2011/02/20 - 2011/02/20
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はなかみno王子さん
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【賤ヶ岳古戦場】(しずがだけこせんじょう)
天正11年(1583)、信長亡き後の権力奪取を狙う羽柴秀吉が、織田家臣団筆頭の柴田勝家を琵琶湖北端にある賎ヶ岳附近で破った戦の跡。
敗れた勝家は福井の北ノ庄城に逃れ、篭城戦に破れた勝家は、三人の娘(茶茶、初、お江)を城から出し、夫人のお市の方ともども自刃した。勝家六十二歳、お市三十六歳、一年間の縁であった。
==「旅こころ」HPより抜粋===
PS:Wikipediaによると勝家の生年は定かでないようです。1522-1527年のいくつかの説があり、いづれにしても還暦が近かったのです。
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そんな悲しい人間たちの歴史を残す賤ヶ岳。。冬場初挑戦です。
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12月〜3月の冬場は賤ヶ岳リフトが運休していますのでこの日は余呉湖側、国民宿舎横手の登山道から登りはじめました。「飯浦越」という山越え道で戦にも使われたそうです。
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いきなり深く積もった雪道。。。この日一日で出会った登山者はたった4人でした。
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小一時間、雑木林の雪道を登ると・・木々の隙間からこんな景色が少しずつ見え始めます。北側の余呉湖。。。
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そして反対の南側は琵琶湖。左上に小さく竹生島もぽつんとかわいく浮かんで見えます。
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山頂は、賤ヶ岳古戦場。雪の量はスキー場並。
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余呉湖一望。湖ではワカサギ釣りでたいへん賑わってましたがここは静寂の別世界。
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遠くの連山も美しい。。もちろん、余呉の街に積もった白い雪も。。
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浅井の方角。。
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七本槍の兵士さん。お疲れのご様子。
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トレッキングコース沿いに余呉駅へ向かいます。トイレの前から余呉湖を望みます。ここからの眺めは更にいいです。
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こんな道です。積雪は約1メートル。丈長の長靴を西浅井のホームセンターで前日に購入して履いていきましたが、雁木やスノーシューが欲しかったです。雪にはまると腿までいきます・・・
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看板はあるものの・・
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雪で覆われて良くわかりませんでした。次回雪が溶けてからの楽しみということで。。
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登り始めて約3時間。余呉湖まで降りてきました。。結構雪深くて修行の甲斐がありました。
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大満足で国民宿舎まで湖岸の道路を歩いて帰ります。対岸の集落。。
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帰りはまたまた小浜経由で神戸へ、、途中、若狭和田の日帰り温泉「わたつみの湯」に浸かってほっこり。。。
最近このパターン多いです。。(おわり)
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この旅行記へのコメント (10)
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- ゆうこママさん 2011/03/06 19:52:25
- 賤ヶ岳からの竹生島
- 賤ヶ岳から望むとこんなふうに見えるのですね。
私の知っている竹生島とは全く異なる姿に驚かされます。
- はなかみno王子さん からの返信 2011/03/06 21:59:49
- RE: 賤ヶ岳からの竹生島
- > 賤ヶ岳から望むとこんなふうに見えるのですね。
> 私の知っている竹生島とは全く異なる姿に驚かされます。
戦国の武将たちは、此処から竹生島を眺めて何を想い
巡らしていたのでしょうか?
恐らく、この可愛らしい島の姿は昔から変らないんでしょう〜。
王子。
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- kuritchiさん 2011/03/02 16:28:00
- 賎ヶ岳。。。
- 王子さま、こんにちは^^
王子さまがこの旅行記を登録された26日に、私は賎ヶ岳の琵琶湖の反対側の湖西線を通って、北陸に出向きました。
琵琶湖の景色はいつもながら美しく、撮ろうと思った数少ない電線が入らないシャッターチャンスの時には、私の席に丁度車内販売のワゴンが通りかかり、珈琲の誘惑に負けて撮りそびれた頃でもありました…。
周りの山々は雪化粧がしっかり残り、ほぉーと見とれていました。
福井今庄の辺りも雪が残り、サンダーバードの車内から雪国の景色を堪能していました。
が、実家に戻ってみると…、あれほどあった雪が街中では、見当たりません!
やっぱり、雪かきがしんどい!と口説きながらも、北国の冬には雪がつきものですね(^^
しっとりとした、賎ヶ岳の雪の風景…、いいですね〜
そして、眼下に広がる余呉湖と竹生島…。
この雪景色が美しく、儚かったお市の方の運命と相まって、その美しさをましていますね…。
お市の方、さすがは信長の妹君でいらっしゃる…。歳の随分違う柴田勝家(浅井長政は色白でハンサム?に反して、柴田勝家は色黒でハンサムとは言い難い?)と今度は自刃された。それともそれ程『サル』(羽柴秀吉)が嫌いだった?!
そんなもの思いに耽りながら、賎ヶ岳の雪を眺めておりました…。
kuritchi
- はなかみno王子さん からの返信 2011/03/02 22:49:06
- RE: 賎ヶ岳。。。
- kuritchiさま
> 王子さまがこの旅行記を登録された26日に、私は賎ヶ岳の琵琶湖の反対側の湖西線を通って、北陸に出向きました。
すばらしい親孝行なさってますね。ご苦労様です〜。
> 琵琶湖の景色はいつもながら美しく、撮ろうと思った数少ない電線が入らないシャッターチャンスの時には、私の席に丁度車内販売のワゴンが通りかかり、珈琲の誘惑に負けて撮りそびれた頃でもありました…。
塩津あたりでしょうか・・北琵琶湖ステキな眺めですね。。
> 周りの山々は雪化粧がしっかり残り、ほぉーと見とれていました。
> が、実家に戻ってみると…、あれほどあった雪が街中では、見当たりません!
> やっぱり、雪かきがしんどい!と口説きながらも、北国の冬には雪がつきものですね(^^
冬、雪はあるところに無いと不安かな?
自然って地震や大雪など怖さもありますが、有難いですね。。
> しっとりとした、賎ヶ岳の雪の風景…、いいですね〜
> そして、眼下に広がる余呉湖と竹生島…。
> この雪景色が美しく、儚かったお市の方の運命と相まって、その美しさをましていますね…。
> お市の方、さすがは信長の妹君でいらっしゃる…。歳の随分違う柴田勝家(浅井長政は色白でハンサム?に反して、柴田勝家は色黒でハンサムとは言い難い?)と今度は自刃された。それともそれ程『サル』(羽柴秀吉)が嫌いだった?!
> そんなもの思いに耽りながら、賎ヶ岳の雪を眺めておりました…。
ありがとうございます。今週末の大河ドラマも楽しみにしております。。
また涙かな〜
涙no王子。
> kuritchi
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- ツーリスト今中さん 2011/02/27 08:38:31
- 古戦場
- 琵琶湖に初めて行った時に上がった(リフトで)古戦場
1人佇む?休む?兵士の像を見て
甲冑姿でこの道を登り戦ったのはさぞかし大変だっただろうと思ったのでした
雪道を長靴で埋まりながら歩いた王子さまもさぞかし大変だったことでしょう
ゴム長は信長には勝ったけれど!?!??!
昨日スノーシューで硬い雪で埋まりもしないで歩いたけれど何となく筋肉痛の今中、情けなや、、、
春浅き古戦場、古に思いを馳せながらの雪景色は最高の気分だっただろうなぁと思いながら拝見しました
戦国の世でもこの景観は変わらなかったのでしょう
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- bettyさん 2011/02/26 20:01:29
- お市さまの覚悟
- 王子さま、こんばんは〜
とても興味のある山である賤ヶ岳!
しかし、健脚でない私はいつ登れることやら・・・
でも、暖かくなるとリフトも動くようになるはずなので
ズルして行こうかな^^;
信長の死後、後継者争いの犠牲になったお市さまの覚悟は
今の女性には有り得ない!
勝家と結婚したことも凄いと思いましたが、北庄落城のとき、
勝家はお市さまには城から出ることすすめたにもかかわらず、
「去る秋の終わり、岐阜よりまいり、斯くみえぬる事も前世の宿業、
今更、驚くべきに非ず、ここを出て去らん事、思いもよらず候」
と言い、城か出ることを拒否したという。
そして、自刃したなんて考えられない!
北庄城跡にも行ってみたいけど、美しい余呉湖が見える
賤ヶ岳へぜひ登りたいと思います♪
betty
- はなかみno王子さん からの返信 2011/02/27 07:59:55
- RE: お市さまの覚悟
- bettyさま
> とても興味のある山である賤ヶ岳!
> しかし、健脚でない私はいつ登れることやら・・・
> でも、暖かくなるとリフトも動くようになるはずなので
> ズルして行こうかな^^;
> そして、自刃したなんて考えられない!
NHK、今晩辺りですかね。勝家とお市さまのシーン。。
> 北庄城跡にも行ってみたいけど、美しい余呉湖が見える
> 賤ヶ岳へぜひ登りたいと思います♪
昨年、4/18日に余呉湖訪れています。
湖畔の桜と菜の花、綺麗でしたよ。王子もこの時期行こうと思ってます。
メンバー募っていかがですか?健脚でなくても大丈夫です。
http://4travel.jp/traveler/prince_of_hanakami/album/10451635/
- bettyさん からの返信 2011/02/27 08:21:30
- RE: RE: お市さまの覚悟
- > NHK、今晩辺りですかね。勝家とお市さまのシーン。。
必ず見ます!
> 湖畔の桜と菜の花、綺麗でしたよ。王子もこの時期行こうと思ってます。
> メンバー募っていかがですか?健脚でなくても大丈夫です。
そうですね!
日にちさえ都合よければメンバーに入れていただきたいと思います♪
betty
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- poemyさん 2011/02/26 15:58:46
- 七本槍の兵士…
- 王子さま、こんにちは。
雪山歩かれたのですね…雪の余呉湖の一望、いいですね〜。
ひとりで雪山を歩かれる人って、とても精神力の強さを感じてしまう小心者の私ですが、そこに行かなければ見えない世界って、すばらしいですね。
で、その素晴らしい景色とは別に、気になったこの兵士…戦いに敗れた兵士かと思いきや、七本槍の兵士って勝った方の兵士なのですね。
ここにあったのはこの像だけなのでしょうか…
大変な戦いだった事を表しているのか…作者は何を物語りたかったのでしょうね。。。
poemy
- はなかみno王子さん からの返信 2011/02/27 07:38:27
- RE: 七本槍の兵士…
- poemyさま
おはようございます。
> 雪山歩かれたのですね…雪の余呉湖の一望、いいですね〜。
冠雪の山々は感動モノでした。
> で、その素晴らしい景色とは別に、気になったこの兵士…戦いに敗れた兵士かと思いきや、七本槍の兵士って勝った方の兵士なのですね。
> ここにあったのはこの像だけなのでしょうか…
古戦場で見つけたのはこの像ひとつだけでした。恐らく近江出身の
片桐且元(かたぎりかつもと)ではないでしょうか・・
片桐のことは長浜市浅井にある「五先賢の館」で詳しく
解説されています。茶人「小堀遠州」も五先賢の一人です。
ここは小谷城にも近いのでオススメです。
王子
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