2011/02/19 - 2011/02/19
5600位(同エリア7755件中)
まささん
ボーイング747、通称ジャンボジェットは1970年の導入以来JALでは100機以上様々なバージョンが導入され、
JALのフラッグシップ機材として国内外で活躍してきましたが、
経営再建の一環で3月1日で完全に退役することが決定。
国内線専用機として導入されたB747-400Dの退役フライトツアーが2月19〜20日の2日間の日程で催行され、
国際線用機材より一足早くこのツアーで国内線用-400Dのラストフライトを迎えました。
自分の中で飛行機といってまず思い浮かぶのがジャンボ、それも日本航空のジャンボがまず思い浮かびます。
子供の頃に見たテレビドラマ・スチュワーデス物語で見た日航ジャンボが格好よく、
鶴のマークの日航ジャンボに乗って外国に行くのは夢で憧れの存在でした。
飛行機ファンとなった原点は日本航空のジャンボだと思います。
そんなジャンボとの別れを惜しむため日程や価格も手頃で往年の国内最長路線の札幌〜沖縄のリバイバルフライトも行うことが決め手となりこのツアーに職場のヒコーキ仲間3人で参加してきました。
-
出発案内
正式な便名である4903便で表示されていました。 -
ツアー参加者はお土産を買ったり食事をしたりと思い思いに過ごしていました、
今回も家の人にはナイショなのでお土産は買って帰れませんが、
せめてワタクシも北海道の味覚を堪能するとしましょう。 -
まだ開いているお店は少なくあまりお店を選ぶ余地がありませんでしたが、
こちらの郷土料理のお店がやっていました。 -
メニューを見ると一番量的に手頃で色々味わえるので朝から晩酌セットを頼みました。
ビールとセットで\1500とお値打ち感があります。 -
北海道の味覚を堪能し再びセキュリティエリアの中へ。
-
出発案内
こちらは2703便と表示されています。 -
ゲートに向かう途中サクララウンジに立ち寄りました。
-
サクララウンジは混みあっていました、結構ツアー参加者の利用も多く、
今回のツアーはJGC会員の参加者も多いようです。 -
混んでいるのでビールを1杯だけ頂いて退散しました。
ビールはサッポロクラシックです。 -
ゲートに到着すると既にたくさんの人が集まっていました。
-
那覇までも当然ながらJA8084です。
-
通路には歴代の日本航空のジャンボの写真が展示されていました。
-
ゲートで航路の説明などがあったのですが、あまりにも人が多く諦めました。
-
搭乗が始まりました、16番ゲートからの搭乗です。
-
ゲートの案内表示
JAL2703便という便名は定期便で運航していた頃の便名ですね、
4桁化以前は900番台の便名でワタクシが持っている10年前の時刻表を見ると939便でした。 -
もう一つのモニターにはジャンボの画像が表示されていました。
-
ゲートのカウンターの上にはジャンボの模型も。
-
それでは搭乗しましょう!
-
ボーディングブリッジでは横断幕を持った社員がお見送り。
-
この便をもって札幌発のジャンボは終了です。
-
-
飛行機へと向かいましょう。
-
札幌からはクルーが入れ替わり、往年の制服を着たキャビンアテンダントがお出迎えです。
-
ギャレーにはジャンボの写真が飾ってありました。
-
搭乗の際に配布された資料
本日の飛行ルートの詳細や札幌〜沖縄線開設の際の新聞広告のコピーなど。 -
放水車による放水を受けながら新千歳空港16番スポットを11:42に出発。
-
多くの社員に見送られて出発です。
ジャンボを愛する社員の皆さんの思いに目頭が熱くなる思いでした。 -
新千歳空港19R滑走路から11:54に那覇に向けてTakeOff!!
画像は青森付近の上空です。
出発時の札幌の気温は0℃、那覇は19℃とのことでその差は19℃もあります。 -
歴代の制服を着たキャビンアテンダントが出演する、キャビンアテンダント制作のビデオも上映されました。
-
機内での乾杯のためにシャンパンを配るキャビンアテンダント。
-
シャンパンがふるまわれました。
-
乾杯!
-
乾杯!
カップの底にはJALロゴがさりげなく入っています。 -
飲み物とクルーのサインが入ったカードが配られました。
-
機内での昼食としてジャンボ海老天重が搭乗時座席に置いてありました。
-
飲み物はスカイタイムを頂きました。
飲み物を頂いたのでジャンボ海老天重を食べましょう。 -
海苔にはJALのジャンボがプリントされていていつ食べようか悩んでしまいます。
-
フライトマップを見ると能登半島付近を飛行していました。
当初は洋上を飛ぶ飛行ルートを予定していたそうですが、
せっかく最長ルートを飛ぶのに見えるのが海だけではつまらないだろうということで、
能登半島付近から内陸に入るコースにしたとのことだったのですが、
あいにく内陸に入ると殆ど雲しか見えませんでした。 -
能登半島上空
-
機内でのイベントの一環でエマージェンシーデモンストレーションの実演も披露されました。
-
ワイドボディー機では実演を見る機会は滅多になく、しかも歴代の制服着用とあってレアな体験でした。
-
続いて歴代の制服を着たキャビンアテンダントによる制服ファッションショーが行われました。
-
制服ファッションショーは大好評でした。
-
こちらは初代制服です。
-
二代目制服
-
四代目制服
-
五代目制服
-
六代目制服
-
七代目制服
-
-
-
-
宮津付近上空を飛行中のフライトマップ
-
五代目制服
紀比呂子主演のアテンションプリーズの時代の制服、
ジャンボ導入時はこの制服でした。
ミニスカートがキュートですね。 -
(左)七代目、(中央)六代目、(右)三代目?
B747-400導入時は七代目の制服でした、
個人的には六代目と七代目が懐かしく感じます。 -
六代目制服
スチュワーデス物語で堀ちえみが着ていた制服です、
JALといったらやっぱりこの制服ですね! -
飛行時間が長いのでアッパーデッキも見に行きました。
-
アッパーデッキでのサービス風景
-
アッパーデッキへの階段
-
R3ドアから主翼を撮影
-
機番をアップで撮影
-
ラバトリー
-
フライト後半の機内の様子
-
自席からの機窓の眺め
後半はほとんど雲しか見えませんでした。
飛行機は那覇空港へはILSアプローチで滑走路36に15:08に着陸、
沖止めの61番スポットに15:17に到着しました。 -
ランプでの撮影会が実施されるため降機は数回に分けて行われました、
降機に時間がかかるので機内では社員による三線の演奏がありました。
曲目は安里屋ユンタとオジー自慢のオリオンビールでした。 -
那覇空港はボーディングブリッジではなく、オープンスポットでタラップを使っての降機でした。
短い時間ではありますが飛行機を降りたあと自由に機体を撮影する時間が設けられました。 -
JALのロゴの下L2ドアの脇に「41年ぶんのありがとうをジャンボに乗せて」と書かれていました。
-
ジャンボの機種を撮影
こうして間近で見上げるとやっぱりデカイ! -
ジャンボのエンジンと「ありがとうジャンボ」の横断幕
-
国内線用の-400Dはウイングレットがないのが特徴で世界でも日本だけのレアなジャンボです。
-
翼の下から機番を撮影
-
メインギア
-
太陽のアーク
-
さっきまでこの辺りに座ってました。
-
あっという間に撮影タイムが終了し、スタッフに見送られランプバスでターミナルへ。
中央で手を振っている方はJAL沖縄支店長です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
那覇(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
75