2010/08/07 - 2010/08/11
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BATT_MANさん
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2010年の夏休みに、スペイン第二の都市バルセロナに行ってきました。
2001年の北スペイン周遊以来9年ぶりのスペイン訪問で、今回はバルセロナ1都市のみの滞在型観光を楽しみました。カタルーニャ州の州都であり、スペイン経済の中心であり、多くの芸術家を輩出した芸術の街でもあるバルセロナの街並みを、比較的ゆっくりと散策することが出来ました。
バルセロナと言えば、まず思いつくのがガウディの建築群です。サグラダ・ファミリア聖堂やグエル公園といった有名所から、今回下調べをして初めて知った小さな作品まで、アントニ・ガウディの建築巡りをした旅行記です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
カサ・バトリョ
設計:アントニ・ガウディ(改装)
竣工:1906年
グラシア通りに面して建つ小ぶりな集合住宅で、ガウディの代表作のひとつです。ビルオーナーのバトリョ氏から建物の改築依頼を受けたガウディは、建築の基本構造を変えることなくここまで特徴的な作品に増改築しました。 -
カサ・バトリョ
屋根裏部屋の増築により大きく形が変化した屋根の部分。 -
カサ・バトリョ
テーマは「海」です。外壁を海面に見立て、波打つ様子や、陽の光を浴びて輝く水面を表現しています。 -
カサ・バトリョ
前回2001年訪問時には内部見学が出来なかったので、今回は必ず中に入ろうと決めていました。人気観光スポットのために開館後すぐに行列が出来ます。私は開館の30分くらい前に到着し朝一番に入館したおかげで、ゆっくり見学することが出来ました。 -
カサ・バトリョ
2階ロビーにある有名なキノコ型の談話スペース。暖炉とベンチがあります。 -
カサ・バトリョ
2階のメインルームです。壁面、扉、欄間も窓枠もすべて曲線と曲面で構成されています。 -
カサ・バトリョ
2階メインルームの天井とシーリング・ライトです。あたかも海中に自分が居て、渦巻く海面と漂うクラゲを見ているよう。
天井も壁面も均一に塗装されているのではく、このように非常に細かいモザイク状の模様が施されています。 -
カサ・バトリョ
2階裏側の大部屋。まず天井の装飾に目が釘付けになります。それ以外はメインルームと同様の印象を受けるものの、床面の板張りや建具のディティールは違うデザインのものが使用されています。写真右側の扉から、裏庭に出ることが出来ます。 -
カサ・バトリョ
裏庭です。床面のタイルや、写真にはありませんが建物と正対する位置にタイルで作られた抽象壁画などが見どころです。 -
カサ・バトリョ
ガウディがデザインしたチェアやベンチが並べられた一角があります。下面と背面にガラスが置かれていて、色々な角度からディティールを観察することが出来ます。 -
カサ・バトリョ
カフェもあります。 -
カサ・バトリョ
建物中央に大きなボイドがあり、小さな木製エレベータが設置されています。実際に稼働しており訪問者も利用できますが、安全装置は最小限のようですので乗り手のリスク回避能力が必要と思われます。 -
カサ・バトリョ
1フロアにたったの2世帯が割り当てられた贅沢なアパートメントです。3階より上階は実際に住居として使用されていて、このドアからも人が出てきました。世界遺産に住むってどんな気分でしょうね。 -
カサ・バトリョ
住居ドアの取っ手。一見すると非常に握りにくそうに見えますが、実際どうなのかは知りません。極めて特徴的なデザインのこのドアノブは、本物がお土産屋さんに売っていました。105ユーロ。 -
カサ・バトリョ
屋根裏部屋。真っ白のガウディ・ワールドです。 -
カサ・バトリョ
この階段から屋上へ出られます。 -
カサ・バトリョ
屋上の煙突。 -
カサ・バトリョ
屋上のタイル屋根。間近で見ると微妙なグラデーションが良く判ります。 -
カサ・バトリョ
屋根の一部分。 -
カサ・バトリョ
夜のライトアップ。 -
カサ・バトリョ
夜のライトアップ。 -
カサ・バトリョ
夜のライトアップ。 -
カサ・ミラ
設計:アントニ・ガウディ
竣工:1910年 -
カサ・ミラ
2001年の訪問時に入館したので、今回は外観のみ。カサ・バトリョのテーマ=「海」に対し、こちらのテーマは「山」です。 -
カサ・ミラ
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カサ・ミラ
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カサ・ミラ
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カサ・ミラ
夜のライトアップ。カサ・バトリョと比較すると、地味な感じのライトアップです。 -
カサ・ミラ
夜のライトアップ。 -
グエル公園
設計:アントニ・ガウディ
竣工:1914年
エウセビオ・グエルがガウディに設計を委託したこの公園は、もともと閑静な住宅街にするつもりでした。建ぺい率16%以下という贅沢な設定の都市計画でしたが、全60区画中売れたのは3区画のみという大きな失敗を経験しました。 -
グエル公園
売れた3戸のうちひとつはグエル氏の邸宅。もうひとつはこのガウディ邸です。現在は博物館になっています。 -
グエル公園
ガウディ邸前のオブジェ。 -
グエル公園
支柱群に支えられたこの広場はとても眺めが良く、カラフルなガードレール兼ベンチに座って、いつまでもここに居たくなります。 -
グエル公園
1914年に完成した住宅分譲地も1922年には市所有の公園に生まれ変わりました。 -
グエル公園
公園の正門に立つ「お菓子の家」。高級住宅街の守衛詰所と管理事務所として建てられたものでした。現在はお土産屋さんになっています。 -
グエル公園
お土産屋さんの2階の窓から、もう一つの「お菓子の家」の屋根を撮影したものです。非常に細かい破砕タイルが敷き詰められています。 -
グエル公園
広場の下は等間隔に列柱が並ぶ空間になっています。 -
グエル公園
列柱廊の天井。 -
グエル公園
正面入口の大階段。いつも多くの観光客で賑わっています。 -
グエル公園
大階段にあるトカゲ。グエル公園のシンボルであり、一番の人気者です。 -
グエル公園
宅地整備時の掘削で出た砕石を利用した陸橋と回廊。地面と同素材を用いることでより「自然」な感じを狙ったのでしょう。 -
グエル公園
山の手に建つこの公園はスロープや階段が沢山あり、立体的な構造でとても広いです。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
設計:アントニ・ガウディ
竣工:未完成
アントニ・ガウディの代表作にしてバルセロナのシンボル。1882年に建設が始まったこの教会はまだ完成していません。
生誕のファサードは朝日を受ける東側にありますので、少し早起きをして撮影することをおすすめします。道を挟んだ向こう側にある公園から撮影すると、公園の池に反射した「逆さサグラダ」が拝めます。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
生誕のファサード。唯一ガウディの生前に完成した部分です。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
生誕のファサードの一部分。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
聖具室。徐々に建設が進められているため、外壁の色が違っています。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
受難のファサード。デザインはカタルーニャ出身のスビラックスという前衛彫刻家が担当しています。生誕のファサードと比較してとても斬新なデザインですが、そのデザインと同じくらい物議をかもしたのが「全裸のキリスト像」です。これまでキリストは十字架に架けられる場面で、腰巻きをしているのが常識でした。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
受難のファサードの一部分。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
地下聖堂。北面の角に小さな入口があり、そこから下に降りると地下聖堂があります。上階はまだ工事中ですがここは完成しており、本来の教会として機能しています。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
附属学校。近隣の子供たちのためにガウディが自費で建てた学校です。屋根も壁面もすべて曲面で構成されています。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
受難のファサードから教会内部へ入る門の一部分。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
身廊の列柱。樹木のイメージそのものです。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
高い天井はシュロの葉をイメージしてデザインされました。シュロはキリスト教において、殉教を意味するそうです。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
尖塔からの眺め。バルセロナ市街を一望出来ます。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
こんな彫刻が至るとことにあります。同時に工事現場然とした雰囲気もあります。
子供の頃、「この教会は完成までにあと100年以上かかるんだよ」と教えられました。2001年に訪問した際は「完成は2040年頃」と聞きました。今回訪れた際には、さらに短縮され「あと10年で完成する予定」とのことでした。建築工法の進歩と寄付金の増加のおかげだそうです。完成の暁にはぜひもう一度訪れたいと思います。 -
サグラダ・ファミリア聖堂
斜陽に佇むキリスト像。黄金色です。 -
カサ・ビセンス
設計:アントニ・ガウディ
竣工:1885年
ガウディが初めて手がけた建築です。 -
カサ・ビセンス
施主がタイル業者であったため、建物の外壁が様々な模様のタイルで覆われています。 -
カサ・ビセンス
正方形に焼かれたタイルが配された外壁と有機的な曲線を描く鋼製の窓格子。ひょっとして、ここでタイルの外壁装飾を経験したからこそ、のちの様々なガウディ建築群に見られる破砕タイル装飾があるのかも、と想像してしまいます。 -
カサ・ビセンス
正門ゲート。シュロの葉を象った鋼製のこの門は同じものがグエル公園の正門にもあります。 -
レイアール広場
広場にあるガウディがデザインしたガス灯。 -
カサ・カルヴェ
設計:アントニ・ガウディ
竣工:1900年 -
カサ・カルヴェ
施主の住居部分である2階のバルコニー部分。 -
ロベルト博士のモニュメント
大きなキノコの上にバルセロナ市長であった博士の像があります。 -
コロニア・グエル
設計:アントニ・ガウディ他
竣工:1890年
繊維業を営むブルジョワ階級のグエル氏が、大規模な繊維工業団地と、そこで働く労働者の為の住居並びに公共施設を建造しました。この写真の住居がガウディ本人のデザインであるかどうか、私は分かりませんが、工業住宅地全体をガウディとガウディ派の建築家が担当しました。 -
コロニア・グエル
コロニア内の住宅。ここコロニア・グエルが同時代の他の工業住宅地と決定的に異なる点として、グエル氏が労働者の生活水準向上に努め労働者保護の立場にあったことが挙げられます。 -
コロニア・グエル
住宅の前庭に咲くサボテンの花。 -
コロニア・グエル
コロニア・グエル教会。労働者のための教会建設を依頼されたガウディは非常に熱心にその設計に取り組みます。熱心過ぎて、身廊内部の構造設計だけで10年を費やしたため、施主も嫌気がさしたと言われています。挙句の果てに、サグラダ・ファミリア聖堂の建設が着工されるやこの教会の建築は完全に頓挫し、そのまま未完成で終わってしまいました。 -
コロニア・グエル
確かにガウディ・ワールド全開ですが、彫像や装飾の類は最小限で、素朴な印象を受けます。この未完の教会をガウディの最高傑作と賞賛する人も沢山います。 -
コロニア・グエル
未完の鐘楼。 -
コロニア・グエル
聖堂内部。本来ここは地下聖堂で、この上に大きな聖堂が出来る計画でした。椅子のデザインが素晴らしいです。 -
コロニア・グエル
聖堂内部の主祭壇。 -
コロニア・グエル
カラフルなステンドグラス。下側が開き聖堂内に風を通すことが出来ます。また開いた姿が蝶のようで、これも絶品です。
コロニア・グエルはバルセロナから電車で20分ほど郊外にあります。「超」が付くほどの田舎で他には何もありませんが、ガウディファンならこのステンドグラスを見るために足を運ぶ価値はあると思います。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- kawarinさん 2011/04/03 22:17:41
- こんにちは!
- こんにちは
ご訪問ありがとうございました。
BATT_MANさんの素晴らしい写真の数々拝見して、
「この建物って表面こんなにカラフルだったんだ」とか
「内部がこんなに素敵だったのか」とか
悪い視力で観光バスの上から眺めただけでは
うかがい知る事が出来ない建物の奥深さを
知ることが出来て、感動しました。
機会があれば次回は是非内部も含め、
じっくり見て回りたいと思いました。
- BATT_MANさん からの返信 2011/04/04 19:45:39
- RE: こんにちは!
- kawarinさん こんばんは。
書き込みありがとうございます。
お返事遅くなりすみませんでした。
私も2001年に初めてスペインを訪れたときは、時間もなく、
建物の外観を見るばかりでした。その時にバルセロナの街を
好きになり、「いつかもう一度。今度は中も見てみたい!」
って思っていました。
kawarinさんも次にバルセロナを訪れたときは、ぜひ内部の
見学をしてみてくださいね。写真では伝わらない大きな感動が
あると思います。
-
- wiz さん 2011/04/02 08:44:48
- さすが!
- BATT_MANさん、お久しぶりです。
去年の夏はバルセロナ滞在型の旅だったんですね!
毎回のことながら、
「さすが、BATT_MANさん!」
という写真の数々で惚れ惚れしました^^
最近バルセロナやガウディの番組が
BSでいくつかあったので見ていましたが
サグラダ・ファミリアの床等だいぶ綺麗に
完成してきているなぁとビックリしました。
BATT_MANさんの前回訪問は2001年ですから
私よりももっとビックリされたでしょうね〜。
私は Casa Calvet がけっこう好きなんですよ。
Casa Vicens の中も凄いみたいなので
一般にも見せて欲しいですよね!
wiz
- BATT_MANさん からの返信 2011/04/02 10:49:37
- RE: さすが!
- wizさん ご無沙汰しております。
書き込みありがとうございます。
> Casa Vicens の中も凄いみたいなので
> 一般にも見せて欲しいですよね!
そうですよね。私もCasa Vicensの中部を本で見た時に「すごいなあ。こんな家にホントに住めるのかなあ?」って思っちゃうほど凝った内装に驚きました。
この他にも内部を公開していない建物って沢山あるので、徐々に一般公開を増やしていって欲しいですね。
今さら2010年の旅行記ではありますが、他にもアップ予定ですので、また遊びにいらしてください。ありがとうございました。
- わんぱく大将さん からの返信 2011/06/10 06:24:08
- RE: さすが!
- > BATT_MANさん、お久しぶりです。
>
> 去年の夏はバルセロナ滞在型の旅だったんですね!
>
> 毎回のことながら、
> 「さすが、BATT_MANさん!」
> という写真の数々で惚れ惚れしました^^
>
> 最近バルセロナやガウディの番組が
> BSでいくつかあったので見ていましたが
> サグラダ・ファミリアの床等だいぶ綺麗に
> 完成してきているなぁとビックリしました。
> BATT_MANさんの前回訪問は2001年ですから
> 私よりももっとビックリされたでしょうね〜。
>
> 私は Casa Calvet がけっこう好きなんですよ。
> Casa Vicens の中も凄いみたいなので
> 一般にも見せて欲しいですよね!
>
> wiz
>
割込〜〜〜〜 ごめんなすって。
Casa Vicens -住んでる方がいらっしゃるのですが、ガウデイ生誕150年(2002年)に入りました。 流石に撮影は外からOK。内部はアカン、と。 また、生誕、やるのとちゃうかな、と思っていますが。
大将
- BATT_MANさん からの返信 2011/06/10 18:45:59
- RE: RE: さすが!
- 大将さん こんにちは。
> Casa Vicens -住んでる方がいらっしゃるのですが、ガウデイ生誕150年(2002年)に入りました。
ということは来年2012年は生誕160年ですね。何かイベントがあればぜひ行ってみたいものですが、そんなにしょっちゅうスペインに行くわけにもいかず、、、。
大将さんが内部撮影に成功されましたら、ぜひ旅行記UPお願いします。
-
- わんぱく大将さん 2011/04/02 08:29:32
- 2002年 ガウデイ生誕150年
- BATT_MANさん、今晩は。 こちら現地時間で1:16AM
旅行記拝見させていただきました。私も2002年のガウディ生誕150年のおりに、普段は入れない所も入場可能で、見て回りました。
手元には、コンタクトシートとネガのみなので、まだ、UPしておりませんが、BATT_MANさんの後には出せませんわ。
サクラダ・ファミリアも中、きれいになりましたね。でも、未完成の方がなんか、いいというか。 私は最初にこの教会を見たのは25年前位ですから、気長〜くやってますよ。その頃に比べれば、ピッチもあがっとる。
実は、いま、ガウデイ以外のバルセロナの建築を撮ったものをUPしています。まあ、まだ半分位ですが。 できたら、また、暇つぶしに見に来られてください。
大将
- BATT_MANさん からの返信 2011/04/02 10:36:14
- RE: 2002年 ガウデイ生誕150年
- 大将さん こんにちは。
書き込みありがとうございます。
2002年はガウディ生誕150周年だったんですね。来年は160年記念で、また何かあるのかしら。
それにしても、「普段は入れない所も入場」されたということで、とっても興味がそそられます。ぜひ旅行記UPお願いします。
確かにサグラダ・ファミリアは建設途中のほうが「サグラダ・ファミリアっぽい」という見方もありますよね。壮大な建造物をみんなの力で形にしていく、という行為が大切なんだと思います。
大将さんも建築がお好きのようですね。旅行記を覗くとすごく素敵な建築写真が沢山あってびっくりしました。これからお邪魔します。
今後とも宜しくお願いします。
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