2010年年忘れ台湾旅行（その３）　～礁渓まで少し遠出～

2010/12/31 - 2010/12/31

前日、市内観光をしたので、今日は少し遠くに出かけようと、出発前から新竹に行こうか、礁渓の温泉に行こうか迷っていましたが、礁渓に決定。
温泉に行きたかったというのがありますが、温泉がある以外は何も情報がありませんでした。何度も書きますが、いつものことです。
今回は、初めて高速バスに乗りました。こうやって、ローカルな交通機関を制覇していきます。次の目標は新幹線。

エリア 礁渓温泉(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 株式会社IACEトラベル

３日目の朝。
ホテルの部屋からの新光三越です。

お約束の台北101。
大晦日の朝なので、もうカウントダウンの花火が仕込まれているのかなどと考えながら、眺めます。

ホテルで朝食を済ませ、礁渓を目指して、ひとまず台北駅に。
実は、どうやって行けばよいのか、よくわかっていませんでした。駅の観光案内所で、どの電車に乗るか教えてもらい、自販機で切符の購入に挑戦です。自販機の前で悪戦苦闘していると、隣で何やらぶつぶつ言っている男の人がいて、変な人がいるなと思っていると、実は、この人、切符の買い方を教えてくれていたのです。やっぱり、台湾の人は親切でした。しかし、適当な時間の電車がなかったので電車をあきらめます。

電車をあきらめ、バスで行けないかと、バスターミナルに移動します。
バスターミナルは、とても広くてきれいな建物で、少々びっくりしました。

切符の買い方もわかりませんでしたが、なんとか10:55のバスの切符を買うことができました。

バスの中は、３列シートで座席も広く、快適に移動できます。
バスターミナルの新東陽で買ったお茶とお菓子を食べながら、バスの旅を楽しみます。

高速に入る前に、市内で何ヶ所かの停留所に止まります。
すると、昨日、歩道から見たのと同じ光景が見えてきました。

営業所兼バス停といった感じの所に停車し、たくさんの人が乗り込んできました。

高速に入ると、車の流れも順調になり、しばらくは景色を眺めていましたが、昨日までの疲れが出たのか、意識を失ってしまいました。
トンネルを抜けたあたりで目が覚めると、まったく台北とは違う景色が目に入りました。かなり明るい印象です。ありきたりの表現ですが、南国っぽい感じ。

バスを降りて、温泉街をさまよいます。「礁渓に行けば、温泉に入ることができる」との考えが甘いと気づきました。そうです。どこに温泉があるのか調べていませんでした。何とかなるとと思いながら歩いているていると、人は全く歩いていないのですが、何となく熱海に雰囲気が似ているなと感じました。
さまよっていると、犬がやってきて、道路の真ん中に座り込みました。

この犬は完全に寝てしまいました。
大丈夫なのかと思って見ていると、車がやって来きましたが、車が犬を避けて走り去りました。だから、犬は、安全だと思っているのでしょう。

見つけました「温泉公園」。公園があることは調べましたが、地図を印刷するのを忘れていました。でも、たどり着くことができたので良しとしましょう。

案内所があったので中に入ります。地域の温泉の案内がされているようです。親切な受付の女性が、たくさんのパンフレットをたくさんもらいましたが、一番欲しいものがありませんでした。そうです。公園周辺の地図です。

ひとまず公園の中を歩いてみます。すると、足湯がありました。地元の人が多く、意外と混んでいます。空いている場所を見つけ、入ってみますが、とても熱いです。すぐに足は真っ赤になりました。
地元の人は、弁当なんかを食べながら入っています。熱くないのかなと思って見ていると、やっぱり足は真っ赤でした。

こんな感じで立派な屋根もあり、ベンチでもたくさんの人がくつろいでいます。

奥に進むと、温泉施設がありました。
しかし、水着と帽子がないと入場できません。事前に調べていた情報では水着も帽子も必要ないと書いてあったはずですが、単なる思い込みだったのでしょうか？
仕方ないので、あきらめて外へ出ます。

あの犬は、まだ同じ場所にいました。ずいぶん時間が経っているのですが。横断歩道の居心地が、相当良いのでしょう。

さまよっているうちに、昼もかなり過ぎて、いい加減何とかしないとと焦り始めました。
この看板を見て、覚悟を決めて入ってみます。貸切風呂のようで、料金を払い、タオルとシャンプー、ホディソープをもらい、浴室に案内してもらいます。料金は忘れましたが、安かったという記憶があります。

ドアを開けると、脱衣場はなく、いきなり岩風呂が目に飛び込んできます。脱いだ服は、棚に入れます。浴室は、それなりに広いので、服や靴が濡れることはありませんが、やはり少し違和感があります。
お湯は源泉と思われます。とても熱く、水を一緒に入れないと入れません。

温泉には１時間ほど入っていました。風呂の外には、きれいな庭がありました。
ここは、お客さんが入れ替わるたびにお湯を抜いて掃除をするので清潔です。料金も安いし、予想以上に満足でした。

ちょっと笑ってしまう看板でした。

看板の横には犬がいました。
まったく緊張感がありません。

そして犬。
こいつは、今にも噛みつきそうな感じですが、日陰でじっとしていました。

写真ではわかりませんが、川から湯気が上がっています。さすが温泉街。

帰りは電車に乗ることにし、駅まで歩きます。途中、土産物屋さんに寄って、牛舌餅などを買いました。
次の目的地の基隆までの切符を筆談で買い、電車の到着まで少し時間があったので、駅前のセブンイレブンへ。

セブンイレブンでは、弁当とビールを買い、ビールは駅のホームで飲み、弁当は電車の中で食べました。
新国民弁当55元。なぜか、これだけ値段を覚えています。おいしかったです。

ローカルな電車で礁渓を後にします。

この旅行記へのコメント （1）

• Toshさん 2011/03/08 13:26:04

  宜蘭の温泉

  ボディさん
  
  いいですねえ。
  
  自分は冷泉しかいっていないのですが、今度行ったらここのお風呂に入りたいです。