2010/07/10 - 2010/07/11
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ハンクさん
初めて国内旅行を投稿する。最近、ゆっくり国内旅行をする機会はほとんどなくなった。年間の半分を海外で暮らしているため、国内では旅行をするよりも、体を休めることに重点を置いてしまう。
しかし2010年から息子が京都に下宿するようになって、京都だけは頻繁に訪れるようになった。名古屋から京都は新名神高速道路が開通して、渋滞さえなければ2時間で到着する。家内と「京都三大祭り」を順番に見ることにした。まず第一弾が7月の祇園祭である。
たまたまこの日、アメリカ、サンアントニオに駐在していた時のご近所さん家族が来日した。まずは京都国際ホテルに向かい、旧交を温めた。アメリカから帰国してしばらくして経済状況は激変し、我々のビジネスは一気にBRICsに移行したため、久々の再会となった。
記念撮影を終えて、彼らは東京に向かい、我々は以前から訪れてみたかった高山寺に向かう。川端康成の「古都」に描かれる美しい北山杉を眺めながら1時間弱、お目当てはもちろん「鳥獣戯画」である。鳥羽僧正の作と言われる「日本最古の漫画」である。平安時代の優雅な「遊び」を見ることができる。展示してあるのは複製で、現物は東京と京都の国立博物館が所蔵している。庭園の美しさも特筆に価する。
そして祇園祭を初めて見ることができた。八坂神社(祇園社)の祭礼であり、京都の夏の風物詩で、7月1日から1か月間にわたって行われる長い祭であるが、そのなかでも「宵山」(7月14日〜16日)、「山鉾巡行」(7月17日)、「神輿渡御」(7月17日)などがハイライトとなっている。7月10日に我々が見ることができたのは、この中でもほんの一部、「神輿洗い」と「お迎え提灯」だった。化粧をしてカラフルな着物を着た、かわいらしい女子の提灯行列が延々と続く。なお、川端康成の「古都」で、離れ離れになった双子の姉妹「千重子」と「苗子」が再開するのは祇園祭の宵山の夜、ここ八坂神社でのことだ。
平安時代から続くこの祭りは、2009年、ユネスコ政府間委員会により「京都祇園祭の山鉾行事」が、無形文化遺産に登録された。ちなみに諺で時機を逃して用をなさないことを「後の祭り」というが、これは祇園祭の大一番である山鉾巡行・神幸祭神輿渡御が終わり、この後の祇園祭がたいした行事がないことからこの諺が言われるようになったそうだ。
翌日のお目当ては天龍寺、本尊は釈迦如来、開基は足利尊氏、開山(初代住職)は夢窓疎石といわれる名刹である。足利将軍家と桓武天皇ゆかりの禅寺として壮大な規模と高い格式を誇り、京都五山の第一位とされてきた。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。写真を撮ることはできないが、どこへ行っても龍の眼に見つめている大広間が有名である。そして昼食はあらかじめ予約をしておいた篩月(しげつ)での精進料理である。風雅な建物を眺めながら、日本古来の文化を堪能した充実した2日間であった。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アメリカ、サンアントニオに駐在していたころのご近所さん家族と再会
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高山時の石水院
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お目当ての鳥獣戯画、何と言う楽しい傑作!
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イチオシ
一番好きな「相撲をとる蛙と兎」
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お目当ての鳥獣戯画(もちろん複製である)
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高山寺の中庭
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高山寺の中庭、日本の美意識の中枢である灯篭と池
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いよいよ「神輿洗い」の開幕、
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「神輿洗い」行列の松明
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「南座」の前を通過する神輿行列
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「南座」の前を通過する神輿行列
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八坂神社の夜景と稚児の行列
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かわいらしいアヒルの提灯行列
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白い着物に赤い帯の女子ばかりの提灯行列
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これまたかわいらしい提灯行列、着物が暑いだろうに…
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同上
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紫と青い着物をまとった女子の提灯行列
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青い着物をまとった女子の提灯行列
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白い着物に赤い帯の女子の提灯行列
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再びアヒルの提灯行列
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天龍寺の中庭
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天龍寺の「半夏生」(ドクダミ科)とある
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天龍寺のファサード
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天龍寺の近景
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天龍寺に近い篩月(しげつ)の精進料理
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