ふじのくに静岡ぐるり旅【4】～本州一の早咲き桜　河津桜2011～河津七滝＆ループ橋

2011/03/11 - 2011/03/12

伊豆国、駿河国、遠江国の3国に分かれていた東西に広大な県。
静岡県のシンボル(富士山)(伊豆半島)(駿河湾)(御前崎)に基づき県旗もデザインされ、富士山観光から熱海・伊豆半島の温泉街、伊豆半島から沼津・焼津までの漁港、浜名湖など太平洋と富士山等の山々に囲まれた自然豊かな観光名所が多くあります。
暖かくなり春を感じる季節になってきました。春といえば、「梅」もいいけど、やっぱり「桜」の季節ですね。今回は本州で最も早くお花見が出来る観光スポット「河津温泉郷」へ行ってまいりました。
「河津桜」は日本にある桜の一種で、。オオシマザクラとカンヒザクラ の自然交雑種であると推定されています。また1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜で、花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃く、開花期間も1ヶ月と長いという特徴があります。
また河津温泉郷周辺の観光名所である「河津七滝」や「峰温泉噴湯公園」「来宮神社」などぐるりと巡って来ました。春の伊豆半島は関東圏でも早い春を感じられますね！

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ふじのくに静岡ぐるり旅、今回は本州一の早咲き桜である河津桜のお花見をしに河津温泉郷へ行って来ました。
「河津桜」と呼ばれる由来は飯田勝美が静岡県賀茂郡河津町田中で原木を偶然発見し、当初は発見者の飯田勝美の屋号から「小峰桜」と呼ばれていましたが、新種であることが判明し、発見された場所が「河津町」であった事から「河津桜」と呼ばれるようになったそうです。
河津桜発祥のきっかけである「原木」は現在も存在しています。また河津観光交流館の目の前には河津桜の名木「かじやの桜」があり満開でした。名前の由来となった河津町では1981年より毎年2月10日前後から3月10日前後の約1ヶ月間の間、「河津桜まつり」が開催されおり、30年の歴史を持つお祭りです。残念ながらこの日の前日までがお祭りだっためライトアップされた河津桜を見る事は出来ませんでしたが、今年は寒かったためか例年より開花期間が長かったようですね。
河津七滝温泉は天城山の麓にある河津町の河津川上流の渓谷に佇む静かな温泉街で河津では滝のことを「水が垂れる」 という意味で垂水（たるみ）と呼んでいたため 「 ななたき 」ではなく「 ななだる 」と 呼んでいるそうです。川端康成著「伊豆の踊り子」の舞台でも有名で、七つの雄大で個性溢れる滝の他に河津七滝ループ橋や自然豊かな風景を楽しむ事が出来ます。

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＜河津七滝観光協会＞
http://www.nanadaru.com/index.html

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＜ふじのくに静岡ぐるり旅＞
【1】本州一の早咲き桜　河津桜2011　かじやの桜・原木
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10552517/
【2】本州一の早咲き桜　河津桜2011　河津川沿い
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10552603/
【3】杉桙別命神社の大クス
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10552683/
【4】河津七滝
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10552684/
【5】老舗旅館玉峰館と峰温泉大噴湯公園
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10552687
【6】三嶋大社
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10636822/
【7】楽寿園
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637264/
【8】白滝公園＆三島グルメ鰻「高田屋」
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637289/
【9】平成名水100選「源兵衛川」
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637293/
【10】日本名水100選「柿田川湧水群」
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637296/
【11】旧沼津御用邸
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637590/
【12】大型展望水門「びゅうお」
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637601/
【13】沼津漁港＆港八十三番地
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637616/
【14】HOTEL MIWA
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637625/
【15】日本平ロープウェイ
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637635/
【16】久能山東照宮
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637667/
【17】日本平動物園①
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637674/
【18】日本平動物園②
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637705/
【19】エスパルスドリームプラザ
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637744/
【20】ちびまる子ちゃんランド
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637754/
【21】清水すしミュージアム
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10637768/
【22】時之栖ILLUMINATION2011-2012 WINTER
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10639084

エリア 河津温泉郷・今井浜(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

河津観光情報館から車で10分程で河津七滝温泉郷へ到着。
「河津七滝ループ橋」には無料の町営駐車場もあるので車で来られた方は是非利用して下さい。

河津桜はかじやの桜・原木・河津川沿い・峰温泉郷の他に河津七滝ループ橋周辺でも楽しむ事が出来ます。市街地から離れ、天城山麓周辺のため自然に溢れた景観を楽しめますよ。

「河津七滝ループ橋」見晴台。
ここからはループ橋の全体がよく見えます。

「河津七滝ループ橋」
正式名称は七滝高架橋で全長1064m、高さ45m、直径80mの二重ループ橋です。
片側1車線の対面通行で、この橋を通行する車の制限速度は危険防止のため時速30kmに設定されています。
1978年の伊豆大島近海地震で山腹の道路が寸断された経験から、その後、通行の利便性と高低差を解消するため、地震による土砂崩れの教訓を生かした工法を採用し、1981年に河津七滝ループ橋が生まれたそうです。

河津七滝温泉街へ。
温泉街なのでお食事処やわさびのお土産屋さん等々のたくさんありました。

七滝めぐりの看板を発見！
ループ橋から歩いて行くと最初に七滝「大滝」入口がありました。

お昼も過ぎており、お腹も空いていたので七滝めぐりの前にお昼ご飯にすることにしました。
大滝入口の前にある「七滝茶屋」で少し遅いランチタイム！

「めざましどようび」でフジテレビアナの「松尾翠」が来た事があるお店のようです。サイン色紙と写真が飾ってありました。
河津七滝温泉郷は観光地ですから取材で来ることもありますよね。

珍しい「いちご酒」を発見！お酒はあまり飲めないので写真のみに…。
こちらのお店はイチゴ農園をしているそうで、メニューもイチゴをメインとしたデザートを店員さんがイチオシしてました。

お腹も空いていたため、「かき揚げ蕎麦」を注文。
揚げたてのかき揚げはサクサクしていて美味しかったです。

嫁は本日2度目の麺類。「カレーうどん」を注文。
お蕎麦屋さんの「カレーうどん」って美味しいですよね！

イチゴメニューを店員さんがおススメするため、食後にイチゴパフェをいただきました。大きなイチゴがたくさん乗っていて美味しかったです。
立ち寄った際は是非ご賞味下さい。

お蕎麦とイチゴパフェでお腹いっぱいになった後は早速七滝めぐりへ出発！
最初は「七滝茶屋」の目の前に入口があった「大滝」へ。

入口から歩いて行くと…、結構な階段が続きます。
下りはいいけど、帰りはどうなるか不安に…。

「河津七滝温泉」にある旅館の温泉が多数見えました。
どうやら温泉が河津川沿いにあったり、子供用プールの様なものも見えました。貸切温泉がたくさんあるようで楽しそうですね。

水着・バスローブの看板が！
他の観光客からも見えてしまうのがどうかな…。

温泉天国案内図。
河津七滝のひとつ「大滝」を見ながら入れる温泉もあるみたいです。

河津七滝温泉郷に宿泊される方はおススメですね。

河津七滝の「大滝」
高さ30m、幅7mで七滝の中で最大の高さです。
垂直立ち上がる玄武岩の壁から雄大に流れ落ちています。

大滝へ向かう途中で見られる「河津七滝ループ橋」
緑に囲まれた都会にある橋とは違った雰囲気を感じさせてくれます。

帰りにループ橋を通りましたがぐるぐる回るので不思議な感覚になりました。天城山や修善寺方面に向かう際は通ると思いますので是非一度体験いただきたいですね。

次の七滝へ向けて歩いていると出合茶屋なるものを発見。
向かいには出合滝入口があります。
お店の名前は河津七滝からつけているんですね。

河津七滝の「出合滝」
高さ2m、幅2mで２つの流れがここで出合ってひとすじの流れになる事から出合滝と呼ばれています。流れ込む水の青さが幻想的ですね。

河津七滝めぐりマップを発見。
この時点で結構歩き疲れていましたが七滝めぐりはまだまだ序盤。
大滝・出合滝のように階段を上り下りする滝が続かない事を祈るばかり…。

河津七滝の「かに滝」
高さ2m、幅1m、長さ1mの小さな滝。

「初景滝」まで徒歩6分…。
結構遠いですね。

歩いて行くと何やら人影が…。

川端康成の名作「伊豆の踊り子」
映画化6回もしているんですね…。
主演は美空ひばりや吉永小百合・山口百恵など。

「大岩成就」
何百年もの間、この岩は風雨に耐え、大水に押し流されることもなく、この地に現在も留まっています。ある時、村人が川の中からこの岩を見たところ、人が手の平を合わせた見えたところからこの岩の事を拝み石、頼み石、また願い石と呼ぶようになったと言います。
それがいつの日からか3個の小石を手に持ち、岩に手を合わせ、願い事を心に唱えながら3個小石を投げ、1個でも岩の上に乗せる事ができれば、願い事が叶うと言われるようになったそうです。

願い石は3個100円…。

河津七滝「初景滝」
高さ10m、幅7m。
「踊り子と私」のブロンズ像が目立ちますね。
伊豆の踊り子の敘情をかもしだしている滝で、この場所は滝祭りのメイン会場でもありシャッターポイントだそうです。

ここまでで河津七滝のうち4つを制覇。
残り「釜滝」「えび滝」「蛇滝」の3つ。
結構歩きましたが、ここから先は更に厳しい道程が続きました…。

河津七滝「蛇滝」
高さ3m、幅2m。玄武岩の模様が蛇のうろこのように見える事からへび滝と名づけられたそうです。

「釜滝」「えび滝」の２つのルートに別れていました。
ここで「えび滝」方面をチョイス。
ご覧の通り、アップ・ダウンが激しい山道が続きます。

河津七滝「えび滝」
高さ5m、幅3m、えび滝は滝の形が海老の尾ひれに似ていることからつけられ
このえび滝はつり橋上から眺めることができます。

この吊り橋は人が歩くとかなり揺れて怖いです。

残りは「釜滝」のみということで疲弊した身体にラストスパート！

最後の河津七滝がつい見えてきました。

河津七滝「釜滝」
高さ22m、幅2m。
覆いかぶさる様な玄武岩の上から雄大に流れ落ちる、迫力満点の滝です。
かつては地獄谷と恐れられていたほどの滝で七滝中２番目に高い滝です。

七滝制覇！の喜びの後は、行きと同じ道をひたすら歩くことに…。

河津七滝温泉・大滝温泉周辺はのどかでよいですね。
自然を満喫したい、のんびりしたい人は河津駅周辺よりよいかも。

帰り際に再度見晴台から河津七滝ループ橋と桜をパシャリ！

歩くこと2時間30分程で河津七滝を制覇出来ました。（往復です）
この日は朝早くの出発と、お花見・七滝制覇とずっと歩きっぱなしでもう足がパンパンでした。この後は疲れを癒すために本日のお宿「老舗旅館玉峰館」へ！
【老舗旅館玉峰館と峰温泉大噴湯公園編】
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10552687/
へ続きます…。

この旅行記へのコメント （1）

• ひでじいさんさん 2021/04/24 19:09:57

  お邪魔します。

  「いいね」ありがとうございます。
  
  一部緊急事態宣言が出ていて不謹慎ですが、河津七滝に4月26日に行きます。写真やコメントが参考になりました。50年位前に行ったのですが記憶が全く無く、駐車場に車を停めて往復するか、上流までバスで行き、下るか現地に行って考えようと思います。