2011/02/25 - 2011/02/25
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まみさん
飛ぶ矢のごとくに時が過ぎた「世界らん展」。
2時間余りで足りないと毎回言っていたのに、またしてもイブニング券で午後3時すぎから会場入りし、やっぱり全然足らなかったと未練いっぱいで会場を後にしました。
だけど同時に、今年もらんづくしの妖しくも美しい世界をたっぷり味わえて満足して帰ったのもホントです。
「世界らん展」のハイライトともいえるオーキッド・ロード。
会場でその場を歩けば、壮大さと壮観さに圧倒されるけれど、それと反比例するように被写体にしづらかった記憶があります。
だけど、今回のらん展のオーキッド・ロードには、思いがけなく最初からハイテンション@
受賞作品を展示しているシンボルタワーまで、写真を撮りながらワクワク向かうことができました。
日本大賞は、去年2010年もそうでしたが、今年もものすごいボリュームのらんが選ばれました。
もちろん、受賞ポイントはボリュームだけではないと思いますが、白い巨大な鳥の羽根のごとく、花がきれいに咲きそろったところも見事でした。
いや、巨大な鳥というよりは、宝塚のトップスターがフィナーレで背負ってくる白いクジャクの羽根を連想したかも@
イブニング券で入場すると、閉場の午後5時半まで回れる時間は2時間余り。
毎度回り切れなかったコーナーが残ります。
そのため、今回は、去年回れなかった大使夫人のディスプレイは見逃さないようにしました。
また、假屋崎氏のディスプレイは、毎回ほぼ定位置の目立つところにあるので見逃すことなかったものの、華道家の作品というよりは華のデザイナーか設計士というディスプレイばかりで首をひねることが多かったのですが、今回のディスプレイはとても好みでした。
らんの模様のやや派手な打ち掛けと上品なテーブルウェアが、らんのブーケや切り花とマッチして、私にとって分かりやすい美しさでした。
<5回目の「世界らん展」の旅行記のシリーズ構成>
■(1)オーキッド・ロードとシンボルタワーの受賞ランと大使夫人のディスプレイ
□(2)ディスプレイ部門───和も洋もモダンも優劣つけがたし
□(3)私の知らない蘭との出会い&寄せ植え蘭に蘭グッズ
世界らん展公式サイト
http://www.jgpweb.com/
<これまでの世界らん展の旅行記>
2010の年度の4度目の世界らん展の写真のフォートラベル旅行記
「4度目の世界らん展は20周年記念(1)贅沢に蘭を使ったディスプレイ部門」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10430481/
「4度目の世界らん展は20周年記念(2)わたし的には撮りがいのあるフラワーデザインや美術工芸部門」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10430483/
「4度目の世界らん展は20周年記念(3)日本大賞とさくさく撮りまくった個別部門の蘭」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10430486/
2009年度の3度目の世界らん展の写真のフォートラベル旅行記
「初心に返って夢中!─世界らん展(1)心躍らせた蘭だらけのディスプレイ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10311540/
「初心に返って夢中!─世界らん展(2)心震えた蘭がテーマの美術工芸品」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10311542/
「初心に返って夢中!─世界らん展(3)心高鳴った乙女なフラワーデザイン」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10311543/
2008年度の2度目の世界らん展の写真のフォートラベル旅行記
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10221627/
「今年も世界らん展へ(2)やっぱり惹かれるフラワーアレンジメントと美術工芸品」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10221657/
「今年も世界らん展へ(3)今年は念入りに撮った、個別の花の出展作品」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10221828/
2007年にはじめて世界らん展に行ったときの写真のフォートラベル旅行記
「東京ドームの世界らん展(1)プロローグ:ランは英語でオーキッド@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130392/
「東京ドームの世界らん展(2)らん・らん・らんなディスプレイ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130620/
「東京ドームの世界らん展(3)ランづくしなディスプレイではあるけれど」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130627/
「東京ドームの世界らん展(4)フラワーアレンジメントと美術工芸品(完)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10130637/
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午後3時20分、開場入り
今回はイブニング券を公式サイトからネットで直接購入しました。
自宅でプリントアウトすれば手数料いらず。
イブニング券は当日券より500円割引の1,500円ですが、入場は午後3時からとなります。
去年もイブニング券で入ろうと午後3時少し前にやって来たら、チケット売り場は行列ができていたので、あらかじめネットで購入したわけですが、今回は午後3時10分頃に東京ドームに到着したとき、チケット売り場は空き空きでした。
10分の違いは大きいということでしょうか。
去年はチケットを買うのに並んだときの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/18348988/
関連の旅行記
「4度目の世界らん展は20周年記念(1)贅沢に蘭を使ったディスプレイ部門」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10430481/ -
上から眺めたオーキッド・ロードとシンボルタワー
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見上げるオーキッド・ロードの蘭のゲート
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すてきなデザイン@
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オーキッド・ロードのアーチをくぐる
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アーチを飾るオンシジューム
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ぜいたくにオンシジュームを背景に、オーキッド・ロードを彩るリカステ
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おすましランお嬢さまたち
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オーキッド・ロードのアーチのコチョウランの流れを前にして
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白の令嬢
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アーチの向こうにシンボルタワー
日本大賞受賞作品が見えています。
離れたところから眺めていてすら、そのボリュームに圧倒されそうでした。 -
壮大なランのグラデーション・アーチを振り返って・その1
これは閉場間際、通る人がいなくなった瞬間を狙って撮影できました。 -
壮大なランのグラデーション・アーチを振り返って・その2
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ランの惑星のような日本大賞、セロジネ・クリスタータ・ホロレウカ“ピュア・ホワイト”
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キュートなオレンジのリンコレリオカトレア・ミカワ・クレパス“ユキウキ”
トロフィー賞です。
ランの品種名は難しいです。
これはカトレアの仲間なんですね。 -
山のようなボリュームの優秀賞のカトレア・メロディ・フェア“サチ”
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ヨコから眺めたところ
ボリュームのすごさが分かるでしょうか。 -
シックな緑のシンビジウム・ゴエリンギ“光宮(コウキュウ)”
奨励賞です。 -
ライトに照らされて妖しく光る
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ミカン色のリンカトレアンセ・モーニングコール“フルムーン”
これもカトレアの仲間なのでしょう。
トロフィー賞です。 -
えっ、これもラン!?
トロフィー賞のメディオカルカ・バーステージ“キヨコ”。 -
チロリアンランプみたいなキヨコさん
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おちょぼ口が愛らしい、私のお気に入りのパフィオペディラム
奨励賞のパフィオペディラム・サンダークラウト“ファーストサープライズ”です。 -
サザエさんのような3枚の花びらが素敵なリカステ
トロフィー賞のリカステ・チタ・インパルス“ユミ”です。 -
駐日大使夫人のおもてなしのテーブル・ディスプレイより、カザフスタン共和国の大使夫人の作品
まずは全体。 -
民族楽器の弦楽器を弾く少女の像と
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ランに捧げる音楽を聴かせて
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青い花瓶に黄色やオレンジのランが映える
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モロッコ王国駐日大使夫人のディスプレイ
大使は日本人でした。
アルール唱子さんという方だそうです。 -
おもてなしにはネコちゃんがつきもの!?
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紋章入りのナプキンの向こうに
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モロッコ〜な伝統工芸の中に鎮座するラン
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今度はロシア駐日大使夫人のディスプレイ
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目を引くのは美しい陶器
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チャイはいかが?
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ロシアらしい伝統工芸の絵付けのナプキン留めと、手作りのジャムかな
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やっぱり見逃せないマトリョーシュカ@
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動物が活躍するジンバブエ共和国の駐日大使夫人のディスプレイ
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白いランの前で様子をうかがう
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あはーん、うふーん@
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派手なディスプレイがある───と思ったら
恒例の假屋崎氏のディスプレイでした。
バックに使われているピンクの棒のような素材に見覚えがあります。 -
あたまでっかちのパフィオペディラムの妖精たち
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らん柄の打ち掛けで華やかに
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オンシジュームが美しく舞う
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テーブルウェアを引き立てる
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流れるようなランの打ち掛けと
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花嫁に似合いそうなランのブーケ
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艶やかなピンクでまとめたハートのブーケ
ブーケかな?
「5回目でも飽きない「世界らん展」2011(2)ディスプレイ部門───和も洋もモダンも優劣つけがたし」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10549530
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この旅行記へのコメント (4)
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- tsunetaさん 2011/03/05 12:58:31
- 恐れ入ります!
- まみさん! こんにちわ。 世界らん展に5回も行かれているとは恐れ入ります。
このらん展はNHKの番組でも開会前に紹介されていましたので当方も一度行ってみたいと思っていました。
しかしながら、会議とか出張があり行けませんでした。
このまみさんの旅行記でいかに素晴らしい展覧会かがわかります。
まみさんが毎年行かれているのもわかるような気がします。
このような展覧会で2時間くらいではもったいないですね。
ディスプレー賞はさすがですね。
このようなものを一枚一枚写真撮影していると2時間でも大変疲れたでしょうね。
旅行記で今回のらん展を堪能することにします。
ありがとうございました。
tsuneta
- まみさん からの返信 2011/03/06 03:12:35
- RE: 恐れ入ります!
- tsunetaさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ええ、ほんと二時間ではもったいなかったです。
なぜか行く前はテンションがさほどあがらなかったんですよね。
でもやっぱりすばらしいと思いました。いつも前の年よりもグレードアップしている気がします。
私はこの世界らん展はフォートラベルで知ったんです。
NHKで紹介しているらしいことは知っていましたが、見逃して残念!
私は混雑を恐れて平日に出かけているのですが、もしかしたら週末たとえ混雑していても、1日ゆっくりいられる方がいいのかもしれないですね。ジレンマ。
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- いっちゃんさん 2011/03/03 11:12:51
- まみさんのらん展に対する思いが伝わってきます
- まみさん こんにちは
5回目の世界らん展(1)見させていただきました。
旅行記に まみさんの世界らん展に対する入れ込みよう 思いが伝わってきます。
見方・コメント・写真の捉え方 総べてベストですね。
花の撮り方参考になります。
これからゆっくり(2)以降を見せていただきます。
そうそう 今日まみさんが 私の旅行記を訪問いただいたのが100回目でした 本当にありがとうございました これからも宜しくお願い致します。
いっちゃん
- まみさん からの返信 2011/03/03 19:02:18
- RE: まみさんのらん展に対する思いが伝わってきます
- いっちゃん、こんにちは。コメントありがとうございます。
丁寧に見ていただいてありがとうございます。
おほめの言葉、嬉しいです〜。照れくさいくらい。
私は旅行記を分けて作成することが多いのですが、構成を考えるのも楽しい作業です@
続きもぜひ見ていただけると嬉しいです。
> そうそう 今日まみさんが 私の旅行記を訪問いただいたのが100回目でした 本当にありがとうございました これからも宜しくお願い致します。
おお、それはなんときりがよい数字でしょう。
私からは何回訪問したか見えませんものネ。
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