横浜旅行記(ブログ) 一覧に戻る
昨日は、信じられない体験でした。<br /><br />午前中のあわただしい時間も、ひと段落。午後の穏やかなひと時――――。<br /><br />神奈川県内の職場で始まった小さな揺れが、遊園地のアトラクションのように足元から大きく揺れだしました。<br />ヤバそうなので、火の元を確認し、同僚と建物の外へ出ます。<br /><br />道路にはすでに数人の近所の人たちが、目を丸くしてあたりを見回していて。<br />2メートルさきで電柱が揺れており、断線による感電事故や、建物からタイルなどが剥がれ落ちたりしそうでコワい。<br />用心で、頭上に電線が少なく低い家屋に囲まれた、青空パーキングへ移動です。<br /><br />駐車場から古い建物などは、肉眼でもハッキリゆれているのが見え、少し先の信号は電気が落ちてしまっており、「かどの交番へ連絡しなきゃ」と近所の奥さんが、チャリで走っていきます。<br /><br />「イヤなに。これって震源地、近くない?」<br /><br />「こんなに揺れるの初体験ですよ」<br /><br />「私も、私も」<br /><br />その後も若干揺れるものの、『いつもの地震』程度になったようなので職場へ戻り、棚から落ちて割れてしまったコップなどを片付け、お茶タイムをとります。<br /><br />少し先の道路の向こうは、信号だけでなくコンビニやお弁当屋さんなどが停電になっているようですが、職場ではガスも電気も問題なく。<br /><br />「すごかったですね〜」<br /><br />「関東大震災の予兆だったりして」<br /><br />「だったら、もっとスゴくないすか?」<br /><br />「ですよね〜」<br /><br />などと笑いあっていた、30分後。<br /><br />「なんだか、静かくないです?」<br /><br />職場内の電話が一本もかかってこないのです。<br /><br />「やばくないすか?」<br /><br />心配になって、ケータイで職場の固定を鳴らしますが、うんともすんとも・・。<br /><br />「どっかで、電線切れてっかな」<br /><br />「でも、パソコンは生きてますね。震源地、宮城あたりらしいですよ!震度は、7?」<br /><br />ネットをチェックした同僚が、声をかけてくれます。<br /><br />宮城って・・。<br />スダっちがいる、仙台があるとこじゃん!!<br />地震といえば、津波!<br />まあ、ヤツのお店は、海からはだいぶ離れてっから、そこは心配なさそうだけど。<br />火災とか、建物倒壊とか・・。<br />あるかもしんない、震度7じゃ。<br /><br />慌ててケータイを発信しても、回線が混み合っているのか不通です。<br />メールを打って返事を待ちますが、なかなか返ってきません。<br /><br />職場にテレビは無いので、近所の状況とインターネットの速報しか分らず。<br />どこからも電話が来ないまま、興奮と不安がまざったような、ふしぎな時間が流れます。<br /><br />「こんにちはー」<br /><br />ふいに。<br />ドアを押して、常連のお客さんが入ってきます。<br /><br />「あ、なんともないね。いろいろ落ちてるかと思ってきたのに」<br /><br />「またまた。そうやって心配して来てくれんの、?さんだけですよ。電話一本かかってこないですから。チョイ薄情ですよね〜」<br /><br />「電話は通じにくくなってるよ。電車も止まっちゃってる。近くの小学校の子たち、防災頭巾かぶって集団下校してたもん」<br /><br />「あははっ。かわいいすねー」<br /><br />「かぶり方わかんないみたいだよ、可愛いよね。オレも今日は仕事になんないから、道路混まないうちに帰るわ」<br /><br />「おつかれさまでーす」<br /><br />常連さんを送り出し、<br /><br />「こっちも、今日は早く帰れそうじゃない?これなら夜の打ち合わせ流れたね」<br /><br />「でも、電車止まってたら、きっちーさん帰れなくないすか?」<br /><br />「そ、そうね」<br /><br />台風で電車ダメだったとき、バスだとアクセス悪くて半日近くかかったもんな。<br />帰宅時間に思いを馳せ、鬱な気分になりかけた時、<br /><br />「だれも、怪我は無かった?」<br /><br />上司が帰ってきました。<br /><br />「あー。こっちは全然、です」<br /><br />「そう。酷い事になったね」<br /><br />「震源地がですか?」<br /><br />「ニュース観てないの?町が津波に襲われて、ハリケーンのあとみたいになってたよ」<br /><br />「いや、全然・・」<br /><br />それが、本格的な始まりでした。<br /><br />上司は、車のテレビで津波のニュース映像を観たそうですが、くりかえしになりますが、職場にテレビは無いので想像するしかありません。<br /><br />ひと足早い、地デジ化に取り残されたアナログ難民な心持ち。<br />やはり、テレビは緊急情報源として必要。<br />それはともかく―――<br /><br />「スダちゃん、大丈夫かな・・」<br /><br />「震度が5に下がりましたよ。震度とマグニチュードって違うそうですし、思ったより揺れなかったんじゃないですかね」<br /><br />ふたたび、通じない電話をしつこくかけ始める自分を、同僚が慰めてくれます。<br />この時は、ネットのニュースもまだ情報が錯綜しており、震度が確定していませんでした。<br /><br />その後も小さな余震が続き、ネットも津波画像がアップされ始めます。<br />スダちゃんからのメールは、いまだ返ってきません。<br /><br />人っ子ひとり、訪ねてこない職場。<br /><br />止まっていた電車が、そのまま運転取りやめになり、信号のつかない道路では、警察官か?消防隊員か?<br />手旗で、渋滞をさばいています。<br />歩道は、会社勤めらしき男女が大挙しています。<br /><br />日が落ちて暗くなり、帰宅について真剣に考えなくてはいけなくなったころ。<br /><br />「きっちーさん、電話。お母さんから」<br /><br />なぜか、ママ上からの電話が職場に入ります。<br />なんで?!つながるの??!<br /><br />『もしもし?あんた、ご飯食べたの?』<br /><br />どんな電話だ。<br />つか、わざわざ夕食が済んだか聞くために、かけてきたのか。<br /><br />『今日は帰るのは諦めて、どっかホテルに泊まりなさい』<br /><br />なんで?<br /><br />『どこも交通機関マヒしているから、無理しないで。どこか泊まるところを探すのよ。いい?』<br /><br />わーった、わーった。たぶんね。<br /><br />リクツでいえば、ママ上のご意見はご尤もなのですが。<br />一刻も早く、横浜の自分のお部屋に帰りたいのが、心情です。<br /><br />「きっちーさん、打ち合わせに来る人がいるかもしれないから、8時まで待ってくれる?俺、車で送ってくからさ」<br /><br />いえ、けっこうです。<br />自分でバス乗り継いで帰ります。<br />だから定時も過ぎたし、もう帰して〜。<br />地震で電話も通じなくなってるこんな日に、会議に来る人なんていねーだわさ〜。<br /><br />そう言いたいのは、山々ですが・・!!<br /><br />「・・ハイ・・」<br /><br />ワーカーホリックな上司を持つと苦労します。<br />もちろん、打ち合わせに来る人など無く。<br />家に帰る途中、「今夜の会議には出られない」と言いに来た人が1名、数分寄っただけで。<br /><br />『本日の会議は、地震のため中止です』の張り紙をして。<br /><br />8時を過ぎ、同僚と私を乗せた上司の車が、横浜方面へ出発します。<br /><br />同僚の高島くん(仮名)は、実家と連絡が取れず、とりあえず今夜は横浜在住のお祖母ちゃんの家に、泊めてもらうことにするそう。<br /><br />道路は、反対車線がラッシュになっていますが、わりとスムーズに進んで15分ほど。<br /><br />突然、道の先へ真っ暗な世界が広がっています。<br /><br />キラキラと光る高層ビルが林立し、アスファルトの遥か先まで煌々と電灯が立ち並んでいる夜景が、すべて暗転して。<br />車のヘッドライトだけが道を照らす、真っ暗な道。<br />信号も、消えていて。<br /><br />中国の四川省を移動したときの、夜の高速道路を思い出します。<br />照明灯のない、どこまでも暗い道。<br /><br />それを、まさか日本で見る日がこようとは・・。<br /><br />「こんなに、もろいんだ」<br /><br />ライフ・ラインの脆弱さに言葉が出ません。<br /><br />先の見えない道路に、交通整備の人が立っていますが、すべてのポイントに立つことはできず。<br />緊急時の人員体制の少なさにも、衝撃を受けます。<br /><br />サイレンを鳴らす救急車をひっきりなしに見かけますが、停電によってすべての車線が渋滞してくると、救急車であってもスピード落とさずには、危険すぎて走れません。<br /><br />歩道を歩く人の数は、さらに膨れ上がっています。<br /><br />「きっちーさんの言った通りになってきましたね」<br />カー・テレビを観ていた、高島くんが言います。<br /><br />「どしたの?」<br /><br />「原発、避難勧告がでましたよ。3キロまでですって。さっきは2キロって発表してましたよね」(3/11時点での退避勧告)<br /><br />8時待ちの出発前、原子力発電所の安全性を力説していた高島くんと、意見が分かれました。<br /><br />原発のメリットとデメリットをそれぞれ主張する本や理論がありますが。<br />両方を考慮したうえで、電力供給に原子力は外すべきと。<br />そして、この地震で放射能漏れは起こるだろうし、危険だ、と。<br />その意見を支持しました。<br /><br />災害時の原発は、放射能被害。天災に続く二次被害の要因となる――。<br />この意見自体は、私が小学生のときから、多くの学者さんたちによって、指摘されてきたポピュラーのものです。<br /><br />「こんなんじゃすまないはずだよ。建物がコンクリートかどうかなんて、放射能が漏れ出したら関係ない。ヒロシマ・ナガサキ、チェルノブイリの被害や、被爆手帳認定基準訴訟の原告訴えを考えれば、3キロですむわけないよ」<br /><br />このとき、東海村の臨界事故が頭に浮かびました。<br />あの事件を考えれば、「想定内。安全だ」という政府発表には疑問を持たずにいられません。<br /><br />パニックの心配をしているのでしょうが、それよりも人命がかかってるのに。<br />地震後の移動は想像を超えて困難と思われますが、とにかく少しでも遠くへ移動を呼びかけるべき、ともどかしさを感じます。<br /><br />まったく進まなくなってしまった車内で、ケータイが震えます。<br /><br />メールだ!!<br /><br />『俺も超怖かった』<br /><br />スダちゃん!<br />タイトルを押すと、薄暗いシートを、明るさを増したケータイ・ライトが照らします。<br /><br />『大丈夫だった?地震のとき10階ぐらいのビルが揺れてて、いつ崩れてもおかしくなかった。休んでたからよかったけど、仕事してたらやばかったよ』<br /><br />よ、よかった。<br />生きてるし!<br />メール返せる余裕は、あるんじゃん!!<br /><br />肩の力が抜けます。<br /><br />走り始めて、3時間以上。<br />バックシートに座っていただけなんですけど。<br /><br />メールを読み終えた瞬間、一気に疲れが襲ってきて、横浜の見慣れた夜景が近づくるころには、ヘトヘトです。<br /><br />「こっちは、あまり被害はなかったみたいですね」<br /><br />海に囲まれた桜木町も、津波も停電も痕跡は一切なく。<br />あまりに普段通りの姿で、今までの出来事が、よくできたドッキリのようです。<br /><br />アパートの近くで降ろしてもらい、長いドライブのお礼を言って上司と高島くんと別れます。<br />部屋のドアの前に立つと、ママ上には悪いけど、無理をしてでも今日帰ってこれて、ホント良かったと感じます。<br />普段の生活圏にいるっていうのは、それだけで、安心感が全然違う。<br /><br />新しい建物じゃないけど、部屋のなかは本が3冊落下していただけで、なにもかも朝見たとおり。<br /><br />気まぐれなパソコンを立ち上げると、数件のメールが入っています。<br /><br />微震くりかえす部屋で、寝そべってメールに返事など打っていると、ぞっとする事に気づきます。<br /><br />さきほど、スダちゃんからだと思って読んでいたメールが、じつは別の人からだったのです。<br /><br />同じように地震にあっていたのなら、メールの内容がダブるのは当たり前なのですが。<br />これといった被害がなく、自分では冷静なつもりだったのに。<br />メルアドが、別のトコからと気がつかないほど、自分もパニック状態だったのに愕然とします。<br /><br /><br />仙台からの返信は、いまだ届かず。<br /><br /><br />被害拡大が伝えられるたびに、同じニュースが被災地にも届いているのかと、イライラします。<br />天災被害とあわせて、見えないし知らされなければ避けようもない、放射能汚染を被災者にぶつけるなんて、まったく頭にきます。<br /><br />心配してくれた韓国の銀政や、バングラのA君からもメールが来ますが、状況がわからないのは日本にいても同じで。<br /><br />とにかく今は、なんだっていいから生きていてほしいと思います。<br /><br />地震は怖かったけど、それ以上に―――。<br /><br />まとまりませんが、できることが有るはずです。<br />もし、同じように感じていただける方がいらっしゃいましたら、ご自身の行動をお願いします。<br />心から。<br /><br />                  きっちー<br /><br /><br /><br />14日の夜、無事を知らせるスダちゃんからのメールが届きました。<br />けれど、ふたたびメールはストップしています。<br />いろいろ想像すると怖いので、やれることをやりたい。<br /><br />一時的に、mixiでの文章作成に切り替えます。<br />いま私にできることを。<br /><br />http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1691379249&amp;owner_id=29290455<br /><br /><br /><br /><br /><br />

地震について 

3いいね!

2011/03/11 - 2011/03/11

8274位(同エリア10392件中)

28

0

きっちー

きっちーさん

昨日は、信じられない体験でした。

午前中のあわただしい時間も、ひと段落。午後の穏やかなひと時――――。

神奈川県内の職場で始まった小さな揺れが、遊園地のアトラクションのように足元から大きく揺れだしました。
ヤバそうなので、火の元を確認し、同僚と建物の外へ出ます。

道路にはすでに数人の近所の人たちが、目を丸くしてあたりを見回していて。
2メートルさきで電柱が揺れており、断線による感電事故や、建物からタイルなどが剥がれ落ちたりしそうでコワい。
用心で、頭上に電線が少なく低い家屋に囲まれた、青空パーキングへ移動です。

駐車場から古い建物などは、肉眼でもハッキリゆれているのが見え、少し先の信号は電気が落ちてしまっており、「かどの交番へ連絡しなきゃ」と近所の奥さんが、チャリで走っていきます。

「イヤなに。これって震源地、近くない?」

「こんなに揺れるの初体験ですよ」

「私も、私も」

その後も若干揺れるものの、『いつもの地震』程度になったようなので職場へ戻り、棚から落ちて割れてしまったコップなどを片付け、お茶タイムをとります。

少し先の道路の向こうは、信号だけでなくコンビニやお弁当屋さんなどが停電になっているようですが、職場ではガスも電気も問題なく。

「すごかったですね〜」

「関東大震災の予兆だったりして」

「だったら、もっとスゴくないすか?」

「ですよね〜」

などと笑いあっていた、30分後。

「なんだか、静かくないです?」

職場内の電話が一本もかかってこないのです。

「やばくないすか?」

心配になって、ケータイで職場の固定を鳴らしますが、うんともすんとも・・。

「どっかで、電線切れてっかな」

「でも、パソコンは生きてますね。震源地、宮城あたりらしいですよ!震度は、7?」

ネットをチェックした同僚が、声をかけてくれます。

宮城って・・。
スダっちがいる、仙台があるとこじゃん!!
地震といえば、津波!
まあ、ヤツのお店は、海からはだいぶ離れてっから、そこは心配なさそうだけど。
火災とか、建物倒壊とか・・。
あるかもしんない、震度7じゃ。

慌ててケータイを発信しても、回線が混み合っているのか不通です。
メールを打って返事を待ちますが、なかなか返ってきません。

職場にテレビは無いので、近所の状況とインターネットの速報しか分らず。
どこからも電話が来ないまま、興奮と不安がまざったような、ふしぎな時間が流れます。

「こんにちはー」

ふいに。
ドアを押して、常連のお客さんが入ってきます。

「あ、なんともないね。いろいろ落ちてるかと思ってきたのに」

「またまた。そうやって心配して来てくれんの、?さんだけですよ。電話一本かかってこないですから。チョイ薄情ですよね〜」

「電話は通じにくくなってるよ。電車も止まっちゃってる。近くの小学校の子たち、防災頭巾かぶって集団下校してたもん」

「あははっ。かわいいすねー」

「かぶり方わかんないみたいだよ、可愛いよね。オレも今日は仕事になんないから、道路混まないうちに帰るわ」

「おつかれさまでーす」

常連さんを送り出し、

「こっちも、今日は早く帰れそうじゃない?これなら夜の打ち合わせ流れたね」

「でも、電車止まってたら、きっちーさん帰れなくないすか?」

「そ、そうね」

台風で電車ダメだったとき、バスだとアクセス悪くて半日近くかかったもんな。
帰宅時間に思いを馳せ、鬱な気分になりかけた時、

「だれも、怪我は無かった?」

上司が帰ってきました。

「あー。こっちは全然、です」

「そう。酷い事になったね」

「震源地がですか?」

「ニュース観てないの?町が津波に襲われて、ハリケーンのあとみたいになってたよ」

「いや、全然・・」

それが、本格的な始まりでした。

上司は、車のテレビで津波のニュース映像を観たそうですが、くりかえしになりますが、職場にテレビは無いので想像するしかありません。

ひと足早い、地デジ化に取り残されたアナログ難民な心持ち。
やはり、テレビは緊急情報源として必要。
それはともかく―――

「スダちゃん、大丈夫かな・・」

「震度が5に下がりましたよ。震度とマグニチュードって違うそうですし、思ったより揺れなかったんじゃないですかね」

ふたたび、通じない電話をしつこくかけ始める自分を、同僚が慰めてくれます。
この時は、ネットのニュースもまだ情報が錯綜しており、震度が確定していませんでした。

その後も小さな余震が続き、ネットも津波画像がアップされ始めます。
スダちゃんからのメールは、いまだ返ってきません。

人っ子ひとり、訪ねてこない職場。

止まっていた電車が、そのまま運転取りやめになり、信号のつかない道路では、警察官か?消防隊員か?
手旗で、渋滞をさばいています。
歩道は、会社勤めらしき男女が大挙しています。

日が落ちて暗くなり、帰宅について真剣に考えなくてはいけなくなったころ。

「きっちーさん、電話。お母さんから」

なぜか、ママ上からの電話が職場に入ります。
なんで?!つながるの??!

『もしもし?あんた、ご飯食べたの?』

どんな電話だ。
つか、わざわざ夕食が済んだか聞くために、かけてきたのか。

『今日は帰るのは諦めて、どっかホテルに泊まりなさい』

なんで?

『どこも交通機関マヒしているから、無理しないで。どこか泊まるところを探すのよ。いい?』

わーった、わーった。たぶんね。

リクツでいえば、ママ上のご意見はご尤もなのですが。
一刻も早く、横浜の自分のお部屋に帰りたいのが、心情です。

「きっちーさん、打ち合わせに来る人がいるかもしれないから、8時まで待ってくれる?俺、車で送ってくからさ」

いえ、けっこうです。
自分でバス乗り継いで帰ります。
だから定時も過ぎたし、もう帰して〜。
地震で電話も通じなくなってるこんな日に、会議に来る人なんていねーだわさ〜。

そう言いたいのは、山々ですが・・!!

「・・ハイ・・」

ワーカーホリックな上司を持つと苦労します。
もちろん、打ち合わせに来る人など無く。
家に帰る途中、「今夜の会議には出られない」と言いに来た人が1名、数分寄っただけで。

『本日の会議は、地震のため中止です』の張り紙をして。

8時を過ぎ、同僚と私を乗せた上司の車が、横浜方面へ出発します。

同僚の高島くん(仮名)は、実家と連絡が取れず、とりあえず今夜は横浜在住のお祖母ちゃんの家に、泊めてもらうことにするそう。

道路は、反対車線がラッシュになっていますが、わりとスムーズに進んで15分ほど。

突然、道の先へ真っ暗な世界が広がっています。

キラキラと光る高層ビルが林立し、アスファルトの遥か先まで煌々と電灯が立ち並んでいる夜景が、すべて暗転して。
車のヘッドライトだけが道を照らす、真っ暗な道。
信号も、消えていて。

中国の四川省を移動したときの、夜の高速道路を思い出します。
照明灯のない、どこまでも暗い道。

それを、まさか日本で見る日がこようとは・・。

「こんなに、もろいんだ」

ライフ・ラインの脆弱さに言葉が出ません。

先の見えない道路に、交通整備の人が立っていますが、すべてのポイントに立つことはできず。
緊急時の人員体制の少なさにも、衝撃を受けます。

サイレンを鳴らす救急車をひっきりなしに見かけますが、停電によってすべての車線が渋滞してくると、救急車であってもスピード落とさずには、危険すぎて走れません。

歩道を歩く人の数は、さらに膨れ上がっています。

「きっちーさんの言った通りになってきましたね」
カー・テレビを観ていた、高島くんが言います。

「どしたの?」

「原発、避難勧告がでましたよ。3キロまでですって。さっきは2キロって発表してましたよね」(3/11時点での退避勧告)

8時待ちの出発前、原子力発電所の安全性を力説していた高島くんと、意見が分かれました。

原発のメリットとデメリットをそれぞれ主張する本や理論がありますが。
両方を考慮したうえで、電力供給に原子力は外すべきと。
そして、この地震で放射能漏れは起こるだろうし、危険だ、と。
その意見を支持しました。

災害時の原発は、放射能被害。天災に続く二次被害の要因となる――。
この意見自体は、私が小学生のときから、多くの学者さんたちによって、指摘されてきたポピュラーのものです。

「こんなんじゃすまないはずだよ。建物がコンクリートかどうかなんて、放射能が漏れ出したら関係ない。ヒロシマ・ナガサキ、チェルノブイリの被害や、被爆手帳認定基準訴訟の原告訴えを考えれば、3キロですむわけないよ」

このとき、東海村の臨界事故が頭に浮かびました。
あの事件を考えれば、「想定内。安全だ」という政府発表には疑問を持たずにいられません。

パニックの心配をしているのでしょうが、それよりも人命がかかってるのに。
地震後の移動は想像を超えて困難と思われますが、とにかく少しでも遠くへ移動を呼びかけるべき、ともどかしさを感じます。

まったく進まなくなってしまった車内で、ケータイが震えます。

メールだ!!

『俺も超怖かった』

スダちゃん!
タイトルを押すと、薄暗いシートを、明るさを増したケータイ・ライトが照らします。

『大丈夫だった?地震のとき10階ぐらいのビルが揺れてて、いつ崩れてもおかしくなかった。休んでたからよかったけど、仕事してたらやばかったよ』

よ、よかった。
生きてるし!
メール返せる余裕は、あるんじゃん!!

肩の力が抜けます。

走り始めて、3時間以上。
バックシートに座っていただけなんですけど。

メールを読み終えた瞬間、一気に疲れが襲ってきて、横浜の見慣れた夜景が近づくるころには、ヘトヘトです。

「こっちは、あまり被害はなかったみたいですね」

海に囲まれた桜木町も、津波も停電も痕跡は一切なく。
あまりに普段通りの姿で、今までの出来事が、よくできたドッキリのようです。

アパートの近くで降ろしてもらい、長いドライブのお礼を言って上司と高島くんと別れます。
部屋のドアの前に立つと、ママ上には悪いけど、無理をしてでも今日帰ってこれて、ホント良かったと感じます。
普段の生活圏にいるっていうのは、それだけで、安心感が全然違う。

新しい建物じゃないけど、部屋のなかは本が3冊落下していただけで、なにもかも朝見たとおり。

気まぐれなパソコンを立ち上げると、数件のメールが入っています。

微震くりかえす部屋で、寝そべってメールに返事など打っていると、ぞっとする事に気づきます。

さきほど、スダちゃんからだと思って読んでいたメールが、じつは別の人からだったのです。

同じように地震にあっていたのなら、メールの内容がダブるのは当たり前なのですが。
これといった被害がなく、自分では冷静なつもりだったのに。
メルアドが、別のトコからと気がつかないほど、自分もパニック状態だったのに愕然とします。


仙台からの返信は、いまだ届かず。


被害拡大が伝えられるたびに、同じニュースが被災地にも届いているのかと、イライラします。
天災被害とあわせて、見えないし知らされなければ避けようもない、放射能汚染を被災者にぶつけるなんて、まったく頭にきます。

心配してくれた韓国の銀政や、バングラのA君からもメールが来ますが、状況がわからないのは日本にいても同じで。

とにかく今は、なんだっていいから生きていてほしいと思います。

地震は怖かったけど、それ以上に―――。

まとまりませんが、できることが有るはずです。
もし、同じように感じていただける方がいらっしゃいましたら、ご自身の行動をお願いします。
心から。

                  きっちー



14日の夜、無事を知らせるスダちゃんからのメールが届きました。
けれど、ふたたびメールはストップしています。
いろいろ想像すると怖いので、やれることをやりたい。

一時的に、mixiでの文章作成に切り替えます。
いま私にできることを。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1691379249&owner_id=29290455





この旅行記のタグ

3いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (28)

開く

閉じる

  • nao0880さん 2011/05/09 18:30:43
    こんにちは
    Re;Re;原発

    こんにちは。アルバムIDがないとのことで、返信ができませんでした。
    コピー&ペーストでこちらに張ります。

    > まあ、旅行記でないと言われれば・・・・・・・・・・・そうともいう(笑)。

    旅行記ではありませんね。

    > 電気は、大事なのは都心部近くに住んでいる者として、重々分かるし、助かっているんですけれども、それで発電所周辺の住民の方が家なくしたりとか、自衛隊や消防隊が身体を傷つけるの覚悟で現場で作業にあたるのは、つらいです。

    電気の使用量を国全体で減らさないといけませんね。

    > なによりも、地震で救助を待つ人が、そちらに人手を取られて助かるものも助からないなんていうのは、すごく怖い。
    > 「もし原発以外の発電所の事故だったら・・」と、どうしても考えちゃうんです。

    そのような考えにもなりますね。

    > 原発以外の発電が、どうしても実用不可能だとは思えないので、そこら辺をもう少し掘り下げたいと思います。
    > 4トラはダメそうなので、ミクシィでちょこちょこ書いて行きたいと思います。

    また、覗きに行かせていただきます。
    最近は放射線従事者手帳は持っていませんが、昔は持っていました、
    東海村の臨界事故の直前までは、ひたちなかに住んでいました。
    火災爆発事故は100m程度の至近距離でした。

    > インド旅行記、ホテルがうらやましいです〜。
    > 役得と思って、隅から隅までチェックしてきて下さい(笑)。
    > ちなみに、ワタクシもチャイ派です!

    インド出張第1回2月のホテルは、会社の規定料金を軽く上回ってしまいました。安全確保に必要だったとの理由で通しました。毎朝夕にホテルのサウナとプールサイドを独り占めしていました。

    3月はビジネスホテルクラスに替えました。
    次の出張はたぶん大分です。北京と合肥そしてインドは同僚に行ってもらう予定です。実務は私の仕事ではありません。

    ではまた。

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/05/10 18:05:43
    どもども
    書き込みの件では、ご迷惑をおかけしております〜(汗)。

    掲示板は、考え方が違う場合でも、そうならなおさら自分と違う意見は大事だと思うので、絶対にいじらないように心掛けているんですけど、管理者の方で旅行記を非公開にされちゃうと掲示板が使えなくなってしまうのが、イタイですね。

    体裁をあまり考えずに心のままに書いてしまうと、旅行記にならなかったりする場合があるので、そちらはミクシィに移してあります。

    naoさんて、nao0880さんだったんですね。
    ちがう人だったら恥ずかしいので、「ひょっとして〜??」と思いつつ、聞けませんでした。すみません。

    ところで、なんで放射線従事者手帳なんて持ってるんですか????!

    4トラ会員さんって、なに気に船舶とか、ダイバーとか、珍しい資格をお持ちの方が多いですけど。
    ふつーは自動車免許程度で(持ってませんけど)、どこで取るのかさえ定かではないような・・。

    東海村の臨界事故のときは、すぐあとに出張で行かなくちゃいけなくて、お住まいの方にはヒンシュクものですけど、すんごいイヤだった思い出があります。

    どうやら浜岡原発は停止の方向なので、まずは小さな一歩ですが前進かなと思ってます。

    インド出張はお疲れさまでした。
    あっちはやっぱ、温度が高いんでしょうね。
    日本よかカラッとした暑さなんでしょうか?

    いつか行ってみたいですね。
    生水はこわいですけど(笑)。

    ではでは。


    nao0880

    nao0880さん からの返信 2011/05/11 00:12:03
    RE: どもども
    こんにちは。

    > 書き込みの件では、ご迷惑をおかけしております〜(汗)。
    >
    > 掲示板は、考え方が違う場合でも、そうならなおさら自分と違う意見は大事だと思うので、絶対にいじらないように心掛けているんですけど、管理者の方で旅行記を非公開にされちゃうと掲示板が使えなくなってしまうのが、イタイですね。

    いたしかたありませんね。

    > 体裁をあまり考えずに心のままに書いてしまうと、旅行記にならなかったりする場合があるので、そちらはミクシィに移してあります。

    > naoさんて、nao0880さんだったんですね。
    > ちがう人だったら恥ずかしいので、「ひょっとして〜??」と思いつつ、聞けませんでした。すみません。

    以前は、naoのネームを使っていました。
    しかし、数字を加えることで、検索が行いやすくなりますので、nao0880を使っています。

    > ところで、なんで放射線従事者手帳なんて持ってるんですか????!

    仕事だからです。
    原子力発電所で働いたこともありますし、燃料工場で働いていたこともあります。タイベックスーツを着て作業をしたこともあります。

    > 4トラ会員さんって、なに気に船舶とか、ダイバーとか、珍しい資格をお持ちの方が多いですけど。
    > ふつーは自動車免許程度で(持ってませんけど)、どこで取るのかさえ定かではないような・・。

    放射線従事者については、たぶん試験もなかったと思います。
    ただし、特殊健康診断を受ける必要はありました。

    > 東海村の臨界事故のときは、すぐあとに出張で行かなくちゃいけなくて、お住まいの方にはヒンシュクものですけど、すんごいイヤだった思い出があります。

    東海村の事故のときは、ウランをバケツに入れたのではと思っていたら、ほんとうにそうだったので、びっくりしました。

    > どうやら浜岡原発は停止の方向なので、まずは小さな一歩ですが前進かなと思ってます。

    電気エネルギーの供給においては、後退であると思います。
    産業界への影響は大きいと思います。
    また、法律によらずに、要請というのも疑問です。
    大きな賠償の問題になると思います。

    > インド出張はお疲れさまでした。
    > あっちはやっぱ、温度が高いんでしょうね。
    > 日本よかカラッとした暑さなんでしょうか?

    乾季でしたので、カラッとした暑さでした。
    汗をかくこともありませんでした。

    > いつか行ってみたいですね。
    > 生水はこわいですけど(笑)。

    生水はこわいですね。そして、水道水(drinking water)も怖いです。
    多くの外国人がdrinking waterを飲んで、水あたりで苦しんだようです。
    drinking waterでない水道水はそのままでは飲めません。
    沸騰させれば問題ないのかもしれませんが、試す気にはなりません。

    ではまた。
  • ジェームズ・ボンドさん 2011/04/12 23:43:53
    マイったタヌキは目で分かる
    参った狸は目で分かります。

    管首相の目、完全にイッてますね。

    あんなイカれた人物を国の代表者にし続けるのはアカンやろぅ!!

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/04/13 12:37:11
    同じ穴、発覚?
    海外メディアに、お礼を込めて『絆』って載せたそうですが、神奈川で見かける自民党のポスターもやはりでかでかと『絆』ってプリントされていて、面白いです。
    やっぱり根っこは一緒なんでしょう。

    海に汚染水をばらまいたんですから、「どうもありがとう」より、まず先に「申し訳ありませんでした」の謝罪広告を掲載すべきですよね〜。

    自然災害は、起きるのは仕方ないにしても、予防は可能だと考えますので、指摘されても無視してきた事に対しては、きっちり責任をとってもらわなくてはいけないでしょうね。

    いま現在も、原発のふたは開いちゃってるわけですし、作業にあたっている人たちも、風下にいるすべての人たちも、被爆し続けているわけですから。

    被害救済と同時に、責任追及もセットでやってかないと、繰り返されそうで。
    最近、現場のニュースが減ってるような気がしますし。


    ジェームズ・ボンド

    ジェームズ・ボンドさん からの返信 2011/04/13 23:59:15
    RE: マイったタヌキは目で分かる
    原子力発電所は利権のカタマリなんです。
    だから自民党も強くは言えません。

    地元が「原発はアブナイ」などと、ゆすりたかりの口実にしていたのが本当に危なくなって慌てている様子もヘンだし。

    オイラとしては、放射能なんか怖がらなくても良いと思います、福島なんて劣化ウラン弾撃ち込んだ戦場よりも安全ですもん。

    放射性汚水を海に捨てたといっても、海底には幾つか原子力潜水艦が沈んでる
    のだから今更、騒ぐ程の事でもないし。





    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/04/14 12:01:35
    まったく浮上しません
    師匠〜。
    全然、怖くなくなりません〜。
    原潜まで言われたら、よけい沈むじゃないですか〜。

    毎朝オーストラリアのお天気サイト(http://www.zamg.ac.at/wetter/fukushima/)と、日本列島放射能モニタリング(http://ht.ly/4exnv)をチェックし、さらに雨が降ると速攻で軒下へ隠れ、花粉症でもないのにマスクをしたがり、韓国から空輸の水を飲んでいるのを見た高島君(仮名)に、

    「それを、パニックと言うのでは・・・」

    と呆れられてます。

    ジェームズ・ボンド

    ジェームズ・ボンドさん からの返信 2011/04/15 00:01:27
    RE: マイったタヌキは目で分かる
    放射能を怖れてはイカンのじゃ!!
    かつて米ソのスパイ衛星は太陽電池では電力が足りないので放射性同位元素を使った発電システムをつかったヤツまで飛ばしてたんだ。
    ソ連は本物の原子炉も積んでいたというウワサもあったし。

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/04/15 12:36:24
    放射線よか、野放しにした神経のが、コワいかも知れません
    ホントですか〜?(疑)
    宇宙の方が、太陽電池がバッチ充電されそうな感じがしますけど??

    冷やせなきゃ原子炉は危険すぎて基本、塔載できなさそうですね。
    宇宙の気温って、太陽に近ければ地球より暖かそうですけど?
    ウラン燃料を冷やすには、温度は低くないとまずいですもん。
    搭載したら、つねに裏側からしかスパイできないですね。

    そう考えると、原潜の仕組みってどうなってるんでしょう?
    あれって、どう考えたって揺れるじゃないですか。
    いざっちゅー時、制御棒を差し込むのに、揺れてちゃできませんよね?

    震動がある物体、潜水艦でも衛星でも、どういう安全管理してるのかよくわかりません。

    新潮文庫『朽ちていった命-被曝治療83日間の記録-』を買って来ました。
    東海村臨界事故で亡くなられた方の記録です。

    まだ読めてないんですけど、今回も被曝者がでていることを思うと、元医療従事者としては許せません。

    ジェームズ・ボンド

    ジェームズ・ボンドさん からの返信 2011/04/15 16:06:24
    RE: RE: マイったタヌキは目で分かる
    ああいったヤツに安全管理などという思想自体存在しません。
    「当たってもケガしない銃弾」が無いのと同じさー。
    それに、宇宙空間は空気の対流が無いから日陰部分は超低温、だから大丈夫さー。

    原潜は高濃縮燃料を使っているから船体の寿命いっぱいまで使え、燃料交換不要だそうですよ。
    船体自体が「潜水乾電池」なのです。

    臨界事故のニュースを聞いた時、あんなに「簡単に臨界状態を作れる」事に驚いた。
    あんな事なら、理科実験室でも原爆作れそう。

    レントゲン撮影で「男前に撮ってくれぃ」と注文する奴はアホですか?

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/04/16 17:45:50
    男前に撮ってもらってください(笑)
    私は健康診断の眼底検査で、

    「ハイ、目を大きく開けて下さいねー」

    と検査技師さんに言われて、目を見開いたら、

    「もっと、大きく開けて下さい」

    「え・・?はい・・」

    「もっともっと、びっくりした時くらい開けて下さい」

    「・・・・・・・・・これが精一杯です・・・っ!」

    遠まわしに、目が細いと言われたような気がします。

    一重だと、フツーにしていても「いつも眠そうだな」とか言われるんで、世の理不尽を感じます(笑)。

  • nao0880さん 2011/03/17 18:01:49
    地震
    きっちーさん、こんにちは。ご無事でなによりです。
    インドの旅行記もまとめないうちに、来週はまたインド出張になりました。
    帰ってくるまでに、福島原発の事故が収拾していればよいのですが。

    会社で仕事をしていても、原発の動きが気になってしまいます。
    地震のために製品の東日本への出荷は停止中。

    東日本への出張者たちは、青森や相馬から全員帰阪しました。
    仙台空港を津波の直前に飛び立ったものや、事故で脱線転覆した列車に乗っていたもの、停電で真っ暗な作業場所から携帯電話をライト代わりにして脱出したものもいました。

    想定を超えた事象への対応って、難しいですね。
    目先の仕事の減少が著しくて、困っています。

    次の出張が終われば、旅行記をまとめることにしましょう。
    ではまた。

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/03/17 20:06:28
    無計画停電〜
    nao0880さん、こんばんはー。

    今日は停電で、寒いなかトイレも真っ暗・・。
    こわかったです。

    いつ、どこで停電になるかが、ネットで確認しながらじゃないと分からない状態で。

    少人数の職場だと、仕事中にメディアやネットチェックできる人もなく、いきなり電気が消え、電話もネットも通じなくなるので職場は大混乱です。

    電力会社の事前通知の不徹底は、度を越してます。
    これで「計画」とか名づけるのは、悪い冗談ですよ。

    これじゃ被災地での送電状況は、想像を超えて酷いんじゃないかなと思うと、やりきれません。

    電気会社の勧めでオール電化されたご家庭や、ネット接続環境の無い世帯などは、非常に困難な状況になっていると思います。

    原発がなければ電気が無くなってこうなる、じゃなくて、原発という発電方法では非常時に被災地も送電地域も追いつめられるのだと、実感します。

    まずはすべての方の救出と、現地からの避難が、最優先ですね。

    nao0880さんの周囲の方たちも、本当に大変な目にあわれたと思います。

    地元でも他地域でも、どこへいても、危険はあるかと思いますが、しぶとく根強くが庶民の心意気ですから、お互いに頑張りましょう☆

    インド(お仕事)旅行記、楽しみにしてますね!




  • ジェームズ・ボンドさん 2011/03/15 23:34:53
    また揺れてるらしい
    今度は東海地震来襲か!
    関西は落ち着いています。
    昨日の、父の関心事は水戸黄門の放送があるかどうかでした。
    関西では、こんなものですよ。

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/03/16 11:53:01
    昨夜は、靴も枕元に置きました〜!!
    アスベストも怖いので、マスクも買いました!

    師匠、お父様をとめたほうがいいですよ。

    水戸黄門なんて、国家を背景にした権力が介入しなければ、民衆運動など役に立たないという、カルトな話しをくりかえし注入する恐ろしいドラマです(?)!!
    女性の役割は、入浴シーンとお色気で男性の補佐にまわるといった、父権主義も見え隠れして、教育上よろしくないですよ。

    ということで、水戸黄門は来週からナシで。←お父様虐待?





    ジェームズ・ボンド

    ジェームズ・ボンドさん からの返信 2011/03/17 12:01:40
    RE: また揺れてるらしい
    年寄りには難解なストーリーはダメなんです。
    かつて石坂浩二が黄門様を演じた事なんか、すっかり忘れているし。

    ところで、こちらでも募金活動が盛んですが、中には怪しいのも。
    あっしは、街頭募金と日本ユニセフ協会への募金は絶対にやらないので関係ないですが、ああいったのは腹立ちます。

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/03/17 21:46:33
    師匠、また電気が消えちゃいました〜
    ありえない・・。
    真っ暗トイレとか。
    花子さんと赤いちゃんちゃんこが、両脇でしゃがんでいるような怖さです!!←わからん(by師匠)

    そして帰宅難民ふたたびです(汗)。
    バスは、ホント助かります。
    もう、最後はバス頼みですよ。
    夜道で信号も消えてて、すっごく冷え込んでるのに、車両整理している人たちがいて、頭が下がります。


    ジェームズ・ボンド

    ジェームズ・ボンドさん からの返信 2011/03/19 23:05:18
    RE: また揺れてるらしい
    一番怖いのはトイレでしゃがんでいる時に突然電灯が消えた時です。
    トイレの花子さんと口裂け女に挟まれた感じ。

    江戸時代の生活はイヤだから原子力発電も必要悪だと考えておりますが、今の政府東電発表はヘンです。
    そんなに安全なら発電所正門前を記者会見場にしろよ!
    それに核兵器保有国民のクセに国外避難をする奴ら、何が怖いんや。
    核兵器保有国の国民は放射能なんて、へっちゃらなんだろう!

    テレビ(CNNニュース)では日本のニュースが殆ど扱われないのに、今はカダフィと津波被害、福島原子力発電所損壊の一色です。
    世界の災害史上、最も多く映像記録された災害なので映像素材に事欠かないのが理由とか。
    各国のテレビ局にとって大津波のライブ中継なんて想像も出来ない事だった様ですよ。

    ボクは放射能なんて怖くありません。
    行方不明の放射性物質なんで沢山有るし、普段、得体の知れない荷物が一般車両に混じってコッソリ運ばれてるのは周知の事実だし。

    なにより、テレビ番組も、何時でも中断できるバラエティ物ばかりで面白くないぞぅ。

    ほんまに、震災を神風と考えている管民主党とムダ遣いばっかりしていた自民党なんか死んでしまえと思うよ。



    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/03/20 21:15:28
    お化けや妖怪の方がよほど可愛い
    原発安全神話が白煙と消え、原発に警鐘を鳴らしてきた、原発関連施設周辺の地域住民、市民団体や、良心的な学者さんたちのシュミレーションが現実化したことに、あらためて悔しさを感じますね。

    ここに至ってもなお、「憂慮すべき事態ではあるが、ただちに健康に害のある状態ではない」とか、「最悪の事態は回避された」などと発表する政府・電力会社・メディア・御用学者は恥を知るべきだと思います。

    すでに東京や横浜も諸外国の退避エリアに入ったことを(読売新聞 3月19日(土)8時17分配信)考えれば、どちらの政府が自国民に対して責任を果たしているか、暗澹たる思いです。
    他国では、日本で公開されているデータと明らかに異なる、共通データを基準にしていると考えざるえません。

     ▽米国

     福島第一原発から80キロ圏外への退避勧告

     チャーター機で約100人が台湾へ退避

     外交官らの家族約600人に退避許可

     軍人の家族2万人の国外退去を支援


     ▽英国

     福島第一原発から80キロ圏外への退避勧告

     チャーター機を香港まで運航


     ▽フランス

     出国または東京以南への移動求める

     政府機で241人がソウルへ退避

     エールフランスに増便を指示

     ▽イタリア

     出国または東京とその以北からの退避勧告

     特別航空便の運航を検討


     ▽スイス

     被災地と東京・横浜からの一時退避勧告

     チャーター機の運航を検討

     

     ▽オーストリア

     出国または東京・横浜からの退避勧告

     

     ▽スペイン

     福島第一原発から120キロ圏外への退避勧告

     チャーター機を運航

     

     ▽ロシア

     輸送機を派遣

     

     ▽ベルギー

     軍用機を派遣

     

     ▽チェコ

     軍用機で106人が帰国


     ▽クロアチア

     出国または南部への退避勧告


     ▽オーストラリア

     福島第一原発から80キロ圏外への退避勧告

     

     ▽ニュージーランド

     福島第一原発から80キロ圏外への退避勧告


     ▽韓国

     福島第一原発から80キロ圏外への退避勧告


     ▽シンガポール

     福島第一原発から100キロ圏外への退避勧告


     ▽フィンランド

     東京とその以北からの退避勧告


     ▽セルビア

     出国を勧告


     ▽イスラエル 

     東京周辺から西日本などへの退避勧告


     ▽ドイツ 

     出国または東京・横浜からの退避勧告


     ▽台湾 

     高齢者、子供、女性に出国検討求める

    福島の原発が使えなくなったから、という理由で、他の老朽化した原発を見直すどころか再点検も行わず、地震という日本では『想定内』の自然現象の防災すら思うようにならない状況下で、人の生命と土壌・水脈・空気を破壊するような電力供給は、もういい加減にしてほしいものです。

    江戸時代ならまだ良い、それこそ住める人のいない土地がこれ以上出現するのは、なんとしても防がなくてはならないと思います。

    いまは、御用学者の言うことに耳を貸さず、少なくとも原発反対を続けてきた専門家を対策の中心に置くべきと思います。

    また、本物のジャーナリストのブログも、いいと思います。

    http://mphoto.sblo.jp/

    http://diamond.jp/articles/-/11514


    目下のところ、きのう購入したホウレン草を食べてよいものかが、思案のしどころですかね。
    では★

    ジェームズ・ボンド

    ジェームズ・ボンドさん からの返信 2011/03/20 22:32:53
    逃げろや逃げろ
    逃げることが出来る人は逃げれば良いのです。
    俺たちゃ逃げられないんだからね。
    放射能強度の数字が流されてますが重要である「毎時」という表現が意図的に避けられている様な・・・。

    ほうれん草は大丈夫、残留農薬よりは身体に良いですよ。

    阪神大震災の時は援助物資として棺桶が送られてくるのですが、これの組み立てが結構難しかったのです。
    苦労しながらやってるうちに「棺桶組み立て職人」になってしまうのですが、職人曰く「困ったのは子供用の棺が不足した事、送られてくるのは大人用ばっかり」と。
    震災も発電所も現実をしっかりと見るしかないのですね。

    夜中にCNNを見てると震災リポートの途中で、リビアに巡航ミサイルを撃ち込んだニュースが入ってきました。
    どうにもなりませんなぁ。

    ジェームズ・ボンド

    ジェームズ・ボンドさん からの返信 2011/03/20 22:33:24
    逃げろや逃げろ
    逃げることが出来る人は逃げれば良いのです。
    俺たちゃ逃げられないんだからね。
    放射能強度の数字が流されてますが重要である「毎時」という表現が意図的に避けられている様な・・・。

    ほうれん草は大丈夫、残留農薬よりは身体に良いですよ。

    阪神大震災の時は援助物資として棺桶が送られてくるのですが、これの組み立てが結構難しかったのです。
    苦労しながらやってるうちに「棺桶組み立て職人」になってしまうのですが、職人曰く「困ったのは子供用の棺が不足した事、送られてくるのは大人用ばっかり」と。
    震災も発電所も現実をしっかりと見るしかないのですね。

    夜中にCNNを見てると震災リポートの途中で、リビアに巡航ミサイルを撃ち込んだニュースが入ってきました。
    どうにもなりませんなぁ。

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/03/21 00:27:24
    師匠、おんなし!
    びっくりしました〜。

    韓国の友達から心配メールが来てたんですけど、「逃げれる人は逃げた方がいい」って、おんなじ返事をかえしたトコだったので、面白かったです。

    論理的に考えれば、もっとも慎重な対策にこしたことはありません。
    石橋だってたたく前に、非破壊検査です(笑)。

    危険はあっても、そう簡単に逃げらんないのが我ら庶民ですから、ここで踏ん張るしかないです。

    なにより今度のことで、住むとこや生活、家族を失った人たちと、たいしたことはできなくても、連帯していきたいですからね。
    それに、それに、政府や電力会社のやり口には、腹が立ってるし。

    まったく、謝罪会見の概要をウェブで読みましたけど、「社長出て来い」ってキレそうでした。

    このような事態に至る原発を、54基も推進した自民党はえらそうにしてるし、それに連立を打診する首相もなんなんでしょうね〜。

    リビアのニュース、職場ではまったく話題にならないかと思いきや、おじさんズが今日、カダフィについて熱く語っていました。
    リビアってよく知らなかったので、エジプトあたりからびみょーについていけてません(汗)。



    ジェームズ・ボンド

    ジェームズ・ボンドさん からの返信 2011/03/23 22:27:19
    おんなし?
    ありゃりゃりゃ。
    と云う事は「オツムの程度が同じ位」なのか「同じ蜘蛛の糸を昇る亡者仲間」なのか。
    運命の赤い糸ならイイけど地獄の蜘蛛の糸はイヤだよん!

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/03/24 19:00:14
    こんばんは。ボンドガールです。
    せくしー全開。

    まだ仕事が終わりません。
    ぶーぶー。
    たまには早く帰って美人体操をせねば、リバウンドしてしまう。←どんなボンドガール?

    きのうは、休み時間に1時間だけボランティアをしてきまちたv

    神奈川へ避難してきている人たちがいるのですが、自治体が提供した近くの某施設は、泊まる場所を用意しても、避難して来た人たちにまったく食事を出しておらず、地域の人たちがお米や缶詰や衣類を持ち寄っている状況です。

    頭にきて、まわりのひとたちと日持ちする食べ物を持って行きました。

    行政のやることは、庶民には理解できません〜。

    ジェームズ・ボンド

    ジェームズ・ボンドさん からの返信 2011/03/25 22:38:46
    栄養問題
    「全てを失う」は経験者によると、精神的ダメージが凄いそうです。

    食事が来ても栄養問題がね。
    阪神大震災の時、避難所で炊き出しを喰っていたオイラが言うのだから間違いないゾ!

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/03/26 20:41:12
    庶民の娯楽まで!!
    全部なくしちゃうって想像もできないし、戻れないかもって、将来の不安もすごくプレッシャーになると思います。

    カウンセラーさんの心のケアと、ケースワーカーさんをふくめた相談窓口、地震と津波以外に原発災害もあったわけですから、電力会社と国がきっちり生活再建の保障する必要がありますよ。

    喧嘩っ早いので、心のケアは向いてなさそうだし、できることをしています。

    やきそばとか、バーベキューとか、カレーとか、闇鍋とか(?)、野外炊飯は結構得意です。
    残念ながら今回、炊き出し経験はならずで。

    避難所は火気厳禁で、「お湯であっためて食べられるもの」といわれました。
    「施設が火事になったら」と心配しているようなのですが、なんだかこんな時なのに規則規則で世知辛い。

    できたての美味しいもの食べてほしかったのにな〜。
    とりあえず、レトルトものやお米をいっぱい持っていきました。

    さて、ニュースを観ていると腹立たしい限りなので、現実逃避でチョ〜怖いやつを見に行こうと、師匠も観たという顔からしてコワいアンソニー・ホプキンス『ザ・ライト』へ行こうとしたら、上映自粛で公開延期!!

    ガーン・・。
    庶民の娯楽を・・!!

    ツーリストはやってるみたいなので、明日観に行こうかと思ってますv


  • okuyanさん 2011/03/13 12:36:20
    パンドラの箱ですな。
    えらいことになりましたねぇ・・・。
    M8.8の大地震もすごいことだけど、あの大津波。
    いくつもの街を住民の命ごとさらって行ってしまうとは。
    どれだけ耐震設計の家屋を造っても家ごと持っていかれたらどうしようもない。
    どんなに人間が小賢しい防御を図っても、自然の脅威には無駄なあがきでしかないことをまざまざと見せ付けられた気がします。

    さらに原発事故。ついにスリーマイル、チェルノブイリの再現かと恐怖しました。
    原子力発電はクリーンエネルギーだなんてうそぶいて、実はとんでもない汚染物質をあの小奇麗な箱の中に貯め込んでいることがはっきりしましたね。
    目に見える普通の汚れなら避けることも出来るけど、放射能汚染は目に見えないだけに実感のないまま確実に死をもたらすから恐ろしい。
    東海村の臨界事故のことは知っていても、その被曝者がどのような亡くなり方をしたかはなかなか報道もされず知らない人が多いのでは?
    許容量を越えて被曝したら、その時点で「おまえはもう死んでいる。」なんだということを。
    人類の滅亡は戦争でもなく、地殻の大変動でもなく、こんなところから始まるんじゃないかと思っています。

    最後にご友人の御無事を心よりお祈り申し上げます。
    きっちーさんもまずご自分の安全に留意してくださいませ。

    きっちー

    きっちーさん からの返信 2011/03/13 18:28:31
    ありがとうございます
    okuyanさん、ありがとうございます。

    旅行記でもアップしましたが、こちらは家族も自分も被害といえるようなことは無く、むしろ最初の時点ではここまで被害が広がるような出来事だという認識が薄かったように思えます。

    いまはむしろ、原発への対応に頭にきている感じです。
    直後からの政府発表は、上司の車のカー・テレビで何度も放送されてましたが、どうきいてもごまかしにしか聞こえなくて。
    (いまは「汚染と被爆は違う」「洗えば大丈夫」などといっている学者に頭にきてます)

    地震や津波の被害が家に及ばなかった人も、放射能による海域汚染や、土壌汚染は、周辺地域を生活できない場所、避難できない場所に変えてしまったことに、怒りを感じました。

    ただでさえ、震災下を逃げるのは大変なのに、移動を回避しなければいけない地域を作ってしまう、政府と電力会社は、猛省してほしいと思います。
    被災すると情報が遮断されてしまいますから、危険地域に知らずに入っちゃう人もいると思います。

    天災被害者を人災被害にさらした責任追及は、いずれされるかと思いますが、いまは人命救助と安否確認がすみやかに行われるよう、なんでもいいからできることをしたいです。

    それでは。

きっちーさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP