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念願だった厳冬期の登山、狙いは西穂独標。今シーズン必ず行こうと決めてました。西穂のHPを見て江口さんのガイドツアーに参加。安全を担保したい、またいろいろな技術を習得したく、申し込んだ次第でございます。<br />江口さんは気作な方で、いろいろ教えていただきましたし、本来のルートからはずれて見ることがないような場所へも連れて行っていただき、本当にお世話になりました。楽しい山行になりました。<br /><br />エグチマウンテンガイドサービス<br />http://www17.ocn.ne.jp/~eguch.mt/<br /><br />さて、今回の山行に向けいつも気になる天気予報・・・金曜日は雨で土曜日だけ晴れ?日曜日も曇り雨?意味不明な天気予報で、ドンテンマンの私には心配で心配でたまらないものでした。朝起きるとビュービュー風が吹いている、やっぱり天気悪いのかなぁ。。。しかーし、中央道にさしかかると南アルプス、宝剣岳綺麗に見えとるやん!ヨッシャー!一人車で吠える俺。。。しかーし、松本市内はミゾレ&amp;ドンテン。デタッ!!落胆しながら運転すること1時間。山ん中は晴れとるやん、意気揚々と平湯から新穂高へ向かいました。<br /><br />11:40ロープウェイ新穂高口で参加者の方々と集合、他の2名は京都から参加されてました。切符売り場前の重量計に一応ザックを載せてみた・・・17k!!ウソ、自分でもビックリ。後で思えばいらんものがたくさん入っていた、今後はもっと減量して臨もう。。。<br /><br />ロープウェイの到着駅の西穂口の展望台からは、笠ヶ岳と抜戸岳の素晴らしい景色、そしてその奥は白山が見える、南には焼岳と乗鞍が、振り返ると槍・穂高連峰が一望できる。ふんが〜スゲ〜、ぱしゃぱしゃシャッターを切りまくる。<br />時間切れとなり、登山開始である。しっかりとしたフラットフッティングでトレースを踏む。滑らないようにしっかりと体重を載せる。冬期は2mくらいの積雪があるので、木々が低く感じる。天気は快晴でるので、パタゴニアのR1だけで十分暑い。。。オーバーズボンのベンチレーションは全開である。<br />約2時間歩くと山荘に到着である。山荘もめっちゃ埋もれててびっくりした。<br />部屋へ入り、ザックに水とカメラ、三脚を装着し講習へ出かける。今度はアイゼンワークである。<br />みっちりアイゼンワークの講義を受ける。にゃるほどにゃるほど・・・西穂丸山まで出ると、横へトラバース、「西穂の裏側から奥穂、前穂が綺麗に見えるんで、そこへ行きましょう」誰も入ってないような場所へトラバースして進む。<br />トレースは1人につき、1つ。それぞれで歩かなければ練習にならないからね。このころだいぶ日の傾き、空が綺麗に色づいてきた。霞沢岳がほんのりピンクにそまる。ふんが〜綺麗だね〜、ぱしゃぱしゃぱしゃ・・・目盛りの残量は200枚。今日はこのへんにしたるわい。<br />我がパーティーが山荘に到着したのが6時。御飯は6時15分。ぎりぎりおいしい晩ご飯にありつけました・・・その後は皆さんとビールワインチューハイをいただきました。西穂山荘は綺麗な小屋で素晴らしかった。ここの西穂ラーメンは明日におあずけだね(おいしいと有名である)。<br />翌朝、テンキー!・・・東側は晴れていて御来光ゲット!しか〜し、西からは強風、空はドンテン。デタッ!! 朝ご飯を済ませ外へ。皆さん出発の用意をされてます。我々もアイゼン装着し出発。<br />山荘から稜線へ出ると、すごい風。これが冬山かぁ。でも大丈夫、ちゃんとアイゼン効いてる。丸山付近では風は少し弱まり、直登、ここがちょっとキツイ。稜線を右へ少しトラバース、そこから独標への岩場の始まり。よいしょよいしょ、あれ?もう独標?意外と岩場は短かったのである。少し物足りなさを感じるも、目標達成し,満足満足。カメラを取り出しぱしゃぱしゃぱしゃ途中またもや、ルートをはずれ、講習のはじまりです、硬い斜面の直登や降り方、雪洞の堀り方・・・<br />いろいろ教わり楽しい講習でした。この頃には天気は悪化。丸山付近の稜線へ戻るとすごい風、ビュービュー。風速20m!!<br /><br />これが冬山かぁ〜、飛ばされそうな強風の中、しっかりとしたアイゼンワークをベースに安全に下山。山荘に着くとお待たせしました西穂ラーメンとんこつ味です、おいしいですな〜。。。これ目当てで登る人もいるとか。。。山の中の楽しみっていろいろあっていいですね。<br />昼食をすませ、林道を下山します。アイゼンあったほうが楽だと思いましたが、今回は訓練の意味がありますから、アイゼンなしでした。<br />下山後は、温泉で一汗流して帰ります。お疲れ様でした。。。

厳冬期 西穂高独標

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2011/02/26 - 2011/02/27

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yasupiso

yasupisoさん

念願だった厳冬期の登山、狙いは西穂独標。今シーズン必ず行こうと決めてました。西穂のHPを見て江口さんのガイドツアーに参加。安全を担保したい、またいろいろな技術を習得したく、申し込んだ次第でございます。
江口さんは気作な方で、いろいろ教えていただきましたし、本来のルートからはずれて見ることがないような場所へも連れて行っていただき、本当にお世話になりました。楽しい山行になりました。

エグチマウンテンガイドサービス
http://www17.ocn.ne.jp/~eguch.mt/

さて、今回の山行に向けいつも気になる天気予報・・・金曜日は雨で土曜日だけ晴れ?日曜日も曇り雨?意味不明な天気予報で、ドンテンマンの私には心配で心配でたまらないものでした。朝起きるとビュービュー風が吹いている、やっぱり天気悪いのかなぁ。。。しかーし、中央道にさしかかると南アルプス、宝剣岳綺麗に見えとるやん!ヨッシャー!一人車で吠える俺。。。しかーし、松本市内はミゾレ&ドンテン。デタッ!!落胆しながら運転すること1時間。山ん中は晴れとるやん、意気揚々と平湯から新穂高へ向かいました。

11:40ロープウェイ新穂高口で参加者の方々と集合、他の2名は京都から参加されてました。切符売り場前の重量計に一応ザックを載せてみた・・・17k!!ウソ、自分でもビックリ。後で思えばいらんものがたくさん入っていた、今後はもっと減量して臨もう。。。

ロープウェイの到着駅の西穂口の展望台からは、笠ヶ岳と抜戸岳の素晴らしい景色、そしてその奥は白山が見える、南には焼岳と乗鞍が、振り返ると槍・穂高連峰が一望できる。ふんが〜スゲ〜、ぱしゃぱしゃシャッターを切りまくる。
時間切れとなり、登山開始である。しっかりとしたフラットフッティングでトレースを踏む。滑らないようにしっかりと体重を載せる。冬期は2mくらいの積雪があるので、木々が低く感じる。天気は快晴でるので、パタゴニアのR1だけで十分暑い。。。オーバーズボンのベンチレーションは全開である。
約2時間歩くと山荘に到着である。山荘もめっちゃ埋もれててびっくりした。
部屋へ入り、ザックに水とカメラ、三脚を装着し講習へ出かける。今度はアイゼンワークである。
みっちりアイゼンワークの講義を受ける。にゃるほどにゃるほど・・・西穂丸山まで出ると、横へトラバース、「西穂の裏側から奥穂、前穂が綺麗に見えるんで、そこへ行きましょう」誰も入ってないような場所へトラバースして進む。
トレースは1人につき、1つ。それぞれで歩かなければ練習にならないからね。このころだいぶ日の傾き、空が綺麗に色づいてきた。霞沢岳がほんのりピンクにそまる。ふんが〜綺麗だね〜、ぱしゃぱしゃぱしゃ・・・目盛りの残量は200枚。今日はこのへんにしたるわい。
我がパーティーが山荘に到着したのが6時。御飯は6時15分。ぎりぎりおいしい晩ご飯にありつけました・・・その後は皆さんとビールワインチューハイをいただきました。西穂山荘は綺麗な小屋で素晴らしかった。ここの西穂ラーメンは明日におあずけだね(おいしいと有名である)。
翌朝、テンキー!・・・東側は晴れていて御来光ゲット!しか〜し、西からは強風、空はドンテン。デタッ!! 朝ご飯を済ませ外へ。皆さん出発の用意をされてます。我々もアイゼン装着し出発。
山荘から稜線へ出ると、すごい風。これが冬山かぁ。でも大丈夫、ちゃんとアイゼン効いてる。丸山付近では風は少し弱まり、直登、ここがちょっとキツイ。稜線を右へ少しトラバース、そこから独標への岩場の始まり。よいしょよいしょ、あれ?もう独標?意外と岩場は短かったのである。少し物足りなさを感じるも、目標達成し,満足満足。カメラを取り出しぱしゃぱしゃぱしゃ途中またもや、ルートをはずれ、講習のはじまりです、硬い斜面の直登や降り方、雪洞の堀り方・・・
いろいろ教わり楽しい講習でした。この頃には天気は悪化。丸山付近の稜線へ戻るとすごい風、ビュービュー。風速20m!!

これが冬山かぁ〜、飛ばされそうな強風の中、しっかりとしたアイゼンワークをベースに安全に下山。山荘に着くとお待たせしました西穂ラーメンとんこつ味です、おいしいですな〜。。。これ目当てで登る人もいるとか。。。山の中の楽しみっていろいろあっていいですね。
昼食をすませ、林道を下山します。アイゼンあったほうが楽だと思いましたが、今回は訓練の意味がありますから、アイゼンなしでした。
下山後は、温泉で一汗流して帰ります。お疲れ様でした。。。

同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • 素晴らしい快晴です、早く上にあがりたい・・・

    素晴らしい快晴です、早く上にあがりたい・・・

  • ロープウェイから見る笠ヶ岳

    ロープウェイから見る笠ヶ岳

  • 笠ヶ岳と抜戸岳

    笠ヶ岳と抜戸岳

  • 林道から見る西穂、ここからスタートです

    林道から見る西穂、ここからスタートです

  • 歩きやすい林道をゆく、木々が低く感じます。

    歩きやすい林道をゆく、木々が低く感じます。

  • 西穂山荘は雪の中

    西穂山荘は雪の中

  • 稜線を行きます

    稜線を行きます

  • 丸山をすぎて東側へトラバースしていきます。

    丸山をすぎて東側へトラバースしていきます。

  • 西穂の裏側 絶景ポイント 奥穂&前穂もしっかり見える

    西穂の裏側 絶景ポイント 奥穂&前穂もしっかり見える

  • 明日も晴れておくれ〜

    明日も晴れておくれ〜

  • 翌日はドンテンマン

    翌日はドンテンマン

  • ドンテンマンマン

    ドンテンマンマン

  • 独標最後の登り、以外に楽勝でした

    独標最後の登り、以外に楽勝でした

  • 奥前穂

    奥前穂

  • しめくくりの西穂ラーメン とんこつ味。うみゃ〜!

    しめくくりの西穂ラーメン とんこつ味。うみゃ〜!

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この旅行記へのコメント (2)

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  • kuropisoさん 2011/03/03 00:27:14
    うぉ〜
    行かれたのですね!!

    私だったら、つるつる〜と消えてしまうでしょう。。
    あ、いや、ここまで到達できませんね。

    素晴らしいです!

    kuropiso

    yasupiso

    yasupisoさん からの返信 2011/03/04 10:58:24
    RE: うぉ〜
    kuropisoさん

    大丈夫です、今度行きましょう。常念よりしんどくないですから・・・
    天気さえよければ、朝から晩までカメラマンさんには、たまらん場所ですよ!

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