい絵を書いた。
その後レストランで昼食を取り、今度は、筏下りである。太くて長い竹を綱で縛り筏状にしてある。川の流れに乗りながら下っていく。途中急流もありなかなか楽しい。また川面の風は涼しくて良い気分である。５０分ほど下ったあとは、首長族の見学である。ミャンマーなどからの難民が、此処で暮らしているそうだ。写真で見た通りの金具を首にまいた女性が数人、自分の家に座って、土産物を売ったり、機織り機で布を追ったりしている。
おみやげを買ったら、ガイドの人が、家の中を見学できるように交渉してくれた。ほとんど竹細工で出来た家である。風通しは良さそうだが、プライバシーはない。
裏に回ってみたが、ちょうど蟻の巣を踏んでしまったらしい、いきなり蟻の群が体にまとわりついてきた。下着の中にももぐりこんでくる。下着の上から叩いてつぶしながら退散した。
帰りに蘭園や手工業品の村を案内されたが、これは、ツアーの定番なので、トイレだけ借りて早々に引き上げた。ホテルには、５時ころ到着した。
ホテルに着くと、航空会社から電話があり、予約してある朝一番のチェンマイ発バンコク便がキャンセルに成り、昼頃発に変更になるということであった。バンコクに着いたら市内に行き半日観光をしたいという仲間も居たが、その場合、国内線扱いに成り、チェンマイで荷物を成田までスルーで受け取ってくれず、バンコクで一度受け取り更に国際線のチェックインを受けなければならない。面倒なので、皆昼発の便に変更しようということになった。３人は，ＡＮＡの無料チケットなので、ＡＮＡの事務所に連絡すればＯＫなのだが、一人は、千葉の旅行代理店で買ったチケットであった。仲間がその代理店に電話したら、「一度売ったチケットは、航空会社の都合で便がキャンセルになっても本人責任で変更してください」ということだった。我々が一緒だったから良いのだが、一人だったら、何も知らずに空港に行きそこで、キャンセルを知り、後の便に変更しなければならない。我々３人が、「それはあまりにも代理店のサービスが悪すぎる。代理店が、航空会社に連絡を取り予め希望の便に変更させるべきだ。」と煽り立てたので、彼も必死になって代理店に電話してようやく便を変更してもらった。
夕食は、中華を食べることにしていたので、皆で、紹介された店に向かった。ところがそこがなかなか見つからないので、適当な中華の店に入った。味はまあまあだったが、やはり昨日のプレスリーのほうが面白いということに成り、明日は、もう一度昨日のレストランに行くことにした。